はははのトモりん不食日記❤️糖質制限編
息子の😊とスイッチしてみました〜(笑)
前回の記事でガラスのアイデンティティーが崩れた私の元に、「分子整合医学」との素晴らしい出会いがあった事をお伝えしましが、今日はその続きからお話します❤️
当時の私のエゴは歯科医としての人生に意味が見出せなくなっていたので、この出会いは再び私の人生に光をもたらしてくれました。
分子整合医学はオーソモレキュラー療法とも呼ばれていて、新宿の溝口クリニックの溝口先生の著書「がんになったら肉を食べなさい」によれば、「人の身体に備わっている分子(栄養素)を至適濃度に保つことによって、生体機能を向上させ、病態改善を図る治療法」と定義されています。
「薬でなく栄養で健康になる!」今聞いてもワクワクする素敵な考え方です。この考え方を手に入れたら、多くの人に貢献できる!と、私は喜びに溢れて「オーソモレキュラー療法」のセミナーに足繁く通いました。
これは分子にレベルに分解して考える栄養学ですから、とても詳細で理にかなっていて、話を聞くたびにこの学問は素晴らしい!是非マスターしたい❤️と、絶賛していました。誤解を恐れずに簡単にその当時学んだ事を説明すると、
血液検査のデータを詳細に分析して、ビタミンミネラルなどの不足を読み取る。そして、身体を構成する栄養素を必要十二分に摂取する。ビタミン、ミネラルなどは厚生労働省が推奨する1日の摂取量ではまるで足りないので、その不足分はサプリメントで補う。
糖質はエンプティフードで癌の餌。そして身体にとって一番大切な栄養素である、タンパク質をひたすら摂取。私もそんな教えを守り、朝から晩まで肉、肉、卵、チーズ、魚、豆腐、ナッツそんな食材ばかり食べていました。そして糖質制限はとても消化に時間がかかる食事ですから、当時60kg越えしていた体重も5kgくらい減りました。
ダイエットは永遠の女性のテーマですから、私も体重が減った事がとても嬉しく「オーソモレキュラー療法」と「糖質制限」を絶賛していました。しかしながら、この幸せな日々は長く続きませんでした・・。ここから先の私の個人的な体験をご紹介する前に、今思えば見えない不思議な力が働いたとしか思えない神がかり的な事件が起きたので、ちょっくらそちらもご紹介いたします。
事件簿!糖質制限スィーツショップ開店未遂
さて当時いくら3児の母で、診療、家事、育児、に奔走し、なりふりは構っていなかったとはいえ、やはり5kgの減量にはとても気を良くしました。
しかも糖質制限食って、糖質さえ避ければ結構お腹いっぱいに食べても余裕で体重が減っていきます。寝しなにチーズやナッツのスナック食べ放題でも全然平気!こんなに素晴らしいダイエット方法は見た事ない!本当に素敵!とメチャ惚れ込んで、そのうち糖質制限を意識した食材でスィーツを作る事に。
これが私の中で一大ブームに!太らないスィーツは何処に持っていっても、みんな喜んでくれました。でもね、原材料は大豆粉やふすま粉、そして砂糖の代わりになんと、パルスィート、ラカントなどの人工甘味料のオンパレード・・。
今考えると恐ろしい限りですが、食べても太らないという所が、よく深いエゴにぴったりハマったのでした。そして終いには、この素晴らしい太らないスィーツを世の中の疲れているお母さんたちを元気にする為に広めたい!という思いが募り、
とうとう医院の近くに適当な店舗を探し、内装業者さんと交渉し、糖質制限スィーツショップオープンの準備をスタッフと進めたのでした。そして、さあこれで店舗の最終的な契約が済めば、開店に向かってまっしぐら〜!という所までこぎつけた時に1本の電話がかかって来ました。
それは不動産屋さんからでした。電話で出来る話では無いので、取り急ぎ来店して欲しいという話だったので、すぐに話を聞きに行きました。店舗に着くと不動産屋さんのオーナーが申し訳なさそうな顔をして、出迎えてくれました。一体何だろうか?と思いながらもひとまず、話を聞くことに。
不動産屋さんは「本当に申し訳無いのですが、今回のこの話はなかった事にして下さい。」こう切り出しました。当時の私は本当にやる気満々だったので、「え?どうして?」と、二の句が継げなくなる位ビックリしました。しかしながら私のそんな心情はお構いなしに、こう話を続けました。「賃貸物件のオーナーが、契約直前になって最初に出していた条件とは全く違う、借り手にとても不利な事を言い出したので、このままだと借り手の私が不利益を被るから、この賃貸物件はお客様におすすめ出来ない。」そしてその場でこの案件は不動産屋さんから一方的に契約破棄になったのでした。
当時は訳も分からず振り出しに戻された事に、ガラスのエゴはまたまた意気消沈していました。しかしながら、今考えると見えない力が働いたとしか思えない、神がかり的なヘルプだった事をのちに知る事になります。この道はあなたの進むべき道ではないと、天が緊急停止ボタンを押してくれたとしか思えません。
そして程なくして当時の私も、この物件が契約破棄になった事に本当に感謝をする事になりました。
糖質制限食と人工甘味料にまみれ悲鳴をあげ始めた私の体
★あなたは見えない力をどの位信頼していますか?
ここから先の話はあくまでも私の個人的な体験談の事実の記述であって、「オーソモレキュラー療法」の根底にある「栄養で人を健康する」という考え方は本当に素晴らしいと心から思っている事には代わりが無い事を最初にお断りしておきます。
さて、とにかく当時の私の食生活は、ほぼ肉などのタンパク質とチーズ、ナッツ、バターなどの油脂でした。そしてそれに加えスィーツはお腹いっぱい食べたいけど太りたく無い!というエゴにぴったりな人工甘味料を大量に摂取していました。
今考えるとこの組み合わせが実に最悪だったと思います。人工甘味料の原材料はほぼ、遺伝子組み換え不分別のトウモロコシやジャガイモです。遺伝子組み換え作物はオーストラリアのジュディ・カルマン博士の研究によると、豚の胃腸に著しい炎症を起こすと言います。
人での臨床試験は有りませんが、同じ哺乳類でこうした症状が出るという事は人でも炎症を起こして、その上に糖質制限で肉肉しい食生活をしていれば、リーキーガットを起こして、タンパク質が血中に流れ込み当時の私の血液はとても汚れてしまっていた事は、容易に予想がつきます。タンパク質が血中に流れ込むと、その処理は白血球がします。それが全身で起こったらどうなるか?
私の体は悲鳴をあげ始めました。指の関節が痛くなり、指が晴れてきました。そして全身の関節が痛くなり、リウマチか?と思い病院に行き血液検査をしてもらいましたが、炎症マーカーはそんなに上がっていませんでした。薬の服用を進められましたが、もちろん薬を飲む気は全く有りませんでした。そして、原点に戻り「よし!栄養で身体を元に戻そう!」と決意し、そこで糖質制限+サプリメント生活は打ち切りました。
この時、先の不動産屋さんには本当に感謝しました。「良くぞ、一方的に契約を破棄して下さいました!本当にありがとう!」そう何度も心の中で唱えました。またこの事件以来、「やはり神は存在する!必要な時には緊急停止ボタンが押される!」私の中で見え無い力に対する信頼から来る安心感が生まれたのでした。
皆さんもそんな経験は有りませんか?一時は意気消沈する出来事に思えた事が、後になって実は天からのギフトだった!そんな瞬間です。それは見え無い神の力の垣間見る千載一隅のチャンスかも知れません。人生が上手く行かずに悩んでいる時こそ、現在の状況を大局で眺めてみる。そうすると人生上手く行かない事が愛おしくなるかも知れません❤️どんな時でも気づきの意識は今ここに居て楽しんでいるものです。
人生上手く行かない時こそ、「今ここ」を意識する。この事件は私にそんな事を教えてくれました!
糖質制限食との出会いではこのような素晴らしい気づきのギフトを頂きました。そしてその後は菜食への扉が開き導かれますが、すっかり自分が肉肉しい食事をしていた事を忘れてエゴにハイジャックされるのですが、次回からその様子をお話しようと思います。