こんばんは♪
AGEが歯周病の原因である事を聞いたことが有りますか?
以下は米国歯科医師協会誌に発表になった論文です。
http://www.ada.org/~/media/ADA/Member%20Center/FIles/Perio_diabetes.ashx
(一部翻訳文をご紹介)
糖尿病の合併症の特徴の一つに微小血管の構造変化があります。それが起こると、網膜症や腎障害などの特に永久的な臓器な破壊を起こします。糖尿病などの基礎疾患を持ち、特に血糖値のコントロールが悪い人は、終末糖化産物(AGE’s)が歯周組織を含めた組織に溜まります。AGEは細胞や細胞外基質の構造体に著しい変化を引き起こすので、多くの糖尿病の合併症と関連性があります。
これらの変化は内皮細胞の機能異常、血管新生、血管の透過性の亢進含み、糖尿病患者では歯周疾患を引き起こす原因にもなります。単球やマクロファージはAGEのレセプターを持っているので、AGEの蓄積は糖尿病の患者さんで、歯周病の炎症免疫応答を激化します。AGEとそれらの炎症細胞レセプター間の相互作用はIL-1β and TNF-α.等の炎症誘発サイトカインを増やします。
この相互作用は歯肉溝内のIL-1β や TNF-αのレベルを著しく健常者と比較して、糖尿病患者で上昇させます。.このAGEと炎症レセプター間の相互作用が歯周疾患に罹患し重症化する原因となっている事が、多くの糖尿病患者での研究でわかっています。
(一部翻訳文終了)
それではAGEという言葉を初めて聞いた方の為に、
AGE測定推進協会HPによれば、AGEとは以下の様に説明されています。
AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)、すなわち「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」のこと。強い毒性を持ち、老化を進める原因物質とされています。老化というとすぐに思い浮かぶのはお肌のシミ・シワや認知症などかもしれませんが、それだけではありません。AGEが血管に蓄積すると心筋梗塞や脳梗塞、骨に蓄積すると骨粗しょう症、目に蓄積すると白内障の一因となり、AGEは美容のみならず、全身の健康に影響を及ぼしていると言えます。体のあちらこちらで深刻な疾病を引き起こすリスクとなるAGEを体内に溜めない生活・減らす生活を送ることが大切です。
またAGEには体内で作られるものと、食べ物から摂取するAGEと2種類有ります。
(AGE測定推進協会HPより)
体内でつくられるAGE
AGEは、2通りのしくみで体内に溜まっていきます。
一つ目は、体内でつくられるAGE。
血中のブドウ糖が過剰になってあふれ出すと、人間の体の細胞や組織を作っているタンパク質に糖が結びつき、体温で熱せられ「糖化」が起きます。こうして「タンパク質と糖が加熱されてできた物質=AGE」ができるのです。
体内のタンパク質が糖化しても、初期の段階で糖の濃度が下がれば元の正常なタンパク質に戻ることができます。しかし高濃度の糖がある程度の期間さらされると、毒性の強い物質に変わってしまい元には戻れなくなります。
食べ物から体内に入るAGE
もう一つは外から取り込むAGE。「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」はいろいろな食べ物・飲み物の中にも含まれ、私たちは食事や間食として取り込んでいるのです。
わかりやすい例として、ホットケーキを挙げてみましょう。小麦粉(糖)と卵や牛乳(タンパク質)をミックスして加熱すると、ホットケーキが焼けます。そして、ホットケーキ表面のこんがりキツネ色になっている部分こそが糖化した部分。ここにAGEが発生しているのです。
こうした飲食物に含まれるAGEの一部は消化の段階で分解されますが、約7%は排泄されずに体内に溜まってしまいます。
AGEが体内に蓄積するのを防ぐ為には食生活を始めとした、生活習慣の見直しがとても重要です。HPには食習慣の改善+ノニジュースで歯周病菌がコントロール出来た症例をご紹介していますが、こうした症例を通して考えてみても、AGEをなるべく取り込まないような食事をし、AGEの生成を押さえる働きのあるノニを摂取する事が歯周病の予防や治療になるだけでなく全身の健康につながると思います。
それから、一般的には糖尿病の治療と言うと薬剤やインシュリンを使い血糖値を下げてコントロールしますが、血糖値を下げるとかえって弊害が有るという情報があります。
例えば桑員クリニック様のHPでは糖尿病の8割は真の2型の糖尿病でなく「高血糖症」で、血糖値を下げる治療を続けるとやがて、膵臓が疲弊し糖尿病の治癒が望めなくなったり、合併症を起こしやすくなると仰っています。
(桑員クリニック様のHPより転載)
http://www.soin-cl.jp/pc/free.html
糖尿病に関して
現在の糖尿病と診断された患者様の8割程度は真のII型糖尿病ではなく、『高血糖症』です。
ほとんどの医療機関では診断基準がアングロサクソン系の人種のものを適用しておりますが、もともと日本人のような農耕民族は自分達の身を守るために血糖が上がりやすく出来ているのをすぐ、「血糖が上がっている」と糖尿病を診断されてしまいます。特にSU剤(アマリール、ダニオール、グリミクロン等)が使用されると確かに見た目の血糖はよく下がり、正常範囲内におさまり病気は改善しているようにみえます。しかし、体の中では弱ったすい臓に鞭打ってインシュリンを「もっと出せ、もっと出せ」と酷使しているのです。
SU剤を使っている患者様のインシュリン量を測定すると正常値の2~3倍あるいはそれ以上まで増加しています。このまま使用を続けていると5~6年ですい臓のランゲルハンス島のβ細胞はぼろぼろに疲弊して働かなくなります。そうなるとインシュリンそのものの注射に頼らざるをえなくなるのですが、すい臓のβ細胞は回復するどころか全滅状態になります。
そこで当院では、『ブドウ糖吸収阻害剤』を使用いたします。人間の体のなかで不必要なものはなく、β細胞が死滅していけば、いくらインシュリンをおぎなっても全身状態は悪化します。糖尿病は治癒するどころか、さらには三大合併症をきたす可能性を高めます。 正しい糖尿病治療は、なるべくβ細胞に負担をかけないようにするべきで、それにはまず、
(1)食事療法
総カロリーを制限するのではなく炭水化物を控えればよい。
(2)運動療法
(3)薬物療法
なるべく薬物に頼らない方がよいが、必要ならばアーユルヴェーダの医療やキレーション療法、DPP4阻害薬(ジャヌビア、グラクティブ)を使用するか、ビグアナイド剤、メトグルコ等を使用するべきで、インシュリンの注射はやむをえない場合を除いて、さけるべきであると思われます。
糖尿病治療の最も大切なことは、最初の治療を間違えないことであやまった治療が最初に行われると、糖尿病の治癒は望めなくなってくると同時に、三大合併症も起こりやすくなってきます。
患者様おひとりおひとりにあった治療を行なえば、身体から正常なインシュリンを出すようになり、一生薬を飲み続けることもなくなるのです。もともとホルモン系統の調節は決して人間が大きくさわってはいけないのです。
※書籍「糖尿病はこわくない」を発売中です。詳細はこの書籍にてお読みください。
(転載終了)
お分かりいただけましたか?高血糖症で薬やインスリンを使うと、糖尿病が治癒するどころか逆に私達の体はバランスを失う可能性があるそうです。合成インシュリンの弊害については過去記事を参照にして下さい。
糖尿病は作られた病気?(合成インシュリンは化学兵器?)
http://ameblo.jp/friends-dc/entry-11620982620.html
つまり血糖値が上昇しているという現象だけに注目し薬で下げると、細胞の糖化が更に加速すると言います。そして、その糖化(AGE化)が神経細胞で起こると糖尿病性の神経障害を起こし最悪の場合死に至る、眼で起こると網膜症や最悪の場合失明、手や足で起こると最悪の場合壊疽して切断、腎臓で起こると糸球体が硬化し最悪の場合透析などの合併症を起こしやすくなるそうです。
下記の図はからだサポート研究所様から引用
http://ebn.arkray.co.jp/disciplines/glycation/ages-04/
それから、山梨医科大学の佐藤先生も薬やインスリンで血糖値をさげるとはどういう事か?というテーマの記事をHPに紹介されています。
このように無理に血糖値をコントロールすると、かえって体内で糖化が進み細胞が破壊されます。また糖化したAGEを多く含む食品を摂取する事も非常に細胞に対する障害性が有ります。食品別のAGE含有量についてはリンク先をご覧になって頂くとお分かり頂けると思いますが、生の果物や野菜には殆どAGEが含まれませんし、ノニや柑橘系の果物には糖化を防ぐ物質が含まれていますので、積極的に摂取してみて下さい。また、調理方法も揚げたり、極端に焦げ目をつけたりするのをさけ、蒸したりゆでる方がいいと思いますが、でも、生で食べられるものは生で食べるのがベストかな♪
食品別・AGEの含有量はこちらのHPからご確認くださいませ。
http://truage.com/jp/truage/content/1550591#shuyou
(お知らせ)
10月も血液観察会開催いたします。血液観察、ノニを伝えるお仕事にご興味のある方のご連絡お待ちしております!
顕微鏡観察会&ノニのティーパーティー
場所:フレンズ歯科クリニック
日時:10月4日(土曜日)14:00~16:00
内容:口腔内細菌及び生体血液観察
AGE測定、口臭測定
ノニジュースの歯周病菌に対する効果
ノニジュースを使った体験談
ノニジュースのビジネスとしての可能性
(実施する検査や内容はご参加される方や時間の都合により変化いたします。)
料金:無料
参加ご希望の方は、フレンズ歯科クリニックまで、
お電話043-287-4182にてご連絡下さいませ。