こんばんは♪
先日届いた日本熊森協会発刊の小冊子「クマともりとひと」を読んでみました。
日本熊森協会の会長さんの森山まり子さんは、元中学校の理科の教師をされていました。当時の学校の生徒さんたちと、クビを覚悟で「クマ保全活動」に立ち上がりました。
森山先生は、。「先生、大人って、ほんまはぼく らに愛情なんかないんとちがうかな。自然も資源もみんな使い果たして、ぼくらには何も置いとこうとしてくれないんやな。」生徒がさびしそうに言った言葉が 今も忘れられないそうです。
森山さんもおっしゃっていますけど、本当にこのままじゃいけませんよね。欧米ではものすごい数の大人たちが自然の保全に立ちあがっているそうです。
森山さんは、「外国の大人たちに負けないよう、日本の大人もがんばりませんか。」と、こう呼びかけています。
私個人はまだまだ、日本の森の現状について勉強中です。でも、自然の森が消滅し、杉やヒノキなどの1種類の木が植えられた人工林が増える事で、森に光が届かず暗くなり、下草も生えず、動物たちの食糧になる実のなる木も無くなり、動物たちが森を追われ食料を求めて、人里に出てきて、そして駆逐される。こんな悪循環を放っておいていいはずがない事は、感覚的には分かります。
森を消滅させた文明はことごとく滅んできた歴史が有ります。日本もこのままでは、消滅してしまうかもしれません。だから、その前に気付いて自然の森を保全する事。人の手で放置された人工林を自然豊かな森に戻すことはとても大切な活動ですね。
それにしても森が破壊された原因って何でしょうか?
こちらのHPには、分かりやすくその理由をまとめて下さっています。
(以下転載)
四大文明のうち三つまでが、潰れた原因は農業?
農業が文明を衰退させるなんてことが
なぜ起こるのだろう?
その第一の原因は
「穀物と牧畜による森林破壊」である。
確かに穀物というのは魅力的な作物なのである。
籾のままなら何年も何十年も保存が利くし、
醸せば酒や酢もできる。
手間や時間はかかるが、
比較的大量に作れて味もそこそこ良い。
特に東・東南アジアで大規模に栽培される「稲」は、
近代以前にすでに播種量の三十倍もの収穫が望める
非常に魅力的な作物であった。
播種量の三十倍とは、
春に一粒播くと秋には三十粒収穫できるということだ。
稲はかんがい用水さえなんとかうまく工面できれば連作がきき、
しかも病虫害の心配も他の畑作作物と比べて
格段に小さい便利な穀物であったのだ。
それは一つの土地で三年に一度、
あるいは五年に一度しか穀物が収穫できず、
しかも一粒のモミがせいぜい五粒とか
七粒にしか増えない小麦と比べ破格の作物だったのだ。
保存性の高さから兵糧としての価値もあり、
日本では長らく貨幣の代わりの財としても用いられた。
だから米を作ることができる地域では、
山を切り開いて田んぼにした。
斜面を階段状に切り開き、
棚田や千枚田にしてまでも米が大規模に生産された。
もちろん平地の森は殆ど全て切り倒され田んぼになった。
そうして日本や東南アジアは田んぼだらけの国になったのだ。
(転載終了)
以上が稲作を導入した日本や東南アジアの状況で、次は、雨の降らないヨーロッパの農業の場合です。
雨の降らないヨーロッパの農業とは?
雨が降らないヨーロッパや他の国では
牧畜や酪農が農業の中心になった。
人間の食えない草や牧草
(クローバーやアルファルファなど)を
喰って大きくなる牛や羊を
「ライブ・ストック」
(生きている保存食)として飼い、
そしてその間隙を縫うようにして小麦やライ麦、大麦、
エン麦などと言った穀物を作るようになった。
三圃式(さんぼしき)と言うやり方で土地を毎年別の用途に用い、
地力や保水力を維持しながら農業を行うという方法で、
慎重に農業が営まれた。
しかし広い放牧地と牧草地
(冬用のエサのために草を生やしておく土地)を確保するために
森林を伐採して農用地として用いなければならず、
そうしてヨーロッパの大地は「畠だらけの土地」となったのである。
そういうわけで気づいてみると我々人類は、
食糧のためにいつのまにやら世界中で
大規模な森林破壊を進めてしまっていた。
日本や東南アジアではさっきも言ったように
山の中腹を削ってまで田畑が作られ、
そしてそのせいで洪水が増えた。
そしてかつてはヨーロッパ全土を覆っていた、
ヘンデルとグレーテルが迷い込んだような巨大な森林は、
小麦畑や牧用地として切り開かれ、
また草食性で大食漢のゾウで軍団が組めるほど豊かだった
アラブ・中近東の巨大な森林も様々な理由で
ついには何も生えない砂漠と化した。
またこのブログ主さんは、こんな事を言っています。
農業は地球上の生き物にとって、
必ずしも必要なモノでは無い。
たいていの生き物が農業などせず、
何万年だか何億年だかも生きながらえている。
そしてまた我々が現在
絶対必要な食糧だと考えている穀物だって、
必ずしも必要なものではない。
元々の人間の食性は果実食でした。だけど人間が森を捨てて本来の食性を忘れて、農業を始めてから森林が破壊され始めました。「私たちは本来何を食べる動物か?」環境問題の原点は、ここに有るように私には思われます。
お知らせです。
顕微鏡観察会&ノニのティーパーティー
場所:フレンズ歯科クリニック
日時:7月15日(火曜日)10:30~12:30
内容:口腔内細菌及び生体血液観察
AGE測定、口臭測定
ノニジュースの歯周病菌に対する効果
ノニジュースを使った体験談
ノニジュースのビジネスとしての可能性
(実施する内容はご参加される方や時間の都合により変化いたします。)
料金:無料
参加ご希望の方は、フレンズ歯科クリニックまで、
お電話043-287-4182にてご連絡下さいませ。
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