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子育ての失敗がもたらす意外な果実の秘密

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【スピ系歯医者子育て日記】
子育ての失敗がもたらす意外な果実の秘密
 


にゃん娘は腐れ縁の魂?


誰がどう見ても私の子育ては紆余曲折で、順風満帆だったとは言えないかもしれない。でも、失敗したからこそ、もたらされた果実というのも味わって来た。今日はその果実についてのお話♪

もし魂というのがあるとすれば、私はソウルメイトたちとグループで転生を繰り返すと思っている。
 

特に次女のにゃん娘とは恐らく、そうとうの因縁ある魂で、共通のカルマを解消しお互いの進化を目指して、今回一緒に転生をしてきているに違いない!という確信めいた思いがある。

彼女は長男、長女に比べれば小さい頃から育てにくい子だった。それは二十歳を過ぎた今も続いている。だが、その一方で型にはまらない考え方に、幾度となく救われてきた。

にゃん娘は記憶力を競い合う、現在の教育制度のワクにはまる事を嫌い、2カ月で普通高校を辞め、パティシェの技術も学べる高校に編入した。

そんなこともあり占星学的にも、親から見ても彼女はどこかの企業に勤めて、国家の歯車として何の疑問も持たずに働くタイプとは、到底思えない…。

 

まあそれでも、親としては学校を卒業すればパティシェとしてどこかの企業に勤めてくれるんじゃないか?とシャボン玉のような儚い期待を抱いていたけどね(笑)

でも、そのシャボン玉はあっけなく消え、ある日「一体どうやって生計を立てて生活して行くのか?」こちらの質問にまともに答えることもなく、一人暮らしをすると言って家を出て行った…。

1年後で借金を抱えて戻った娘

そして、1年後暮れも押し迫った年末に、彼女は泣きながら切羽詰まった様子で電話をかけてきた。お付き合いしていたと勘違いしていた、ホストの店でその時まさに、500万円するボトルを入れることを強要されていたのだった…。

 

その店のホストのサービス料は240万円。しかもそれは2度目だというではないか。

直ぐに店から逃げ家に帰って来るように伝えると、娘は1度目に背負わされた借金を抱えて出戻った…。

出戻り娘は、暴行を受け病院通いをしていたことや、私が買ってやったピンクのアップルのパソコンを、真っ二つにされた話をした。

私は人生で初めて燃え上がる様な憎しみの中殺意を抱いた…。「殺してやりたい」。その後、燃え上がった憎悪を浄化するのに時間が必要だった…。

でも今はこのにゃん娘ホスト事件には感謝をしている。ちなみに私はマゾではないのだが…(笑)

というのも、ヨガには「タパス」という言葉がある。「タパス」とはサンスクリット語で「焼くこと」という意味。

焼くとどんなものでも純化される。例えば金は焼けば焼く程、純度が増す。それは、火中に投じられる度に不純物が取り除かれるからだ。

 

この燃焼のプロセスは心の不純物に対しても働くことが、ヨガの教科書(ヨガスートラ)に書いてある。

本当か?そんな事があるのか?私も最初はそう思った。

でも、にゃん娘ホスト事件の時、この事を知っていたことが本当に大きな救いになった。
燃え上がるような憎悪の気持ちは、NLPーこれは言語を使って潜在意識と対話する方法ーの助けを借りながら、全て受け入れ自分自身の心の内を浄化させることが出来た。

 

ヨガの教科書にはタパスについてこんな風に書いてある。

「(タパス)とは我々のもとに来る苦痛のすべてを受け入れることによって(焼く)のである。実のところ、もしわれわれが苦痛の浄化作用を知っているならば、我々はそれを受け入れることを幸いとする。


他者に苦しみを与えるのはたやすいが、投げ返さずにそれを受け止めるのは難しいことだからだ。

自己錬磨は明らかに、自分の瞑想室で行われるものでなく、他者と関り合う日常生活の中でしか行われ得ない。」

まさにその通り!にゃん娘ホスト事件は日常の中、にゃん娘との関りの中で行われた。しかも、母親にとっては我が子を傷つけた、美しい顔の裏に隠された邪悪な人間に対する憎悪はまさに燃え盛っていた。

 

私はそれを利用して心の浄化を行ったのだ。これこそが私にとっては成長の果実だった。

こうして他者の力を借りて心の浄化を行うのがヨガの修練の一つであるタパスだが、一体なぜそんな事を行う必要があるのか?勿論、自分自身が楽になるというのも大きい。

 

でも、私たち一人ひとりが宇宙の縮小版の小宇宙だとすれば、個人が心の浄化を行うことは少なからず、全宇宙に影響するような大きな目的を持っているのか?

それについてはアリス・ベイリーが解く秘教が明確な答えを出してくれている。私も縁あって秘教をつい先日学び始めたばかりだが、その理解の範囲の中で「心の浄化」をする目的を考えてみると…。

秘教では私たちは複数の微細なエネルギーで出来た、多重の身体をもつ存在と言われている。私たちの脳は、意識や思考を生み出している訳ではなく、脳は意識や思考のただの受信機で、高次の領域からの情報を単に受け取っていると考えられている。

 

高次の領域の情報は直観や閃きのような形でやって来る。しかしながら、高次つまり魂からの交信を邪魔するものがいる。

それが、感情だ。暴れ馬のようになって、統御出来なくなった感情が邪魔をし、私たちをガイドする魂の声が脳にきちんと届かなくなってしまう。

 

きちんと届かなければ、私たちの肉体を使って魂が表現しようとしている創造性が、十分発揮できなくなってしまう。つまり私たちはこの世で何をしたら良いのか分からず迷子になる。これは宇宙にとっても大きな損失だろう。

自分自身が道に迷わないよう。そして子供たちが道に迷わないよう、親として何が出来るのか?そんな事を考えるきっかけを秘教がくれた。これからしばらくの間秘教の世界にはまってみようと思う♪

 

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