おはようございます♪
また月曜日の朝が来ましたね。皆様はどんな気分でこの朝を迎えていますか?因みにうちの長男は今日から新学期が始まりました。「どんな担任の先生になるかな?楽しみだね。」と、昨晩からふっておいたので割とすんなり起きて、ご機嫌よく学校に行ってくれたので、ほっと一息。
さて、この記事のタイトルにある「植物を2つに分けると?」という問題については後ほどまた触れるようにして、今日はちょっと考えさせられた症例をご紹介いたします。
以下は患者様の初診時の口腔内細菌と血液のご様子です。口腔内には、進行した歯周病の時に見られると言われるトレポネーマ(ミミズの様にらせん状にクニャクニャ運動している細菌)という細菌が確認できます。また、唾液のPHは7前後。血液像は以下の様に赤血球が軽く凝集していて、ストレスが掛かったときに見られるダメージ赤血球が見られます。
この患者さんはとても健康に対する意識が高い素敵な方で、ご自身でも水素水をはじめとした健康に良い事を試されていらっしゃるとの事でした。
しかしながら、進行した歯周病菌が確認できると言う事は体内の環境のバランスが崩れ免疫力も低下している可能性が有ります。そこで、このケースでも、血液像の様子から赤血球が連銭し水不足が予想されたので、水を一日2L近く摂取してもらう事。体のバランスを取るために野菜や果物などのアルカリ性食品を増やして頂く事。ノニジュースを一日50~60ml2回くらいに分けて摂取する事。などを実践して頂きました。
以下が3週間後の口腔内の細菌の様子です。残念ながら、歯周病の悪玉菌のトレポネーマは術前よりも増加してしまっています。私の中では、トレポネーマはすっかり除菌され、「良かったですね!歯周病の悪玉菌はいなくなっていますよ!」と、嬉しいご報告が出来るものと思っていたのに・・。また患者さんに、その後体調の方は如何ですか?と、お伺いした所、ここ2~3日で花粉症の症状が酷くなり、体調はあまり良くないというお返事が返ってきました。正直「どうしてだろう?そんなはずない・・」と、思いました。
それで食事の面で何か変わったことが無いかお伺いした所、ここ2~3週間は体に良いと思い玄米食を始めたと言う事でした。以下が生体血液観察の像です。
見事に大きな未消化のタンパク質の結晶が血中にゴロゴロと観察されますした。(豆腐等の豆類の結晶じゃないかと思われます。)
また凝固血液観察では、リーキーガットや腸に負担がかかっているときに見られるような典型像が観察出来ました。玄米を食べ始めた事が関連しているのかもしれません。
そして以下の動画には、口腔内で見られる細菌の様に血液像にまで自発運動している、バクテリアフォームの体内共生微生物が、うごめいていますが、何匹見つけられますか?
また、ノニジュースの摂取量をお伺いした所、一日30mlを2回に分けて摂取されていたという事でした。ノニジュースは以前に経験した歯周病の症例では一日30mlで、3回に分けて摂取して頂いた所、この歯周病の悪玉菌のトレポネーマが見事に除菌出来た例もあります。ですので、効果はあるものだと思います。では効果があったケースと今回のケースでは何が違ったのでしょうか?
もちろんこれは私の仮説にしか過ぎませんが、恐らくこの患者さんは玄米を食べ始めて腸に何らかの負荷が掛かり消化の能力が衰えたり、腸の細胞間の目が粗くなるリーキーガットを起こし、大型の未消化のタンパク質の結晶が血中にゴロゴロ出てきてしまい、その処理に白血球が追われてしまった。その為免疫系が疲弊し、口腔内や血液中の悪玉菌に対処出来ずかえって細菌が増加してしまった。こういった事が起こってしまったのではないかと思われます。
それで残念ながら、ノニの効果というものが見られませんでした。実際ノニジュースの摂取量も少なかったのかもしれません。
まあこういう結果でしたので、あまり強くは言えませんが、ここでノニを中止するのはもったいないと思います。しかしながら、やはり食事の影響は思っている以上に大きいですね。だから「ノニジュース良いよ良いよ」で、それのみに頼っては私はいけないと思います。基本は食生活をはじめとした生活習慣の改善だと思うから。それで、フレンズ歯科では今後もこの血液観察とセットでノニジュースの情報をご提供していきたいと考えています。
それから「植物を2つに分けると?」の答えを知りたい方は是非茶話会の方まで足をお運びくださいませ。「こら~もったいぶるな!」というお声も聞こえてきそうですが、たまにはこういうのも良いかなと・・(笑)
顕微鏡観察会&ノニのティーパーティー
場所:フレンズ歯科クリニック
日時:5月13日(火曜日)10:30~12:30
内容:口腔内細菌及び生体血液観察
AGE測定、口臭測定
ノニジュースの歯周病菌に対する効果
ノニジュースを使った体験談
ノニジュースのビジネスとしての可能性
(実施する検査や内容はご参加される方や時間の都合により変化いたします。)
料金:無料
参加ご希望の方は、フレンズ歯科クリニックまで、
お電話043-287-4182にてご連絡下さいませ。
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