おはようございます♪
発酵していない大豆には、強力な繁栄要素が有る事は以前からこのブログではお伝えしています。しかしながら、発酵した大豆は安全だとも同時にお話ししてきました。しかしながら、今回共同実験者の方から、発酵食品である。豆乳ヨーグルトにも反栄要素としての働きがありそうだ?という報告を受けましたので、ご紹介いたします。
豆には、人体に有害な作用を持つ反栄養素の代表として、フィチン酸塩、酵素阻害物質、ゴイトロゲン(甲状腺腫誘発物質)の三つがあります。
そのうちのフィチン酸にはミネラル不足を生じさせる可能性が有ります。
大豆にはフィチン酸塩が高水準に含まれる
すべての豆類には、フィチン酸塩がある程度存在するが、大豆には特に大量にある。フィチン酸塩は、消化管の中で、ミネラル(例えば亜鉛、銅、鉄、マグネシウム、カルシウム)をきつく拘束する働きがある。特に亜鉛との親和性が強い。亜鉛は、傷の治癒、タンパク質合成、生殖面の健康、神経機能、脳の発達を支えるミネラルである。発展途上国に住んでいる人々が先進国よりも身長が低いのは、豆類を多く食べることに起因する亜鉛不足が原因と考えられている。ま た、フィチン酸塩の多い食事は、知的発達にマイナスの影響があるという証拠もある。
たいていの豆類は、水に浸すだけで、大半のフィチン酸塩を破壊できる。しかし、大豆の場合、発酵の過程で生じる酵素の働きにより、摂食に適したレベルにフィチン酸塩を減らす必要がある。つまり、フィチン酸塩のレベルが最も低いのは、味噌やテンペといった発酵大豆食品であり、それこそが大豆を食べたい 人には最適ということになる。また、失われる栄養素を補充するよう注意しながらであれば、豆腐も良い選択である。
全大豆、豆乳、大豆チップ、大豆タンパク質アイソレート(分離物)、大豆粉、その他の加工された大豆から製造される様々な製品(健康食品として宣伝されている)には、高いレベルのフィチン酸塩が含まれており、食べる価値がない。
(引用終了)
下記に今回の豆乳ヨーグルトを使った実験データをご紹介します。
まず、ミネラル分が欠如したときににはこのように白い放射状桿の亀裂が見られます。
(neoganasis systemsのマニュアルからの引用)
そして、今回の凝固血液観察のデータがこちら
震災以降しばらくしてから豆乳ヨーグルトを摂取しています。
臨床症状としては、ぜんそくや倦怠感。
そして以下の血液像はノニ断食を2日間実施した後の血液像
どの層にも放射状桿は観察されませんでした。
これまで何度かノニジュースだけを摂取する断食をしていらっしゃるのですが、ノニ断食をおこなうようになってから、ぜんそく発作が出なくなっているそうです。
そして、下記の画像がノニ断食後に1日豆乳ヨーグルトのみを摂取した後の血液像です。
術前ほど放射状桿は長くありませんが、再度観察されるようになりました。豆乳ヨーグルトは発酵食品では有りますが、やはり大豆のミネラル吸収阻害作用が残っているのかもしれないです。
また大豆には甲状腺ホルモンの生成を阻害する、ゴイトロゲンが豊富なため、このケースでも倦怠感が出て居ましたが、豆乳ヨーグルトが影響している可能性が有ります。
大豆は甲状腺ホルモンの生成を妨害する
大豆には、ゴイトロゲンが豊富である。この物質は、甲状腺腫を形成するだけでなく、甲状腺ホルモンの生成を妨害することもありうる。甲状腺機能の低下が、アメリカの女性(特に中年)を悩ませている。甲状腺ホルモンは、細胞の燃焼炉(ミトコンドリア)に火を付ける。従って、甲状腺ホルモンの生成が少ないと、体温とエネルギー・レベルが低くなる。この甲状腺機能の低下こそが、お年寄りの一つ一つの動作が大仕事のようにゆっくりしている理由である。甲状腺 機能の低下は、心臓の活動が減退していることを意味し、細胞への酸素供給の不足(ガンの主因)をもたらす。
ゲニステイン(大豆にあるイソフラボンのこと)は、甲状腺ホルモンの生成を遮断することもできる。それに更にフィチン酸塩が、亜鉛と銅を拘束して加勢するため、甲状腺ホルモンを作るために必要なミネラルがほとんど残らない。
GLUT1という輸送タンパク質が、ゲニステインによって遮断される。このタンパク質は、細胞にエネルギーを生成するブドウ糖を送り込んでいる。ブドウ糖の輸送が減速すると、甲状腺ホルモンだけでなく、身体のあらゆる活動に必要なエネルギーの生成が減少する。
大豆イソフラボンが身体のエネルギーを減退させるもう一つの理由は、チロシン・キナーゼ(分子から分子へのエネルギー輸送に関与する酵素)を妨害することである。この酵素は、細胞分裂、記憶の固定、組織修復、血管の維持・再生を司っている。
抗癌物質としてゲニステインに人気があるのは、この細胞分裂を制御する働きゆえだ。ゲニステインの抗癌性が注目されるようになると、大豆業界は、ゲニステインを欲しがる西洋の女性に受ける製品を熱心に開発した。この熱狂の最中、ゲニステインが正常細胞のエネルギーを低下させ、エネルギーの減退が生じ ることについては、ほとんど警戒されなかった。
(引用終了)
と言う事で、発酵している豆乳ヨーグルトに含まれるフィチン酸やゴイトロゲンも、無視できない可能性が有る事が今回の実験で分かりました。
また、大豆については私も繰り返し食べて血液観察をしていますが、腸の状態(リーキーガット)によっては未消化のタンパク質の結晶が血中に出て行きやすい食材です。また赤血球も連戦させます。ですので、これは私見ですが大豆はやはり積極的には摂取しない方が良いように思っています。
下記は私の果物葉食生活をした時の血液像と大豆を摂取したときの血液像の比較です。
アレルギー症状や、倦怠感が出ていたり、腸の状態がおかしい方(しかしながら、しばしばリーキーガットがあっても無症状の事も多いです。)の方はお気をつけ下さいませ。
それでは良い一日を!