ママは歯育係15(口を閉じたら前歯のねじれが…)
いや~今日は本当に暑かったですね☀
まだ5月ですよね。。。
夏本番は一体どんな暑さに
なるのでしょうか?
さて、今日はお口ぽかんを
治すことが歯並びにとって
どれだけ重要なことか!
歯育係の皆様には
心からご理解いただきたいと
思うので、本日はこんなケースを
シェア致します♪
Q;小学校1年生の女の子の
歯並びでご相談です。
前歯が曲がって生えてきて
しまいました。
かかりつけの先生に診てもらったら
歯が並ぶスペースがないので
将来的に矯正を考えた方が
良いと言われました。
娘は鼻が悪くていつも
お口をぽかんと開いています。
矯正を考えた方が良いのでしょうか?
情報が少ないので
いつものように一般的なケースの
お話を致します。
♠ケース1
以下の症例は小学校1年生の
女の子で、ちょうどご質問の
ケースと同じで
上の前歯2本と下の前歯4本が
生え変わっています。
上の前歯はハの字になり
曲がっています。
下の前歯のスペースも足りないので
90度近く曲がって生えている歯もあります。
このケースでもアゴの大きさに比較して
歯が大きくスペースが足りません。
しかしながら、このケースのお子さんも
いつも口をぽかんと開いていて
唇の力と舌の力が歯列に
かかっていませんでした。
上顎の歯列は舌の形を反映して
きれいなアーチに成長します。
また歯が曲がって生えてきても
唇の筋力がかかることで曲がった
歯も真っ直ぐに戻ってきます。
そのためにはお口を閉じることが
とても大切です。
このケースでも口を閉じる訓練のため
トレーナーを使ってもらいました。
以下が9ヶ月後の写真です。
ウイング状になっていた前歯が真っ直ぐになり
下の歯のねじれも少し取れてきています。
このようにお口を閉じることは歯並びを
良くするためにはとても大切なことです♪
いつも記事をお読みいただき
ありがとうございます(^^)
それでは素敵な1日をお過ごしくださいませ!
*この記事では個人的な臨床経験に
基づいた一般的な視点から書いております。
他にも治療の選択肢はあると思われます。
記事の内容に記載された方法が
「唯一の方法ではないこと」
「個人的なアドバイスではないこと」等を
ご理解いただけると幸いです。
また分からない事がございましたら
かかりつけの歯医者さんにご相談下さいませ。