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自己免疫疾患は有りえない

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こんにちは♪

先日記事でご紹介した、難病指定されているベーチェット病のスタッフのお母様ですが、炎症マーカーのCRPや抹消血の白血球数や補体C3,C4の値は落ち着き、炎症症状は現在の所出ていません。最近は症状もなく血液検査でも異常がないのに、多剤投与は以前と同じ様に続けられている。だけど、20年以上ステロイドを副腎の生理的な分泌量を超えて服用してきているため、減薬したくてもリバウンドが怖くて出来ないとのこと。(やはり、権威あるお医者様の元でやらないと不安とのことです。)どこか、近くに減薬の手伝いをしてくれる病院が無いかな?と、ネットで検索したら、「漢方科 松本医院」さんのHPにたどり着きました。(ちょっと遠いので、関東近郊にそういうお医者様がいらしたら是非ご紹介頂けませんでしょうか?)

こちらの医院長の松本仁幸博士は、免疫の勉強と臨床を相当された上で、最終的には、「自己免疫疾患などという概念は大嘘で、そんなものはない。」という結論に行き着かれています。このHP転載禁止になっていたので、「なぜ自己免疫疾患がないのか?」という部分につき以下に要点だけをまとめてみました。

でも、広義の意味で考えれば人類自らが生み出した化学物質で病気になっているのだから、自分達で自分達を攻撃しています。これは自己免疫疾患と言えなくもないじゃない?なんて思ってしまいましたが。。

なぜ自己免疫疾患は有り得ないのか?http://www.matsumotoclinic.com/column/column_17.html


ウィッキペディアによると、
自己免疫疾患とは、異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで症状を来す疾患の総称。それでは、なぜ免疫系は自分自身の体の構成成分を抗原とする自己抗体を作るのでしょうか?

現代医学では、その原因は不明とされています。しかし松本医師の説明によると、こんな説明がなされています。

 

現代社会は本来自然には存在しなかった人間が作り出した化学物質に溢れています。その異物である化学物質が体内に摂取されると、腸管から吸収されともに栄養と、血管を通じて全身の細胞へ運ばれていきます。血管からは膠原繊維の多い結合組織に漏れ出て、必要な栄養分だけは細胞に取り込まれ、不必要な化学物質は結合組織にとどまり、膠原組織と結びつきますが、これを異物と認識し、IgG抗体を使って、これを免疫が排除しようとするのです。しかしながら、化学物質は不溶性のものが多く、好中球やマクロファージが貪食し溶かすことは出来ません。ですので、化学物質は結合組織にどんどんたまってしまいます。しかしながら、好中球はその化学物質を溶かしながら排除しようと仕事を続けますが、その時に自分の結合組織も溶かしてしまいます。そうすると、免疫は普段は核膜に覆われてた核を初めて目にして、それを異物と認識した免疫が、自己の核に対する様々な抗体を作るのです。

 

現代医学では、この様な核に対する抗体を目にして、自分自身を攻撃していると勘違いして膠原病を自己免疫疾患として定義しているのです。しかし、この様な自己抗体が出来てしまったのは、あくまでも異物である化学物質を排除しようとして免疫系が戦った結果生じただけで、自分の細胞に対して攻撃を加えようとして出来た訳では決してないと、こう説明されています。

 

現代医学の常識では、自己免疫疾患は自己を非自己と見分ける免疫系の破綻の結果生じるとされています。この自己と非自己を見分けるTリンパ球の働きは胸腺で教育される。胸腺で自己の成分と強く結びつくものや、逆に結びつきの弱すぎるものは排除されて、自己の成分と適当にくっつくT細胞だけが、生き残り抹消に出て行く(骨髄で作られたT細胞の、約3%くらいの比率)。これを正の選択と言いますが、その選択機能に誤作動が起きる事で、自己免疫疾患は起きるという訳です。

 

しかし、この理論に対して松本医師は、胸腺はあくまでも自己と非自己を区別させる教育の場ではなく単純に分化・成熟・増殖の場に過ぎないと説明します。つまり、生き残るT細胞は異物を正しく認識できるレセプターを持ったT細胞で、決して自己を正しく認識する能力を持った細胞が生き残るという訳ではないと言う事です。

 

その証拠として、胸腺がない実験動物や生まれつき胸腺のない「ディ・ジョージ症候群」という染色体異常の子供では一番自己免疫疾患にかかりやすいはずですが、そう言った症例が報告されていないことを例としてあげ上記の理論に反論しています。また、胸腺は20才位が最大でその後加齢と共に萎縮し、脂肪組織に置き換わります。そうすると、胸腺の機能が衰えている老人の方が自己免疫疾患に罹患しやすいはずだが、自己免疫疾患の罹患率は20~40代が高く、胸腺の働きが活発な時期に罹患するのはおかしいと、指摘されています。

 

つまり、膠原病は自己の免疫が自分自身を攻撃する病気で、絶対治らないというのは医学者が勝手に作り出した、おかしな理屈に過ぎないと結びつけています。「患者さんが、医者に膠原病と宣言されると、一生涯治らないので、苦しまざるを得ませんよ、という刻印を押され、お医者様の言うことだから、仕方がないと、悲しい思いを一生し続けることになります。おまけに免疫機能を変えてしまう毒薬を盛られ、新たな病気を作られる。しかし、実はそんな病気は医者が勝手に作った架空の病気であるということは理解すれば、この病気は実は治る病気であり、絶望の淵から一瞬にして、幸せの境地に戻れる。」

 

また、アレルギーと膠原病は全く同じ化学物質を優秀な人体の免疫が的と認識し、IgGで処理しようとした時に膠原病が起こり、IgEで処理するとアレルギーが起こる。メインの抗体の型が入れ替わることはクラススイッチと読んでいます。つまり、膠原病もアレルギーも化学物質という共通の敵と戦っているに過ぎないという事です。

 

という訳で、このHPの要点を拾ってみましたが、是非ゆっくりと松本先生の理論をお読みください。「自己免疫疾患なんていう概念は実は無い」という、教科書に載っていない新しい理論に出会えると思います。そして人間がみずから自己免疫疾患の原因を作り出し、患者は利権がらみで、病名をつけられ、搾取されているという仕組みについても理解できると思います。



とにかく、自己免疫疾患もアレルギーも化学物質という共通の敵と戦っているというのが、松本先生の理論で、元に戻すためには自己免疫力を上げることが大切。ですから、免疫力を抑える薬剤の使用は逆効果どころか、体に更なる毒物を溜め込むようなもの。という事です。

病気の原因についてはこちらの記事http://ameblo.jp/friends-dc/entry-11567038765.htmlでも以前にマックス・ゲルソン博士の「毒」と「欠乏」とご紹介しました。健康でいる為にはなるべく毒物摂取をしないように気をつけたいもの。そして、代謝を良くして、解毒を心がける。人間本来の食性に合った正しい食事を心がける。

人間の本来の食性

人間の本来の食性を取り戻そう.docx
Microsoftワード文書 [149.8 KB]
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ゲルソン療法推奨の一般的な栄養なガイドライン

ゲルソンの視点から見た一般的な栄養のガイドライン.docx
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更に、免疫力を高めるためにも、睡眠を十分に取り、ビタミンDを体内で合成させるために日光浴をする。http://ameblo.jp/friends-dc/entry-11484551339.html

これらを実行すると、健康的な生活が送れると思いますが、ただ最後に忘れてはいけないのが、ストレスの問題。人間は化学物質などの外からの敵の他にストレスという内なる敵により、時に自らの体を傷つけてしまいます。ストレスを受けたときに交感神経が緊張し、ノルアドレナリン等のストレスに対応するホルモンが分泌されますが、常時その状態にあると、好中球増多を作り血流障害をおこし、活性酸素やフリーラジカルを過剰産生し、組織の粘膜やタンパク質、DNAを傷つける。それが様々な身体症状を引き起こす原因となるのです。ストレスと上手に付き合いましょう。場合によっては環境を変えましょう。

と、言う事で私も環境を変えたいな♪(笑)

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