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未熟な母親の話

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こんにちは♪

今日から長い夏休みが終わり学校が始まりました。我が家の子供たちも「最悪の気分」だと言いながら渋々出かけていきました。休み明けには、どうして多くの子供たちはそんなに嫌な学校に、大人たちは嫌な職場に行かなければならないのか?と、いつも自問自答します。やりたくない勉強を親から学校から強いられて、人と競争してやっと入った学校や職場でまた同じことが繰り返される日常。こういう光景は人間が自らが作り出した束縛の場ですよね。もっと人間は自由でいられたら良いのにね・・。そんな風に思いながら私もいつか自由になりたいと、思い描いている訳です。(汗)

さて、昨日は小2の息子に教えられたちょっとした事件が有りました。

 


我が家ではモルモットを飼っています。餌は葉物野菜などの他に市販のチモシーという牧草をあげています。元々このモルモットは上の子供が欲しいと言って飼い始めたものですが、今では世話は殆ど私がやっていて、上の子はモルモットには殆ど関心を示しません。(どこの家庭にでもある一般的な光景でしょf^^;)そんな中で唯一小2の息子は、モルモットの事を気にかけてくれて、餌の牧草をあげてくれます。でもその牧草のあげかたが、ちょっと問題・・。
通常の量の3倍くらいは無駄に小屋にばら撒きます。そこで、昨日もいつもの様に「量が多すぎだからもう少し少なめにして。」と、注意しました。最初はこちらも余り感情も込めずに普通に注意。でも、悪ふざけして何度も袋の牧草がなくなるまで小屋の中にばら蒔いたので、こっちもつい声を荒げて「量が多すぎって、言っているでしょう。何で分かんないかな!」としまいには怒鳴りました。

そうしたらその後息子も反撃に出て、「多すぎ、多すぎ」と繰り返し、この言葉は4文字だからそれ以上長い言葉を言ったらママもお仕置き!「だって言葉が多すぎでしょう!」等と言いながら、その後しばらくご機嫌斜めで叩いたりしながら怒っていました。そんな息子の姿を見て私も「しまった(>_<)」と思い、「いつもモルモットの事を気にかけて餌をあげてくれてありがとう。動物に優しくできるところがすごく素敵だね。」と、声をかけて停戦を申込みました。息子も「ママが謝ったら許してあげる。」と、申し込みを受け入れてくれたので、お互い謝って和解しました。

さて、こんな日常のありふれた光景ですが、こういう所にこそとても大きな魂の学びが有るものです。そしてこの出来事と先日ちょうど読んだ「聖なる予言」が繋がりましたので、内容を少しご紹介します。「聖なる予言」はいかに私達が日常生活の中で起こる偶然の一致に気付くことが重要かを示し、「魂の学びの旅」で迷った時のガイドとして役に立つ9つの珠玉の知恵がちりばめられた作品です。本文中にはこんな知恵が有ります。


聖なる予言9つの知恵より転載


第4の知恵
◇心理的エネルギー闘争の解明
宇宙のエネルギーから切り離され、不足感、無力感を補う私たちは、他人を支配している時は、気分がいいということ。この気分のよさは、他人を犠牲にした上のものだということを、気がついていない。私たちが盗むのは、他人のエネルギーなのです。大部分の人は、他人のエネルギーを追いかけて、一生をすごしています。
誰かが、自分の状態を私たちに何とかしてもらいたくて、自分のエネルギーを私たちに与えることがあります。それで私たちは力を得たように感じますが、こうしたことは長く続きません。だから、ほとんどの男女関係は、最後は権力闘争になってしまうのです。人は互いのエネルギーを結合させ、そのあとすぐに、誰がそれをコントロールするか、戦い始めます。そして敗者が常に代価を払うのです。相手の幸せのためにそうしているとか、自分の子供なんだから、いつも支配すべきだなどと自分に言い聞かせても、何ら違いはありません。
人類はずっと、無意識のうちに、このエネルギーの中で唯一つ、自分たちに開かれている部分、つまり、私たちの間に流れているエネルギーを、争い合ってきたということです。人間の闘争は、常にこのエネルギーをめぐる争いでした。家族間のささいな争いから、雇用関係から国家間の争いまで、他の人のエネルギーを盗まなければならないということなのです


(一部転載)


第6の知恵
◇4つのコントロールドラマ

そして宇宙のエネルギーから切り離された私達は、他人をコントロールしエネルギーを得るために、次の4つの隠れた戦略(ドラマを演じる)を、幼い頃の家族関係から学び無意識の様に取るようになります。

①脅迫者のドラマ
人は誰でも、攻撃的にむりやり人の注意を自分に向けさせるか、受け身的に人の同情や好奇心に働きかけて注意を引くかして、エネルギーを得ようとします。例えば、もし誰かに言葉や暴力でおどかされると、あなたは自分に何か悪いことが起こるのではないかと恐れて、相手に注意を払わざるを得なくなります。その結果、エネルギーを相手に与えてしまいます。あなたをおどかしている人は、あなたを最も攻撃的なドラマに引っ張り込むのです

②尋問者のドラマ
この方法でエネルギーを取る人は、何か誤りを見つけ出すという特定の目的をもって、質問をしては他人の世界に介入します。誤りを見つけると、尋問者は相手のその点を批評します。この戦略が成功すると、批判された人はそのドラマに引き込まれ、尋問者の言動に注意を払い、何か間違ったことをして尋問者に見つからないよう注意する様になる。その精神的な防御が尋問者に望みどおりのエネルギーを与えてしまう

③傍観者のドラマ
下記の被害者よりは受け身の度合いが少し、少ないものが、傍観者のドラマです

④被害者のドラマ
一方、もし誰かがあなたに、自分に起きたひどい出来事を話し、それもいかにもあなたに責任があるように匂わせておいて、もし助けてくれなければ、このひどい出来事はずっと続くと訴えたとしたら、この人は最も受け身的なレベルで、コントロールしようとしています。一緒にいると何も理由はないのに、あなたに罪悪感を感じさせるような人はいませんでしたか?それはあなたが被害者のドラマに巻き込まれたからです。彼らの言動のすべてが、自分はこの人のために十分尽くしていないという思いを弁護しなければならない立場に、あなたを追い込みます

*子供時代に家族に対してどれが一番効果的だったかによって、あなたの繰り返すドラマは決まります。 傍観者が尋問者を作り、尋問者は傍観者を作る。脅迫者は被害者を作り、それでもうまくゆかないと、もう一人の脅迫者が生まれる。こうして、コントロールドラマはどこまでも続いてゆく。他人の演じているドラマは見えても、自分は関係ないと思いがちです。自分も含め、客観的に何のドラマか観察し、先に進むために、この錯覚から抜け出さなければなりません。

本当の霊的なあなたを見つけるためには、あなたの人生を一つの長い物語としてながめ、高次の意味を発見しなければなりません。自分自身に次の質問をすることから始めて下さい。私はなぜ、特にこの家族の一員として生まれたのだろうか?その目的は何だったのだろうか?両親の人生があなたにとって、どんな意味があるか、あなたが子供として生まれた理由と、何を学ぶためにそこにいたのかを探るのです。私たちは乗り越えなければならないドラマを持っていますが、一度それを乗り越えると、なぜ自分がその両親の間に生まれたのか、自分の人生の紆余曲折が何のための準備であったのか、高い次元で理解できるのです。自覚せずにずっと追求し続けてきた霊的な目的と使命を持っています。しかし、一度それを十分に意識すると、私たちの人生は動き始めます。

(一部転載終了)

さてこの2つの知恵を踏まえての前述のモルモットの餌事件を考えてみます。

私は無意識に息子を脅迫者としてコントロールし、息子からエネルギーを奪おうとしていた訳です。しかし、息子もそこでエネルギーを取られてなるものかと、対抗してもう一人の脅迫者となりました。どうしてこうなってしまったのでしょうか?私の反省点は、「餌を無駄遣いする事はお金の無駄遣いでもあり勿体無い。これは有無を言わさず教えなくてはいけない。」と、経済優先の考え方が前面に出た点です。やっぱり私はまだまだマネーカルトの支配から抜け出ることのできていない人間ですね。本当はここで私は、息子の本当の人間性(飼っているモルモットに愛情を注いでいる優しさ)を見て、出来るだけ多くのエネルギー(愛)を彼に送るべきだったのです。

でも一体どうしたらそれが出来る様になるのでしょうか?

人をコントロールすること以外からエネルギーを得ていることを常に感じていれば、恐らく出来る様になるでしょう。そこに気づかない限り私たちは、こうしたドラマを演じ続け他人をコントロールしエネルギーを得ることに人生の大半をつぎ込んでしまいます。ではそれ以外のエネルギーとは何でしょうか?それは第5の知恵で説明してくれています。


(転載開始)

第5の知恵
神秘的意識

神秘的意識状態は、実際に到達可能なものであり、多くの宗教の神秘家たちがすでに経験したものである。ほとんどの人にとって、この意識は概念のままに止まるが、次第に多くの人々にとって、この意識は現実のものとなっていく。彼らは自分の人生の中で、こうした心の状態を一瞬、かいま見る体験をする。そして、この体験こそ、世界中の人類の争いに終止符を打つための鍵だと気づく。なぜなら、この体験をしている間は、私たちは他の源からエネルギーを受け取っているからである。そして、最終的には、私たちはこの源から、自由にエネルギーを汲み出すことを学ぶのだ。
心を開き、天とつながり、感謝の気持ちを持つこと。その天からの、風景全体が自分の一部のように感じられるエネルギーは、すべてのものに対して愛を感じる状態。
愛の役割はずっと誤解されていた。愛とは善人になるために何かするとか、道徳的義務感から世界をもっとよい場所にするとか、あるいは快楽を諦めるべきだというようなことではありません。エネルギーとつながると興奮し、至福感を感じ、それから、愛を感じます。この愛の状態を維持するために、十分なエネルギーを見つけることは確かに世界を助けるが、それよりもます第一に、自分のためになります。神秘的体験が起こると、その人のエネルギーの場は大きく広がり、白から、緑や青に変化する。宇宙全体との一体感。
人生で私たちを導いてゆく出来事が、偶然を越えて起こるようになると、私たちはより活性化した人間になります。そして、運命が私たちを導いていくように感じます。授けられたエネルギーは恐れによる損失をすぐ取り戻し、新しい人間に生まれ変わって、より高いエネルギーレベルの中に行き、より高い波動のレベルに存在するようになる。
他人をコントロールする自分のくせ(無意識のコントロールドラマ)に気づき、それをやめなければ、そのエネルギーから切り離されてしまい、先に進めません。

(転載終了)

宇宙全体との一体感を欠いている現代人。とても孤独に感じ常に他人をコントロールしエネルギーを得るため、無意識のドラマを演じています。しかし皮肉なことにそれをすればするほど、エネルギーの源から切り離されてしまいます。私たちに必要なのは心を開き自然を感じ、宇宙とつながり感謝の気持ちを持つこと。そうすると目の前の人を無理に愛そうとしなくても、その人の本質を見ることができ自然と愛を感じるはずでしょう。私の場合は毎朝サンゲージングをしながら、第5の知恵の実践を試みています。まだまだ、宇宙との一体感や至福感なんて感じたりしないけど、少しずつ続けるうちにそういう感情が生まれる事を期待しています。今日はお恥ずかしながら私の未熟な母親ぶりのお話でした。

では素敵な午後をお過ごしくださいませ。


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