こんばんは♪
先日の記事でロバート・シャインフェルドさん著の「富と成功への扉を開ける第11番目の鍵」という本をご紹介しました。この本には、自分の潜在意識と対話する方法が具体的に書いて有って、かなり斬新な感じがして素晴らしいと思いました。しかしながら、この本に書かれている事は「もっともっと、多くのお金を稼ぎたい!成功したい!」そのためにはどうすれば良いか?という視点で書かれているため、結局はビジネスやマネーゲームの幻想にどっぷり浸かった状態での成功を指南しているように思いました。
そしてこれも、宇宙からのメッセージだと私は思っているのですが、ブログのコメント欄で同じくロバート・シャインフェルドさんが書いた最新作の「ビジネスゲーム」から自由になる法を紹介してもらいました。早速取り寄せて読んでみましたが、最初から最後まで目から鱗が落ちっぱなしでしたまたロバート・シャインフェルドさんの内面が第11番目の鍵の時とはかなり変化していたので、その対比をしながら読むのがまた面白かったです。
それで、この著者の内面の変化をご紹介すると、第11番目の鍵では、自分の目標を明確にしてそれを事細かに要望書に記して、投函箱にを設置してインナーCEO(潜在意識)に届ける方法が書いて有ります。もちろんその目標はあなたが望むお金でも車でもマイホームなどの物質的なものでもいいし、生活の質や内面の成長を願うようなものでもなんでもOKです。ただ、注意点としてはその要望書の内容が自分の人生の目的と一致している事が、インナーCEOにその望みを叶えてもらうための条件だと、言っています。つまり、この本を書いた時点では、その望みが叶うかどうかはインナーCEO次第で、自分では決められないと言っています。
しかし、「ビジネスゲームから自由になる法」では、目標設定は要らないと言っています。目標設定は要らない?とはどういう事かと言うと、つまり私たちの本質は豊かで、賢く、「真の喜び」を知る「無限の存在」=創造主なので、この3次元の中で無限が消えてしまったという幻想を自分で創って、それが現実であると自分に信じ込ませているだけ。そして、その事に気づきさえすれば、力を取り戻し有限で制限された人生を飛び越えて自由になれる。だから、古い観念を打ち砕き、大いなる嘘を見破り根本から人生を変えよう!という提言をしています。
そしてこれは本当に重要だと思うのですが、量子物理学を修めている筆者は、この世の出来事は私たちの潜在意識がフィールドに情報を投影し、無限性が崩壊し有限性が出現するという表現をしています。これについては以前読んだマイケル・タルボット氏の「ホログラフィック・ユニヴァース・時空を超える意識」という本にも以下の様な事が書いて有ったのを思い出しました。
「量子物理学の基礎を築いたデイビッド・ボームは、私たちの日常そのものがホログラフィックな映像のごとく虚像であり、根源には深い存在の秩序が隠されており、私たちの目に映る幻影を生み出していると確信しました。
その深いレベルの現実を包み隠された秩序、内在する秩序私たちが存在しているレベルを「開示された、表面にあらわれてくる外在秩序」と表現しました。
は量子の海で、世界の真実の姿とは「波」つまり波動でできていて、私たちの脳は宇宙の波動を見慣れた物に変換する装置であり、すなわち私たちの日常は「ホログラム」、内在秩序の影が投影された「幻影」にすぎない。」
つまり世界の真実は波動で、私たちの脳は宇宙の波動を見慣れた物に変換する装置で、私たちの日常はすべて幻影に過ぎないのです!
キーポイント
「ホログラムの中に存在する他のプレイヤーは100%あなたの創造物である。ホログラムでは、あなたの人間ゲームでのプレーを手伝う為に、本来のあなたから台本で詳細な指示を与えられない限り、だれも力や決定権を持たない。」
つまり、ホログラムの中では、あなたの外側には力はないのです。だから、このホログラムに現れた事象にいちいち心を煩わせる必要は全くなく、怒り、悲しみ、無力感等のマイナスの感情が出たら、プロセスというワークを使ってその負の感情を解放し、真実を告げ、ホログラムの幻想から目を覚ます様に手助けをします。その結果、「創造者」としての自分自身と自分の創造物に対する感謝の気持ちが増えていく!と言うわけです。このプロセスを続けて行く事で、この世界に投影されているホログラムも劇的に変わって行くそうです。
マイケル・タルボットの「投影されたユニバース」を読んだときには、そういう事があっても可笑しくないかもね~と、特に自分で確かめる術もなかったので、検証のしようがなかったのですが、今回はそれを検証する方法論まで具体的に書いてあります。これは凄い本だ!手放しで嬉しくなりました。
それで、このプロセスは非常に興味深いので、その手順を少しご紹介しておきます。
ステップ1 不快感の真っ只中に飛び込む
ステップ2 不快感を十分味わう
ステップ3 不快感の強さがピークに達したら、「これは只の幻想の物語だ」と言って 「真実」を告げる
ステップ4「私は創造物から力を取り戻す、今!」と言って自分の力を取り戻す
ステップ5 あなた自身と創造物にたいして感謝を表す
また実際には事が起こっていないのに、時には将来起きるかもしれない災難に対して、不快感を持つ事が有ると思いますが、そういう場合にもこのプロセスは使えるそうです。未来の災難に対する恐れが消える事で、想像の中で災難を経験し、ホログラムの中に幻想を送り込むと、実際にそれを経験する必要がなくなるそうです、
そして、もう一つ面白い考え方だなと思った事が、「受け身モード」で生きるという事です。朝起きたら、ホログラムの中に送り込まれてきたものを眺め、それに対して自分がやりたいと感じた事、刺激された事をするのだそうです。受け身モードで生活したり、仕事をしたりするには次の2つのパターンが有るそうです。
1、あなたの外側にあるように見える幻想が、反応や判断、行動を求めているように見える時。
2、行動したいという、内なる動機やインスピレーションを感じる時。
どちらのパターンでも何かをしたいと感じたら、それをして何もしたいと感じなければ、そう感じるまで待ちます。一日中そうやって過ごし、夜になったらベッドに入り、朝が来たら目を覚まして、同じ事をすれば良いそうです。そして、不快感があれば、反応したり行動したりする前に、「プロセス」を1回ないし複数回使う。不快感がなければ、その瞬間にやりたいと思える事をすれば良いそうです。つまり感覚を全てに優先すれば良い!
そしてこの本はビジネス書なので勿論お金に対する考え方も書いてありますが、それを簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。お金に対する限定的な観念が、自分の中でまだ大きな力を保っていると、口座の残高が重要でそれが見たいと思った場合は、「本来の自分」が自分が見たい口座の数字に関する詳細情報を詰め込んだパターンをフィールドの中に創らなければならないのです。そして、そのパターンに力が加えられ、詳細情報がホログラムの中に送られて初めて、自分に見える様になります。さもなければ、そこには何も無いのです!
一時期私もお金は汚いもの、お金に興味のある人は腹黒い人だと言う観念を持っていましたが、今はその観念を払拭する努力をしています。またお金は自分の感謝を表す創造物で、請求書の支払いをしたりお金を使ったりする時に、無駄遣いをした罪悪感を抱いたり、お金が亡くなってしまう不安感を持たない様にして、なるべくお金にマイナスの感情を載せて、お金にまつわる負のパターンを創らない様に意識しています。だって、どの道私が不安に思おうが否かに関わり無く必要なお金は出て行くのだし、自分が創造者だという意識を持てば、必要なお金は必要なときにもたらされると考えていた方が楽しいですからね
とまあ、ここまで忘備録であまりつながりも無くメモをしてちょっと話が見えにくかった方もいらしたと思いますが、この本は凄く価値のある本だと思いますので、是非お読みになって下さいませ!
人生の次のステップに私たちを連れて行ってくれる良書です
もうこのホログラムの事象にこれ以上翻弄されるのは得策でないかもね
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