怒りの取説♪
静かな環境で一人座って瞑想している時は心が平安でも
日常生活の中では色んな刺激や理不尽なこともあるから
聖母マリアのように何時も微笑んでいよう!と、
決心したとしても中々出来るもんじゃないですよね~
私も新年早々、子育てに対する考え方の違いから
相手の地雷を踏んじゃったみたいで
ついこっちも反応的になっちゃいました・・・(汗)
その後はすぐに「怒っちゃダメだ~!」と、自分に言い聞かせたけど、
でも、実際には「怒っちゃだめ!ネガティブな反応はだめ!」
という発想だけでは不十分ですよね~
今、読んでいる「これも修行のうち。実践!あらゆる悩みに
「反応しない」生活」という著書が「怒りの取説」として、
具体的で分かりやすかったので備忘録として書いておきます
(以下著書から要点を抜粋)
怒りの取説として次の二段構えの方法が必要。
①怒りで反応しない心の使い方
②怒りのデリート方法
①怒りで反応しない心の使い方
・感情を外から眺める
「ーと私は怒っている」という具合に気づく
このようにして意識を”気づき”に使うことで
怒りに使われる意識の量が減る。
つまり意識を気づきに使えば使うほど
怒りに使う意識の量が減り、結果的に
怒りが静まっていく。
・気付きの前倒し
実際に感情で反応するより前に
客観的に気づくことに心を使う
たとえば、相手といざ向き合う前に
あらかじめ自分に
「さて、これからどう反応しようか」とツッコミを入れておく。
これは反応しない心の準備になり、心を相当強くしてくれる。
・相手を判断したり、相手の心中を妄想せず
ニュートラルな心で相手を理解する。
その時自分の心に「判断」や「妄想」が起こったら
それに気づく。
②怒りのデリート方法
まず怒りの状態をありのままに見る
↓
目を閉じて目の前に広がる暗闇を見つめる。
そこに自分の心がある。
感覚、思考、感情などがその暗闇から次々浮かんでくる。
今見えている暗闇全体が自分の心の状態。
その中の「怒り」を意識して大ざっぱで良いので
心の暗闇に占める怒りの割合%を数値化する
例えばその時の怒りの割合が70%と感じた場合は
「怒り70%」と言葉にして確認する。
確認後、思考の力を使って数値を減らしながら
怒りの感情も減っていくシュミレーションをする。
最終的には怒りの割合がゼロだった時を思い出し、
怒りのなかった時の本来の自分に帰る
仏教では「心の中に仏がいる」という言葉がありますが、
本来人の心には怒りも苦悩もないきれいな意識が流れている
究極的には、怒りが湧いた瞬間に気づけば怒りは消えます。
「目覚めている人に、怒りは存在しない」
ーウダーナヴァルガ
(要点抜粋終了)
如何でしたか?感情と一体にならないために、
怒りを数値化するだけでも冷静になれそうですよね♪
次回はまた時間のある時に「心の仕組みを理解できれば、
つい反応して怒ってしまうこともなくなります」について
書いてみたいと思います♪
良い三が日をお過ごしくださいませ✨