おはようございます
以前にもお伝えしたように自分の夢は、果樹でも育てながら森で自然と共生しながら生きること。本来なら、そう思い立ったらこの星の何処へでも好きなところに移動して、寝座を作って生活してもいいはず。だって、野生動物はみんなそうしている。きっと母なる大地は自然と共生する限りそれを許してくれるでしょう。だけど、現在の社会制度はそれは許してくれない。何故か土地の表面に板チョコみたいに区切りをつけて、ここは誰それの土地と、縄張り争いを行う。本当に人間っておかしなものですね。
朝から愚痴っちゃってゴメンナサイ。さて、所で皆様はどの様なお家に住んでいらっしゃいますか?家は実はオール電化住宅なので、偉そうな事は何一つ言えないし、そんな私がこんな話をしても何の説得力も無い事を十分承知した上で、今日は安くて頑丈で簡単なアースバッグハウスをご紹介します。この家材料は何と私達が立っている大地の土と、袋。土を袋詰めにしてそれを積み上げてドーム状のシェルターを作り、後から土壁などを塗って仕上げる至って簡単なもの。それなのに素敵なデザインのお家も作れちゃう、優れものの工法なんです。
私は最初にこれを見た時にはかなり衝撃を覚えました。「これならセルフビルドも夢じゃないかも!」と。世の中には素敵なログハウスを作っちゃうような素晴らしい方もいるけど、自分には到底できないし、そんなの夢の世界の話だと思ってました。だけど、皆様も次の動画をご覧になったら「自分にも出来そう!」と感じて頂けるはずです♪
こんな環境に優しく簡単なアース・バッグハウスですが、更にカル・アース協会の理念にはこんな事が書いてあるそうです。心を動かされますよね~。
(1)安全な住まいは人間の権利である
(2)人間は、だれもが自分自身の家を、建てることができるべきである
(3) 地球の人口増加を可能にする建築は、土を使うものであるほかない
「Wake Up」
(久々に字幕付けしたけど可笑しい所があったら教えて下さいね)
またこちらのICHIROYAさんのブログで、詳しくバッグアースハウスについて解説してくださっています。http://kyouki.hatenablog.com/entry/2012/12/02/095528
Cal-Earh Instituteのサイトには、避難シェルターとして建てることができる、もっとも簡単なプロトタイプのアースバッグハウスの作り方はこちらのページから
パーマカルチャー安曇野塾にも詳しい建築過程が 。
http://www.ultraman.gr.jp/perma/eathbachouse.htm
こっちはバッグさえ使わない。
http://www.geocities.jp/achilleaaustralia/cob/cobhouse.html
それから藤村 靖之さんの非電化工房にも持続可能な非電化の家のアイディアが満載
http://www.hidenka.net/jtop.htm
と、ここまで書いていてちょっとした疑問にぶつかりました。「もう建ててしまったこのオール電化住宅どうすれば良いのかな?」と・・・。自然と共生する生活が良いからと言って、このまま建てた家は売却してどっかに移り住めば良い?でも、それでは根本的な問題解決にならないでしょう!と、頭の中で突っ込みが入ります。先日ご紹介したシベリアのタイガの森に住む覚醒者のアナスタシアが、シリーズの中でこう述べています。
「なぜ別の場所で暮らしたいの?…汚染されてしまった所を誰がきれいにするの?自分の周囲を汚した人がきれいな場所に来ると、その人がそこにいるというだけでその場所を汚染してしまうわ。まずは汚染した場所をきれいに片付ける必要があるわ。それによって魂も洗い清められる」
そう言われると、その通りですよね。建物は壊して更地にして、コンクリートを剥がして果樹でも植える?でも一時そんな風にしたって、その土地を手放した後にはやっぱり同じように家が建つかもしれません。だったら、オール電化住宅だけど、なるべく電気は使わないで過ごす?結局電力を使っているっていう事は原発を推進しているのと同じですからね。(消費行動は強力な政治活動ですね。)
そうは言ったものの、家では親も子供達も便利になり過ぎたオール電化生活にドップリ浸かっています。一度便利な生活に慣れてしまうと、そこから抜けようと試みるのは並大抵じゃないですね。一時的な利便性に流されて、すぐ楽な方に行っちゃう自分達。これじゃ次の世代の子供達に顔向けできないね。実に矛盾を抱えながら生きていますね。「アナスタシア」みたいな生き方をしてみたいという理想は有るんですけどね。そのうちサンゲージングを続けて行くうちに超能力でも身に付いたら、家を建てる前にタイムトリップしてみたい・・。その時にはアースバッグハウスをセルフビルドするのが良いと思います。