おはようございます♪
今日は病気は交感神経と副交感神経のバランスが崩れた時に起こり、その時には白血球中の好中球とリンパ球の比率(標準6:4)が崩れているという、安保理論を打ち立てた、世界の免疫学者安保先生の著書を引用している面白い記事があったので、こちらでも転載します。
それで結論からいうと、低たんぱく食のエサにしたら抵抗力が強くなっていくことがわかったそうです。それも、たんぱく質の割合を下げれば下げるほど、抵抗力が強くなって、普通のエサ(25%)を与えたマウスでは100%マラリアに感染して死ぬのが当然で、まさか致死株ですから生き延びるということは予想もしていなかったが、たんぱく質の割合を5%、0%まで減らしたら、全部のマウスが生き延び、さらには、ガンも転移が消滅したそうです。
一流医学雑誌に掲載されたこの実験。説得力ありますよね。これを読む限り実はタンパク質ってそんなに積極的に摂取する必要は実は無いんじゃないでしょうか?そうするとやっぱりこの結論に行き着きます。「健康で居たかったら人間本来の食性を思い出す事!」そうすれば、サプリで余計な栄養を補ったり、間違いだらけの栄養学に基づき身体に取って消化管や免疫系に非常に負担になる動物性タンパク質を過剰摂取する必要なんて無いですよね。
人間の本来の食性は生で食べられる果物、葉食性です。それ以外は食文化から刷り込まれた習慣です。
(以下はダグラス・N・グラハム博士の8:1:1フルータリアンダイエットより一部引用)
■ 人間は果実食だ!
自然の状態では、人間は果実食になるしかないだろう。果食動物は、柔らかい葉を補助とし
て、主に果物を食べて生きる(これには、一般的に野菜と一緒に食べているトマト、キュウ
リ、ピーマン、オクラ、ズッキーニ、その他スカッシュ類、ナスなどの甘くない有核果=種
のある果実を含む)。動物ほどではないが、他の動物と同様、人間は実に多様な食べ物で生
き残ることができる。それでも人間の身体は、果物中心の食事で健康に生きるようにできて
いる。完全に果物食(フルータリアン)になっている人もいる。つまり、果物だけに限定して生き
る覚悟をしているわけだが、私はそのような方法はお勧めしない。濃緑色の葉野菜は、ミネ
ラルなど最適な栄養と健康に不可欠な栄養素を与えてくれる。
栄養的に言えば、果物は、どんな食べ物よりも、人間のあらゆる必要性を満たす存在に限り
なく近く(もちろん我々の心を豊かにする美味な食べ物としても)、肉食動物にとっての肉
と同じである。果物は人体が必要とする栄養素で一杯である。しかも、人体が必要とする割
合で含まれている。確かに、一部の野菜や他の食べ物にも、それ以上の特定の栄養素が含ま
れているかもしれないが、果物は人体が要求する栄養素の種類と量を含む傾向がある。多け
れば良いというものではない。
人間は、本来、甘いものを探し求めており、甘い果物を食べるようにできている。人間の舌
の先にある味蕾(みらい)は、甘い味を認識する。文化や環境の影響で他の物を食べたいと思わせられても、人間の多くは、生の状態の甘い果物に魅力を感じる。
果物は、完熟すると、親切なことに、炭水化物の成分をグルコース(ブドウ糖)とフルクト
ース(果糖)に変換してくれる。人間がわざわざ消化しなくとも利用できる単糖類に変えて
くれるのである。果物の中の酵素は、タンパク質をアミノ酸に変換し、脂肪を脂肪酸とグリ
セロールに変えてくれる。このため、果物を食べるとき、人間はその味わいを楽しみさえす
ればよいのだ。
果物と柔らかい葉?
私は、果物食のことを、果物を中心としつつ、補助的に柔らかい葉を食べることだと述べた。
それ以外の野菜はどのような位置づけになるのだろうか?
これはショックな話かもしれないが、あらゆる徴候からして、人間の消化の生理は、果物と
柔らかい葉にある柔らかく溶性の繊維だけに限定して、処理するように設計されている。
ブロッコリ、カリフラワー、ケール、コラード、芽キャベツ、キャベツのようなアブラナ科
の野菜は、溶性の繊維を含む栄養がたっぷりあることは事実だ。しかし、同時に、セルロー
スなどの消化しにくい頑丈な繊維も含んでいる。こうした野菜は、子供時代や若い頃に食べ
ると消化されやすい。良い結果をもたらしたいならば、完全に噛み砕くか、ブレンダーや粉
砕器を利用して機械的に消化しやすい状態にしておくべきである。
完全に身体に吸収するためには、完全に消化する必要がある。消化が困難なものを食べると
きは常に我々は栄養を犠牲にしており、長い目で見ると、健康を犠牲にしている。言うまで
もなく、人間はセルロースなど不溶性の粗い繊維を含む野菜をのみ込むことは可能であるが、
そうした食べ物は消化・排泄の器官に多大な負荷をかける。
健康に関する限り、我々は、不利益や害毒を最小限にしつつ、最大限の便益を引き出したい
ものだ。この考えを栄養に適用するならば、我々は必要とする栄養を「十分」に確保したい
のであって、必ずしもできるだけたくさん確保したいわけではない。硬い材質の野菜の繊維
は、果物や柔らかい緑葉野菜にある柔らかく溶性の繊維と比べ、人体にとって非常に消化が
困難である。だから、人間にとって理想的な食べ物ではないのである。
■ 人間の感覚が証拠になる
これから何かおいしい果物を食べるところだと想像してほしい。ぶどう、桃、メロン、バナ
ナ、リンゴ、プラム、オレンジ、マンゴー、いちじく、いちご、いろいろな果物を選ぶこと
ができる。その果物を手に取って、その美しさを讃えているところをイメージしよう。鼻に近づけて、その甘く独特の香りを嗅ぐ。噛り付きたい誘惑に駆られるだろうが、楽しみを増幅するために、いましばらく心の中で果物を賛美しよう。この時点で、口の中では唾液が出ているはずだ。果物には、何の準備も必要ない。すぐに食べられるように自然が準備した、完成された製品だ。
果物は、自然の生の円熟した状態で、人間の目を引き、嗅覚を刺激し、味覚を楽しませる。
次に、小麦畑、あるいは、牛の群れ、空を飛ぶ鳥の群れを想像しながら、同じことをしてみ
よう。ヨダレが出てくるだろうか。自然の状態で食べ物を探し求める境遇に追い込まれた場
合、人間が果物食の性質を持つことを猛烈に疑う人であっても、果物以外のものを選ぶこと
はないことを認めざるをえない。だからといって、現在の環境で、他はすべて拒絶し、完全
に果物だけを食べるべきという意味ではない。だが、自然の状態では、人間の食べ物の選択
は圧倒的に果物で構成されることになるという意味だ。
果物を食生活の中心に据えれば、他のローフードや加熱物を食べる方法よりも、811ダイ
エットの成功が容易になる。食べ物との最も健康的で正常な関係を築くためには、そして、
あなたの残りの人生の全般にわたって役立つ食事計画を貫くためには、あなたの好きなあり
とあらゆる果物で、朝食と昼食を味わうことにしよう。野菜の食事であっても、最初に果物
を好きなだけ食べ、食事の後で甘い物がほしくならないようにしておこう。
(引用終了)
rinさんのブログより転載
るいネット
「食べなければ死なない259355」。その事実を証明する、マウスを使った実験があります。
マラリア(致死株)と、ガン細胞(死に至るレベル)をマウスに植える。そして、与えるエサを25%のたんぱく質が入った通常用から、たんぱく質の割合を10%、5%、0%に減らしていく。
その結果、たんぱく質の割合を下げれば下げるほどマウスの抵抗力が強くなっていき、5%・0%では何と生き延びたそうです!!
以下、『奇跡が起こる「超少食」』リンクより引用します。
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少食を心がければ免疫力が高まり、病気にならない体に変わる
新潟大学大学院教授 安保徹
(前略)
飢餓状態になったときはどうなるかというと、例えば、漂流して食べるものがない場合など、マクロファージは自分の体の構成成分を食べて栄養に変えるのです。
漂流して10日とか20日とか食べられなかった人は、筋肉や骨が細くなったりする。
ところが、そのステップで何が起こるかというと、栄養が枯渇した際に最初に食べるのは、まず老廃物を食べて、ポリープを食べて、シミを食べて、ガン細胞を食べる・・・。
そういう無駄なものから食べて処理し、エネルギーに変えるわけです。
そうして、マクロファージの働きで、ポリープが消える、ガンが治る、ということが起こるわけです。
◇たんぱく質を減らせばガンもマラリアも逃げていく
私は、少食の問題を科学的に解明しようと思い、ここ4~5年の間にやった実験があります。
最初にたんぱく質を減らす実験を始めたわけです。
実験に使うマウスは通常、25%のたんぱく質の入ったエサで飼育するのですが、たんぱく質の割合を10%、5%、0%に減らして免疫力がどう変化するのかを調べました。
すると驚くことに、たんぱく質の割合を下げれば下げるほど、免疫力が上がっていくことがわかったのです。
今、地球上で最もかかる人が多く、死亡する人の数も多い病気は、開発途上国ではマラリアです。
マラリアは感染者がおよそ2億人で、年間の死亡者数が300万人といわれています。
一方、先進国ではガンです。
ガンも全世界で見れば年間の死亡者数がおよそ300万人くらいなのです。
このマラリアとガンに対して、マウスがどういう抵抗性を示すのかを調べてみました。
マラリアは致死株を、ガンも確実に死に至るレベルのガン細胞を植えて、実験しました。
結論からいうと、低たんぱく食のエサにしたら抵抗力が強くなっていくことがわかりました。
それも、たんぱく質の割合を下げれば下げるほど、抵抗力が強くなっていくのです。
普通のエサを与えたマウスでは100%マラリアに感染して死ぬのが当然で、まさか致死株ですから生き延びるということは予想もしていませんでした。
しかし、たんぱく質の割合を5%、0%まで減らしたら、全部のマウスが生き延びたのです。
さらには、ガンも転移が消滅していたのです。
びっくりして、この実験を英語の論文にまとめて学会で発表したのです。
なかなか日の目は見ませんでしたが、2年がかりでアメリカで有名な『ジャーナル・オブ・パラジトロジー』と『セルラー・オブ・イムノロジー』という雑誌にそれぞれ掲載されました。
つまり、マラリアやガンでも、たんぱく質を低下させていくとみんな生き残れることを、世界のトップレベルのジャーナリズムに載せたわけです。
◇超少食者の腸の中では草食動物と同じ作用が働いている?
それともう一つ、特に人間に関してなのですが、7mにも及ぶ腸についての話です。
腸はすごく再生が速いのですが、再生して最後は脱落していきます。
ですから、便の中には腸の脱落細胞が大量にあるわけです。
したがって、あまりご飯を食べなくても便が出るという状況はあるところまでは続きます。
ところが、北海道大学医学部の解剖学教室の岩永敏彦先生が、「草食動物はほとんど、脱落する腸が腸管上皮にいるマクロファージに食べられて再利用されている」という英語の論文を出したのです。
おそらく、私たちが飢餓状態になると、無駄に体の老廃物を捨てるということをやめちゃうわけです。
無駄に出すことをやめて、マクロファージが再利用し、一つの無駄もなく再利用して、あとは消化管に棲みついた腸内細菌を栄養にして、不足分をまかなって生き続けるのではないかと、私は思っています。
超少食の実践者の方たちの体でも、このような作用が働いているのではないでしょうか。
(転載終了)
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引き算の健康法
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