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うさぎと楽しむ今どきの悟り方(プロローグ)

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こんにちは🌞

現在年末に学んだホールネスワークに感動したので、
こんなタイトルをkindle本にしてみようかな?と思いつき
少しずつブログの記事を書いてます。

ちょっと気が早いけど仮の表紙も作ってみました~
でも果たして興味ある方っているかしらね?
でも書けば自分も満足するから、それで良いよね(笑)

 


 

 

 

  【うさぎと楽しむ今どきの悟り方】🌷前書き

 

 

あなたは今朝どんな気分で目覚めましたか?
お正月休みも明け今日も仕事に行かなければ
ならない現実に気付き、

「あ~仕事に行きたくない!」
「あ~お布団から出たくない、まだ寝てたい」
そんなブルーな気分の朝を迎えましたか?

 

私もかつて個人事業主だった頃
「今日こそ仕事を無断で休んで
青木ヶ原の樹海にでも行って
そっとここから消えてしまいたい…」
そんな自殺願望一歩手前の陰鬱な気分で
一日をスタートさせていました。

あれから4年以上の月日が経って
2023年卯年の現在は息子の気まぐれから、
我が家に迎えたうさぎが
私の布団の上に乗って毎朝起こしに来ます。

うさぎが布団の周りをクルクルと
元気に走り回っている生命の息吹と
彼の愛らしさに触れ、再び朝目覚めることが出来た
喜びからスタートするようになりました。

自分にとって、とても大きなパラダイムシフトでした。
「一体何が起きたのか?」
とても不思議に思い自分自身の心の構造を
つぶさに観察してみました。

すると、朝一番に陰鬱な気持ちを感じていた
『私』が消えている事に気づきました。
小さい頃から動物が大好きで
近所に捨て猫や捨て犬を見かけると
『我を忘れて』1日中遊んでいるような子供でした。

それを思い出した時、

「そうだったのか!
朝一番でうさぎと触れ合うようになって、
『我を忘れた』つまり『私』が消えんだ!」
そう気づきました。
 

多くのスピリチャルな教えでは
「悟りとは自我が溶ける事。」
そう定義しています。

自我とは『私』の事です。
私たちは1日中『私』という言葉を使い、
色んな感情や思いを感じています。

「私はこう考える」「あの人は私に優しくするべきだ」
「私はダメな人間だ」「私は幸せだ」…etc
心の内面の世界では『私』とは何を意味しているのか?

どのようにしたらこの『私』を見つけることが出来るのか?

今回思い立ったうさぎのモナ王子が主役のこの物語の中では、
モナ王子が長老兎に導かれて
自我と呼ばれる『私』の構造を紐解き、
それを溶かしていく具体的な方法をご紹介していきます。

もし今日が出勤日であろうとなかろうと、
「毎朝幸せな気分で一日をスタートさせたい!」
あなたがそう感じる様であれば、モナ王子と一緒に
ご自分自身の内側の『私』の探求をしてみませんか?

 

~2023卯年・吉日~
 

 

  うさぎと楽しむ今どきの悟り方🌷プロローグ

 

 

僕は1年中温かい温室の王宮に住んでいる。
今やうさぎの世界でもコミュニケーションはリモートが主流で、直接会う事はほとんどなくなった。それでもテレパシーを使った仲間との交信は欠かさない。自然界に暮らす仲間たちからは、うだるような暑さの夏や凍える冬の寒さも、陸、空から僕たちの仲間を狙う敵の脅威も知らない僕は、温室暮らしの「モナ王子」と呼ばれてる。この界隈じゃちょっとした有名うさぎだ。とは言え僕はネザーランド・ドワーフとしてペットショップで売られていたが、血統書はついていない。いわゆる由緒正しい血筋の貴族ではなく、普通のうさぎだ。

僕の朝は侍女が寝ているマットレスにジャンプし、彼女の上半身によじ登り顔をペロペロと舐めてやることからスタートする。すると、こいつはモナ王子「おはよう!」と満面の笑みを浮かべ嬉しそうに目を醒まし、「モナ王子今朝も可愛いでごじゃいますね!可愛いでごじゃいますね!」と意味の分からない言葉を連呼する。

僕は侍女の言葉を無視し、「腹が減った」ことをアピールする為に彼女のマットレスの周囲をトラックに見立てて全速力でダッシュする。すると侍女は「モナ王子、足が速いでごじゃいますね!凄いでごじゃいますね!」そう「キャー、キャー」言いながら勝手に一人で興奮する。

僕は「腹が減ってんだ!はよ起きろ~」と侍女にテレパシーで話しかけるが、全く伝わらない。少し苛立ちを覚えながら、朝食が運ばれるダイニングの方に向かって全速力で駆け抜け、テーブルにつきそこで足をダンと鳴らしてやる。

君はうさぎの足ダンを見たことがあるかな?僕たちは危険を覚えたり、苛立ったりすると後ろ脚をそろえて地面をダンと蹴るんだ。うさぎは大人しい動物だと思っていると思うけど、僕たちはこう見えても結構気性が荒い。

 

僕の足ダンを見て侍女は慌てて、「モナ王子お腹がすいたんでございましゅか~」とまた意味不明な事を言いながらやっと気づいて、僕の体よりも大きなお皿をもってキッチンに消えて行く。

しばらくすると、レタス、キャベツ、小松菜、人参などが盛られた大皿を手に侍女が戻ってきた。僕は「早く食わせろ!早くしろ!」と催促しながら、彼女の足元に8の字を描きながらステップを踏んだ。

すると侍女は、「モナ王子朝から愛の八の字ダンス嬉しいでごじゃいます~!」等と言いながら、中々皿をダイニングに置こうとしない。いよいよ僕は苛立ちステップを踏むスピードを上げる…。

ステップのスピードが上がったのを見てようやく満足した侍女が、やっと大皿をダイニングに置いた。やれやれ、全くなんて脳天気な女だ。人の気も知らずに、空気を読まないやつだ…。僕の朝はこうして苛立ちと共に始まる。

しかし、ある朝この界隈の一番の長老、「白虎」と呼ばれる仙人うさぎにテレパシーで突然話しかけられた。「モナ王子、お前は何不自由ない環境で暮らしながら、なぜ朝からそんなに不幸せなんだい?」

 

僕はその低くて威厳のある声に、思わず両耳をピンと揃えて聞き耳を立てた。お前の心の中にはどうやら「私」という自我が育って来てしまっているようだな。非常にまずいことにこのまま自我が育つと、地球を旅立つ時には人間の魂と区別がつかなくなり、人間の輪廻転生の輪に入ってしまう。そうなるともう二度とうさぎには生まれ変わる事が出来なくなるんじゃ。このままで良いのか?

僕はそれを聞いて血が凍る思いがした。「え?僕が六道の人道に落ちてしまう?」人間界は本当に酷いとこだという噂を今まで野生の仲間たちから散々聞いてきた。なんでも、人間は動物たちの仲間を家畜と呼び、その命を骨の髄まで機械的に蹂躙していると聞く。

確かにオオカミやキツネは僕たちの仲間を食べるけど、でも僕たちの命は彼らの中で生き続ける。でも、人間は必要のない動物たちも殺し、食べきれない分は廃棄してると聞く。そして彼らの暴力性はそれに飽き足らず、戦争と言う形で仲間同士で無駄な殺し合いまでしているとも聞く。

 

このままじゃ絶対いやだ!!「白虎様、僕は絶対に人間の輪廻転生の輪には嵌りたくありません!どうしたら良いのでしょうか?どんな厳しい修行でも耐え抜きます!だから自我を消す方法を教えて下さい!」気付くと僕の心はそう叫んでいた。

すると、白虎様は静かにこう答えた。

 

「モナ王子、東洋の仏兎の教えでは悟り(覚醒)とは自我が溶ける事であると言われている。その意味が分かるかな?自我とはそもそも何か?自我とは『私』のことだ。お前は1日中『私(僕)』という言葉を使っている。

 

「僕は腹がすいた」「僕は怒っている」「僕は人道に落ちたくない」など。じゃが、心の内側の世界においてこの『私』とは何を意味しているのじゃろうか?どのようにしたら、この『私』を見つける事ができるのじゃろうか?

今から一緒にこの『私(自我)』と呼ばれるものの構造を紐解き、それを溶かすための方法を学び今のうちに自我を溶かす実験をしてみんか?」

 

僕は「この先どんなに厳しい修行が待っていようとも、白虎様について行きます!」と緊張しながら伝えた。しかしながら白虎様は意外にもこんな事を仰った。

 

「『自我を溶かす』と聞くと何か大切なものがなくなってしまうようにも聞こえるが、実際にはその逆じゃ。この心の内側への探究はとても優しく平和で大切なものは何もなくならない。安心して楽しむがいい。」

僕はこうして白虎様の導きで、心の探究の入り口に立った。

 

  🌷PS


今の所はうさぎのモナ王子が主役のこの物語を

こちらに綴って行こうと思います。

この物語は血統書付きでない平凡なうさぎの

モナ王子が長老兎に導かれて
自我と呼ばれる『私』の構造を紐解き、
それを溶かしていった具体的な方法を
ご紹介するという構想です。

具体的な方法はNLPやスピリチャルな教えを
現代風に使いやすいように統合した
ホールネスワークを参考にしています。

私もホールネスワークに出会い、
「やり続ければ、いままで漠然としか分からなかった

『私』を溶かし悟りの境地へと至る道が見つかった」

そんな風に感じました。。。

もしそんな物語を書いてみたいという
『私』が消えなければ、明日以降も
また綴ってみようと思います(笑)




 


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