こんにちは♪
先日ブルース・リプトン著の「思考のすごい力」という本を読みました。この本は生物学者の先生が書いているのですが、細胞の構造や、生物学と量子力学とも融合させた難解な内容をとても分かりやすく書いて有る良書だと思います。私もその面白さに一気に読み終えてしまいました。(但し中々読みごたえが有りますが・・)本の内容に関してはまたの機会にご紹介するとして、今日はこの本の結びにどうしても納得が行かなかったので、その辺りをここにメモしておきます。
リプトン先生は私たちの人生は遺伝子に支配されているという遺伝子決定主義は誤った教義で、細胞は環境のシグナルを読み取り遺伝子の活動を選択し、修正し制御しているとする「エピジェネティクス」的な生き物で、これが生命活動の本質だと言っています。そして細胞一つ一つがこうした「エぴジェネティクス」的な生き物であるので、その集合体である私達も同じようにそういった性質を持っていている。だから、潜在意識がまだ開いている6歳以下の子供のころに親などに植え付けられられた信念は実は変える事が出来、「信念を変えれば人生を変えられるのだ!」と、言っています。
しかしながら、「肯定的に考えさえすれば体の治療が出来たり、人生をコントロール出来たりするのか?」というと、それだけでは十分でない。肯定的に考えても失敗する事はあるし、それで、ますます消耗すると言うのもよくある話。そういう肯定的思考の失敗者が見落としているのは、意識には「顕在意識」と「潜在意識」が有るという事。だから、この2つを一致させるのがとても大切である。とも言っています。
ここまでは本当に「そうだ!そうだ!」と、私も調子よく読んでいたのですが、しかしながらこの本の結末は、結局リプトン先生が今、ロブさんという方と取り組んでいるPSYCH-Kというやり方なら、この潜在意識の書き換えは簡単だと言うこと。でも何しろ私自身は、潜在意識の書き換えをしたくて今まで色々な試みをしてきたくちです。シータヒーリング、キネシオロジー、波動療法、ヘルスカウンセリング、催眠療法。実は情けない事にどれもこれも効いたのか効いてないのか?さっぱりわからずという経験が有るので、このリプトン先生お勧めの方法でもきっと同じだろうと思いました。(それにアメリカまで行ってられないし・・)
という事で、お金もかけずに何の技術も要らずに簡単に潜在意識を書き換える方法は無いものかと、調べてみた所有りました有りました!
それは入眠前の潜在意識が開いている時間を利用すると言うもの。
「人は寝る前に考えたような人間になる」
だから寝る前に考えた事は潜在意識にコピーされるので、
1、寝る前に嫌な事を考えるのをやめる
2、寝る前に楽しい事を徹底的にイメージする
この方法ではこのたった2つの事を実践するだけでOKなんです。
これなら誰でも出来そうでしょう!それに簡単だし。
う~んやっぱり、人生って意外に身近なところに答えが有るものだなと、また実感した次第です。
詳しくはリンク先で
また、「寝る前に考えたような人間になる」と言うのは多くの著書でも言われている事だそうで、
その一例を以下に挙げておきますね♪
(以下転載)
寝るなら寝なさいよ。寝床に何しに行くんだ。
考えに行くんじゃなかろうが。
あそこは考えごとは無用のところだ。
一日じゅう、昼の間に消耗したところのエネルギーを、
一夜の睡眠、夢ゆたけく眠ったときに、また蘇る、
盛り返る力をうけるところだ。
寝ている間、あなた方の命を守っていてくれている
造物主は、ただ守ってくれているばかりでなく、
疲れた体に、蘇る力を与えてくれている。
その力を受けようとする前に、眉に皺よせて恨んだり嫉んだり、
泣いたりするなんて、罰当たりなことはしないようにするんだ、
今夜から。
夜の寝がけは、どうせ何も知らない熟睡という境涯に入る前奏曲
なんだから、枕を頭につけているときは、心の中を、もう、共同
便所の壁みたいに汚くして眠るってェことは造物主の力をうけ入
れたいと願っている、人間のすることではない。
体に汚れがついたら、寝床にはいる前に、必ずきれいにしてから
はいろうとするだろう。「おい、おい、お前の鼻の頭に、墨がつ
いているよ。」「有難う。どうせ、明日の朝起きたら顔洗うから、
今夜はこのまま寝るよ。」ってェ奴はねェだろう。
男でも一所懸命、その鼻の頭をこすって、「どうだい、とれたかい」
「とれたよ。」と言うと、安心する。顔についた墨や垢はそれだけ
気にするのに、心の上には平気で垢つけて寝るんだよ。あなた方。
夜の寝がけは、それがたとえ嘘であってもほんとうでも、その考え
方が無条件に、われわれの潜在意識の中に、すっとはいって来る。
そういう作用が、どんな馬鹿にでも、クルクルパーにでもあるのです。
まして頭のいいあなた方のことだ。これを心理学では、特別無条件
同化暗示感受習性という。一ぺん聞いてもわからない。特別無条件
同化暗示感受習性。英語で言うと、スペッシャル・ラポー。
昼間、起きているときには、われわれの暗示感受習性というものは、
われわれが、ああ、いいな、これは共鳴するはわ、と感じたこと以外
のものは、潜在意識の中へはいらない。
やってごらん。気の弱い奴にむかって、いくら天風会の話を聞きたて
だといっても、天風会員でない奴のところへ行ってその話をしてやっ
ても、あなた方のことをきっと笑うだろう。
「何さ、あの人。かぶれているよ。狐でもついたんじゃないかしら」
と、決して受けつけない。むこうのアンテナが違うもの。そのかわり、
天風会員にむかって、世間の奴らのような弱いことを言ったって、
天風会は受けつけない。要するに、精神の持つアンテナが違うんだ。
ところが、夜の世界だけは、特に寝がけに、寝床の中にはいってからは、
この精神のアンテナというものは、無条件に、よいことでも悪いことで
も、もうすべてが、ちょうどあなた方の料簡と同じように、差別なく
はいりこんでしまう。
だから、いいことを考えるんだ。嘘でもいいから、俺は優れた人間だ、
俺は思いやりのある人間だ、俺は腹の立たない人間だ、俺は憎めない
人間だ、俺は焼きもちを焼かない人間だ。こう思えばいい。
(転載終了)
きっと人生が変わりますよ!
それでは良い午後を!
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