こんばんは♪
今日もはとの巣さんhttp://ameblo.jp/guitar-virtuoso/entry-11596501332.htmlにコメントで教えていただいた、映画「不食の時代」に出演されている森 美智代さんのインタビュー動画をご紹介します。森さんの本は以前から読んでみたいと思っていたのですが、個人的には青汁一杯で生きていくなんて出来そうにないな~と思い、本の購入(「食べることをやめました」)には至らずに居ました。しかしながら、このインタビュー動画を見て、森さんの仏様のような柔和なお顔と、「人間は動物なんだけど霊的な存在であるという」言葉から始まり、スピリッチャルな話題にも及んでいる部分に惹かれて思わず本の購入もしてみました。
個人的には果実食が人間の本来の食性に合っていると思い、現在の所果物を食べまくっていますが、実は食べないという選択をした方が更にエコだし、地球に優しいですよね。それにもしかしたら、不食の方が果実食よりもっと人間らしいのかもしれません。ちょっと真剣に考えてみようかしら・・。でも、食いしん坊の私に果たして出来るのかしら?
さて、森さんはアマゾンの紹介文によると、
「森/美智代
1962年、東京都生まれ。短大卒業後、養護教諭として小学校勤務をしていた1984年に難病の脊髄小脳変性症を罹患。以来、西式・甲田療法に専念し、難病をみごと克服。その後、鍼灸師の資格を取得し、大阪府八尾市で鍼灸院を開業。現在、森鍼灸院院長。甲田光雄医師の著書でたびたび紹介されている「仙人2号」のMさんとしても知られる。本格的な断食・生菜食療法を実施してからすでに24年、1日青汁1杯のみの生活になってからは丸13年を超えている。鍼灸治療のほか、講演などでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 」
西式の健康法については、こちらのページから
http://inedia.jp/nishi.html
甲田式の健康法については、こちらのページからご覧下さい。
http://inedia.jp/koda.html
こちらは森さんの動画です。
また、森さんのブログを発見。
http://morishinkyuin.blog.so-net.ne.jp/
最近の記事にイボを蜘蛛の糸で縛ると取れる?と、不思議なことが書いて有りました。検索して調べると、蜘蛛の糸には止血成分が含まれているとのことで、中医学の本には載っているようです。でも、蜘蛛の糸って結んでも切れたりしないのでしょうか?蚕から絹糸が出来る位だから、そんなに驚くべきことでもないのかも・・皆様もイボが出来た時にはちょっと蜘蛛さんの糸を拝借して試してみる~?
(森さんのブログから引用)
イボ [嬉しかったこと]
イボは、鍼灸では、その上に直灸をするといいです。ひまし油と重曹を混ぜたものを、貼っておいても1週間か10日で取れると思います。そのほか、クモの糸でイボを縛るというのもありと教えました。でも(イボは癌の親戚みたいなものだから、体質改善に、)生菜食を1か月とか断食するといいよと言っておきました。すると、普通の糸で縛って、イボを落としたらしいです。無事に出血もしないでよかったですね。クモの糸には薬効があって、止血作用があります。7日くらいでイボは治るそうです。「蜘蛛の糸」というお話がありますが、クモの糸を昇っていくのに、手に血豆ができて、やぶれても、止血作用があるから大丈夫っていうことですね。そういう話ではなくて、自分だけ助かるのでなくて、みんなが助かるようにしたらよかったのにねというお話でしたね。(#^.^#)
(引用終了)
以下は蜘蛛の糸の薬効について、虫ブログ「薬になる虫たち」から引用
http://yakuyoukonchuu.at.webry.info/200807/article_21.html
蜘蛛の糸の薬効
第38号
蜘蛛そのものが薬用になるだけではなく、
蜘蛛の糸も薬用になります。
主に止血です。
「本草綱目」には、蜘蛛の項の後ろに、
蜘蛛の網(巣、糸)について、少しだけ記載されています。
主治:疣贅(ユウゼイ:イボやコブ)に巻き付けると、7日で消え落ちる。
効果がある。
疔癰(できもの、化膿性の)の毒、刃物(金物)の出血を止めるたり、
吐血を治すには、
黄色くなるまで炒って、粉にし、酒で服用する。
本草綱目には、「酉陽雑俎(ゆうようざっそ)」より、
こんな面白いことが引用されています。
以下の文は、物語としてお読みください。
「斐旻(ハイビン。人名)が、山に入った時に、
布の様な蜘蛛の巣を見つけた。
弓を引いて、蜘蛛を射殺した。
蜘蛛の巣を数尺、切り取った。
部下に刃物で傷があるものがいたので、
蜘蛛の巣を1寸4方に切り、患部に貼り付けた。
血はたちどころに止まった。」
「酉陽雑俎(ゆうようざっそ)」は、唐の時代の書物ですが、
昆虫について、20数項目記載されています。
この時代、本草書以外では、虫類についてかかれているのは、珍しいことです。
以前、カマドウマの項で、
カマドウマがいる家は、食が足りている、
との言葉を、載せましたが、
この言葉も、「酉陽雑俎」に載っている言葉です。
この、蜘蛛の巣の部分を、
「酉陽雑俎」中より、探そうとしましたが、
見付かりませんでした。
時間があるときに、もう一度、ゆっくり探してみようと思います。
現代的な応用を、
「虫類中薬与効方」 (張金鼎先生、鄒治文先生 主編、
中医古籍出版社、2002年、300千字、338p)より、引用します。
「名医別録」に初出。
採集炮製:夏秋いつでも。
性味帰経:性は微寒、有毒。脾、胃にきけい。
功能主治:止血、疣贅(ユウゼイ:イボやコブ)を消す。
吐血、刃物による出血 、疣贅(ユウゼイ:イボやコブ)、
痔などに用いる。
用法用量:内服、粉にして、適量。
外用、適量、巻き付ける、または粉にしてふりかける。
効果のある処方。
蜘蛛網散
組成剤形:蜘蛛の巣適量、黄色くなるまで加熱して、粉にする。
功能主治:止血。吐血に用いる。
用法用量:黄酒15mlで2?3g服用する。1日2?3回
出典:太平聖恵方
(引用終了)
それでは今晩も良い夢を♪