こんばんは♪
私も最近知ったのですが、エコロジカル・フットプリントって聞いたことありますか?
エコロジカル・フットプリントはどれほど人間が自然に依存しているかを分かりやすく伝える指標の事です。
具体的には
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日本人のエコロジカル・フットプリントは?
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続きはこちらのNPO法人エコロジカル・フットプリント・ジャパンのHPページから
日本人の暮らしの平均では、エコロジカルフットプリントが地球2.3個分になるそうです。
こちらの診断クイズから私たちの暮らしが地球何個分に相当するかを、肉類を一日どのくらい食べますか?等の食生活に関する事項、住居の延べ床面積、毎月の電気の消費量等のエネルギーに関する事項、交通機関に関する事項などに関する18の問いに答えると診断してくれます。
私もやってみましたが、ベジで通勤時間がほぼ無い場合でも地球1.4個分、日本3.4個分の診断結果となりました。
少し前まで肉を食べている人を見る度に表面的には笑顔を作りながらも「どうしてみんな肉食を止めないんだろう!」「なんでこの人は、いい人なのに地球や生き物に思いを馳せる事出来ないんだろうか?」「所詮自分たちが良ければ良くて他の動物の事なんてどうでも良いんだ。」等と心の中では、怒りを感じていました。
でも、これも私の思い上がりでした。このエコロジカル・フットプリントをやってみて、自分にも多々反省すべき点が有ったことが分かりました。正直に告白すると、オール電化住宅に住んでいますし、忙しさを理由に洗濯は乾燥機任せです。肉食だけが問題では有りませんね。
(それに肉食をするしないはアドラー心理学的に言っても、あくまでもその人の課題で私が介入するべき課題ではない事を思い知りました。)
私もやはり刹那的な生き方で地球の資源を食いつぶす、悪い大人で有る事には変わりはないでしょう。
今日は里山資本主義も読みましたが、私も正に「マネー資本主義」の忙しさの中で、暮らしている訳です。正直数年前からそんな生き方には辟易していました。だって水も食料もエネルギーも全て外に求めているライフスタイルですから、一度311の様な災害が起これば拠り所となる生活の基盤はゼロです。だから、安心を求めて里山資本主義に書かれているような生活をする事を夢見ていました。でも、家族はそういう生活を望んでいませんでした。一時的に家族の断捨離も考えました。でも家族を断捨離してまで里山生活を始めようとは思えなかったので、私の里山資本主義熱はその後程なく覚めました。
でもせめて実のなる果樹を沢山植えて、庭を食べられる森にしたいとは思っています。その疑似体験として、少し前から畑を借りて果樹を植えたりしていましたが、車で30分くらいかかるし、行こうと思った時に天候不良だったりして最近は段々と足が遠のいています。やっぱり身近な庭で果樹は育てたいかな。どうやら私は往来の怠け者の様です。でも、庭が食べられる森だったらとっても嬉しいな!と、いつも思っています。だから、近くの空き地の前を通るたびに果樹を植えちゃおうかと思ってしまいます。
今後田舎が過疎化して耕作放棄地が増えてきたように、都市部近郊でも世代交代が進むと空き家も増えて家庭菜園用の用地も増えるかもしれません。そうなればこのまま都市部近郊に居ながらにして水や食料の自給率をあげて行く事も可能になるかもしれませんね。
また、こちらは米国のテラフォーム・リサーチ・グループという会社が試算したものですが、屋上や壁面緑化する事で850万人のニューヨーク市の全人口分の食糧を自給自足しようとすると、福島県程の緑化面積が必要となるそうです。
都市近郊に居住しながら自分たちの身近を緑化して自給率を上げていくって、私にはなんだかとても魅力的な話に思えましたが、皆さんは如何ですか?
もしニューヨークが自給自足の町になったら
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