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断食と覚醒

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本日もガブリエル・カズンス博士のSPIRITUAL NUTRITIONから、断食が如何にスピリチャルな成長を促してくれるかについて、ご紹介致します。
 

断食は体が生体科学的なエネルギーよりも、プラーナのエネルギーを利用するように移行させる為の良い方法です。断食で体のデトックスが進めば進むほど、クンダリーニのエネルギーが体の中を通りやすくなります。

断食はチャクラや微細なエネルギー体に、宇宙エネルギーのプラーナが通りやすくなり、シャクティ・クンダリーニの覚醒の可能性がより高くなります。体のシステムをデトックスすると、私たちは健康になるだけでなく、体に滞っていたエネルギーのブロックを取り除くので、エネルギーの通りがとても良くなり、クンダリーニのエネルギーも上昇しやすくなるのです。

 

繰り返し断食をする事で、私たちの体のシステムに純粋な宇宙エネルギーがより流れ込みます。また、クンダリーニのエネルギーの動きに対して私たちの感度が上がります。私たちが神のエネルギーに触れれば触れるほど、私たちが神と共に生きるモチベーションが上がって行きます。

 

正式な断食の定義は食べ物や水を完全に断つ事ですが、広義の意味の断食は、毒をマインドや体、魂に入れない事です。つまり断食とは単に食べ物を食べないというよりは、私たちのシステムに、身体的、感情的、心理的な毒物を除去する事と、理解するといいでしょう。

 

断食の魂の目的は世界的な責任から自分自身をある程度切り離す事にもあります。つまり断食中には、社会とは離れ完全の静寂の中で過ごす事。そうすれば、私たちのエネルギーが外に漏れ出てしまう事を防げるので体調の管理にも有利です。

 

ガンジーは週に1回静かに一人で過ごしました。断食は体を健康にする為にとても役に立ち、心や魂のバランスを取ります。ですから、内なる神の愛を知る事ができるのです。

 

断食をして2から3日断つと、食欲は徐々になくなり、食べ物への執着も徐々に減っていきます。そうすると、私たちは食欲よりも、私たちの内側の神聖なエネルギーに気づくようになるのです。断食中に本能と体の強い結びつきが減少していくと、私たちは体の物質的な欲求から自由になります。

 

物質的な欲求が消えた状態になると、心は神と対話が出来る波動の高い状態になります。この状態になれば、体には苦しみはありません。なぜなら体は断食により健康的になっていますから。私たちは魂のコミュニケーションがあるレベルに達するまでは、ボディーマインド複合体である私たちの体は、神とのコミュニケーションへの強い欲望よりも強くなっているでしょう。

 

断食で私たちが肉体の欲望から自由になる事をより多く経験すればするほど、断食をしていない時にも肉体の欲望から自由になります。キリストはそれについて、「断食と祈り以上に、肉体の欲望から私たちを自由にしてくれるものはない」と、言っています。

 

断食は肉体からの欲望を放棄し神とのコミュニケーションに至福を感じ、身体中の細胞が活き活きする覚醒した状態に私たちを導きます。断食は愛を知る行為です。キリストが洗礼の後に飲み食いせずに40日間砂漠の中で断食をしました。

 

この通過儀礼を経てキリストは肉体の欲望に打ち勝ち、魂の覚醒状態を得たのです。キリストはその後この経験をわかち合いました。40日間の断食は肉体の欲求を削ぎ落とすとても神秘的な方法です。断食と瞑想を合わせれば、エゴがもっと削ぎ落とされます。

 

生命のツリーで、私たちはスピリチャルな断食は神秘的な死と再誕生のプロセスであると教わります。これが、スピリチャル断食の秘密です。カブリエル先生のスピリチャル断食は、安全を重視した、瞑想やヨガを組み合わせた特別なプログラムだそうです。

 

単なる断食とスピリチュアル断食には大きな違いがあります。もちろんスピリチュアル断食でも、体重が減少し体内のデトックスがなされますが、そこに止まらず、自分が本当は何者であるかについて深いレベルでの理解が進みます。

 

マインドが静寂になった時に、私たちは今ここにいて、神聖な存在に還って行く事が出来るのです。そうなると私たちは光の体を感じ、『I AM THAT」の気づきの意識へと還って行けるのです。断食の経験は私たちが肉体的な死を受け入れ、その死を乗り越えていく理解へと繋げてくれます。

 

スピリチャル断食の目的は、健康への渇望ではなく、エゴの執着を完全に手放す事です。一度神とのコミュニケーションが始まれば、それはさらに深まって行くでしょう。

 

ガブリエル・カズンス博士の40日断食の手記

ガブリエル博士は社会から離れて、40日の断食に挑んだ時の手記を綴っています。博士の40日間のファステイングの最後の3日間のみ蒸留水を飲みます。3日以上水を飲むと、瞑想時のエネルギーが落ちてしまうからです。

最初の2週間でデトックスが進み、エネルギーレベルが高まり安定しました。そして最初の20日間でエネルギーがもっと内側に流れる感覚がありました。次の2週間で瞑想の時間は徐々に増え、1日9時間瞑想していました。また、その時同時に体の調整の為に長時間歩きました。

 

神との対話、ユニティ意識、非二元の世界、調和そして愛が覚醒した意識にたくさん、たくさん流れてきました。体はとてもクリアになり、導管としての精度が高まりました。一日中振動を通してエネルギーの拍動を感じていました。35日あたりで、ヨガで言われる内なるネクター(アムテリア)に気づきました。

 

生理学的に言えば、これはおそらくプラーナの摂取率が上昇した為、エンドロフフィンが出ていたことのではないかと思われます。このネクターは神と祝福をより強く感じさせてくれました。これは内なる栄養です。

 

蒸留水を飲み始めた最後の3日間は、重要な天気になりました。今回の断食は自宅から離れた、静かな山の中にこもって過ごしました。瞑想の時間は9時間以上に及びました。時々4時間以上瞑想がほんの数分に思えることもありました。瞑想中はマインドのおしゃべりは完全に消え、神と共に数時間を過ごしました。

 

瞑想中は体の感覚もなく、肉体的な渇望もなく、マインドのおしゃべいもなく、内なる神のみがそこにいまいた。私の本質は何が起きているか全てを知っていました。最後の3日間の瞑想中は、わずかに残ったアイデンティティーのかけらと共にある、形のないI AMの意識の感覚だけがそこにありました。

 

これが神との対話でした。きちんと瞑想しているかどうかに関わらず、ただそこに居るだけで愛が存在するのを感じました。花が咲き誇り、私はI AM Thatだと光を放っていました。

 

 


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