こんにちは♪
今日は仕事も介護もないオフだったので
朝はゆっくりうさと過ごしました🐰
ボールで遊んだり🥎
小松菜を食べさせたり🍃
そして、お天道様の位置が高くなり
温かくなってきたので
うさと庭で遊びたいな~と言う思いが
心によぎってので、チラッと
うさの方を向くと・・・
「ダン」と一回足ダンをして
アパートに潜っちゃいました💦
完全にテレパシーで心を読まれた(笑)
それにしても抱っこして連れていかれるのが
この子は本当に嫌いだわ~
もう冬休みも終わっちゃったので、
長男も学校に行ってて不在。
となると、「庭で遊んだ後は私が一人で
脱兎のごとく(脱兎だけど)逃げるうさを
捕獲して帰還させなきゃならない…」
このチェイス場合によっては1時間位かかるので、
本日はうさをお庭で遊ばせるのは見送りに
その代わりにこうしてPCに向かい
【うさぎと楽しむ今どきの悟り方】の
続きを書いてる次第なのでした。
今日のテーマは何にしようかな?
🌷覚醒体験って何?【うさぎと楽しむ今どきの悟り方】
モナ王子は突然の仙人うさぎ白虎の出現に戸惑いながらも、これから起こる探求にワクワクしながら白虎に問いかけた。『自我を溶かすことが悟り』だと仰りましたが、それはスピリチャルな世界で言われる覚醒体験というものと一緒なのでしょうか?」
すると、まるでシンギングボールの様に全身に響き渡る低い声で答えが返って来た。「モナ王子よ、そう急ぎなさんな。それより、その問いに答える前に、声だけのコミュニケーションもなんじゃから、わしをお前の目の前に出現させてくれんかな?」
「え?白虎様の姿を僕が出現させる?それはどういう意味ですか?そんな大それたことは、僕には出来ません。」
「モナ王子、心配しなくてよい。まあ、一緒にやってみよう。お前の好物はなんじゃ?」
「僕はバナナが大好きです。侍女がバナナを手にすると、すっ飛んで行きます。でも、それで彼女は僕がなついていると勘違いしてて困ってます。」
「そうか、じゃあ頭の中でバナナを想像してご覧。人は何かを想像する時は常に、想像したものが自分に対して特定の場所に見えるものなんじゃよ。それは文字通り物理的な空間における特定の場所と言う感覚じゃ。」
「それは、体の内側ですか?それとも外側ですか?」
「その場所は体の内側でも外側でもどちらでもあり得るんじゃ。例えば内側なら頭、胸、肚の中だったり、外側なら前方、後方、上方だったり。距離もすぐ近くだったり、遠くだったり色々じゃ。間違った答えはなく、その時々に思い浮かんだものが答えじゃ。」
「白虎様、僕の部屋から3メートル先にバナナを手にしている侍女が見えました!」
「そうじゃ、その調子じゃ。頭の中のバナナの場所が分かったら今度はわしの場所を見つけてくれ。わしのイメージは今テレバシーで送るからそれをキャッチするんじゃぞ。」
「はい、やってみます。ああ~眩しいほどの白さの毛皮をまとい、赤くルビー色に輝く瞳。とても綺麗だ。これが白虎様のお姿なのですね!」
「いいぞ、とてもうまい投影じゃぞ、モナ王子わしの姿はどこにあるかな?」
モナ王子は少し頭をもたげ「ああ~白虎様は私の目の前にいて、50センチ位の高さの所に浮いています。白く温かい光に包まれています。」
「ほう~初めてにしては上出来じゃのう~、素晴らしい想像力じゃ。白い毛皮に赤く輝くルビー色の瞳。そりゃーわし好みの仔じゃな…。いけね~!どうやら昨日会った仔のイメージの方を送ってしまった様じゃ(汗)」
「白虎様、今なんと仰られましたか?」
「いやいや、何も言ってないぞよ。ただ、お前の想像力に感心してただけじゃ。」
「白虎様のお姿を拝見出来て嬉しいです!改めてご指導の程宜しくお願いします。」
「モナ王子よ、勘違いしてはならん。お前が覚醒体験をするにあたって、ワシが直接何かをすることは出来ない。」
「え?そうなのですか?僕はてっきり、白虎様が僕を覚醒させてくれると思っていました。」
「まあ世間では、いわゆる覚醒したグルと一緒に、十分な時間静寂の中で過ごす。そして運が良ければ神の恩寵が降り注ぎ、意識の覚醒が瞬時に起る。そんな覚醒体験がないとは言えないが、今回わしがお前に伝えたいのは神の恩寵を待たなくても、意識の覚醒の過程で何が起きているのかを具体的に理解し、実践する方法なんじゃ。」
「え?何を具体的に理解実践?するのですか?全然分からないです。そもそも、覚醒って何ですか?」
「モナ王子よ、覚醒とは自己を手放して自由になる事じゃ。」
白虎のシンプルな答えに、モナ王子の頭はいよいよ混乱を極めその場で頭を抱えた。
「まあ、今は『自己を手放す』というキーワードだけ覚えておけば十分じゃ。ところでお前は一日中、何かを心配して、何かに期待しコントロールしようとし、その期待が裏切られると感情的になったりしてるじゃろ。」
「はい、でも僕の侍女は愚図で気が利かなくて、時間を無駄にする出来が悪い女です。だから、僕が怒るのは全て彼女のせいなんです。」
「ほお~、それは本当かな?では今からそう感じている僕(私)を一緒に探すワークをしてみよう。」
🌷『私』を発見する旅が始まった
白虎は長く伸びた眉毛をぴくッと上に挙げ、微笑みながらモナ王子のワークを始めた。
「目を閉じてミミの力を抜いてリラックスするんじゃ。そして出来の悪い侍女の事を思い浮かべてご覧。」
「はい!白虎様今朝も彼女は、僕が嫌いな庭に連れ出そうとし、僕はブチ切れました。だから、思いっきり足ダンしてやったのです。それにも関わらず彼女は『うさぎにも日光浴とアーシングが必要よ。』などと言う意味不明な事を言って追いかけて来たもんだから、僕は秘密のアパートに逃げ込んだんです。それから・・・」
「モナ王子、このワークでは詳細な状況や感情について話す必要は無いんじゃ。と言うのも、ここでは感情を扱わずに、感情に伴った感覚に焦点を当てるからじゃ。感情は体の感覚として私たちは気付くことが出来るんじゃ。そうすることで、もっと深い潜在意識レベルでのワークが可能になるんじゃ。」
「まだまだ、彼女に対する不満は沢山あるけど、白虎様がそうおっしゃるようなら、ワークを先に進めて下さい。」
「先ほどの状況をもう一度思い返した時に、湧いてくる反応を一言で表現してみるんじゃ。」
「ムカっとします。」
「『ムカっとするんじゃな。』その感情はどこで感じているかな?自分の内面に意識を向けてその場所に気付くのじゃ。すぐに分からない場合には全身をスキャンしたり、体の中に見つからない場合には体の外の空間にも意識を向けて気付いてみるんじゃ。」
「胸の辺りで感じます。」
「胸の辺りじゃな。次はそれがどんな大きさや形をしているか?それに気づくんじゃ。」
「丸くてピンポン玉位の大きさで色は赤です。」
「胸の辺りにある、丸くて赤いピンポン玉はどんな感覚の質をしてるんじゃろうか?
重さ、振動などの動き、温度、質感はどうじゃ?チクチクする、シュワシュワする、ドロドロなどと表現出来るかもしれんし、言葉で表すのは難しいかもしれん。
それでも大丈夫じゃ。感覚をただ感じるんじゃ。」
「表面を触ると熱い感じがします。」
「表面は熱いんじゃな。ええ感じじゃ。中の感覚はどうじゃ?」
「中の方はドロドロしたような感じがします。」
「今お前は胸の辺りで、赤くて丸いピンポン玉の大きさで、表面が熱くて中がドロドロしたような感覚に気付いている。この感覚に気付いている『私』はどこにいるじゃろうか?頭にふっと浮かんだ場所に気付けばいいんじゃ。」
「白虎様、いままで『僕(私)』がどこにいるか?などど考えたこともないので、イメージが全く出来ません。」
「あ~さっぱり分からない」と、今度は耳を抱えてしまったモナ王子なのでした。
続く…