こんにちは
今日はジェフリースミス氏率いるIRTのメルマガから1/24付のニュース速報をお伝えします。現在54種類の遺伝子組み換え植物にカリフラワーモザイクウィルスが使われているそうです。このニュースを読むと、やはりこのモザイクウィルスの遺伝子が私たちの身体の中で活性を持って働き感染症に掛かりやすくなってしまうようです。先日、ワクチンの遺伝子組み換えに使われた遺伝子は水平伝播するとお伝えしましたが、どうやらカリフラワーのモザイク病の原因ウィルスも私たちと無関係ではいられないようです。それにしてもそのウィルスがB型肝炎ウィルスと類似しているとは、何とも不気味です・・・どうして、そんなウィルスをわざわざ選んで私たちの食べるものに遺伝子を組み込んでいるんでしょうか?答えは為清 勝彦氏翻訳のウィリアム・イングドールの完全支配(アグリスーティカル編)を読んでみてくださいね♪
「カリフラワーモザイクウイルス
カリフラワーモザイク病の原因ウイルス。ヒトB型肝炎ウイルスと類似したゲノムDNAをもち、RNAを介して増殖する点もにている。強力なプロモーターを持つため、植物の遺伝子発現ベクターの構築に使われることもある。 」
(訳文開始)
ウィルスの遺伝子組み換えは病気の罹患率を上げるかもしれませんhttp://www.responsibletechnology.org/posts/breaking_news_viral_gen/
遺伝子組み換え作物にウィルスの危険な遺伝子の一部が組み込まれていると、遺伝子組み換え植物に対する警告が発せられるといつでも、バイオテクノロジーの支持者はそれは誤解だとして急いで訂正します。「ご心配には及びません。移植ウィルスのほんの小さな一部分を遺伝子が共同作動するために使っているだけです。それはプロモーターで、スイッチの様なものです。」彼らは、それは全く害が無いと言います。
ヨーロッパの研究者たちは最終的にそのプロモーターの遺伝子配列を詳細に観察して、それは懸念され回避されるべきものであるとしました。
それはカリフラワーモザイクウイルス(CaMV)プロモーターで殆どの遺伝子組み換え作物で使われていて、それら外部から強制的に組み込まれる遺伝子により、24/7の高いボリュームの所でタンパク質の形質を引き継ぎます。しかしながら、組み替えられたDNA鎖は想定されていたよりももっと多くの遺伝的形質がある事が分かっています。そしてこれが健康へ甚大な被害をもたらす可能性が有るのです。
それは単なるプロモーター或いは正確な被覆構造を超えて、実際のウィルスの遺伝子の一部として働くのです。それはウィルスの蛋白質を産生するには十分な大きさや特性を持っています。それが悪影響を及ぼすかもしれないのです。ウィルスのタンパク質は、植物と人の両方でウィルス感染に対する防御反応を抑制する事で知られています。
つまり、もしこのCaMVプロモーターを使っている54種類の遺伝子組み換え植物(大豆やコーンも含みます)のいずれかを食べたなら、より風邪、肝炎、エイズ等を含めたウィルス感染症に罹りやすくなってしまうということです。それにウィルスのタンパク質は細胞の機能に対して毒性も有りますので、食事中の遺伝子組み換え作物は癌や他の疾患の原因になってしまうかもしれません。
作物はウィルスと細菌の両方の感染症に罹りやすくなってしまうのです。
しかし、それだけでは終わりません。遺伝子Ⅵと呼ばれる細菌の遺伝子の特異的な性質がゲノムに沿った複数の遺伝子を入れ替えていくことを手助けします。これはDNAの何処でその遺伝子が組み込まれるかによって、抗原になったり、毒物になったり、発がん性物質になったり、反栄養素になったりするという意味です。それは遺伝子Ⅵを持つ54種類の遺伝子組み換えの種に無作為に遺伝子が組み込まれた結果、それぞれが独自の危険性を持つに至ったというわけです。
規制や撤退は?
これは実際遺伝子Ⅵが活性が有るかどうかに全てかかっていますし、疑問が残ります。最近ヨーロッパの権威による分析で公表されましたが、恐らくそうではないかと確信しています。それでも市民を守る為に市場から直ぐに遺伝子組み換えを撤退させる事を要求する代わりに、彼等はフローチャートを要求しました。予期せぬ問題が起こるかもしれない事を評価する為のフローチャートです!
ウィルス学者のジャンセン・レーサムは、「世界の遺伝子組み換えに関する規制は独断的で役に立たないもの。」と、言っています。彼等は遺伝子組み換えが承認される前にCaMVプロモーターについて詳細な情報をつかんでいましたが、今頃になってその危険性を特定しています。彼らの素晴らしく詳細な新しい技術についての論文の中で、レーサムと共同研究者ののアリソン・ウィルソンは当局に、惨事を引き起こす可能性が有るCaMVプロモーターを使っている遺伝子組み換えをリコールし、科学的に正しい判断をするように呼びかけています。
実害についての根拠
バイオテクノロジーの支持者は過去行ってきたように状況証拠を水に流そうとしています。彼等は10年以上に渡って何百万人もの人が遺伝子組み換え食品を食べてきたがなにも弊害が起きていないじゃないかと、よく主張しますが、我々はそれは受け入れず、現実を見ましょう。それに実際に、人々の健康にその危険性の高い食品がどんな影響を及ぼしているのかについて調べられた事は有りません。血糖の問題、不妊、喘息、アレルギー、自閉症、糖尿病等を含む多くの疾患が1996年に遺伝子組み換え食品が導入されて以来増加の一途をたどっています。
それに遺伝子Ⅵを含む良く見る遺伝子組み換え食品が動物実験で重度で時に死に至るような結果を示している事は、単なる偶然の一致では有りません。例えばラウンドアップ・レディとうもろこしは腫瘍や臓器に対する障害や、早死の原因になる事がラットの実験では分かっています。ラウンドアップ・レディ大豆をロデンツ(ゲッ歯動物)を与えると不妊、臓器障害、老化の促進、胎児の死亡率が高くなる等の影響が出ます。それからモンサントの殺虫剤のBTを産生するトウモロコシはマウスの実験で重度の免疫応答と関連する事等が分かっています。
米国やヨーロッパ当局が遺伝子組み換えを規制し市場から排除するまで声を上げずに居るのは止めましょう。我々は米国の35の州で表示を義務付ける法律を制定する事を支持し活動しています。それと同時に非遺伝子組み換えショッピングガイドを作り非遺伝子組み換えの健康的な買い物が出来るようにサポートする活動もしています。
ジェフリー・M・スミスはの遺伝子ルーレットのディレクターです。「我々の命のギャンブル」はソラーリ・レポートによるムービー・オブ・ザ・イヤーの映画の題名です。彼は国際的なベストセラーであるシード・ディセプションと遺伝ルーレットの著者でインスティテュート・フォア・レスポンスィブル・テクノロジーのディレクターでもあります。
(翻訳終了)
非遺伝子組み換えショッピングガイドはウィリアム・イングドールの完全支配(アグリスーティカル編)翻訳者の為清 勝彦氏のHPからご覧下さい。http://tamekiyo.com/documents/Jeffrey_Smith/non-gmo-shoppingguide.php
遺伝子組み換え技術の乱用で地球環境はますます破壊されると思います。野生動物は自然な循環の営みを邪魔したり、破壊したりはしません。私達はそうした動物たちの事を「野獣」と呼び馬鹿にしたり、ネガディブな意味で蔑む時にその言葉を使います。でも、その野獣は地球との呼吸に合わせ自然な暮らしを営んでいるのです。人と野獣とどちらがより美しい生き方をしているでしょうか?
例えば象の食性は草食ですが、一日に300ポンドもの植物を食べると言います。これは一見、自然を破壊しているように見えますが、実はその正反対だそうです。長い目で見ると、彼らは、森を草原に変え草原をまた森に戻すという自然の循環に、大きな役割を果たしているそうです。そのため象の消化システムは、わざわざ食べたものの60%をそのまま外に出してしまうという非能率的なものになっていて、象のお腹に入った種がそのまま100マイルも遠くに運ばれ、そこで森や草原に再生してゆくそうです。
さらに、象は少しでも食べ過ぎたり栄養が足りなかったりすると、たちまち力を失い死んでゆき、干ばつが続き、自然界に食べ物がなくなったとき、最初に死ぬのは象だそうです。彼らは死を受け入れることを決意すると、自ら食べるのをやめ、わずか1日で死んでいくそうです。 しかし、その死は、静かで平和な死だということです。象は自分たちの命を自然の大きな力に任せながら、その中で高度な知恵を働かせています。
私たちも原点に立ち返って考えるべき時が来ているような気がします。人間も本来の食性に立ち返り、自然と協調して生きる。答えは全て自然の中に有りますよね。私もその道に立ち返る途中にいます。
地球交響曲(ガイアシンフォニー)より転載
http://nahongvita.hateblo.jp/entry/20091208/1260243100
いわゆるテレパシーの能力は、動物たちにとってあたりまえのリアルなコミュニケーションの方法なのですが、とくに象は優れたものを持っています。
象の場合、そうした本能的な能力のほかに、多くの学習も必要です。人間と同じように、年長者からたくさんのことを教わる必要があるのです。だから年寄りのメスやオスが殺されると、そこで多くの知識が失われ、象の社会に致命的な混乱が起こるのです。年寄りのメスは、いつ乾季がくるのか、そのときにどこへ行けばよいのかということを知っていて、群れを導いています。
かつてツアボに素晴らしいメスのリーダーがいました。彼女は広大なツアボを隅々まで知り尽くしていて、30年間も群れを安全に導いてきました。その彼女は、実は、まったく目が見えなかったのです。
長い間動物たちを育ててきて、いちばん強く感じるのは、彼らの持つ素晴らしい能力を開花させるには、どうしても野生に還し、自然の中で危険な目に遭いながら生きてゆく必要がある、ということなのです。
象は、その大きな体を維持するため、1日300ポンドもの植物を食べます。これは一見、自然を破壊しているように見えますが、実はその正反対なのです。長い目で見ると、彼らは、森を草原に変え草原をまた森に戻すという自然の循環に、大きな役割を果たしているのです。そのため象の消化システムは、わざわざ食べたものの60%をそのまま外に出してしまうという非能率的なものになっています。だから象のお腹に入った種がそのまま100マイルも遠くに運ばれ、そこで森や草原に再生してゆくのです。
さらに、象は少しでも食べ過ぎたり栄養が足りなかったりすると、たちまち力を失い死んでゆきます。干ばつが続き、自然界に食べ物がなくなったとき、最初に死ぬのは象です。彼らは死を受け入れることを決意すると、自ら食べるのをやめます。食べるのをやめた象は、わずか1日で死んでいきます。
しかし、その死は、静かで平和な死です。象は自分たちの命を自然の大きな力に任せながら、その中で高度な知恵を働かせているのです。
こうした象の生き方には、人間に対する重要な教えが含まれている、と私は思います。
不思議なことですが、象は、象牙が自分たちの社会に大きな悲劇をもたらしていることをよく知っているのです。彼らはつねに交信しています。エレナも必ず、野生の仲間からその情報を得ていたに違いありません。
エレナは18歳のころ、生まれて初めて仲間の死体を見たとき、その死体から象牙だけを取り外そうとしました。孤児として育った彼女には、一度もその経験がなかったはずなのに、他の骨には触れず、象牙だけを取り外そうとしたのです。エレナは象牙がもたらす悲劇の意味を知っていたのです。
野生の象たちは、殺された仲間の遺体から象牙だけを取り外し、砕き、遠くの森に運んで隠します。これが、理不尽な死を迎えた仲間に対する最後のはなむけなのです。しかも彼らは、人間と同じように、仲間が亡くなった場所を何度も何度も訪れます。彼らは「死」ということの意味を知っているのです。
エレナは野生の仲間からすべての情報を得ています。それでもなお、人間を愛してくれているのです。
地球の未来について私は楽観的です。間に合わなくなる前に、人間は必ず気づくと思います。ひとつの種の絶滅は必ず他の種に大きな影響を与えます。なぜなら、すべての種は鎖のようにお互いに結び合わされているので、そのひとつが切れると全体がバラバラになってしまうのです。地球は、それ自体がひとつの生き物です。すべての種はその体の一部です。だから、ひとつの種の絶滅は、自分の指を切ったり、目を失ったりするのと同じことなのです。もう、そのことに気づくべき時がきています。
そして、象から学べることは、他の種や仲間と共に平和に生きる生き方と、そういう生き方に対する誇りや英知です。
人間が自然を打ち負かす、ということはできません。我々が今抱えている問題の答えや解決策は、すべて自然の中にあります。私たちは今、進歩した科学技術を、残された自然を守ることに集中しなければならないと思います。
(転載終了)