血液観察をしてみませんか?
現在フレンズ歯科クリニックでは、凝固血液観察を導入しています。(生体血液観察は近日中に導入予定です。)現代医学では体をパーツごとに細分化し専門分野を分科し過ぎたために、症状が出て診断名がつくと、その部位に起きている特定の症状を和らげるための薬を処方する対症療法が主流となっています。しかしながら、何処かに不快症状が起きていれば身体の他の部位に影響が出ない訳は有りませんし、その状態を修復しようと血液もまた懸命に自分の仕事をしています。ですので、何か口腔内に不快な症状が起きている時に血液で何が起こっているのか調べるのはとても有益な事です。
現在の血液検査はある特定の細胞や成分の数や比率等を数値化します。しかしながら、数値は正常範囲にあるけれども、特定の原因不明の症状があると言う場合もあります。また、数値は正常で全く症状は出ていないが、実はジワジワと潜行性の症状が進行しているという未病の状態にある場合も有るでしょう。そういう時に血液を観察するのはとても有効な事です。
そして血液からのメッセージを受け取ったら食事を改めたり、悪い習慣を止めたりしてライフスタイルの見直しをする事で是非体をいたわってあげてくださいね!スタッフ一同貴方の血液と対話するのと楽しみにしています。今の所導入キャンペーン中ですので、フレンズ歯科で診療を受けていただいた方には無料で行っております!是非この機会にお試しくださいね。(何だか、この表現俗っぽいですね・・笑)
凝固血液観察の全体像
層状凝固血液観察もしくは酸化ストレス検査(OST)は1920年代のヨーロッパで発達し、それ以降世界中の国々の医療従事者や自然療法医の間で使われてきました。1920年代のNATOの内科医のハイタン博士とラ・ガード博士がボウレン博士(1930年代にボストンのマサチューセッツ・ジェネラル・病院の外科主任でした。)に、この検査方法を紹介しました。それでこの検査はHB検査としても知られているのです。(ハイタン博士、ラ・ガード博士、ボウレン博士の頭文字を取って)
層状凝固血液観察は患者の凝固血液観察法の評価をする事です。慢性疾患をかかえる患者の層状凝固血液の検体と健康な人の検体では、非常にかけ離れた像を呈しています。健康的な検体ではピンクみを帯びた赤色でフィブリンのネットワークが良く発達し強固に凝固した像を呈しますが、毒物やその他の理由で均衡を欠いた検体の凝固血液は、重合タンパク液溜と呼ばれる(PPPs)白色の部分と全身状態の指標となる可能性があるその他の異常を呈します。
スライド上の凝固血液は、重力のかかる度合いによって環状に血液を回転させ、それぞれの場所で異なった要素をもつ自然の遠心力の活動性を示しています。身体の中心部に近い臓器は軽い重合タンパク液溜(PPPs)を作り出すので、余り回転して遠心力がかからないので遠くまでは行きません。遠くまで行くのは重い重合タンパク液漿で、リンパや皮膚等の状態はよく回転して遠心力がかかり外側の層に現れます。重合タンパク液溜のサイズや形は後ほどもっと詳しく説明しますが、それもまた自然な状態を示しています。
凝固血液検査で観察される重合タンパク液溜は、播種血管内凝固(DIC)や水溶性の細胞外基質の破片が存在することによって観察されるようになると、一部の研究者からは信じられています。この理論は新たな研究によって支持されています。
凝固血のチャート
8つの環状リング
スライドグラスに採取された各々の層は8つの環状のリングに分けられます。
・リング1
サンプルの中央のリング1の部分は、男性では前立腺、膀胱等の問題女性で、女性では子宮、卵巣、子宮頸部、子宮摘出、子宮筋腫、生理不順などの問題を表しています。
・リング2、3
腹部の臓器、肝臓、胆嚢、腎臓、すい臓、小腸、大腸の状態を示しています。
・リング3、4、5
環状リングの3~5は生命にとって重要な臓器の状態を示しています。リングの4は特に骨や関節の状態を、リング5は内部の弱っている臓器と関連しています。
・リング6
この環状リングは肺と胸の状態や間葉組織/結合組織の状態も表しています。図中の横に示してある部分をみて、どの身体の部分と関連性があるかをご確認ください。
・リング7
この環状リングはリンパ系の状態を示しています。この部分はリンパ系毒やうっ血の状態などの情報提供をしてくれます。
・リング8
環状リング8は皮膚のリングです。この部分のリングは発汗して解毒を促進する必要がある事についての情報を提供してくれます。有酸素運動やサウナ等の助言をすると良いでしょう。重金属もこの層に現れます。重金属の毒性は、脳、脊椎等を含めた脂肪組織にも影響を与えます。 8つの層 8つのサンプル層を採取して評価します。各層は8つの同心円と12の部分に区分けされます。これはサンプルを見た時に簡単に参照できるように考えられています。例えば、3つめの円の8::00~9:30の様に表されます。
各々の8つの層は身体の様々な部分の状態を示しています。
1、2層目(最も大きな層)は一時的で、最近の状態をよく表していて、特に身体の外表部で起きている最近の病歴を示しています。皮膚、リンパ系、目、耳、鼻、喉、口、脳(頭痛)、臀部、脚等の状態を表しています。
・3、4、5層
これらの層は肺、胸部、ホルモン(内分泌系)やアレルギー(4、5環のアレルギーの項目参照)等の影響を強く受けます。こられらの層の観察は1~2層よりもう少し深い沈降部の状態若しくはやや長引いている状態を示しています。
・6、7、8層
これらの層での観察されることは生殖器、小腸、大腸、腎臓、胆嚢、すい臓、脾臓、ストレスやアレルギーなどにも関連した事です。これらの層はより深層で慢性的な状態を表しています。
ちょっとこの図(ワードで作図してコピー)は見えにくいと思いますが、このように1つのサンプルを同心円状に8つの環状のリングに分けます。
正常凝固血 炎症
副腎のストレス 循環器のアンバランス
重金属 寄生虫