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Channel: スピ系歯医者の心身リセットラボ
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ローフードの落とし穴

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こんばんは♪

先日ローフード100%の生活にすると体調や血液がどう変化するか、モニター様に応募して下さった方の3週間後の結果が出ましたので、ご報告いたします。

術前の食生活は、基本的にベジタリアンですが、サツマイモやクリなどの甘みのある加熱食が多くローフードの比率は低かったそうです。また、クルミや大豆なども良く食べていたという事でした。また唾液のPHは、術前は7でした。

以下が術前の血液観察の画像です。

 
クルミか大豆か?分かりませんが、未消化のたんぱく質の大型の結晶が出ています。
腸の細胞間の目が粗くなっているリーキーガット症候群の可能性が有ります。
また中央がへこんだドーナツの様に見える赤血球のターゲットセルも目立っていました。
ターゲットセルは鉄、B12、葉酸などの造血系の栄養素が不足しているときに見られます。

 
良く見ると多少放射状の亀裂が短く入っているのが確認できますので、
ミネラル不足の傾向が出ています。 リーキーガットなどもあるので、
ミネラルの吸収率に問題が有るのかもしれません。


 
 凝固血液観察の第7層目です。中央部に黒っぽい部分が集中して見えます。
重力がかかり下層の沈殿槽に重金属なのか、化学物質なのか何だかは分かりませんが何らかの異物が混じっている可能性が有ります。しかも中央部ですので、比較的体の内部にある事を示唆しています。

そして以下がみかん、リンゴ等の果実を50%、無農薬のブロッコリー、人参、大根、きゃぺつなどの野菜を50%の比率で、100%ローフードを実践して下さった後の血液観察の結果です。

 
赤血球は連銭することなくバラバラになりました。
ローフード100%なので、酵素は十分なのかもしれません。 
しかしながら、赤い矢印の様なターゲットセルが相変わらず観察できます。
やはり鉄などの栄養素が足りていません。
元々リーキーガットが有ったので、ミネラルの吸収に問題が有るのかもしれません。
また、よくお話を伺うと、ブロッコリーも生で食べていらっしゃるとのことでしたので、
食物繊維が消化しきれず、鉄分などは豊富な食事をされているにも関わらず、
十分に吸収しきれていない可能性が有ります。
しかしながら、クルミや小麦、大豆製品等は避けていらっしゃるので、
大型のたんぱく質の血漿は観察できませんでした。

 
 こちらは凝固血液観察像ですが、放射状の亀裂が少し深くなり、ミネラル不足が進んだ様子です。しかしながら、白い部分はほとんどなく酸化ストレスは少ない状況でした。

 
 7層目の観察像ですが、術前には中央部が黒くなっていましたが、今回は黒色の部分が外周部へ移動しています。これは内部の臓器に溜まっていたものが、外部の臓器(リンパ、皮膚)などへ移動している可能性を示唆しています。

という事で、以上をまとめます。

・ローフード100%の生活は酵素が十分取れるので、赤血球の連銭が解消された。
・たんぱく質でリーキーガットを起こすような食材を摂取しなかったので、大型のたんぱく質の結晶が観察されなくなった。
・ミネラル不足が進んだ。これは、全ての食材をローフードにしたことで、食物繊維が増え、その消化に負担がかかり、逆にミネラルの吸収が落ちた可能性が有るかもしれません。
・ターゲットセルは相変わらず観察できる。
・体の内部に溜まっていた毒物が体の外部に出ようとしている可能性がある。
・術前のAGEの実年齢57歳から34歳へ低下;ローフードはやはりAGE値を低下させ、若返る事が可能。

今後、更に改善点を加えてまた3週間 続けて頂くことにしました。
その改善点は以下の通りです。

・ブロッコリーなどの繊維の固い野菜は漬物などにして発酵させて食べてみる
・ミネラル不足を補うために栄養補助食品としてノニジュースを1日に50ml程度飲んでみる
・果物の比率をもう少し増やしてみる

ということで、また3週間後結果が出ましたら、またご報告させていただきます。今回は、固い繊維の野菜はやはり人間は消化するのが困難だという事が改めて確認させていただきました。これは私見ですが、やはり人間の本来の食性は野菜というよりは、果実なのではないかな?という確信をまた深めました。皆様はどう思われますか?


 
  


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