こんばんは♪
今日コメント欄でこんな事を教えていただきました。でもこれに似たような話以前に有りましたよね。こうして真実を追求する研究者は弾圧され、真実は隠されるのでしょうか?
http://blog.goo.ne.jp/coccolith/e/ada22eaaea2ef74a1f3e554411b4b1fa
「遺伝子組換えにより直接的疑義を投じたのは、イギリスアバディーンのロウエット研究所の高名な研究者アーパド・パスタイの研究である。彼はイギリス政府の要請で、遺伝子組換えを施したジャガイモの安全性を調べた。遺伝子組換え技術に問題ありと考えたパスタイは、テレビインタービューでイギリス国民をモルモット代わりに使うのは極めて不当と発言して関係者の激怒を招き、研究チームは解散、パスタイは解雇された。研究チームの一員が耳にした情報によると、アメリカから圧力を受けた当時のブレア首相から研究所に電話が入ったとのことである。」
(頂いたコメント)
こんにちは。
アメーバ会員でない(メッセージが送れない)ので、こちらのコメントから失礼します。
モンサントのグリホサート(除草剤の1種)耐性コーンを2年間摂取したラットは、通常のラットと比べて癌を発症しやすく寿命が短くなったという論文が(モンサントの圧力で?)撤回になったようです。
科学ニュースの森
「撤回された論文‐遺伝子組み換え作物の害」
http://blog.livedoor.jp/xcrex/archives/65773550.html
フレンズさんがよく引用されていた論文だと思いましたので、こちらでご紹介させていただきました。
科学の森ニュース
2013年12月02日
撤回された論文‐遺伝子組み換え作物の害
背景:地球上に人間は増え続けているが、それを支える資源は有限であるため、科学技術の発達によって資源の有効利用を実現している。遺伝子組み換え食物もその1つであり、効率的な生産が可能になり多くの人々を支えているが、人体や環境への害については判明していないことも多い。
要約:
2012年、フランスはカーン大学のGilles-Eric Séralini博士率いる研究チームによって、遺伝子組み換え作物に関する衝撃的な研究結果が明らかにされた。その研究結果は、遺伝子組み換え食物を日常的に摂取するラットは癌にかかりやすいというもので、ラットに発生した巨大な腫瘍の写真とともにFood and Chemical Toxicology(食品・化学毒物学)誌上で発表された。
しかしその研究結果には科学界から大きな疑問の声が寄せられ、多くの研究者によって研究の正当性が疑われた。そしてこの度、同論文を出版するエルゼビア(Elsevier)によって、捏造や不当表示の証拠はみつからないが、元々癌にかかりやすい種類や少ない個体数を対象に行われた動物実験では、決定的な結論へと導くことはできないとして、論文が撤回された。これはSéralini博士が論文の自主的な撤回を拒絶した後のことであった。
この一連の動きは、予測されうるものであった。今月初め、論文誌の編集長であるWallace Hayes博士は、もしSéralini博士が論文の撤回を拒絶した場合、出版社側として撤回することを迫られていた。そして11月28日のベルギーはブリュッセルでの記者会見の直後、エルゼビアは論文の撤回を行った。
一方Séralini博士は、彼らの研究成果を疑っておらず無実を訴えている。同時に、この論文撤回は生化学技術会社であるモンサントで7年間働いた、編集者の1人であるRichard Goodman博士からの圧力によるものであると主張している。
また共同著者でありパリに本拠地を置くCRIIGEN(Committee for Research and Independent Information on Genetic Engineering、遺伝子工学における研究や独立した情報のための委員会)の理事長であるJoël Spiroux de Vendômois博士によると、彼らの論文はほかのどの論文よりも慎重にレビューされていた。この論文撤回は、公衆衛生スキャンダルだという。
しかしGoodman博士は、論文撤回に関わったことを否定している。Goodman博士によると、彼がSéralini博士らの研究について批判した後、2013年1月に彼の研究分野での大きな経験を買われて、Food and Chemical Toxicologyに編集者への就任を打診されたという。その後、生化学技術に関する原稿の取り扱いについて小額の謝礼金は受け取ったが、Séralini博士の研究のレビューも行っていないし、論文が撤回されるべきかという決定にも全く関わってはいないという。
この論文で発表された内容は、モンサントのグリホサート(除草剤の1種)耐性コーンを2年間摂取したラットは、通常のラットと比べて癌を発症しやすく寿命が短くなったというものであった。またグリホサート耐性コーンを育てる時に利用するグリホサートを、ラットの飲料水に与えても癌を発症しやすくなった。
11月28日の記者会見にて、CRIIGENの共同設立者に名を連ねる元フランス環境省大臣であり現欧州議会議員であるCorinne Lepageによると、Séralini博士の研究は、遺伝子組み換え食物や除草剤の長期的毒性についてのよい問題提起になったのではないかという。そして論文の撤回によって、この問題が解決されるわけではないという。
利害関係の主張は論争の最終段階で議題に上がることであるという。Lepageは2年前に欧州委員会の科学アドバイザーであり、遺伝子組み換え食物の擁護者と自らが呼ぶAnne Glover博士に連絡を取った。当時欧州委員会は1996年以来始めて、遺伝子組み換えコーンのヨーロッパ内での栽培を容認した。遺伝子組み換え食物のリスク管理を請け負う欧州食品安全機関(EFSA)内での利害関係は未だに大きく残っているという。
論文の撤回は、一連の騒動の最新の出来事となった。当初からSéralini博士らの論文に関して多くの研究者から批判が相次いでおり、EFSAやドイツ国立リスク査定研究所からも結論を支持するには不完全なデータであるとみなされていた。
元記事:
Study linking GM maize to rat tumours is retracted - Publisher withdraws paper despite authors' objections, citing weak evidence
http://
(転載終了)