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UVケアは果物で!(果物の美白効果でおばさんキャラ返上?)

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こんばんは

毎朝時間が取れるときにはサンゲージング(太陽凝視)を続けています。ビタミンDが体内で生成され体の免疫力が高まり、健康効果を期待して続けているのですが、でも流石の私でも気になる問題が・・。

それは、「シミが大量に出来てしまうんじゃないかしら~?」っていう懸念です。

しかも40歳を過ぎると、シミの原因となる活性酸素を除去するスーパーオキシドディスムターゼ(SOD酵素)の活性が低下すると言うし、このままじゃダメじゃない?なんて、今更ながら気になってその対策を遅ればせながら考えてみました。

でも、その対策は紫外線B波をカットしてしまう、発がん物質のナノ粒子二酸化チタン入りの日焼け止めを塗るっていう対策ではダメですよ~。(そもそも紫外線B波をカットしちゃうとビタミンDは生合成されないし・・。)それは虫歯予防にはフッ素が良いと言って、フッ素を塗って虫歯を防げると勘違いしているのと何だか似ていません?虫歯を防ぐには、カリウム、カルシウムなどを多く含むアルカリ性食品の果物や野菜を生で食し、身体がアルカリ体質になるのが効果的ですが、こうした食生活を見直すことなく、いくら表面的に繕ってもあまり意味が有りませんよね。

それでは、シミを防ぎ美白効果を高めるためにどうしたら良いのでしょうか?

そもそもシミってなんでしょうか?
http://www.s-riken.co.jp/seihin/s15.html

(転載開始)
■ 日焼けのシミはこうしてできる。
紫外線が皮膚に当たるとそこに活性酸素が発生して、細胞を酸化させようとします。細胞は酸化されて機能を果たせなくなってしまうため、酸化を抑える防御機能が働きます。これがメラニン色素です。つまり肌のシミ・色素沈着は活性酸素と戦った傷跡です。

■ お肌の衰えの原因はお肌の張りを保持する「コラーゲン」や、弾力繊維の「エラスチン」は、過剰に発生した活性酸素によって酸化されます。シワがいつも太陽に当たる顔、首筋、手にできるのは、紫外線により発生した活性酸素の影響によるものです。

私たちの体内は活性酸素から身を守るSOD酵素を持っている
SOD酵素(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)とは、
私たちの体内で作られている「活性酵素」のことです。

SOD酵素は過剰に発生した活性酸素を
中和してくれる役割を果たしています。
SOD酵素の生成能力は、個人差はありますが
40歳を過ぎる頃から、このSOD酵素を生成する能力が
次第に衰え始めることが明らかになってきました。

お肌にシミやシワが増えてくるのは、
加齢からくる体力の衰えというより、むしろ、
この「SOD酵素」が不足し、老化や生活習慣病、
シミやシワの原因とされる「活性酸素」を
除去することができなくなったことが原因なのです。

(転載終了)

ギョギョ~!この表恐ろしいですね。私の体内では、SODの活性が急激に落ち込んでいる~!どうにかしないと、大変です。確か、ビタミンCも美白効果が有ったよね。

ジャ~ン!

(転載開始)

美白効果のある食べ物!

美白成分を振り返ってみると、
美白効果のある食べ物が自ずと見えてきます。

代表的な美白成分であるビタミンCは、
果物や野菜などに含まれている成分でもあります。
ビタミンCを豊富に含んでいる食べ物は
美白効果のある食べ物だと言って良いでしょう。

ビタミンCを含んでいる果物と言えば、レモンやイチゴですね。
実は、果物の中でダントツなのはアセロラです。
アセロラを摂取するなら食べるよりジュースにして
飲むほうが摂取しやすいかもしれません。

その他、

・ユズ
・柿
・キウイ
・パパイヤ
・グレープフルーツ
・みかん
・パイナップル

にもビタミンCは含まれています。

果物はそのまま食せるのが最大の強みです。
調理中にビタミンCを壊してしまうということがありません。
デザートや間食に果物を摂取する習慣をつければ、
難なくビタミンC補給が出来るはずです。

果物は糖分が気になる…。
そんな方は、野菜から摂取してみては?
野菜は調理中にビタミンCを壊してしまう危険性がありますが、
調理することで食べる量が増えてビタミンCを
たくさん摂取出来るという強みもあります。

もしくは、生野菜を食すという手も。
例えば、生でも食べれるピーマンは、赤いのにも
黄色いのにも緑のにもビタミンCを含んでいます。

それと、『ゆでる』という調理方法だと意外にビタミンCは残ります。
ゆでた場合でも、

・ブロッコリー
・カリフラワー
・かぶの葉
・さやえんどう
・カボチャ
・小松菜

などはビタミンC補給が可能です。

あとは、じゃがいもやさつまいもなどの芋類、
焼きのりや味付けのりといった、藻類にもビタミンCが含まれていますね。

それから、【トマト 美白】にて詳しく述べていますが、
抗酸化作用を持つ食べ物には美白効果があります。

・トマト
・鮭
・米ぬか(玄米・発芽玄米・黒米)

などが抗酸化作用を持つ食べ物の代表です。

(転載終了)

シミ・そばかすも、フルータリアンで問題解決!やっぱり人間の本来の食性に合った果物や野菜を食べると美白効果まで有るんですね。

「根本的なUVケアは果物食で!」

う~ん、実にシンプルですね。それから更に、SOD酵素様活性作用を持つ果物があるという情報もゲット!

(転載開始)

無花果効能

ガンコ親父のいちじくの効能  ガンコ親父のいちじくの効能 2


柿効能

SOD様活性作用

柿が色づけば医者が倒れる

柿の木を百本植えれば百石取りと同じ 米一石(150kg

葉のころ柿の木にもたれるだけで健康になれる

柿の木と、家内の角は折るほどよい。

柿は実った枝を切れ。

干し柿には食物繊維とカロチンが多く含まれます。
抗酸化性のあるビタミンCの含有量は100g中,70mgとみかんの約2倍の量を含有していて、1個で1日の所要量を満たします。
ビタミンCの効力として,粘膜を強くして,風邪予防に効果があり,ストレスに強くなる体を作ります。ウイルス性肝炎、ガン、自己免疫疾患、壊血病、貧血などに効果を発揮します。ただし、「干し柿」はビタミンCが殆ど失われている。
タンニン(渋み成分のひとつ)成分は、血圧を下げる効果があります。
アルコールデヒドロゲナーゼというアルコールを分解する酵素を含有しており、血中アルコール濃度の上昇を抑制するうえ,利尿作用のあるカリウムとの相乗効果で,二日酔いに効果があります。
リウマチ、神経痛など冷えることで起こる病気には禁忌食です
「干し柿」はビタミンCは殆ど失われてしまうのですが、体内の水分のバランス調整や余分なナトリウムの排出、心臓機能の調整などの働きを有するカリウムを豊富に含み、筋力まひ、無筋力症、腸閉塞などの予防効果が期待されます。
食物繊維も豊富に含まれており、便秘改善、整腸、糖尿病予防、血中コレステロース低下、大腸ガン予防などにも有効です。
柿の葉(特に青葉)には、止血、血管強化、降圧(血圧を下げる)などに有効であるといわれています。

「二日酔いを治す」「血圧を下げる」「むくみなどに」

「ガン予防に効果が大きい」「コレステロールを低下させる」

「動脈硬化の予防」「糖尿病の予防」

「脳の働きを活発にし、疲労回復効果もあります」

「お肌を美しく保つ」「便秘がちの方に」

「二日酔いを防止する(飲む前に柿を食べる)」

「煙草を吸う方、ストレスの多い方に良い」

「風邪を引きにくくなる」

などなど・・・・


梅の効能

医者を殺すに刃物はいらぬ。朝昼晩にウメを食え

SOD様活性作用

(有機酸、クエン酸=「新陳代謝」 、ピクリン酸肝機能などによる薬効があります。

「血液をきれいにする」

「疲労防止・疲労回復」

「整腸・解毒」「殺菌・抗菌」「消化促進」

「美容」「ダイエット」

「肝機能回復・活性化」「ガン・老化予防」

「カルシウム吸収補助」


りんご効能

「リンゴが赤くなれば、医者が青くなる」

リンゴは他の果物と比べても、とくにカリウム、カルシウム、鉄、食物繊維、ビタミンC、有機酸が多く含まれています。クエン酸、リンゴ酸が含まれ食物繊維のペクチンやカリウムが含まれます。

朝日新聞2002年9月30日によると、弘前大医学部保健学科の研究チームが将来リンゴから抗がん剤を作ることも可能とみて研究を進めている。

SOD様活性作用

がん予防 コレステロール低下 下痢 抗細菌 抗ウイルス 抗炎症 腎臓の働きを促進

脳卒中予防 高血圧 心臓病 整腸作用 糖尿病(血糖値低下)予防 体内の乳酸低下

動脈硬化 疲労回復 肥満 肥満防止 風邪予防 便秘 美肌効果 老化防止

果物一覧

アボカド 森のバターと呼ばれるほど栄養価が抜群。中南米では古代アステカ時代から「生命の源」とよばれている。植物性脂肪なのでコレステロールの心配はありません。ビタミンA・B1・B2・C・D・E、ミネラル(灰分、カリウム)。 効能:ガン、血圧降下、のぼせ、動脈硬化、美肌効果、老化予防
いちご ビタミンC、ミネラル、ぶどう糖、クエン酸、リンゴ酸   少しの量でビタミンCが豊富で、4~5粒で1日の所要量を満たします。 効能:美肌効果、ストレス、ガン、かぜ、気管支炎などの呼吸器病に有効  顔の血色がよくなり、皮膚も美しくなる有効成分、肝細胞の機能をよくする  顔の血色がよくなり、皮膚も美しくなる有効成分、肝細胞の機能をよくする  シミ・ソバカス、歯茎の出血(歯槽膿漏)  妊婦・貧血・タバコを吸う人におすすめ
いちじく 古くから薬用に利用され、第6の栄養素食物繊維が多く含まれます。ビタミンB1・B2、カロチン、ベルガプテン、プソラレエン(血圧を下げる) 効能:化促進、整腸作用、便秘、高血圧、便秘、口内炎、扁桃腺炎
オレンジ ビタミンA・B1・B2・C、ニコチン酸、カロチン、リン、鉄、ナトリウム、カルシウム 効能:風邪の予防、二日酔い、便秘、美肌
カシス ブルーベリーより多くアントシアニンを含む 効能:肩こり、眼精疲労、冷え性改善
キーウィフルーツ ビタミンB6・C・E、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、リン、葉酸、パントテン酸、ピクチン、アクチニジン(肉類の消化を助ける)、プロテアーゼ、ペクチン、カリウム、食物繊維は大変多く、愛煙家におすすめの栄養素たっぷり。ビタミンCやタンパク質分解酵素のアクチニジンを含みます。 能:便秘、消化促進、コレステロール、美肌効果、栄養過剰病(通風、脳卒中)の予防、便秘、消化促進(胃もたれ)、疲労回復、 美肌、風邪の予防  ビタミンCトップクラス(種にも栄養素がふくまれている)  妊婦・貧血・タバコを吸う人におすすめ
クルミ ビタミンB1・B2・E、リノール酸 効能:強壮・強精、元気をつけ、肌を潤し、髪を黒くする   中国では「クルミを食べると頭がよくなる」
グレープフルーツ タミンB1・C、ペクチン、カルシウム、ミネラル、微量元素を含みます。 効能:食欲増進、肌荒れ、ストレス、風邪、血管病(脳卒中・血栓)を予防、疲労回復、二日酔い(解毒作用) 不眠、美肌
スイカ 汁を煮詰めた「スイカ糖」は、古くから腎臓病の薬として用いられてきました。カリウムが多く含まれます。 効能:腎臓の薬になるほどの利尿作用、むくみ
ナシ ミネラルをバランス良く含みます。クエン酸やアスパラギン酸も含まれます。 効能:消化促進、疲労回復、咳、のぼせ
パイナップル ビタミンB1・C、クエン酸(疲労回復)   タンパク質分解酵素のブロメラインやビタミンB1、食物繊維が含まれます。 効能:消化促進、便秘、疲労回復、独特のタンパク質分解酵素(ブロメリン)が肉食の弊害を防ぐ ブロメリンは気管支のタンを分解して出しやすくす。 風邪、気管支炎、脳卒中、心臓病、通風
バナナ 栄養価が高く,体力が落ちている時の栄養補給に。1本で茶碗1杯分ものエネルギーがあります。カリウム、食物繊維を多く含みます。 効能:ネルギー補給、疲労回復、滋養強壮、高血圧、便秘、肌荒れ(吹出物)、解熱
パパイヤ ビタミンA・C・E 効能:肉の好きな人は食後に食べると良い  胃痛、ゲリ、皮膚病、癌予防、消化促進(胃もたれ)、美肌
ぶどう ビタミンB1・B2・B3・C、甘み成分のブドウ糖と果糖は、体内ですぐにエネルギーになります。皮と種に薬効があります。 効能:ポリフェノールの「抗酸化作用」は悪玉コレステロールの酸化を防ぎ血小板が固まるのを防ぐコトが確認されている。 疲労回復、不眠症(熟睡できる)     エネルギー補給、疲労回復、動脈硬化
プラム リンゴ酸とクエン酸、食物繊維のペクチン、カリウム、ビタミンB1・B2、カロチン、カルシウム、鉄、マグネシウム、食物繊維を多く含みます。 効能:整腸、便秘、貧血、食欲増進、疲労回復(リンゴ酸)、肌荒れ、肝機能改善、高血圧、血液をキレイにする
ブルーベリー アントシアニン色素は目によい効果がある 効能:目のトラブルに効果あり。目の疲労がとれて、効能:かぜ、利尿作用、便秘、二日酔い予防、高血圧、脳卒中、乗り物酔い、風邪、夜尿症 ※タンニンが鉄分の吸収を妨げますので、貧血症・妊産婦にはお勧めしません。視野も広がり暗闇に目がなれるまでの時間が早くなる。
プルーン 生ではβカロチン、ビタミンEが多く、乾燥したものではさらにそれ以上で、その上カリウム、鉄、食物繊維が豊富です。 効能:肌荒れ、ガン、老化抑制、貧血、便秘 美肌、整腸作用、血液をキレイにする
マンゴー ビタミンA・B1・C、カルシウム 効能:滋養豊富
みかん ビタミンA・C・P、ミネラル、クエン酸、カリウム、ペクチンやオレンジ色の色素や薄皮にビタミンPが含まれます。 効能:手足の肌荒れによく、血管の老化や出血を予防する。血管を丈夫にする。  高血圧、脳卒中、動脈硬化、風邪の予防、疲労回復、便秘、美肌紫斑症、東証、潰瘍、風邪の予防、二日酔い(解毒作用)、美肌、ガン予防に効果あり。
メロン ビタミンA・C、水溶性植物繊維「ペクチン」(インスリンの働きを抑制)タンパク質分解酵素 効能:むくみ、夏バテ
りんご クエン酸、リンゴ酸が含まれ食物繊維のペクチンやカリウムが含まれます。強い解毒作用で,食中毒予防に。 効能:便秘、下痢、高血圧、動脈硬化 リンゴ酸は体内の炎症を癒し、浄化する  肝臓病、腎臓病、リウマチ、通風、動脈硬化症、心臓病、湿疹、肥満、糖尿病、 癌予防、疲労回復、美肌  「一日一個のリンゴは医者を遠ざける」
レモン ビタミンC・P、ミネラル、クエン酸(疲労回復に有効)
ビオフラボン類(ルチン、ヘスペリジン、エリオチトリン)
ビオフラボン類は健康と長生きに効果大
肌のトラブル,風邪の予防に効果あり。
効能:肌荒れ・トラブル、疲労回復、肝機能改善、ストレス風邪の予防に効果あり。血管脆弱症・毛細管透過症を防止、疲労、倦怠感、高血圧、動脈硬化、出血 紫斑症、東証、潰瘍、風邪の予防、二日酔い(解毒作用)、美肌  妊婦・貧血・タバコを吸う人におすすめ
温州みかん ビタミンCやオレンジ色の色素や薄皮にビタミンPが含まれます。 効能:高血圧、脳出血、便秘、疲労回復
薬効たっぷりの秋の味覚。ビタミンA・C、タンニン、ペクチン、カロチン(β-クリプトキサンチン)。ビタミンCは1個で1日の所要量を満たします。干し柿には食物繊維とカロチンが多く含まれます。 効能:かぜ、利尿作用、便秘、二日酔い予防、高血圧、脳卒中、乗り物酔い、風邪、夜尿症 ※タンニンが鉄分の吸収を妨げますので、貧血症・妊産婦にはお勧めしません。「イギリスの海軍ネルソン提督もレモンを宝石のように愛した」
ビタミンB1、タンパク質 効能:全身の倦怠感があるときの栄養補助食品   脚気
西瓜 ビタミンB1・B2・C、カロチン、ぶどう糖、カリウム、ナトリウム、ペクチン、カルチノイドのリコピン、シトリン(アミノ酸)、リン酸 効能:腎炎、心臓病、尿路結石、むくみ
青梅 ビタミンE、クエン酸、リンゴ酸、アミグタリン 効能:強アルカリ性なので健康によい 整腸、疲労回復
タンパク質、糖質、鉄、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ヨウ素、ホウ素、臭素、ペクチン(急激な血糖値の上昇を抑える)クエン酸、リンゴ酸が含まれ食物繊維のペクチンが豊富です。 効能:ダイエット、食中り、妊婦・貧血・タバコを吸う人におすすめ・急激な血糖値の上昇を抑える
柚子(ユズ) ビタミンA・C、カルシウム 効能:肌荒れの改善、肌をスエスベにする、美肌効果
洋梨 リンゴ酸、酵素、ミネラル、ソルビトール(便秘によい) 効能:高血圧、心臓病、呼吸器病、気管支炎、声枯れ、糖尿病


(転載終了)

SOD酵素様活性効果がある果物は、いちじく、柿、リンゴ、梅!また果物の効能一覧も必見ですね。そろそろSOD酵素活性低下が気になるお年頃。これらの果物をせっせと食べるようにしようと。穀物中毒を克服して果物食率を上げ、おばさんキャラを返上しようかな~♪





参照:SOD酵素について


酵素SODは2 つのスーパーオキシドアニオン(O2-)を過酸化水素と酸素に不均化する酵素である(式1)。       2O2-+2H+ →SOD   H2O2 +O2       (1)
酸化ストレスに対する第一防御ラインを担う重要な抗酸化酵素の一つであるが、さらに生物の寿命を決定する因子である

2. 活性酸素とSOD
 2.1 ヒト
 生体内に取り込まれた酸素数%は、常に種々の酵素代謝系などでO2-、過酸化水素、ヒドロキシルラジカル(OH・)などの活性酸素種に変化する。このうち、不対電子を持つO2-とOH・は寿命が
短い。OH・が最も高い反応性を有しており、ほとんど拡散律速で様々な分子と反応する。O2- はOH・のような高い反応性はなく、それが直接脂質やタンパク質、糖、核酸を攻撃することはないと
言われている。しかしながら、金属イオンとの相互作用でOH・を生成したり(Fenton 反応)、一酸化窒素(NO)と反応して、NOのもつ生理作用(血管弛緩など)を消失させる。

同時に、ペルオキシナイトライト(ONOO-)を生成させ酸化障害を起こす。生体は活性酸素種の有する高い毒性から身を守るために、SODを始めとする様々な抗酸化防御系を獲得した。それらの防御系は活性酸素が発生する組織や細胞内の局所に存在している。ところが何らかの理由で、これらの防御能を上回る量の活性酸素種が生じると、重篤な病態を誘起しうる。その代表的なものがガンであり、その他、動脈硬化を始めとする多くの生活習慣病が発症する3)。さらに近年、アルツハイマー病や血管障害性脳疾患の発症機序の一つとして、老人斑へのβ―アミロイドの酸化的凝集沈着が注目されている。さらに活性酸素による細胞障害は、加齢に関係して発症する各種疾患の成因の一つとして重視されており、ラジカル捕捉剤の治療への応用も検討されている。
 
様々な疾患の直接的原因ともなる活性酸素の中で、O2-の消去に関わるSODの活性は様々な病気の発症と関連があると考えられている。これまでにヒトの場合でその関連が明らかにされている例として、Werner症候群、筋萎縮性側索硬化症(SOD活性の低下)、ダウン症(活性の上昇)などが挙げられる4,5)。また、SOD は生体内メイラード反応を受けるとその活性が著しく低下することか
ら6)、糖尿病患者で活性は低くなる5)。SOD 活性の低下は酸化ストレスに対する防御能も低下させることから、さらに様々な疾病が糖尿病合併症として発症する。今後も種々の疾病とその活性と
の関連が次々に明らかにされていくと予想されるが、SODの活性測定は病気の発症機構の解明のみならず、診断や健康状態を反映する指標としても利用されていくものと考えられる。

(転載終了)

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