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幼少期トラウマ解除で認知症予防

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🌷いつも遊びにいらしていただきありがとうございます!
 

🌷2024年版プロフィールリライトしました♪

 

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【幼少期トラウマ解除で認知症予防】

 

先週の日曜日に、父が朝出かけ
私が実家につくまでの1時間の間に
母は今まで外出は一人でする事は一切
無かったのに、ゴミ捨てに行くと言って
一人でよたよたと出かけて、、、

近所で転んで額の上を切って
救急車で病院に搬送された。。。

その2日後、今度は私は足が攣ったのでは

ないかと思ったが、左半身が痛い!
「お医者さんに連れて行って!」と
泣き叫ぶ母が心配になり父が再度
今週2度目の救急車を呼んだ…

もう88歳の父には限界だ…

私も仕事を辞めて実家に戻ろうか?と
申し出たが、それは止めてくれと
父に言われたので、それならばと、

実家の近くの施設の見学に久しぶりに
両親と妹と4人そろって行ってみた…

見学後は父も限界だと感じて
施設に入所させると決心した…

しかしながら、、、
翌朝8時に電話のベルが鳴った
受話器の向こうで
「やっぱり施設にお母さんを入所させられない。」
まさかのどんでん返し…

という事で、我が家の自宅での
介護日記はまだまだ続きそうです…

それにしても認知症は何で
起きてしまうのだろうか?

個人的には父と母を見ていて
それは人間関係に端を発している
様に思えてなりません…

例えば母が外に初めて外に出て行って
徘徊した原因もトイレットペーパーを
1日に3~4ロール使うと「お父さんに怒られる!」

「だから、お父さんがいないうちに
このロールの芯を捨ててこよう!」
そんな風な思いからゴミ捨てに出かけて行った…

また、食べ残しをトイレに流して
トイレを詰まらせてしまうのも
「ご飯を残してお父さんに見られると
怒られるから、だからポケットに食べ残しを
隠して、後でトイレに流そう…」

そんな思いから生ごみをトイレに
流してしまうようになったのです…。

という事で、認知が絡んだ問題行動は
どれも「お父さんに怒られない様に…」
そこが根っこにある…

もしかしたら、これは母と祖父の
関係性から来ている可能性があるんでは
ないか?という推測も出来る…

という事で、認知症って言うのは
幼少期のトラウマとも大いに関係が
あるだろうし、私たちの親世代は
丁度戦争をギリギリ体験した最後の
世代なので、その時のトラウマも
あるだろう…

幼少期のトラウマと認知症・・・

それに関しては、トラウマの専門家
「身体がノーというとき」の著者
カボールマテ博士のHPで

ロナルド・レーガンの例を挙げて
詳しく説明しているので、
今回はそこから引用してみます。

(一部翻訳引用))
 

【レーガンの笑顔は認知症の最初の兆候なのか?】

 

かつて、ロナルド・レーガン元米大統領は世界で最も有名なアルツハイマー病患者でしたた。83歳で初めてアルツハイマー病と診断されたとき、彼は米国民への痛切なお別れのメッセージの中で、「私は今、人生の夕暮れへと私自身を導く旅に出ます」と書きました。

しかし、レーガン氏の生涯の歴史と長年確立された感情パターンが、やがて思考、言語、運動能力を奪う病気への準備を整えていたのかもしれません。

レーガン氏は、魅力的な人物であったにもかかわらず、感情表現の能力に欠けていました。感情が求められたときの彼の典型的な反応は、"本当に、言葉もない "というものだったのです。彼は自分のことを、"ハリケーンの真ん中にいる、穏やかな空虚な存在 "と表現したことがあります。妻のナンシーの乳がんを告知した医師に対する彼の唯一の返事は、"まあ、あなた達は医者だから、あなた達なら何とかしてくれると確信しています "という無愛想なものだったのです。

レーガンの伝記作家によれば、レーガン氏の特徴は "他人への無関心さ、感情の麻痺 "であったといいます。幼少期から、彼は "奇妙な落ち着きに包まれていた"。これらの特徴は、最終的に彼を包み込むことになる恐ろしい認知症前触れだったのでしょうか?

感情的能力の欠如は、後にアルツハイマー病を発症する危険因子であることを強く示唆する証拠があります。ケンタッキー大学のサンダース・ブラウン老化センターが2000年に発表した有名な "修道女研究 "では、研究者たちは何十年も前に修道会に入った若い修道士たちが書いた自伝にアクセスしました。

1986年から、研究者たちは彼女たちを注意深く観察し、正常な老化の兆候だけでなく、認知症の兆候も観察した。修道女たちが亡くなった後、研究者たちは彼らの脳組織を解剖しました。この研究はアルツハイマー病の病因の背景にあるものの理解を深めました。

若い頃に言語能力が高く、文法的に複雑な言語でより多くの考えを表現できた修道女は、年をとってからアルツハイマーになる可能性が低かったのです。このグループの修道女は、たとえアルツハイマー病の典型的な病理状態が脳内に蔓延していることが検死で判明したとしても、高齢になっても知的能力や対話能力を維持することができました。また、若い頃の自分自身の回想がより幸福で、喜びや感謝のようなポジティブな感情に満ちていた修道女は、長生きする可能性が高く、やはり認知症のリスクが低かったです。

他の研究からも、自伝的なストーリーを明瞭で感情豊かに語る能力は、家族との健全な愛着を反映していることがよく知られています。大人になってからの感情表現が乏しいということは、幼少期に感情的な抑圧を受けていたことを物語っています。レーガン氏の感情の欠如と、現実から自分を守る必要性は、アルコール依存症で頼りない父親と、感情的結びつきの薄い母親との生活のトラウマに対する、繊細な子供の反応として理解できます。

幼い頃、彼は感情を隠すことで、心が傷つくことから自分を遠ざけ、自分自身や他人の感情的な痛みに気づかないようにし、表面的な平静を保つことを学んだのです。だから、妻が致命的な悪性腫瘍に侵されているという知らせに対する彼の一見冷淡な反応は、思いやりの欠如を示すものではなかったのです。

深刻な心理的ストレスがかかると、幼い子供の脳は回避行動をとることがあります。つまり、辛い感情への意識をシャットダウンするのです。脳は傷つくことから私たちを守ることはできないが、傷ついた感覚を無意識の中に押し込め、抑制することはできるのです。本当の感情を押し込めた時、私たちは人生での役割を演じ、本物の親密さの代わりに "表面的なコミュニケーション "の方法を学ぶのです。温かさの代わりに、愛嬌を振りまくようになり、本心を隠しながら誠実にふるまるようになるのです。

神経科医のオリバー・サックスは、失語症の患者たちが当時大統領であったレーガン氏のテレビ演説に対して、失語症の患者さんたちは、話し言葉を処理することができなかったのですが、多くの患者笑いを浮かべて反応するのを目撃し、興味をそそられまし。。「サックス博士はこう書いています。「彼は老練な魅力的な俳優であり、修練を積んだ美辞麗句、芝居がかった態度、感情的なアピールをもっていました。まあ、全員ではないですが、 ある者は当惑し、ある者は憤慨し、1人か2人は不安そうだったが、ほとんどの者は面白がっていました。

少なくともこのグループには、レーガンは自分自身でも意図していなかった事を伝えていたのです。「彼らは何を考えているのだろう?サックス博士は不思議に思いました。「彼らは彼を理解できなかったのだろうか?それとも、彼を理解しすぎているのだろうか?」

失語症患者には、感情的な真実と虚構を区別する研ぎ澄まされた能力があることがわかりました。目の不自由な人が音に細心の注意を払い、微妙な注意を払うことを学ぶように、失語症者は話し手のボディランゲージ、表情、声のトーンを鋭く読み取ることによって、その障害を補うのである。サックス博士の失語症患者はレーガン氏の言葉を解読することはできなかったが、彼の態度に根本的な不真面目さを感じ取ったのです。

「彼は脳に障害があるのか、それとも何か隠していることがあるのか、どちらかだ」とある患者は神経科医に言いました。しかし、レーガン氏はおそらく嘘をついてはいませんでした。彼は生涯を通じて、物語と事実、映画の現実と歴史を混同することに長けていたのです。大統領の魅力と誠実さの裏にある、自己欺瞞と感情的真実の欠如を、これらの患者は見分けることができたのです。亡くなるずっと前に、アルツハイマー病は元大統領の最大の役、ロナルド・レーガンそのものを演じる能力を奪いました。

アルツハイマー病は、遺伝、食事、心臓血管の健康など、多くの要因が関与する複雑な疾患ですが、慢性的な感情的ストレスによって大きな影響を受ける炎症プロセスと免疫系もまた、アルツハイマー病に関係していると言われています。現在、多くの科学者はアルツハイマー病を自己免疫疾患とみなしています。自己免疫疾患とは、体内の免疫機構が、本来守るべき宿主を攻撃してしまう病気です。コルチゾールなどのストレスホルモンは情動と密接な関係があり、アルツハイマー病患者ではその調節に異常があることが示されています。

修道女の研究が示しているように、またレーガン氏のケースが示しているように、人々の幼少期の経験やそれに応じて発達する感情パターンが認知症の発症に大きな影響を及ぼす可能性があります。私たちは、肉体に注意を払うのと同じくらい、感情の明瞭さと感情の健康に注意を払う必要があるのです。

良いニュースとしては、感情の変容と脳の発達は大人、つまり比較的高齢になってからも起こりうるということです。感情的な活力と知的な刺激は、それ自体が価値あることで、アルツハイマー病予防の貴重な手段でもあります。

 (一部翻訳引用終了)

元記事:

 

 

PS:
そういえば母は元気な時から
感情を余り表現するタイプではなかった…
悔しい事、悲しい事、嬉しいことがあっても
どこか第3者的な感じで冷めてみているような
ところがあったと思う…

そして、私も少し母のその反応の仕方に
似ているな~と思う部分がある…

感情の抑圧…

カボール・マテ博士によればこれって
結構認知予備軍には多いみたいなので
今の内からこうしてブログも使わせて

もらいながら、自分の感情を
表現するようにした方が認知の予防には
良さそうだ…

という事で、、、

 


ここまでお付き合い頂きありがとうございます🌷
素敵な夕べをお過ごしくださいませ✨

PPS:感情の抑圧やトラウマなど
自分自身の中に小さい頃から埋め込まれた
プログラムを知る事は、認知症の予防にも
繋がるようです…

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