こんにちは♪
以前にこのブログのコメント欄で、オイルプリングについて教えていただいた事が有ります。その時にはそれって何?という感じでしたが、クロルヘキシジンとオイルプリングの口臭や細菌に対する効果を比較したという最近の研究についての記事を、見かけたのでご紹介致します。
オイルプリングは口臭の治療に効果がある!という研究論文の紹介
オイルプリングはアーユルベーダの施術にある有害なバクテリアを除去する方法で、15分から20分程度オイルで口をすすぎます。この方法はインドでは良く知られた方法でしたが、西側諸国へはウクライナの腫瘍学者のFカラーチにより1990年代初頭に伝えられました。
今日この方法についてはとても効果的だとして、書籍やウエブサイトに書かれています。でも多くの人は実際にはオイルプリングをしてもなんの医学的な根拠もないと思われるかもしれません。
オイルプリングが良く効くと言う広く知られた逸話は残っています。それにまだ少いですが、アーユルベーダを裏付ける研究も出てきています。それらの中でも最新の研究は、オイルプリングが殺菌剤として使われるクロルヘキシジンと同等の口臭を減らす効果が認められたというもので、2014年11月のJournal of Clinical and Diagnostic Research 誌に載りました。
オイルプリングvsクロルヘキシジン
インドの研究グループが、60人の女生徒を、「オイル(ごま油)プリングのグループ」「クロルヘキシジン」「コントロール群」の3つのグループに分け、
3週間に渡り実験を続け、女生徒のプラークスコア、歯肉炎のスコア、口腔内の客観的主観的な状態のスコア、嫌気性機のコロニーの数を観察しました。
その結果、ごま油とクロルヘキシジンのグループで全ての指標で改善が見られました。特に口腔内の状態のスコアの改善は著しかったです。更に、オイルプリングとクロルヘキシジンの間の効果に大差は有りませんでした。これは、より安価に自然な方法としてオイルプリングがクロルヘキシジンに代わり使える可能性がある事を示唆しています。
「ごま油を用いたオイルプリングは、クロルヘキシジンと同じくらい口臭と原因菌を減らす効果があるので、家庭で出来る予防方法として広めていくべきだ。」と、この研究では結論付けています。
オイルプリングの方法
もし口臭に対してお悩みであれば、以下の方法に従ってオイルプリングをやってみてください。
1、起床時食前に好みのオイル(ごま油、サンプラワー油、ココナッツ油、その他の油)を口に含み15~20分位ガラガラうがいをせず、ブクブク動かし口の中にオイルを良く良く回してみてください。
2、時間がきたら、オイルを瓶に吐き出します。(流しやトイレには直接廃棄しないで下さい。パイプが詰まる原因になります。)それから、海塩を混ぜた水でゆすぎます。この方法は、口腔内に残った細菌を殺菌し流す助けになります。
3、最後に普通に歯ブラシをします。お水は口腔内が乾いた感じがするまで、15~20分くらいは飲まないようにします。
良い結果が出るまで、これはその他の自然療法でも一緒ですが、効果はすぐには期待できないので、毎日続けることです。殆どの人は2~3週間続けると、体臭が減ったり歯が白くなったと報告していますが、最も素晴らしいのは数ヶ月続けると関節の痛みが減ったり、うつが改善したという報告もあると言う事です。
パブメドに載っている論文です。
クロルヘキシジンとオイルプリングの口臭に対する効果の比較
さて、オイルプリングに使う肝心のオイルですがこの記事ではどんなオイルでもお好みのもので良いと書いてありますが、最近のオイルの原材料は遺伝子組み換え作物が使われているものも多いですよね。
キャノーラ油、ダイズ油、コーン油、綿実油・・。遺伝子組み換え作物の油って米国では食用に使われる油と同じものをラベルを変えて、殺虫剤として使っているという情報も有りますよね。ということは、オイルプリングに使う油が遺伝子組み換えの物だったら、殺菌力は強そうですが、「健康に良いか?」というと、どうなんでしょうね?
その辺はフッ素などを使う場合でも同じだと思いますが、フッ素が虫歯予防になるかと言われれば、歯科で使われるフッ素は軍事兵器のサリンの原材料でも使われる位ですから、まあ殺菌力はかなり強力です。ですから、勿論日々使えば口腔内の殺菌効果は有るとは思いますが、体内に蓄積してどうなるか?という事を考えた場合、私は子供達には使いたくないです。という訳で、オイルプリングで使うオイルも慎重に選んで下さいませ♪
遺伝子組み換えのキャノーラ油は殺虫剤として使われているという動画です。
それでは、よい午後をお過ごしくださいませ!
以前にこのブログのコメント欄で、オイルプリングについて教えていただいた事が有ります。その時にはそれって何?という感じでしたが、クロルヘキシジンとオイルプリングの口臭や細菌に対する効果を比較したという最近の研究についての記事を、見かけたのでご紹介致します。
オイルプリングは口臭の治療に効果がある!という研究論文の紹介
オイルプリングはアーユルベーダの施術にある有害なバクテリアを除去する方法で、15分から20分程度オイルで口をすすぎます。この方法はインドでは良く知られた方法でしたが、西側諸国へはウクライナの腫瘍学者のFカラーチにより1990年代初頭に伝えられました。
今日この方法についてはとても効果的だとして、書籍やウエブサイトに書かれています。でも多くの人は実際にはオイルプリングをしてもなんの医学的な根拠もないと思われるかもしれません。
オイルプリングが良く効くと言う広く知られた逸話は残っています。それにまだ少いですが、アーユルベーダを裏付ける研究も出てきています。それらの中でも最新の研究は、オイルプリングが殺菌剤として使われるクロルヘキシジンと同等の口臭を減らす効果が認められたというもので、2014年11月のJournal of Clinical and Diagnostic Research 誌に載りました。
オイルプリングvsクロルヘキシジン
インドの研究グループが、60人の女生徒を、「オイル(ごま油)プリングのグループ」「クロルヘキシジン」「コントロール群」の3つのグループに分け、
3週間に渡り実験を続け、女生徒のプラークスコア、歯肉炎のスコア、口腔内の客観的主観的な状態のスコア、嫌気性機のコロニーの数を観察しました。
その結果、ごま油とクロルヘキシジンのグループで全ての指標で改善が見られました。特に口腔内の状態のスコアの改善は著しかったです。更に、オイルプリングとクロルヘキシジンの間の効果に大差は有りませんでした。これは、より安価に自然な方法としてオイルプリングがクロルヘキシジンに代わり使える可能性がある事を示唆しています。
「ごま油を用いたオイルプリングは、クロルヘキシジンと同じくらい口臭と原因菌を減らす効果があるので、家庭で出来る予防方法として広めていくべきだ。」と、この研究では結論付けています。
オイルプリングの方法
もし口臭に対してお悩みであれば、以下の方法に従ってオイルプリングをやってみてください。
1、起床時食前に好みのオイル(ごま油、サンプラワー油、ココナッツ油、その他の油)を口に含み15~20分位ガラガラうがいをせず、ブクブク動かし口の中にオイルを良く良く回してみてください。
2、時間がきたら、オイルを瓶に吐き出します。(流しやトイレには直接廃棄しないで下さい。パイプが詰まる原因になります。)それから、海塩を混ぜた水でゆすぎます。この方法は、口腔内に残った細菌を殺菌し流す助けになります。
3、最後に普通に歯ブラシをします。お水は口腔内が乾いた感じがするまで、15~20分くらいは飲まないようにします。
良い結果が出るまで、これはその他の自然療法でも一緒ですが、効果はすぐには期待できないので、毎日続けることです。殆どの人は2~3週間続けると、体臭が減ったり歯が白くなったと報告していますが、最も素晴らしいのは数ヶ月続けると関節の痛みが減ったり、うつが改善したという報告もあると言う事です。
パブメドに載っている論文です。
クロルヘキシジンとオイルプリングの口臭に対する効果の比較
さて、オイルプリングに使う肝心のオイルですがこの記事ではどんなオイルでもお好みのもので良いと書いてありますが、最近のオイルの原材料は遺伝子組み換え作物が使われているものも多いですよね。
キャノーラ油、ダイズ油、コーン油、綿実油・・。遺伝子組み換え作物の油って米国では食用に使われる油と同じものをラベルを変えて、殺虫剤として使っているという情報も有りますよね。ということは、オイルプリングに使う油が遺伝子組み換えの物だったら、殺菌力は強そうですが、「健康に良いか?」というと、どうなんでしょうね?
その辺はフッ素などを使う場合でも同じだと思いますが、フッ素が虫歯予防になるかと言われれば、歯科で使われるフッ素は軍事兵器のサリンの原材料でも使われる位ですから、まあ殺菌力はかなり強力です。ですから、勿論日々使えば口腔内の殺菌効果は有るとは思いますが、体内に蓄積してどうなるか?という事を考えた場合、私は子供達には使いたくないです。という訳で、オイルプリングで使うオイルも慎重に選んで下さいませ♪
遺伝子組み換えのキャノーラ油は殺虫剤として使われているという動画です。
それでは、よい午後をお過ごしくださいませ!