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お得意様には、なりたくない!?

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こんにちは

日本人女性に非常に多いと言われる甲状腺機能低下症。特に高齢女性の約10%がこの疾患を患っているとメルクマニュアル医学百科では言っています。
そして原因については同ページではこの様な記載がされています。

(一部引用)

甲状腺機能低下症にはいくつか原因があります。

原発性甲状腺機能低下症は、甲状腺自体の障害によって起こります。最も一般的な原因は橋本甲状腺炎です(甲状腺の病気: 橋本甲状腺炎を参照)。甲状腺が徐々に破壊されるにつれて甲状腺の機能低下が進行します。

亜急性甲状腺炎と無痛性リンパ球性甲状腺炎は、ともに一過性の甲状腺機能低下の原因になります。この甲状腺機能低下症は甲状腺が破壊されていないので一時的なものです。

甲状腺機能低下症は甲状腺機能亢進症または甲状腺癌の治療後に起こることがあります。治療中に放射性ヨウ素や薬の使用によって甲状腺ホルモンをつくる機能が損なわれたり、手術で甲状腺を切除したりすることで、甲状腺ホルモンがつくられなくなるためです。

多くの開発途上国では、慢性的なヨード不足の食事が甲状腺機能低下症の最も多い原因です。ただし、米国ではこの原因による甲状腺機能低下症は少数です。それは、ヨード添加の食卓塩を使用したり、乳牛の乳房殺菌にヨードを使用して乳製品にもヨードが含まれているためです。甲状腺機能低下症の比較的まれな原因としては、甲状腺細胞中の異常酵素が甲状腺の十分な甲状腺ホルモンの産生と分泌を妨げる遺伝性の病気があります。

原発性よりもまれな続発性甲状腺機能低下症では、甲状腺を刺激するのに必要な甲状腺刺激ホルモン(TSH)が、下垂体から十分に分泌されません。

(一部引用終了)

う~ん分かるような分からないような・・・。
そして、極めつけはこの一文

通常は1回の血液検査で診断が確定される。
  • 甲状腺機能低下症の人は、生涯にわたって甲状腺ホルモンの投与を受ける必要がある。

    つまり、一回診断されたら一生涯薬を飲み続ける必要があるという事です。
    「はい、一度の検査でお得意様確定です!」
    う~ん。でもこれって本当かな?なんかおかしくない?本当に改善しないのかな?
    だって、甲状腺の機能低下症は、ヨウ素、セレン、亜鉛などのミネラルの欠乏が原因だという情報も有りますからね。

    (以下翻訳文)

    http://www.livestrong.com/article/494854-which-mineral-deficiencies-cause-hypothyroidism/


    甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンが充分分泌されない状態です。甲状腺は咽喉の所に位置し、身体の代謝の過程で大切な甲状腺ホルモンを分泌します。甲状腺の健康を維持するためにある種のミネラルは大切で、不足すると甲状腺機能低下症になってしまいます。

    ヨウ素
    甲状腺に影響を与えるミネラル不足の状況で最も多いのが、ヨウ素の不足です。甲状腺はヨウ素を使って、ホルモンを作ります。ヨウ素は体内で産生する事が出来ないので食事から摂取しなければならない必須栄養素です。米国甲状腺協会によれば、ヨウ素の豊富な摂取源はパン、チーズ、牛乳、卵などです。ヨウ素は食卓塩に添加されているので、米国ではヨウ素不足は殆ど見られませんが、発展途上国では甲状腺機能低下症の主要な原因の一つとなっています。

    セレン
    セレンは甲状腺の健康を維持するためのもう一つの大切な栄養素です。これはトレースする事が出来るミネラルで、健康維持の為に必要な量はほんのわずかです。セレンは土壌中に存在するので、このミネラルを含んだ植物性の食品を摂取すると良いでしょう。国内健康食品協会によれば、その他のセレンの摂取元としてはブラジルナッツ、肉、パン等を推奨しています。セレンの不足は甲状腺の機能に影響を及ぼし、甲状腺機能低下症の原因になります。国内健康食品協会の研究によると、セレンの不足はヨウ素の不足を悪化させ、更に甲状腺機能の低下させます。

    亜鉛
    亜鉛は免疫系、成長発育等を含む多くの体の機能にとって大切なミネラルです。ライナス・ポーリング協会によれば、亜鉛の豊富な食品として、貝類、赤身の肉、卵や乳製品、ナッツや豆類を推奨しています。栄養ジャーナルの研究によれば、亜鉛不足はT3のレセプター(甲状腺の信号を組織に伝える細胞のスイッチ)を損傷させます。これは甲状腺機能低下症の症状を引き起こします。

    甲状腺機能低下症

    甲状腺は体の代謝に影響を及ぼすので、甲状腺ホルモンの分泌量の低下は健康状態に大きな影響を与えます。甲状腺機能低下症は、疲労、疲れやすい、便秘、寒さに弱い、気分の落ち込みなどの症状を引き起こします。その他、体重の増加、爪の脆弱化、かすれ声、手足のむくみ等の症状を伴います。ヨウ素、セレン、亜鉛等のサプリメントで補うと症状が改善するでしょう。


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  • (翻訳文終了)

    でも、上記のサイトのお勧めの食材は動物性の食品が多かったので、ベジタリアンの方はこちらのサイトも参考にして下さい。
     http://wholefoodcatalog.com/nutrients/

    また他のサイトでは、ストレスが原因でリーキーガットが起きたり、コルチゾールのレベルが上がりホルモンのバランスが崩れる事が原因になるので、食事に気を付けたり、根本的なストレス対策をすると良いというようなことを言っています。
    根本的なストレス対策としては、仕事を辞める、借金をチャラにする、手におえないティーンエィジャーを家から追い出す、等だそうです。でもそれが無理なら呼吸法、瞑想、ヨガなどを習得すると良いと書いて有ったので思わず笑っちゃいました。

    http://www.offthegridnews.com/2013/06/14/how-to-control-your-hypothyroidism-naturally/

    また、甲状腺の機能低下症は自己免疫疾患だと言われていますが、これは私見ですが自己免疫疾患などという概念はそもそも存在しないと思っています。

    詳しくは過去記事を参考にして下さい。
    自己免疫疾患は有りえない

    以上の事を踏まえて現在のところ私は、甲状腺機能低下症は、ストレスや食べ物が原因でリーキーガット症候群になり、ミネラル不足になって起こるケースも有るのでは無いかと考えています。

    ここで橋本病をお持ちの方の症例を一つご紹介します。

    以下の写真は術前の凝固血液観察の像です。放射状に亀裂が入っている所が所々あり、ミネラル不足の典型像を呈しています。また、所々黒い沈殿物があり、金属やなんらかの化学物質等が血中に存在することを示唆しています。食習慣を伺うと、玄米を良く食べていらっしゃるとの事でした。玄米を常食にされていらっしゃる方はミネラル不足の血液像を呈することが非常に多いです。そこで、食生活をローフード中心にする事と、栄養補助でノニジュースを一日に60ml以上摂取していただくようにお話しました。

         
     
      

    そして以下の写真は、1か月後の血液像です。放射状の亀裂は無くなったので、ミネラル不足は解消された可能性が有ります。また、際立った黒い沈殿物も観察されなくなりました。郵送でのやり取りだったのでこの1か月間でどの位食事を改善して下さったのか、まだ詳しくお伺いはしていませんが、血液像は随分と改善しました。やはり食事の影響は大きそうですし、血液像がこの様に改善されれば甲状腺機能低下症の基礎疾患も良くなる可能性がある事を示唆していると思います。是非、この1か月間で実践されていた生活習慣を続けて頂きたいと思います。


      
       
     
     
    では、今日はこの辺で失礼いたします。
    良い夢をご覧くださいませ♪



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