Quantcast
Channel: スピ系歯医者の心身リセットラボ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1787

種にご用心!

$
0
0

こんにちは♪

リーキーガット症候群について詳しく書いて有ったので、崎谷 博征医師の「原始人食が病気を治す」という著書を読んでみました。

(以下本文から一部要約)

リーキーガットとは腸の粘膜が薄くなったり、目が粗くなり、細菌やウィルスのたんぱく質だけでなく、食物のたんぱく質が未消化なまま腸に開いた穴から血中に入り込んでしまう事です。通常は私たちの体は消化された小さな食物分子として腸管から吸収されれば、栄養素として認識されます。
所が大きな食物分子は異物として認識され、異物に対する抗体が作られます。その後、もし仮にリーキーガットの症状が有る程度改善したとしても、体内にはその食物分子に対する抗体が残っていますので、それがアレルギー反応を引き起こすのです。

ことリーキーガットにかんして問題になるのは、腸の粘膜から流入して、異物として認識されて抗原となるたんぱく質の中に、私たちの体を構成する組織と似ているのもが有る点です。それに白血球が反応して抗体を作りますが、この現象を「分子擬態」と呼びます。こうして作られた抗体は、図らずも体内の組織自身を攻撃することになります。まさに、白血球が「内なる敵」を攻撃することになるのです。

この様に敵だけでなく見方も誤爆することを「交差反応」と言います。一度交差反応が起こると、感染や食事による摂取が過ぎ去った後も延々と自分の組織を攻撃するのです。こうした仕組みによって、慢性炎症は文字通り慢性化するのです。

この分子擬態という現象による、引き起こされる疾患は、

・関節リウマチ
・多発性硬化症
・エイズ脳症
・強直性脊髄炎
・重症筋無力症
・アレルギー
・潰瘍性大腸炎
・クローン病
・シェーグレン症候群
・全身性エリテマトーデス
・逆流性食道炎
・ぜんそく
・慢性甲状腺炎
・炎症性腸疾患
・口内炎
・自閉症
・多動症
・うつ病
・統合失調症
・認知症
・慢性肝炎
・片頭痛
・糖尿病

等で非常に多くの疾患の原因となっているそうです。

さて、それではこのリーキーガットの原因は何なんでしょうか?

以下がそのリストです。

・非ステロイド系消炎鎮痛剤
・経口避妊薬
・抗生物質
・細菌毒素
・長期間の点滴(絶食)
・外傷、やけどなどのストレス
・糖類
・糠(玄米)
・アルコール
・グルテン(小麦)
・レクチン(大豆、小麦、大麦、ライ麦、インゲン豆、ピーナッツ)
・サポニン(大豆、小豆)
・グルコアルカロイド(トマト、ジャガイモ等のなす科の植物)
・カプノサイシン(とうがらし)
・タウマチン様たんぱく質(熟したバナナ、サクランボ)
*バナナなどは崎谷医師は自己免疫疾患の患者さんは避けた方が良いと言っています。
・タンニン
・牛乳

そして絶対に食べてはいけない食品に次の様なものを挙げています。

・加工肉(ハム、ベーコン、ソーセージ、サラミ、ホットドック、缶詰の肉)
・菓子類(アメ、ガム、クッキーケーキ、ドーナッツ、ドライフルーツ、マッフィン、ポテトチップ)
・市販のドリンク類(ソフトドリンク、缶コーヒー、ジュース)
・マーガリン、ピーナッツバター、ショートニング
・塩分の多い加工品(漬物、塩味のナッツ、スモークサーモン、サラダドレッシング、ケチャップ、塩味のスパイス、缶詰の魚)


(要約文ここまで)


さて、ここでどの食品がリーキーガット症候群を本当に引き起こすのか自分で食べて翌日顕微鏡で血液観察をして検証してみました。

まず、 タウチン様物質の入っているバナナやグルコアルカロイドの入っているトマトでは、たんぱく質の結晶様物質は血中に観察されませんでしたし、赤血球は離れて血液は良い状態でした。(下記の像)
 

次に下図は大豆(厚揚げ)を食べた後は青みがかった結晶が出現(左)
そして凝固血液観察では腸の毒性と負荷が掛かっている像が見られました。(右)
大豆を食べると本当に赤血球は連銭します。大豆のプロテインや豆乳を飲んでいる方もこの様な像を呈することが多いです。

  
 
 
また小麦を沢山食べた後は以前もご紹介しましたが、巨大なたんぱく質の結晶が出現

 

そして、野菜果物以外に玄米と納豆を食べた後にも、結晶が結構出ていました。こういった結晶は玄米だけの時には見られませんでしたので、この結晶は大豆由来ではないかと思います。

 

下図は味噌汁を食べた翌日も納豆を食べたときと同じような結晶が出ていましたが、
数は比較的少なかったです。

 

また下図はお菓子を食べた時の血液の状態です。やはりたんぱく質の結晶が出ています。

 
 

 
そしてこの様な実験と玄米を食べ続けた結果凝固血液観察は腸での毒性を示すリーキーガットの時等に見られる典型像(左)やミネラル不足の時に見られる像が(放射状の亀裂)が見られるようになりました。(右)

  
 


それでは、独断と偏見による結論。


「種にはやはり毒が有る!」


これらの結果から玄米、発酵してない大豆ばかりか発酵している味噌、納豆もリーキーガットの原因になりえると思われます。また、お菓子や小麦などもリーキーガットとのつよい関連性が有ると思います。そして下図が、白血球がこうした大型の結晶を処理している現場ではないかと思われます。(赤い矢印)動画でお見せできなくて残念ですが、好中球の残骸がいくつも集まっていて、中で顆粒状のものが沢山うごめいています。

 

この様な事が血中で毎日行われると、食べ物に対する抗体が増えとアレルギーになったり、それに似た自分の細胞を攻撃する交差反応が起き自己免疫疾患の原因になるというのは、確かにそうだなと納得がいきます。実際に私がこの様な実験をしている最中は、関節痛、皮膚のアトピーの症状、腰痛、肩こり、疲労感、気分の落ち込みがとても強くなります。(身体を張って真実を追求しています・・真実を知るのは決して楽では有りませんね・・汗)

だから、玄米、大豆等の豆類、小麦などの穀物は本来は毒性が強くミネラル不足にもなるので、人間が常食するものではないと思います。また大豆も発酵しているからと言って、毎日繰り返し食べると安全とは限らないと思います。どうしても穀物を食べたければ、結局は栄養素がほとんどないエンプティフードの白米という選択肢にならざるを得ない感じかと思います。特にお子様では玄米、小麦などを常食するとミネラル不足が心配ですので、注意が必要ですし、腸を傷つけ、リーキーガットを起こしアレルギーの原因などにもなってしまう可能性もあります。

炭水化物を取りたければ本来の食性に合った果物や一部の葉野菜を生で食べるのが、血液観察の状態を見る限りにおいては、やはり人間の生理にはあっているのではないかと思いますし、私も体調や気分がとても良くなります。

今後の課題としては、まだまだ、乳製品や肉類、魚、卵などを摂取すると血液がどうなるのかについては、検証していないので、調べてみたいところですが、なにせ私自身はもう動物性たんぱく質を食べたくないのでその当たりについて検証することが叶いません。
その当たりについては、医院のスタッフに協力を頼んでいますので、また結果が出たらご報告します。

ご一緒に身体を張ってこうした実験に参加して下さる共同実験者の方を常時大募集しています♪ご興味がある方是非ご連絡くださいませ!
(医院にいらっしゃることが出来る方)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1787

Trending Articles