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Channel: スピ系歯医者の心身リセットラボ
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冷えって何だか知っていますか?

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おはようございます♪

昨日は母の生体血液観察をしました。

母は長年血圧降下剤などの薬剤を飲んでいましたので、その影響が気なっていました。また野菜や果物好きでローフードもよく食べていたのですが、ここ1年は虫やダニ(母のダニ恐怖症と服用している薬についてはこちらの記事http://ameblo.jp/friends-dc/entry-11646041920.htmlを参考にして下さい。)が、ついているのが気になって生のまま食べるのが嫌になってあまりローフードは摂取していず、生協で出来合いのおかずセット等を主に摂取していたので、食生活も乱れていました。また、水分の摂取量も1日500mlも飲んでいなく不足していました。

母は常々ボケたくないと言っておりますが、どうやらこの血液の状態では、微小循環不良で、脳に血液が回っていない様子ですから、本人の希望とは裏腹に認知障害が出て来てもおかしくない状態でした。でも、あまり脅すといけないとは思い、主に画像を見てもらい自分の目で正常な状態と比べて貰いました。




これが母の血液観察の結果です。

黒く映る背景の血漿の部分にびっしりと白い繊維状のフィブリンが沢山観察されます。また、赤血球がルロー(連銭形成)していて、明らかに血液の流れを阻害している様子です。それから、少数ですが、赤血球内に体内共生微生物(エンドビオント)が寄生している所もあります。(この画像では分かりにくいので、その例を後述します。)また、光って見える恐らく糖だと思いますが、異物があります。それぞれの像の解釈は以下の通りです。


フィブリンが多く観察される:
 

フィブリン過多は、カフェイン、アルコール摂取、脂肪の多い食事、糖分過剰摂取、薬の過剰摂取による肝臓へのストレスや、腸への毒物蓄積や心理的なストレスで起きます。フィブリンは血栓の原因になるので、フィブリン過多になると、微小循環不良や心臓への負担が増えることが考えられます。これらの状況は心臓病のリスクが上昇しています。

赤血球内に寄生微生物:
 

赤血球に活発に動く寄生微生物が観察される状態です。これは、通常体内環境のバランスが崩れて慢性的に酸性になり、毒物が蓄積し、低酸素状態になっている時に見られます。食事による影響が大きく、80%をアルカリ性の食品、20%を酸性の食品にするといいと、Neo Gesisの血液観察のマニュアルは推奨しています。


ルロー(連銭形成):
 

血漿内が高たんぱく状態になったり、酸化油脂などの悪い油や糖化タンパク(AGE)が増えると、もともとはバラバラでなくてはいけない赤血球の間にそれらの物質が入り込み、糊の役割をしてコインのようにつなげてしまいます。これをルローと言いますが、赤血球がつながると、微細血管に入れなくなり、血液循環が悪くなります。そうなると、特に、目、腎臓、脳、子宮、卵巣、等の血液循環が必要な臓器はより大きなダメージを受けて、卵巣嚢腫、子宮筋腫、腎疾患、眼疾患、下肢静脈瘤、脳梗塞などの原因になります。また、痔や手足の冷え症なども同様です。酵素栄養学の鶴見 隆史先生によれば、これらの病気はその典型ですが、殆どの病気がこの血液循環の不良によっておこるといっても過言ではないと「酵素の謎」という著書の中で言っています。

また「この赤血球をのルローをほどく力は、酵素にしかありません。この仕事をするのは代謝酵素ですが、食物酵素も体内で吸収され、血中でルローをほどきます。血液循環を良くする唯一の方法は酵素の入った食事を摂るに尽きます。その酵素の入った食事とは「生」のものと「発酵物」です。」とも、言っています。

私(微小循環不良こそが冷えの正体です!生の野菜や果物を食べると体が冷えると言うのが世間の通説ですが、私はその逆だと思います。生の野菜や果物はその酵素の力で血液をサラサラにします!沢山摂取する事で、冷えとは無縁でいられるのです。だから冬場でも積極的に摂取すべきである食材だと私は思います。逆に体を冷やす食べ物とは、高タンパク、高AGE、高脂質の微小血液循環を悪くする食べ物です。)


つまり、生の野菜や果物中心の生活をすれば良いわけです。鶴見先生は生食、加熱食の割合を6:4にするといいと、推奨しています。ナチュラルハイジーンでは、7:3を推奨しています。また、発酵物は梅干し、ヨーグルトや納豆、等ですが、ヨーグルトも乳製品なので、沢山食べ過ぎると血液をドロドロにするという報告を血液学の専門医の高橋 弘憲先生が報告して下さっています。それに今日の納豆菌は遺伝子組み換えのものが使われている可能性があります。また、梅干しは塩分が気になりますし、市販のものはアミノ酸や人工甘味料等の添加物が沢山入っています。

今回母には、水を1日に1.5L位摂取すること。野菜や果物をそのまま摂取することと、ノニジュースを一日に80~100ml飲用するように話をしました。

さてさて、食生活の改善+ノニジュース+断薬で、血液像がどのくらい改善するかが楽しみです。ただ、一つ心配なのは、母がこんなに血液が悪い状況だったら、「やっぱり薬を飲まないとダメなんじゃないの?」と、呟いたことです。薬を長期にわたり飲んでいる結果が、この血液像なのに「まだ、薬に頼るか~!!!」ってな感じですが、本当に母の世代は医者、薬信仰は根強いです。

お薬信仰のある方には、血液学を専門にされている高橋 弘憲先生の著書「健康不健康の分かれ道」を読むことをお勧めします。そして、出来れば実際に血液観察をしてみてください!
(フレンズ歯科でもやっています。)

高橋先生は血圧のコントロールするには降圧剤に頼りっきりではダメで、禁煙、飲酒を控える、ストレス管理、睡眠を十分とる、脂っこいものや甘いものを避け野菜や果物中心の食事に変えることが大切と、おっしゃっています。素晴らしい先生ですね。こういう先生がいらっしゃるのは本当に心強いです。(ただ、予防接種などは推進されているようです。)

高橋 弘憲先生のクリニック
太陽クリニック
http://nttbj.itp.ne.jp/0982372300/index.html



またしばらくしたら母のその後の血液像のご報告をしたいと思いますので、気長に待っていてくださいね♪


 
 


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