こんにちは♪
突然ですが質問です。
下記の表は国際化学物質安全性カードのある物質のページから抜粋させてもらったものですが、この物質はいったいなんでしょうか?ヒントは食品中のある物質とある物質が混ざると、発生してくる物質です。(全然ヒントになってないですね・・笑)
http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0015c.html
災害/ 暴露のタイプ | 一次災害/ 急性症状 | 予防 | 応急処置/ 消火薬剤 |
火災 | 引火性が高い。 | 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 | 粉末消火薬剤、AFFF(水性膜泡消火薬剤)、泡消火薬剤、二酸化炭素。 |
爆発 | 蒸気/空気の混合気体は爆発性である。火災や爆発の危険性がある 「化学的危険性」参照。 | 密閉系、換気、防爆型電気および照明設備。充填、取り出し、取扱い時に圧縮空気を使用してはならない。防爆用工具を使用する。帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。 | 火災時:容器類に水を噴霧して冷却する。 |
身体への暴露 | | あらゆる接触を避ける! | |
吸入 | めまい、嗜眠、頭痛、吐き気、息切れ、痙攣、意識喪失。 | 換気、局所排気、または呼吸用保護具。 | 新鮮な空気、安静。医療機関に連絡する。 |
皮膚 | 吸収される可能性あり! 皮膚の乾燥、発赤、痛み。 他の症状については「吸入」参照。 | 保護手袋、保護衣。 | 汚染された衣服を脱がせる。多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。医療機関に連絡する。 |
眼 | 発赤、痛み。 | 顔面シールド、または呼吸用保護具と眼用保護具の併用。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。 |
経口摂取 | 腹痛、咽頭痛、嘔吐。 他の症状については「吸入」参照。 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 | 口をすすぐ。吐かせない。 医療機関に連絡する。 |
漏洩物処理 | 貯蔵 | 包装・表示 | ||
・すべての発火源を取り除く。 ・漏れた液やこぼれた液を密閉式の容器に出来る限り集める。 ・残留液を砂または不活性吸収剤に吸収させて安全な場所に移す。 ・下水に流してはならない。 ・この物質を環境中に放出してはならない。 ・(個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣)。 | ・耐火設備(条件)。 ・食品や飼料、酸化剤、ハロゲンから離しておく。 | ・食品や飼料と一緒に輸送してはならない。 ・EU分類 記号 : F, T R : 45-46-11-36/38-48/23/24/25--65 S : 53-45 Note : E ・国連危険物分類(UN Hazard Class):3 ・国連包装等級(UN Packing Group):II | ||
重要データは次ページ参照 | ||||
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お分かりですか?
答えはベンゼンです。
それで何故ここでベンゼンに注目したのかは、医療業界のヒーロー虚無主義の内海 聡先生のFBの引用文をご覧ください。
「もっとも有名で大事なビタミンがビタミンCかもしれません。しかしこのビタミンCほどに嘘がはびこっている栄養素もないでしょう。哺乳類の中でビタミンCを合成できないのは人間とサルくらいだそうです(ほかにも少しいますが)。現代社会の中で食物のビタミンCは極度に低下してきています。最も普遍的なビタミンなのに、我々はビタミンCの摂取不足傾向にあるようです。
ビタミンCには抗酸化作用、免疫活性、コラーゲンの生成、抗アレルギー効果、精神状態の改善、酵素の賦活、鉄の吸収を助ける、高コレステロールの抑制など様々な働きがあります。ビタミンCが老化にも良いといわれる理由ですが、ビタミン飲料などは危険がいっぱい伴います。
そもそも合成ビタミンCと天然ビタミンCはかなり違いますので、レモン何個分とか書いている商品には注意する必要があります。合成ビタミンCは抽出時に糖分、石油物質、着色料、香料などを交えて生成されます。しかしこれは作るときに使われるものなので、基本的に日本では表示はされないと思います(間違ってたら教えて)。こういうのがビタミン飲料には入っているので、健康ドリンクもビタミン飲料も、もとをただせばとっても不健康な飲み物です。さらに液糖が入っているとなると、もう手には負えません。
そもそもビタミンCは本来無味無臭です。多くの人が酸っぱいとか誤解しているようですが、それがそのまま洗脳の第一歩。ビタミンCは体に悪いとするネット情報がたくさんありますが、これは実に巧妙に人々をだましています。天然のビタミンCは確かに体にいいのですが、合成のビタミンCは上記に加え、体内でデヒドロアスコルビン酸になったり、さらに質が悪いとすでにデヒドロアスコルビン酸そのものになってたりします。これは合成の経路でモノデヒドロアスコルビン酸ラジカル(MDA)を生み出し、それが体を傷つけるといわれているわけです。それと上記の理由を加えて、体によくないのは当然ですが、そのあたりを危険を煽るHPは決して書きません。知らないか確信犯かのどちらかです。
ビタミンCは複数回にわたって取るのが効果的だとされています。これは血中濃度のピークがある一定以上になると医学的効果を出しやすいからだそうです。ビタミンCは大量にとると下痢になりやすいので注意が必要であり、逆に言えば便秘症には意味があるともいえます。
酸化防止剤(ビタミンC)と書いてあるものが多数ありますが、合成「アスコルビン酸」ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンE(トコフェロール)、BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、亜硫酸ナトリウムなどの危険性はぜひお調べください。またビタミンCと安息香酸ナトリウムがくっついたら何になるかもぜひお調べください。厚生省でも発表されています。」
(引用終了)
でもみなさんこの国際化学物質安全性カードに貯蔵の部分に、
「食品や飼料、酸化剤、ハロゲンから離しておく。」包装・表示の所には、「食品や飼料と一緒に輸送してはならない。」って書いてありますよね。それなのに何故こんな物質が生成されてしまうのでしょうか?これぞ、食品業界のミステリー
それから、ビタミンCと安息香酸ナトリウムがくっついたら何になるかの厚生労働省のリンク先はこちらです。
内海先生、グーミンなりに調べてみましたよ~
こら~!引用しただけじゃないかって怒られそう(笑)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/07/h0728-4.html
清涼飲料水中のベンゼンについて
1,経緯
本年春以降、英国等諸外国*で、清涼飲料水中の安息香酸(保存料)とアスコルビン酸(酸味料、酸化防止剤)が、ある条件下で反応しベンゼンが生成すること、市販製品中にベンゼンが低濃度検出されること等が公表され、英国等ではベンゼン10ppbを超える製品の自主回収が要請された。
2,我が国での市販製品についての分析
我が国においても、市場に流通する清涼飲料水の市販品で、安息香酸とアスコルビン酸の両者が添加されているもの31製品について、ベンゼンの含有量について分析検査を、5月以降国立医薬品食品衛生研究所において実施した。
その結果は下表に示すとおりである。
製品数(件) | 内訳(件) | 検出値(ppb) | |
直接飲用 | 20 | 19 1 | <1~7.8 73.6 |
希釈用 | 11 | 11 | <1~2.4 |
計 | 31 | <1~73.6 |
3,厚生労働省の対応
(1) | 我が国では食品中のベンゼンに関する法定の基準値はないが、「WHO飲料水ガイドライン(第3版)」のベンゼンに関するガイドライン値、及び水道法での水道水のベンゼンに関する基準値である10ppbを超えてベンゼンが検出されたものが下記のとおり1品目あった。 当該製品については、厚生労働省として販売業者に対し分析結果を通知し、回収を行うよう要請を行ったところである。
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(2 | ) また、厚生労働省は、都道府県等及び業界団体を通じて、全国の清涼飲料水製造業者等に対し、必要に応じ自社製品の実態を把握するなど所要の措置を講じるよう要請を行った。(PDF:110KB) |
(3 | )さらに、本件に関して厚生労働省ホームページにQ&A(PDF:174KB)を掲載し、国民への適切な情報提供を開始した。 |
(4 | )以上のような状況について、正確な報道をしていただきますとともに、国民への情報提供についてご協力いただくようお願いしたい。 |
【用語説明】
ベンゼン:
ベンゼンは、染料、合成ゴム、合成洗剤等の製造時に使用される化学物質で、常温では無色の液体です。また、環境中に広く存在しており、自動車の排気、石炭や石油の燃焼で空気中に排泄されており、呼吸によって摂取されています。また、喫煙による摂取についても指摘されています。 ベンゼンの健康影響に関しては、本物質は、IARC(国際がん研究所)が、「ヒトに対して発がん性がある」(グループ1)として分類しています。 |
安息香酸:
1608年に発見され、静菌作用があることから、古くから保存料として用いられているものです。我が国では1948年に食品添加物として「安息香酸」及び「安息香酸ナトリウム」が指定されています。それぞれに使用できる食品と使用できる量(使用限度)が定められており、清涼飲料水に対する使用限度は、いずれも安息香酸として、0.60g/kgまでとされています。 |
アスコルビン酸:
アスコルビン酸(ビタミンC)は、果実などに含まれる必須栄養素の一つで、栄養強化や酸化防止を目的とした食品添加物としても使用されています。我が国では1957年に「L-アスコルビン酸」として指定されています。 |
ppb:10億分の1の分率のこと。たとえば、今回の調査において1ppbは1μg/l。
こんな例からも加工食品はなるべく避けた方が賢明だと分かりますね。
お腹の中でどんな化学反応を引き起こし、化学兵器と化しているか分かったものでは有りません。どうしても食べたい場合は、食べ合わせには注意いたしましょう!