【なんだか気分が落ちた訳…】
nann
なんか昨日から気分がすごく落ちている・・・
理由は多分「ニルヴァーナのプロセスと
テクニック」というダンテス・ダイジ（DJ師）さんが
書いた本を読んだことだと思う。
故DJ師さんの事は裏宇宙からの遺言さんのブログで初めて知りました。
（故エンライトさんの、ハートに基づいて生きること。
それが万人向けの方法かもしれません。というメッセージも心に響きます。）
なんでも「ニルプロ」（通の間ではそう呼ぶらしい・・・）は
麻原彰晃がインスパイアされオウム真理教を
立ち上げた！などとも言われている曰く付きの書みたい。。。
（by苫米地英人博士）
で、読んでみた感想はというと
「素晴らしい!!!」の一言💓
その内容はというと・・・・
（本文より一部引用）
「本書は瞑想行法書であり、大きく分けて四つの章
（マントラ禅、丹田禅、クンダリーニー・ヨーガ、只管打坐）に
構成されています。
大筋としては、マントラ禅と丹田禅が、
この地上での生き方に、クンダリニー・ヨーガにおいては
事実上の肉体死を経過し、復活して死の悟りを
只管打坐は、生きたまま・生死を超えた、生の悟りを
それぞれ原著者の実体験と方法論として紹介しているものです。
現在、残っている伝統的な禅なり、ヨーガなり、その殆どが
形骸化されていることを考えるに、本書は、禅とヨーガの
両者とも行法上の秘伝中の秘伝を明かしている点、
稀有なる書であると思われます。。。」
◆でね、個人的にはクンダリニー・ヨーガの行に
非常に興味を持ちました💓その行法について詳しくは
本文に譲りますが、こんな風に書いてあれば
瞑想に興味がある者にとって
興味がそそられないはずはありません・・・
（以下本文から一部引用）
「本当に”死”がわかった人にとっては、”愛”と
”至福”の秘密がわかる。”死”とは”個別性”に
向かって、花開くことなのである。
その時、あなたは知るであろう、あなたがすべての
すべてであることを。私とあなた、そしてそれ以外の
すべてのもの、それは物質といわず、精神といわず、
或いはあらゆる意識現象といわず、あらゆる自然現象といわず、
すべてのものが”私”の中にあることを自覚するからである。
目覚めるからである。
それは、おおよそ霊的体験とか神秘体験といった
ものではない。それは本当に、現実に唯一存在する自分自身、
無限にして永遠なる自己自身に目覚めることなのである。
（中略）
それに気づくことが、クンダリニー・ヨーガのゴールである。
やったぜ、ベイビー!!!!これが死の世界の答えである」
◆どうかしら？とても、とても興味深いでしょ！
しかも本文にはその具体的なヨーガのやり方が詳細に
紹介されているではないか
でも敬愛なる瞑想研究家の友人に言わせれば
クンダリニー・ヨーガはきちんとした先生について
行を行わないと危険みたいでして・・・
本文にもこんな行があるのでそれもそのはず・・・
（以下一部引用）
「クンダリニー・ヨーガにおけるニルヴァーナは、
肉体の機能停止から始まる。続いて、根源的な意識は、
頭部から肉体の外へ離脱してゆく。
これは、心霊学で言われている幽体離脱なぞという
子供だましとは、全く違ったことである。
クンダリニー・ヨーガにおいてサハスララ・チャクラに
集結した人体内のあらゆるレベルのエネルギーは、
ブラフマ・ランドラを通って、肉体の外に出るわけだから、
肉体は、呼吸停止、心拍停止、脳は停止を起こす。
つまり、肉体は事実上死ぬのである・・・」
◆あはは～これって本格的な死の行なのね・・・
まあ、書いてあるとおり、見よう見真似でやった所で
特にそんなに大きな変化が起こるなんて全く思ってないので
ちょっとやってみようと思っていますが・・・
（で、頭がおかしくなったら、ほ～ら、言わんこっちゃない！と、
笑いのネタにでもして貰えれば良いかな・・・笑）
まあ、それはともかくとして・・・
なぜ、この「ニルプロ」を読んで気分が落ちたのか？
についてですが、それはDJ師がこんな風に書いてるから
（本文より一部引用）
「人間は絶対的に救われない、人間のみでない、
一切万物は絶対的に救われないのだ」という想念が、
私の中に浮かび上がってきた。
それは、胸が突き破れるような悲しみだった。
（中略）
私の中に閉じ込められていたすべての思いが爆発した。
こんな悲しみは、私のそれまでの人生で初めてのことだった。
私は気が狂ったように泣いた。涙は後から後から、
止めもなく溢れ出してきた。
その絶対的と言っていい苦痛と悲しみの中に、
それは開けたのだ。それは、突然開けた。
私と世界を含む万物万象は、決定的に絶望しきっている。
その時、万物万象を包む愛が開かれた。（中略）
その絶対的悲しみの極限は、愛そのものなのだ。
愛は、人間の中の一つの感情などではない。愛は、
この宇宙そのものの根源なのだ。」
◆絶望しきった万物万象を愛が包んでいたことを
知ったDJ師は本書の結びにこんな事を書いています。
「絶対完全、永遠無限人間であることが
自分自身であることに目覚めること以外にありません。
そして、それには
いわゆる人間と称するものの限界性を
とことん知り尽くさなければなりません。
なぜなら、本当に正直になれば、
その限界をいやという程知っているに違いないからです。
理屈ではなく、生きているということ
死んでいくということ
そして、それ以外のすべてのすべて
それだけわかれば、
すべての問題は消えるのです。
私は、すべての問題がないことに
目覚めました。
私は、絶対というもおろかなほど
絶対それ自身です。
そして本当は誰にとっても同じことなのです。
もし、あなたが、
どんなものにも納得を見いだせないということが
確実になったならば、
私のもとに本当に素直に帰ってきて下さい。
あなたに真実の出会いが
起こりますように」
◆本書の第一版が出された翌年の１２月に
DJ師はガス自殺で自らの命を絶ったとされています。。。
本書を読めばDJ師が絶対的な愛に
目覚めた方だった事を深く感じます。。。
しかしながら、それと同時に「ニルプロ」を
読んだ後に残るこの絶対的な悲しみは一体何???
私は特にエンパス体質じゃないのですが
「ニルプロ」を読んだ後、落ちた感情を暫く
上げる事が出来ずにいます・・・。
（oh!でもグループ瞑想会に参加して
皆さんから元気を頂きました・・・
本当にありがたいことです！
結局は昇天した覚者より、今ここに生きてる覚者（気付いていないとしても）の方が
私達の目覚めを促す力が大きいって事ですよね！）
恐らく、本書はDJ師がそうだったように
「絶望しきった悲しみから愛が開かれる」
読んだ者にもそんな体験に誘うようにして、
書かれているのかもね
さあて、まだまだ宵の口！今夜はとことん
この悲しみと瞑想で向き合おうと思います💓
（早く寝ろや！ってか・・・笑）
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（沢山のご感想を本当にありがとうございます💓皆様の無条件の愛を感じます！）
心の内側の名所スポット♪