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果実食の実践に役立つQ&A⑤(病気の本質を知ろう)

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おはようございます♪

今日ダグラス・N・グラハム博士の80/10/10フルータリアンダイエットの実践に役立つ部分を抜粋したQ&A部分の訳文の最後の部分をお伝えします。今日はグラハム博士の病気に対する哲学(癌、糖尿病など様々な病気があるが全ては根本的には毒血症という状態から始まっている。)あるいは、医薬品、サプリメントに関する考え方の部分をご紹介する内容となっています。野生動物は医薬品やサプリメントは服用しませんよね。私達人間もも野生動物に習って野生化した方が良いんじゃないかと自分は考えています。自然が一番ですよね。

この資料が皆様が野生化する為の参考となれば頂けると嬉しい限りです。

では皆様良い一日をお過ごし下さいませ。

80/10/10フルータリアンダイエット付録Bより

よくある質問②




◆薬の服用は続けるべきでしょうか?

医学の専門家とそれを支持する産業、医薬品カルテルは何千もの個別の病気の症状は合成化学物質の摂取によって治療もしくは症状の抑制をするべきだと言う理論に基づき動かされています。ナチュラルハイジーンのやり方はそれとは全く違います。

 我々は通常ライフスタイルや食事の習慣が乱れた世代から遺伝子の異常が現れてくると認識していますし、その影響は極めて小さいものです。一方、我々は唯一の病気として毒血症という概念を提案します。これは最初に不適切な食事やライフスタイルが原因となって引き起こされる血液や組織の汚れている状態の事を言います。毒血症やそれに付随する衰弱(神経衰弱)が放置されると何年にもわたり徐々に進行し、全ての症状の病気を招きます。

 これを理解するのは大変難しいのですが、これらの症状は病気ではないという事を覚えておくべきです。むしろ症状は実際には毒血症に身体が反応しているのです。

  

糖尿病、癌、心疾患等の病気を治すためには、その表面化している病気の背後にある毒血症の症状を解消するべきなのです。健康的な80/10/10のローダイエットを食べ始めると、もう食べ物からの毒性の有る残留物で日々身体が負担を受けることがなくなります。あなたの身体は毒物で汚れていた血液、組織、内蔵を綺麗にし、医薬品を服用しなくてはならない様な病的な状況は徐々に解消されていくでしょう。かかりつけ医に健康状態が向上したことをチェックしてもらえば、もはや薬を服用する必要性が無くなった事を同意してもらえるでしょう。

 一般的には若年者ほど体内の毒物を排出するのに時間がかからず、体内がきれいになります。老年者は退行性の変化を伴い蓄毒しているので、浄化し健康状態を回復するまでにより時間が掛かるかもしれません。それでも個人の生命エネルギーが制限されているように感じても加熱食や高脂肪のローフードを摂取する事による悪影響が無くなり、新鮮でよく熟したホールの生の果物、野菜を代わりに摂取するようになると、身体は好転反応を示します。それでも食べ物は健康的に生き方の一つの側面に過ぎず、正しく食べることだけでは健康になれるわけでは無いでしょう。

 医薬品は貴方自身のシステムに危険を及ばす毒性物質です。まれに薬が特定の慢性疾患の治療をするという主張がなされる事が有ります。それは通常、ある一連の症状から他の症状へと変わる位のものでしかないのです。


◆治療神話

治療の可能性という概念はとても不合理なものです。癒すとは一方で治癒の可能性だけでなく前進するというのも有ります。生まれつき身体に備わっている治癒の英知はいつでも上手く機能し、我々が受けている課題を解決するように修復し補填するのです。この癒やしは我々が得ている生命力のエネルギーに応じて迅速で効果的に起こります。これは我々が理解出来ない重要な願いです。全ての試み(従来治療だろうと代替治療であろうと)は、長い目で見ればこの過程を外部からの介入や治療、外的物質の経口摂取等で介助し、身体に出ている症状や厄介な問題を治癒に向かわせるのです。

 治癒は原因の除去から起きてきます。もし我々が再び身体が症状を作り出す原因となった習慣に再び舞い戻るのであれば、決して病気の治癒や症状の改善は見込めません。

 

実際は薬局で合法的に売られていたり、内科医が処方する薬が違法なドラッグよりも安全で健康的であるという訳では有りません。

  

毎年10万人以上が特許薬の副作用で亡くなっています。果実や野菜の食べすぎでなくなる人は居ません。

 特定の医薬品の削減についてのアドバイスを続けることは、この本の範疇を超えてしまいます。しかしながら、評判の良い内科医は患者の健康を増進するためには医薬品に頼り続けることは不必要であると、推奨してくれるでしょう。

 

冬場はどうやってローフードを実践したら

良いでしょうか

幸運なことに、寒い気候にいる殆どの民族は食事をし、睡眠をとり、働くことの出来る家に住んでいますいえは快適な温度に維持されています。人々は冬の間も冷えたビールやアイスクリーム等を食べ続けます。暑い夏には暖かい食べ物を食べます。地理や季節はどちらも80/10/10の食事を変える根拠のある理由では有りません。もし寒冷地の人がもっと食べ物が必要であれば、食べる量を増やすのが理に適った考え方です。栄養素のカロリーの割合は変えるべきでは有りません、それは一日に1500カロリーを摂取する人でも4500カロリー摂取する人でも同じです。もちろん、貴方の居住地域の気候が厳しすぎるのであれば、冬季の休暇を取って温かい気候の地にでかけるのも健康的な考えですね。


食べ物は癒しをもたらすものですか?

食べ物が私たちを癒してくれるのでは無いと理解するのはとても大切な事で、全ての癒やしは身体が行います。加熱食だろうとローフードだろうと身体がそれを利用し多様な機能を発揮する為の単なる供給材料です。しかしながら、低脂肪の生の菜食は高品質の栄養素を広範囲に渡って供給してくれますし、特に果実食は我々の身体が癒しの仕事をする為に必要な生の栄養素を理想的な比率で含んでいます。

 果実食以上に癒しの為に必要な栄養素を供給してくれるローフードは他には有りません。供給される各々の生の材料は身体にとって必要で利用できるものです。加熱食と違い、ローフードは身体が健康的でバランスの取れた状態に維持する能力を超えた毒の残留物が含まれていません。

 多様な質の良い低脂肪の生の菜食は健康になり、回復し、維持する為に十分な食事なのです。いつでも地元で育った季節の食べ物は最も健康的かつ経済的で、新鮮なのです。

毎週、毎日、毎食ごとに食べ物を組み合わせるよりも、一年を通して変化に富んだ種類のものを求めるのが最善の策です。

  

◆果実や野菜をジュースにするのは良い方法ですか?

幾つかの例外を除いて、ホールフーズを食べる方が、抽出された一部を飲むよりも理想的です。栄養素の吸収率を抑えてくれる果肉が含まれていない果実や野菜を飲むと血糖値が急激に上昇したり、血液の化学的な組成がバランスを崩したりする可能性が有ります。大部分の果肉が通常はジュースに含まれているので、新鮮な搾りたての柑橘系の果実は例外の一つです。もう一つの例外は、ウォータリー・スラッシュの中のメロンやバナナ、苺、桃、マンゴー等のフルーツ・スムージー等です。含まれている全ての栄養素が保たれた状態で液体の状態にブレンドされた濃厚なフルーツ・スムージーです。ホールトマト、セロリ、オレンジを合わせると濃厚で美味しいサラダドレッシングになります。


◆サプリメントは摂取する必要は有りますか?

充分なカロリーを低脂肪の植物ベースの生食で摂取し、いつも精力的に活動し、健康的な生活習慣を送る事が出来ていれば、サプリメントは必要ありません。健康的な食事である多様な果物、野菜、葉物野菜から身体にとって必要十分な全てのビタミン、ミネラル、等の栄養素を摂取する事が出来ます。

 とは言っても各個人の健康はいかなる権威ある見方よりも優先されるべきなのです。個々のケースでは起こりうる健康へのダメージのリスクを取るよりはむしろ、ライフスタイルが変化した初期の時期には食事の栄養素の補助としてサプリメントが必要になるかもしれません。例えばビタミンB12のサプリメントの必要性について等です。もし極端なストレス状態にあったり、療養中だったり、冷たいものを食べ過ぎたり、移行期だったり、貴方の食品が健康的な土壌で育っていなかったりする場合にはこの栄養素を短期間の間サプリメントで補うことは効果的でしょう。サプリメントを単独で生活を正す間に用いることは効果的ですし、許容する事は出来ます。

 それでも我々が必要とする栄養素は全面的に従来我々が正しいと信じているガイドラインよりもずっと少ないのです。身体が適切な健康的な状態にあり全てのシステムが適切に働いている時には、細胞機能の全ての面においてとても効率的に栄養素を吸収し利用する事が出来るのです。脂肪の利用はとても効率が悪く歯車が狂い、全く違った話になります。そしてサプリメントの業者は貴方に損をさせる事を計算に入れています。人々は錠剤、粉末、水薬等の栄養素と天然のホールフーズの栄養素を同一視してきました。皮肉なことに殆どの健康食品のお店にはいかなる種類のホールフーズも置いてありません。

 

 それらの製品が如何に天然由来でホールの材料を使っていたとしても、真の健康を作り出すことは出来ず、何らかの症状を抱える状態に移行するかもしれません。

 もしその健康的な食べ物が本当にホールで天然由来のものであれば、それには水分、繊維やその他の自然の恵の生きた構成成分を含んでいるでしょうしその商品には梱包やラベルは必要ないでしょう。(ホールの製品が天然の製品に仕上げられると利ざやも縮小してしまうでしょう。)

 水分が取り除かた錠剤や粉末はもはやホール・フードのサプリメントとは呼べませんし、それらの乾燥させた製品はそれをごまかしている製品で、それに貴方も騙されているのです。植物食品の水分は我々の細胞の健康を維持する唯一無二のとても大切なもので、欠かすことは出来ません。いかなる種類の飲料水もそれの代わりをする事は出来ません。一度水分が取り除かれると、酸化のプロセスが進みその栄養素の品質を低下させますので、サプリメントに含まれる栄養素はホール・フードのものよりもかなり少なくなってしまいます。

 人々が食べ物から抽出した断片に過ぎないサプリメント業者の不健全な栄養学的なアドバイスに従うと、結局ベストな健康状態で無くなり何か厄介な症状が出た状態に落ち着くことは驚くべきことでは有りません。このことは食事と栄養的な不足を彼らのアドバイスに従って正すためのサプリメントを売る市場を大きくしています。

 私はいつも人々が栄養補助食品にお金をつぎ込んでいるのを聞くととてもビックリします。サプリメント業者は製品の服用の上限を定めていません。ベルトコンベアの様に、新たに発見された奇跡の食品を目の回るような速さで並べます。そうして旧製品が刷新されたバージョンに置き換わるのです。この様な猿芝居が昨日まで売り込んでいた主力商品(実際は彼らの売り込み口上のようには効果が無い)にとって代わるためには必要です。

 最近の栄養の世界からの情報はほとんどが口の上手いマーケディングで教育は隠されていて、インフォマーシャルや教育的エンターテーメントの形を取っています。市場の情報は栄養素は特定の状況にとても効くので聴衆にそのアドバイスに従って、それを大量に買わせるように仕向けます。

  
勿論、業者はその栄養素の過剰摂取でどれだけ多様な有害な影響が出るのかについての情報は提供しません。でもどんな種類のサプリメントでも少なくとも不均衡を生じる事は避けられないのです。殆どのサプリメントは植物性の食品から濃縮されていますが、
アメリカ人の「多いことは良い事だ」という物の味方とは裏腹に、身体はそれらの不自然な濃縮物を歓迎せず、加熱食の残留毒物を排出するのと同じ様にそれらを排出する様に働きます。素人が髪を刈ると客の髪の毛が坊主になるまで片方のバランスを取ろうとして切ってしまうのと同じで、単独の栄養素(あるいは処方されたり抽出された栄養素の組み合わせでも)をサプリメントで補う人は、短期間のあいだは効果が認められたとしても、その後にはもっと困惑させるような不均衡が生じる事を避けることは出来ません。常にサプリメントで正すよりも食事で正す方が良い方法です。健康的な食事をしていればサプリメントは要りません。健康的でない食事をしている場合でも、サプリメントでは栄養的な不足を補うことは出来ません。


◆ローフードの概念は欠陥が有りますか?

この地球上の全ての生き物はそれに合うようにデザインされた特定の食性を持っています。全ての動物は自然の環境の中に存在する食べ物から栄養を得ていて、一度に一種類の食物をお腹が空いた時にお腹が一杯になるまで食べます。シンプルな食事は最適な消化と栄養を得ることが出来ます。動物たちはサプリメントや調味料を使ったり必要としたりはしません。自然は全ての生物に十分な贈り物をしていますし、人間も例外では有りません。

 そのほかの全ての霊長類の様に果実や野菜に含まれる栄養素で完璧に我々も機能することが出来る様に作られていますし、我々が食べるホール・フードの量で十分です。食べ物をジュースにしたり乾燥させたり、濃縮したり、精製したりすると成分が過多になったり栄養的にバランスが崩れたりしますが、身体はそれに対応する様にはデザインされていません。

 私は80/10/10の栄養素の割合に基づいたホールの新鮮で熟した生の有機の植物から構成されるローフードの最適な食事をしています。ローフードキッチンにはジャーもボトルもボックスもカンもバッグもカプセルも粉末もレメディーもポーションも錠剤もチンキ剤等これら全てのものは必要ありません。

 とても多くの熱心な新たなローフーダーたちはある栄養学の権威が世界で最も栄養がある食事だとガイドし暫くしてから、この食事では不十分だからサプリメントが必要だと説得する不条理な状況に陥っていることに気づきます。この究極のマーケティングの作戦は、とても使い古された策略です。最初に問題を作り出して、次に解決策を売り出すというね。いかに多くの食料品店が安全を売る者達によって破壊を受けていることか?如何に多くの人々がかかりつけ医の命に関するアドバイスに従って患者になっていることか?

  

ローフードに関する問題点は充分に炭水化物を摂取しなかったりしばしばトータルの摂取カロリーが足りなかったりするときに上手くいっていない感じがすることが有ります。空腹に苛まされたり、食べ過ぎを経験をするとロー・フード・ワゴンからたびたび振り落とされてしまします。彼らは食べ物と快適で健康的な関係が結べていないのです。食事が常道を逸すると健康状態が悪くなります。

 わたしは教えてくれる明確な意思を持った個人や組織からどんな話題に関しても学び取るという選択をします。私は明らかに彼らのやり方でやれば、何年にもわたり利益が取れ、繰り返し製品を販売出来るという奥の部屋のセールスのテーブルに引き込む様な情報から離れるようにしています。

 もしビタミン剤、ミネラル、オイル、酵素、薬用ハーブ、MSMの様な白い粉薬、レクチンの様な生成抽出物、藻類や海藻の様なスーパーフードやその他の噂の栄養剤を摂取することが唯一の正しい栄養摂取だとすれば、ローフードの概念は欠陥がある事になります。

 
(Q&A完)

人間の本来の食性を取り戻そう

人間の本来の食性を取り戻そう.docx
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参考文献はダグラス・N・グラハム博士の80/10/10フルータリアンダイエットです。



人工甘味料とアレルギーその原因は?

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こんにちは

今日は甘味料がアレルギーの原因になっているというニュースを見かけたのでご紹介します。11日から横浜市で始まる日本アレルギー学会で調査結果を発表するそうなので、どんな結果が報告がなされるのでしょうか?しかしながら、個人的には甘味料がアレルギーの原因になるというのは、当然の結果だと考えています。

なぜそう考えるか?

理由は現在市場に出回っているそうした甘味料の類の原材料は殆ど遺伝子組み換え作物のとうもろこしやじゃがいもから出来ているからです。


こちらは以前歯科専売の100%キシリトールガムのメーカーからキシリトールの原材料に対する問い合わせに回答を頂いた時の文書です。


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歯科専売100%キシリトールガムの原材料について
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これは何もキシリトールに限った話ではなく現在市場に出回っているエリスリトール等の糖アルコール類、ブドウ糖異性化糖、アスパルテームやスクラロース等の甘味料の殆どが遺伝子組み換え食物で作られているのです。遺伝子組み換えとうもろこしやじゃがいもははBT(バチルス・チューリンゲンシス)を始めとした殺虫剤を作物自体が産生するように遺伝子操作されています。この殺虫剤を産生するように遺伝子操作された幾つかの作物は、免疫応答を誘発すること事が動物実験では確かめられています。またモンサントのラットのトウモロコシの研究は訴訟により公にされ、免疫系に関係した3つのタイプの血球細胞、(好塩基球、リンパ球、白血球の総数)が著しく上昇することが明らかにされているんです。

とうもろこしやじゃがいも等の遺伝子組み換え作物がアレルギーを引き起こしやすい理由については、以前にご紹介しましたが再度ジェフリー・スミス氏のメルマガの翻訳記事を掲載いたしますので参考にして下さい。まずは知ること。そしてアレルギーを引き起こす遺伝子組み換え作物から作られた甘味料とは無縁の人生ラインを歩んでみませんか?私たちにTPPを阻止したり政治をひっくり返す力は無いかもしれません。でも私たちには選択する自由が有ります。


(転載開始)

甘味料でアレルギー症状報告

5月10日 6時6

加工食品などに使われている甘味料が原因とみられる食物アレルギーの患者が30人余り報告されていたことが、専門の医師らの初めての全国調査で分かりました。
医師は、甘味料がアレルギーの原因になることはあまり知られていないとして注意を呼びかけています。

調査したのは、国立病院機構相模原病院の医師や栄養士などのグループで、去年10月、食物アレルギーの患者を診療している全国の医師などに依頼し、およそ880人から回答を得ました。
それによりますと、食事の後にアレルギーの症状が出て、医療機関を受診した人で、甘味料による食物アレルギーと診断された人が15人、疑いがあるとされた人が18人いたことが分かりました。
中には呼吸困難などの重い症状が出た人もいるということです。
甘味料別では「エリスリトール」が15人、「キシリトール」が10人、「ステビア」が2人などとなっています。
甘味料はアレルギー物質としての表示義務はなく、含まれる量が少ない場合、原材料としての表示を省略することもできます。
調査を行った海老澤元宏医師は「甘味料がアレルギーの原因になることはあまり知られておらず、見逃されているケースも多いとみられる。ダイエットのための低カロリー食品が増えているので注意が必要で、今後は表示についても検討すべきだ」と話しています。
この調査結果は消費者庁にも報告されていて、消費者庁の担当者は「内容を詳しく精査するとともに、患者の数などを見ながら、今後、アレルギー物質としての表示が必要かどうかについても検討していくことになる」と話しています。
また、調査結果は11日から横浜市で始まる日本アレルギー学会で発表されます。

  (転載終了)

下記はジェフリースミス氏のメルマガの翻訳文です

GMO
作物がアレルギーを誘発しやすい理由
(遺伝子組み換えトウモロコシ編)

 

ジェフリー・スミス

 

バイオテクノロジー業界は遺伝子組み換え作物は害虫抵抗性があると言って宣伝するのが大好きです。これで遺伝子組み換え作物の畑は昆虫とは無縁で居られるという幻想を抱かせるのでしょう。しかし、「害虫抵抗性」とは単に植物自身に殺虫剤が含まれる事の婉曲表現に過ぎないのです。昆虫が遺伝子組み換え作物を一口食べると、毒が昆虫の胃の中に入りそして死に至るのです。

 

一口食べるごとに殺虫剤を摂取していると思うと、食欲も湧きません。でもバイオテクノロジー会社と殺虫剤を生産する事業所を規制する環境保護庁はその心配は無いと言います。彼らはBT(バチルス・チューリンゲンシス)と呼ばれる殺虫剤は天然の土壌最近から生産され、安全に使用されてきた歴史があると主張しています。有機栽培農家は例えば昆虫をコントロールする方法として天然の細菌を土壌に含ませる方法を解決策として使います。遺伝子工学の技術者は単に細菌からBTを産生する遺伝子を抜き取り、農家が手をかけなくてもトウモロコシや綿等の植物自身がBTを産生するようにDNAの中にそれを組み込みます。更に、彼らはBT毒は速やかに胃の中で分解され、もしそれが生き残ったとしても、人や哺乳類はBTに対するレセプターは持っていないので、悪影響が出ることは無いと主張しています。

 

しかしながらこれらの主張は裏付けの無い仮説に過ぎず、研究では異なった見解が示されています。

 

BTスプレーは危険性が有ります

 

天然のBTがバンクーバーやワシントン州の広範囲に渡りマイマイガを撃退するために散布されていた時に、約500人にアレルギーやインフルエンザの様の症状等が見られました。そのうちの6人がアレルギーや喘息で救命救急室に運ばれました。BTスプレーを吸引してしまった労働者の目、鼻、喉、呼吸器がかぶれる症状が出て、そのうちの何人かがBTに対して抗体免疫反応があった事が報告されました。BT製剤に被爆した農民は炎症、角膜の潰瘍、皮膚のかぶれ、ただれ、腫脹、発赤等を含めた症状が出ました。ある女性は誤ってBT製剤をかぶってしまった所、発熱し意識が混濁する発作を起こしました。

 

実際に当局は免疫システムが弱かったり、アレルギー体質の人は特にBTの影響を受けやすいことを知っていました。オレゴン健康支局は重度の免疫不全と医師の診断を受けている人は、散布している間はその現場に立ち入らないようにアドバイスしています。スプレーの製造者は「繰り返し吸引することで、感受性の高い人は感作しアレルギー反応を引き起こしてしまう」と、警告しています。BTは人には影響しないと言う沢山の主張が有ります。

 

しかし完全に消化システムを破壊することから、マウスの実験ではこれも同様に反証しました。BT毒を摂取させられたマウスはコレラ毒に対するのと同等の重度の免疫反応を起こしました。加えてBTは以前は無害だった物質に対して過敏反応を免疫システムに起こさせる原因になります。これはBTに被爆することでアレルギー反応を起こす範囲が増加する可能性を示唆しています。環境保護庁専任の専門家は、「労働者とマウスの実験はBTのタンパク質は抗原性のあるアレルギー物質である事を示唆している。」と、言っていました。

 

遺伝子組み換え作物の中の毒は天然のスプレーよりも毒性が強い

 

遺伝子組み換え植物の中で作られるBT毒は、有機栽培や慣行農法や林業で使われる、細菌から作られる物とはかなり異なっています。まず第一に遺伝子組み換え植物はスプレーの約30005000倍もの量の毒を産生します。スプレー形状の物は植物の葉っぱの上で、数日から2週間くらいで太陽光、高温若しくは物質にさらされることで分解されますし、雨水で洗われ葉から土壌に流れていきますし、消費者が洗って落とすことが出来ます。一方BT産生植物の場合はその毒物を全ての細胞が産生し続けますし、降雨や洗うことによってそれを取り除くことが出来ません。

 

天然の細菌の中で産生される毒物は昆虫のアルカリ性の消化管の中に入るまでは活性が有りません。一度昆虫の体内に入ると安全弁が外され、BTは毒性を持つようになります。しかし、技術者はその順序を変え、遺伝子組み換え植物の中にBT遺伝子を挿入します。植物の産生するBT毒は通常安全弁が付いていません。植物が産生するBT毒は常に活性を持っていて、天然の物よりもより免疫反応を誘発しやすいです。

 

BT毒は安全性試験にパスしていないのに使用されています

 

遺伝子組み換え食品のタンパク質は最初に導入されてからまだアレルギーの原因になるかどうか検査された事は有りません。世界保健機構(WHO)と国連食料農業機関(FAO)はアレルギーを起こす可能性のある遺伝子組み換え作物が承認されるのを制限するための審査基準を制定しました。その中で、タンパク質の1)既知のアレルゲンに類似したアミノ酸配列があるか、2)消化安定性、3)熱安定性について、調べるように勧告しています。これらの特性だけではアレルギー性について詳しい知見を得ることは出来ませんが、これらの特性を持つ遺伝子組み換え作物を拒否されるべきで、少なくとも更に検査を重ねるべきだと、専門家は言います。BT産生トウモロコシはこの3つの全ての基準を満たしていません。

 

例えば、特定のBT毒は、Cry1ABと呼ばれているモンサントのイールド・ガードとシンジェンタのBT11コーン品種の中から見つかります。1998年米国食品医薬品局(FDA)の研究者はCry1ABが卵黄のアレルゲンのビテロゲニンの912のアミノ酸配列を共有していることを発見しました。研究は「この類似性は追加の評価を行う為の正当な理由がある。」と、結論づけました。しかしながら、追加の評価はまだ行われていません。

 

Cry1ABは消化と熱にとても耐性が有ります。その安定性はスターリンク・コーンにより産生されるBT毒種に匹敵します。スターリンクは、専門家が高い安定性を持ったタンパク質でアレルギーを誘発するとして、人の摂取用として許可を得ることが出来なかった種です。それは家畜の飼料として栽培されていましたが、2000年に米国の食料供給の中に混入していました。何千もの消費者がアレルギー反応への可能性についてメーカーに苦情を訴え、300以上の品目でリコールされました。スターリンクの出来事の後、顧問の専門家は環境保護庁に監査とそれを摂取した個人の臨床評価をBT製品のアレルゲン性を確認するためにするべきだと、進言しました。しかしまたしても、その様なモニタリングは実施されていません。

 

BT綿花はアレルギー反応を誘発します

 

2005年のインドの医学調査官の報告には恐ろしい結論が書かれています。何百人もの農業従事者が、BT綿花に触れると中等度若しくは重度のアレルギー反応を起こす様になっているというのです。綿花を摘み取り、積載し、洗浄する他にかがんで触れるだけで症状が出てしまいます。幾つかの綿工場では、就労の為に工員が日常的に抗ヒスタミン薬を服用しなくてはなりません。BT種にだけアレルギー反応が起こりました。更に、実際にその症状はバンクーバーとワシントン州でBTの被害にあった500人の人達と喘息の悪化だけは見られませんでしたが、他は全く同じでした。


(市場の83%がBT綿花の米国では同様の報告は有りません、しかし、米国では綿花は手ではなく機械で行われています。)

 

インドの労働者の経験が「どの位BT毒は綿花の中で活性を持っているのだろうか?」と、いう疑問を投げかけました。オツムや、脱脂綿や包帯に使ってもなお毒性が有るのか?最後のケースでは、もしBT毒が治癒を阻害するとしたら、それは惨事になるだろう。例えば糖尿病患者では、治癒不全の傷は切断の原因になるかもしれないのです。

 

綿実は綿実油としても使われ、米国では多くの加工食品にも使われています。通常の油の抽出方法ででは毒性は破壊されますが、低温圧搾法で抽出された油にはその毒性が残ります。綿の草木は家畜の餌として日常的に

使われています。次のシリーズの部分では毒性にフォーカスします。BT綿の草木を食べた動物が病気になったり死亡したりする証拠があげられています。

 

BTトウモロコシの花粉がアレルギーの原因になるかもしれません

 

BT毒は遺伝子組み換えトウモロコシにより産生され、そのまま食されます。それは花粉においても同様にそのまま吸引されます。2003BTトウモロコシ畑に隣接するフィリピン人の村では、村人が花粉を吸い込み約100人が病気に罹ってしまいました。その症状は、頭痛、目眩、激しい胃痛、嘔吐、胸痛、発熱、呼吸器や腸や皮膚等のアレルギー症状です。症状は最初は畑に隣接して生活する人たちに見られ、やがて近隣へと広がっていきました。39人の血液検査のサンプルからはBT毒に対する抗体が検出されました。これはサポートにはなりますが、その症状とBT綿が関連している事の証明にはなりません。他の4つの村で、次の年に同じとうもろこしが植えられた時に、花粉が飛ぶ季節にのみ、その4箇所で同じ症状が見られました。

 

1998年にイギリスの合同食品安全基準グループが米国食品医薬品局に宛てた手紙の中で、遺伝子組み換えの花粉を吸い込むことは危険性がある事を同じように指摘していました。彼らは吸引した花粉の遺伝子は呼吸器系中の細菌のDNAの中に移転されてしまう可能性を警告しています。この危険性について何の研究もなされていませんでしたが、数年後イギリスの研究者が遺伝子組み換えの大豆を摂取する事で、外来の遺伝子が腸内細菌のDNAの中に移転されてしまう事を確認しました。もしこれがBT遺伝子でも起こったら、遺伝子組み換えトウモロコシを食べるのを止めて何年も経った後でも、腸内細菌がBT毒を産生し続けることになります。

 

遺伝子組み換え作物が免疫応答を引き起こすという報告

殺虫剤を産生するように遺伝子操作された幾つかの作物は、免疫応答を誘発すること事が動物実験では確かめられています。モンサントのラットのBTトウモロコシ(Mon863)の研究は訴訟により公にされ、免疫系に関係した3つのタイプの血球細胞、(好塩基球、リンパ球、白血球の総数)が著しく上昇することが示されています。

 

オーストラリアの科学者はインゲン豆の遺伝子が産生した殺虫剤(BTでない)を取り出し、エンドウゾウムシを駆除する為にエンドウに組み込みました。そのエンドウは通常の遺伝子組み換え作物の承認検査をパスして、実用化されました。しかし、開発者はいまだかつて他の遺伝子組み換え作物では行われたことの無かったマウスの実験を行うことを決めました。彼らが自然な状態でその殺虫剤を検査した時、いんげん豆の中で産生されたi.eバージョンのタンパク質はマウスには害が有りませんでした。でも同じタンパク質でも、いんげん豆の遺伝子がエンドウのDNAに組み込まれて産生された時にはマウスに炎症反応が見られました。これは人においてもアレルギーの原因になる可能性を示唆しています。ともかく、ある無害なタンパク質が他の種類の植物によって産生された時には致死性を持ったものに変化してしまう可能性が有ると言う事です。科学者たちは、微妙で予測のできない糖分子のパターンの変化が起こりそれがタンパク質に付着することで、問題が起きる原因となるとしています。このタイプの微妙な変化は市場に出ている遺伝子組み換え作物では通常は分析されていません。

 

遺伝子組み換えじゃがいもに組み込まれた3つめのタイプの殺虫剤についての実験で、ラットの免疫系にダメージがある事が分かりました。血液検査で彼らの免疫応答がとても低下して、免疫機能に関連した臓器にも傷害が見られました。エンドウ豆の自然な状態では殺虫剤はラットには無害でした。でも遺伝子組み換えの過程を経て予想のできない変化をすると健康問題の原因となるようでした。そしてえんどう豆と同じように、そのじゃがいもでも、市場に出される為のバイオテクノロジー会社が行う従来のタイプの検査をしただけで、じゃがいもも承認されました。

 

アレルギー反応は防御反応ですが、外部からの刺激物に対して免疫系が有害な反応を起こすことが有ります。身体は何らかの異物を認識し、攻撃し、それに応答するのです。全ての遺伝子組み換え食品は、外敵で異物と認識されます。遺伝子組み換え食品の専門家のアルパド・プシュタイは、「公表或いは非公表の今までの実験は一貫して、(各種類の遺伝子組み換え食品や作物を食べた動物の免疫系が変化する事は大きな問題である)と、いう事を示している。」と、言っています。

 

免疫反応に加えて、遺伝子組み換え食品には毒性が有るという研究や報告がいくつかあります。次回のこのシリーズでは、遺伝子組み換え作物摂取に関連した、何千という動物の病気、不妊、死亡の例を見てみましょう。

(翻訳文終了)

from May 2007 Spilling the Beans newsletter
© copyright Jeffrey M. Smith 2007

Permission is granted to publishers and webmasters to reproduce this article. Please contact info@responsibletechnology.org to let us know who you are and what your circulation is, so we can keep track. 

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遺伝子組み換え食品は食物アレルギーを増加させるかもしれない2.docx
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特番ラヂヲ(ムーンマトリックスやTHINKERさんのファンの方必聴です♪)

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こんばんは♪
今日はいいお天気だったので、南瓜の苗を植えたり作物の様子を見に畑に行きました。自然農で育てているせいかは分かりませんが、畑には実に色とりどりのお虫がいますね~。木村秋則さんが本の中で、虫は可愛いと、言っていらした意味がすこし分かるような気がします。でも、作物美味しそうに食べちゃっている子もいるけどね~。

さて、今日は安生さんが、フレンズ歯科インタビュー後談をまとめてくださったので、ご紹介致します。
デービッドアイクのムーン・マトリックスの翻訳者の為清 勝彦氏やTHINKERの鶴田氏も登場していらして、陰謀論について深い見識のあるお話をして下さっています。ファンの方は勿論、初めて話を聞かれる方も思わず引き込まれる話をして下さっています。良かったら聞いてみてくださいね♪

ラヂヲ特番 おまけ

2013-05-10 | ラヂヲ2
少し予定から遅れてしまったが、フレンズ歯科でのインタビュー前後に収録された、雑談及び鼎談部分を公開へ。


テーマに沿ったものではないので色々と話が飛んでいるが、どれもこれも興味深い話である。


では、ご覧戴きたい。

【ウヰスキーの時間】フレンズ歯科特番 おまけ



おまけというべきか、いつもどおりチェイサーにしようか少し悩んだが、おまけとした。

一部、インタビュー収録分でカットした箇所も含まれている。内容に大きく関わるところではないが、一応。


ここまで遅くなってしまい、視聴者の皆様や、関係者各位にはとても迷惑をかけてしまった。申し訳ない。


では、また特番、もしくは本編のラヂヲで。


(転載終了)

除草剤と赤ちゃん用洗剤の共通点

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こんばんは♪

GW中に家族サービスをし疲れが溜まったせいか、(年には勝てない?)果実食中心の食事を開始してから初めて風邪をひきました。症状は大したことは無かったのですが、その後しばらく咽喉の痛みと夜間に咳がしつこく続きました。それで、原因は?と、普段と違っていた事は無いかと思い返した所GW中のフルータリアン・ダイエットからかけ離れた食生活に行きつきました。

というのもGW中は家族サービスと言う事もあって、外食で加熱食(中華街で中華とか・・でも草しか食べなかったですが~)を結構食べてしまい、その後も加熱食に対する渇望は衰えず、かなりの割合で加熱食を摂取していました。

それで、この風邪の症状が抜けないのは加熱食の割合が増えたせいだ~と、思い2~3日前から8:1:1フルータリアンダイエットの教えを守って完全ローフードにしたら、あらなんか良くなってきたかも?と、しつこい咽喉の痛みが引いてきました。やっぱり加熱食って毒なのかもしれない~と、身をもって感じました。

どうして加熱食が毒だと思うかは、以前書いたこちらのアクリルアミドの記事を参考にして頂きたいのですが、それは簡単に言うと政府も認めている様に加熱すると環境中に存在するポリアクリルアミドという物質がアクリルアミドという毒物に分解され毒性が強まる事にあります。またそのアクリルアミドはグリホサートという除草剤等に含まれているポリオキシエチレンアミンという界面活性剤に起因します。

グリホサート(ラウンドアップ)の毒性はこちらのページで閲覧出来ますが、グリホサートの毒性は主成分のグリホサートのみならず製剤中の界面活性剤にも起因しているそうです。
グリホサートのヒト経口最小致死量は100mlで、ヒト経口推定致死量は2ml/kg

症状は

少量
消化器系:下痢、胃腸不快感、嘔吐、吐き気
咽頭部の炎症
多量
循環器系:ショック症状、血圧低下、徐脈、心不全、脱水(下痢)
呼吸器系:気道の浮腫、呼吸不全
消化器系:胃粘膜びらん、出血、急性膵炎、麻痺性イレウス、高度の下痢
泌尿器系:乏尿、急性腎不全
その他:アシドーシス、高ナトリウム・高カリウム血症

等ですが、咽頭部の炎症も入っていますよね。個人的には風邪の後に咽頭部の炎症が収まりにくいのはこうした化学物質に反応しているんじゃ無いかと思っています。完全に自然農の果実だけで生活するのは難しいですからね。

続きはリンク先でご確認ください。

グリホサート(ラウンドアップ)の毒性 中毒情報センター 



ところでラウンドアップに入っている界面活性化剤は乳化剤発泡剤洗浄剤として、日用品では歯磨き粉シャンプー髭剃りクリーム泡風呂リキッドファンデーションなど、医薬品では薬・サプリメントのカプセルなど、広範囲に使われいますよね。

例えばこの会社のベビーシリーズにもラウンドアップに入っているのと同じ界面活性化剤が使われています。

ベビーシリーズhttp://www.nsfafa.jp/product/component/01.html

  • ファーファおむつ肌着洗い
    成分名 機能名
    バランス剤
    脂肪酸カリウム 界面活性剤
    アルキルグリコシド 界面活性剤
    エタノール 溶剤
    クエン酸ナトリウム 金属イオン封鎖剤
    ポリプロピレングリコール 安定化剤
    天然ハーブオイル 天然ハーブオイル

    ファーファほ乳びん野菜洗い
    成分名 機能名
    バランス剤
    塩化ナトリウム 粘度調整剤
    アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム 界面活性剤
    アルキルアミンオキシド 界面活性剤
    ポリオキシエチレンアルキルエーテル 界面活性剤
    エタノール 安定化剤
    脂肪酸アルカノールアミド 界面活性剤
    防腐剤 防腐剤
    クエン酸 pH調整剤

  • ファーファおむつ肌着用柔軟剤
    成分名 機能名
    バランス剤
    エステル型ジアルキルアンモニウム塩 界面活性剤
    エチレングリコール 安定化剤
    ポリオキシエチレンアルキルエーテル 界面活性剤
    アルキルイミダゾリン型カチオン 界面活性剤
    塩化カルシウム 粘度調整剤
    エチレンジアミン四酢酸ナトリウム 水軟化剤
    防腐剤 防腐剤
    天然ハーブオイル

    天然ハーブオイル

と、言うことは私達が何の配慮もせずにこうした製品を使うことで、益々環境中のポリアクリルアミドが増えるという訳ですね。私もそうですが、食べるものには気をつけていても中々洗剤を始めとした日用品には気が回らないもの。こうして色んなことが繋がっていることを意識して、選択をしていきたいものだと思います。それにしても、除草剤に入っている成分とベビー用の洗剤の成分が同じとは・・

取り返しのつかない事になる前になるべく環境を汚さない選択をしていく。それは難しい事でしょうか?でも、そうしないと結局は自分たちの首を絞めることになりますよね。私もまだまだ反省すべき点が沢山有ります。

今日は最後に木村 秋則さんの「百姓が地球を救う」で紹介されていた、化学物質過敏症の少女を木村さんの作った自然農の林檎が救ったドキュメンタリー「いのちの林檎」の予告編をご紹介します。



木村さんと言えば新作映画「奇跡のりんご」も近々公開されますよね♪
木村さんって凄く魅力的な方ですね。カッコイイし、応援したくなります~♪

命よりも利権が大切?子宮頸がんワクチン

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おはようございます♪

先日子宮頸がんワクチンの中止を求める声を熱意を持って上げている友人にメッセージをもらいました。それを読んでそんな風に頑張っている友人の姿を見て嬉しくなりましたが、同時に怒りが湧いてきました。

「利権がらみで子供たちの命がないがしろにされる。」

絶対あってはならないような事がここ日本でも起きています。子宮頸がんワクチンの効果は限定的で殆ど無いと、厚生労働省も認めています。それなのに、中止するには効果が無いかどうかも臨床試験で結果が出てからじゃないと出来ないって一体どういうことでしょうかね?
もはや政府や製薬会社に期待することは出来なさそうです。出来るのは、何が起こっているか両目をあけて彼らに騙されないようにして、私達市民が意識性を高め、いつでも目を覚まして、そして選択する事かなと、思います。

みかりんの/ささやきさんのブログより転載
http://ameblo.jp/3fujiko

昨日のワクチン分科会副反応検討部会について、抗議声明分を送ることとした。
事務局の方で作成し、本日送付。

今回も、検討部会のメンバー何人かがワクチン製薬会社からお金を受け取っている旨の説明が検討部会の冒頭で説明されていた。
お金をいただき、便宜をはらう。
だから中止しないと言うことは、利益相反。
強硬に中止しないと発言した二人の審議委員は、製薬会社から多額の寄付金をもらっている。
お金を受け取って、中止すると言えば、製薬会社に顔向けできません。
今後のお金の受け取りにも支障をきたすことでしょう。
お金が欲しいのですね。
子ども達の被害を犠牲にして。
お金を受け取っていない、クリーンな方に検討部会のメンバーになって欲しい。
ワクチン製薬会社からお金を受け取って、副反応はなるべく認めず、中止にさせず、子供たちにワクチンを受けさせる。
これが専門家の正体であるならば、痛い思いをして打った子供たち300万人以上のすべてが犠牲者である。
その家族も犠牲者である。




2013年5月16日木曜日

子宮頸がんワクチン被害者連絡会代表 松藤美香

抗議声明文
ワクチン分科会副反応検討部会の結論ー接種継続ーに抗議する!
私たちの娘を人体実験の道具とすることは絶対に許さない

 本日、「平成25年度第1回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、平成25年度第1回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)」の会が厚生労働省で開催された。私たち連絡会は、この会議に合わせて、会に寄せられた子宮頸がんワクチン被害症例24件を提出した。


 ところが、「
子宮頸がんワクチンの予防接種法に基づく接種を一時中止し、副反応の状況を確認すべきか」との審議項目にあたり、委員たちは症例のすべてを仔細に検証することなく、<発症の時期が(通常経過観察が必要とされる)28日を超えているものがある>、<(想定外の)多様な症例がある>などと一部を捉えて発言、仔細に検証することもなく、私たちのデータのすべてに疑いの声を寄せた。

 薗部友良(育良クリニック小児科顧問)氏は、「(副反応症例が)
集中的、多発的でないのならば、中止はありえない」との発言をした。座長に「全員が発言を」と促されたにもかかわらず、意見を表明しない委員もいた。結局、桃井眞理子座長(国際医療福祉大学副学長)は、「中止するにも、再開するにも、(そうすることの)論拠が必要」、「医学的データを収集してからでないと(中止の)判断が出来ない」と言い、継続を結論とした。

 しかし、このワクチンの予防効果は極めて限定的であり、
子宮頸がん予防のためには検診で十分であることはすでに医学的に証明されており、中止しても特段の弊害はない。にもかかわらず接種を継続するということは、今後も被害の発生を容認するという宣言となる。つまり、薗部委員の上記発言、ワクチン接種の費用が、製薬会社の臨床試験でなく日本の国家予算で行われていることを合わせ考えると、私たちの娘を人体実験の道具にするとの宣言に等しい。

   当会は、本日の結論に強く抗議すると共に、重ねて、
子宮頸がんワクチンの接種中止をここに求める。

以上

(転載終了)

子宮頸がんワクチンが無効だと厚生労働省も認めた動画を是非ご覧下さい。多くの人にこの実態を知って欲しいと思います。

厚生労働省も認めた子宮頸がんワクチンの無効性
http://ameblo.jp/friends-dc/entry-11505818847.html

そしてこれが子宮頸がんワクチンの副作用をまとめた個々のケースのデータです。

3月の検討会の厚生省の資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002x5rx.html

私達市民もしっかり目を覚まして政府や製薬会社に騙されないようにしないとね♪


では良い週末をお過ごし下さいね。


生体血液観察法

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おはようございます♪

先日ゲルソン療法のセミナーに出席した時講義の中で、位相差顕微鏡を使った生体血液観察を教えていただきました。日本でも「血液サラサラ」「ドロドロ」等の観察はよく知られている所ですが、この方法を用いると栄養状態、異物の存在、微生物の存在、ストレスを受けている度合い、などが観察できます。この観察法は全身の健康状態と密接な関連性を見出すことが出来る優れた診断方法です。血液状態の観察は自分の体を知り対話する手掛かりにもなります。

私も自分の血液を観察してきましたが、今流行りのPM2.5らしき粉塵や微生物等が血中に確認出来ました。またライブの血液の観察法はサラサラ、ドロドロ血液の観察で馴染みがあるところだと思いますが、凝固した血液像の観察は初めて聞きましたが、これも中々興味深かったです。私の場合は9ヶ月前からフルータリアン生活をしているので、凝固血液観察法でビタミンCの高酸化物質の層が非常に厚いという本人にとっては嬉しい状態が観察できました。しかしながら、ヘアダイの影響なのか、化学物質が溜まっていて肝臓に負担がかかっている様子も観察できたので、是非セミナーで教わったコーヒー浣腸で浄化し解毒してみたいと思いました。

それで今日はそんな生体血液観察法を分かりやすく解説している動画が有ったので字幕を付けてご紹介します。前半部は血液の動きを捉えた生体血液観察法。後半は血液を凝固させたあと観察する凝固血液観察法の紹介になっています。良かったら見てみてくださいね。

それからゲルソン療法の動画をご覧になった事がない方はこちらをご覧下さい。

潜在意識との対話してますか?

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こんにちは♪

突然ですが、皆さんは人生で迷った時には何を判断材料にして選択していますか?
生きるって実は瞬間々の判断の連続ですよね。その判断によってはその後の人生を大きく左右する様な重大な選択っていう場面も、有りますよね。でも人生って実に色んな役者が出演しているし様々な舞台装置が用意されていたりします。

だからその役者さん達に多くのアドバイスを頂いたりしますし、あっちの舞台装置の方が立派に見えたりします。勿論それがとても有益なアドバイスだったり、結局は近道を教えてくれていたりする事も多かったりするので、そうしたアドバイスは有り難く頂いた方が自分の為になるでしょう。しかしながら、最終的に道を選択するのはやはり自分が良いに決まっています。

ただその普段自分だと思っている理性に判断を任せるのも、実に危なっかしい選択になると個人的に思っています。と、言うのは筑波大学大学院の宗像 恒次教授の著書によれば、

ヒトは、特定の問題状況を知覚する際に、情報不足分を過去の情報で補って認知する。それが大脳の情報処理の仕方である。今の問題状況を見ているようで、実は過去の自分の体験を当てはめて認知している。とりわけ、両親との体験を当てはめている事が多い。

つまり無自覚のうちに過去の似た問題状況を重ねて認知しており、より根本的には、両親との未解決な問題状況が表れていると考えられる。例えば、「幼いころ、母親の勘違いできつく責められ、怖くて、本当は自分がしたいのではない無いのに私はしていないと言えなかった」という心傷体験を持った場合、周りに認められる為に、周りを恐れて、自分を信じ主張しようという気持ちが無意識に抑えられ、「ノー」と言えない自分になりやすい。ヒトは、「愛されたい、自分を愛したい。人を愛したい」という心の本質的欲求の充足を否定される心傷体験をもつと、それがつらいので、無意識にその感情を抑圧し、隠してしまいやすい。

そして似たような状況になると、過去と同じような対処行動をとらないと、強い情動(恐れ)が生じるパターンが繰り返される。従ってかつての心情風景と同じような問題状況になると、自分の意思に反して同様の行動パターンを取ってします。

つまりその判断は幼い頃の体験を元にしているだけかもしれないそうです。そして、更にこんな事も宗像先生は言っています。

例えば、産道にひっかかったり、また、2日間もかかる難産で生まれ、頭がまるで福禄寿の様になって出てきた人がいるとする。母親の緊張が取れないと、産道が伸展せず娩出に際し苦痛や外傷を伴ったり、母子の生死にかかわる。したがって、大人になっても、母親が安心しリラックスするイメージを持てる事が、本人の喜び(生命危機感の回避)になる。

其の人は、配偶者や自分の子供を犠牲にしても、母親を安心させるよう、母親の期待にこたえるよう無自覚のうちに生きる事になるだろう。つまり本人は、母親と自分の二人分の人格感情、いわばマザーコンプレックスを持つ事になる。

また、前の子を流産や早産で亡くした母親は、次に生れてきた子供に喜びをもちつつも、「今生きていたら、この子位かな」と思いながら、後悔・罪意識・悲しみを伝えながらその子を育てる。その結果、次の子の身体は一つではあるが、人格の中には本人に加え、流産・早死にしたきょうだい等の複数人格の感情や要求を育てる事になる。

これらは、本人の感情の中に母親・きょうだいなどの別の人格感情が生まれる典型例である。自分の中に別人格の感情があると、自分の中の感情が常に矛盾し合う。いったい自分は何者かわからなくなり、苦しむ事になる。とりわけ、別人格の不条理な死のイメージの存在は生命危機感や絶望感を常に顕在化させ、交感神経症や活性酸素の過剰産生を持続させる。

そうなるとその人の生活はいつも焦り、恐れを抱えるので、周りから承認され、愛される事を常に求め、がまんして自分の気持ちを抑え、周りの期待に応じる行動をとり続けることになる。其の焦燥感や恐れ・絶望感の状態かによって、それ以外の本当の感情や欲求の情報入力をゲーティングさせる感情認知困難となる。従って、ゲートコントロールや副交感神経刺激などを用いて、絶えずストレスの苦しみを緩和させなくてはならない。

だが結局、長時間をかけてストレス関連疾患をつくることとなる。その蓄積したストレスは、自律神経のバランスの低下、免疫力の低下、好中球増多や、血流障害による虚血と再灌流によるフリーラジカル、活性酸素の過剰産生、遺伝子の塩基配列や発現の異常を介して、心身疾患、生活習慣病、自己免疫疾患、感染症、悪性腫瘍などを作り出す。

これらの難治化した疾患の治療には、通常のカウンセリング法では歯が立たない。通常のカウンセリングや精神分析は、3歳以降の未解決な感情や要求を扱うが、この場合、胎生期・周産期・乳児期の未解決な感情や要求を解決させる再学習を促す必要がある。

と、言う事は私達の身体は一つだけれども、実は私達以外の母親、きょうだいなどの別人格の感情が存在している可能性が有る。だから、自分の欲求に従って物事を判断したと思っていても、それは他人の為にしている決断である可能性が有ると言う事です。

でもそんな事を繰り返している結局ストレスが溜まり、病気になってしまうと、こういう訳です。では、そうならない為にはどうしたら良いか?

一つはこの宗像先生達のグループが行っているSAT療法の構造化された退行催眠法によって、胎生期・周産期・乳児期においてベビーが体験したであろう恐怖感や無力感などの心傷感情や身体の感覚レベルでのイメージを呼び起こし、そのイメージの中にある感情を明確化する事でどの様な心傷感情が扁桃体に潜在記憶として残存していたかを明らかにし、未解決な感情や欲求への気付き、自分と他の人格感情の心理的区別を促し、前向きな解決の再学習を進める。というのも良いと思います。

ただ、この場合はカウンセリングを受けに行かなくてはいけませんし、自分が変わることを前提にしています。またこうした再学習を促すにはカウンセラーの力量が必要です。出来たらそう言った手間をかけずに、自分だけで別人格者の影響を受けることなしに判断したいですよね。

そこで私が判断に迷った時にいつも取っている簡単な方法をご紹介します。


解答をもらいたいという願いを、眠りに着く前に「翌朝答えを頂戴ね!」と言って、潜在意識にお願いしておく方法です。そうすると私の場合は閃のような形で、翌朝回答が来ます。人によっては、それは予感だったり、感情だったり、運がよければ夢の中で直接解答を得たりするでしょう。


エジソン、アインシュタイン、ニコラテスラ、ポアンカレなど多くの科学者がこのようにして潜在意識を利用したそうです。私はたまたまみたテレビで水木しげるさんが、新作の物語を夢の中で見てそれを書きつなげて制作しているという話を聞いたことが有ります。また、化石発掘の時にどうしても骨の形態が埋もれて分からず、でも下手に掘ると化石をダメにしちゃうと、作業が難航していた時に夢で化石の全容を見せてもらい発掘出来たなんていう話も聞きます。またマイケルジャクソンは作曲の時に細かいパートを含めて曲をまるごと聞かせてもらいそれを記録しておくなんてインタビューに答えている動画もありました♪

で、私の場合はそんな天才たちに比べると本当に大した事ない(でも本人に取ってはいたって重大な問題ですが・・笑)ですが、なるべく潜在意識からの解答を得てから決断するように心がけています。例えば先日私の大好きな友人からネットワークビジネスをやらないかというお誘いを受けました。いままでマネーカルト脱出を夢見ている私にとっては、ネットワークビジネスは自分の進みたい道と相反するものだと思っていました。

でもその友人の話をよく聞いてみると、「身体にいい無農薬の野菜って高いでしょ。だから、いいものだと分かっていても買えないっていう風になっちゃう場合も多いでしょ。だから、患者さんを巻き込んで安全な食べ物を食べられるようにしてあげるのが、良いと思わない?」と、こんな説明を受けました。それを聞いて、「凄いな~そこまで考えた上でネットワークビジネスをやっているんだ。素晴らしいな~」と思いそんな風に役立つんならネットワークビジネスを始めてみようかなとすっかりその気に・・。でも自分だけの判断では実に怪しいものだなと考え直して、寝る前に潜在意識に解答をお願いしました。そうしたら、翌朝「甘味料」っていう閃があって、その商品について調べたら、スクラロース、アセスルファムK等の人工甘味料が原材料に使われていました。

と、言うことはその人工甘味料には遺伝子組み換え作物が使われているかもしれないって言う事です。日々ブログで遺伝子組み換え作物が原材料の人工甘味料を避けようと訴える私がその商品を皆さんにお勧めする訳にはいかないですよね。でも、私の理性はその友人にいい顔をしたかったので、思わずその会社のネットワークビジネスを始めようとしていました。だけど、そんな矛盾した状況に陥ることが無いように潜在意識が助けてくれた訳です。(〇〇さんゴメンナサイm(_ _)m)

と言うことで皆様も迷った時には潜在意識にお問い合わせしてみませんか?因みにこの方法私のオリジナルでは決してなく、Jマーフィーという牧師さんが昭和43年に書いた著書「マーフィー眠りながら成功する」に紹介されていた方法です♪良かったら読んでみてくださいね~!

だけど、やっぱり友人の言っていた事には一理あるよね。だって、マネーカルトの支配から離れるためにはお金がいるものね。「金を持って金を制する」見たいな感じだね。で、もし動物性原材料を避け人間の本来の食性は果実食だって言う考え方に抵触せず、地球環境にやさしい製品を扱っているネットワークビジネスの会社が有ったら教えてください。製品に遺伝子組み換えやフッ素その他身体に良くない化学物質が入っているのも避けたいかな・・。

では良い午後をお過ごしくださいませ。


子供が実験台?マイナス1歳からの虫歯予防

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こんにちは


毎月送られてくるオーラルケアという会社の発行するタフト・クラブとい歯科の予防情報誌。

今月の巻頭を飾っていたのはこんなタイトル

「小児科医が語る!」
なぜ、妊娠期からの
虫歯予防がたいせつなのか?
マイナス1歳からはじめる虫歯予防

 最新号(Vol.94)の内容

内容一部抜粋すると、
「マイナス1歳からの虫歯予防について、先生の考えを聞かせて下さい」
「妊娠中という早い段階から感染予防の準備ができるというのは、とても意味のあることだと思いました。」
(中略)
「さらに、カンタンにできることにも魅力を感じました。妊婦さんはただでさえ、やることが多く、何かをプラスするには体力的に辛いこともあります。キリリトールを食べるだけなら、どんな状況でも負担になりにくいから取り入れやすいはずです。」

そうなんです。つまりキシリトールは虫歯の原因菌を抑えるから、妊婦さんにキシリトールを定期的に食べさせようっていう話なんです。これを提唱しているのは、この先生だけではもちろんありません。インターネットで「マイナス1歳からの虫歯予防」って検索をかけると、それを提唱している歯科医院が山ほど出てきます。
さらにこんな本も出版されていますし、妊娠中から虫歯予防に家族全員で取り組みことは、生まれてくる子へのお祝いだと書いてあります。
「マイナス1歳からの虫歯予防」



(転載開始)

著者の方のインタビューです。
http://tuftclub.jp/web73/web73.html

編集部:仲井先生が妊婦を対象に行なったキシリトールの研究をもとにつくりあげた
      新しいコンセプト、「マイナス1歳からはじめるむし歯予防」について
      どのようなご意見や感想をお持ちですか?

ミルグロム教授:

 妊娠中から生まれてくる子どものためにむし歯予防をはじめることが、今後は世界のスタンダードになるべきだと思います。本当の予防歯科とは、お母さんから始めることだと私は思っています。そうでなければ、子どもの健康を保つためにとても大切な時期を逃してしまうことになるからです。 さらにいえば、妊娠期はただ単にお母さんが子どものために何かをするのではなくて、家族みんなで何かを始める絶好のタイミングです。
 仲井先生の研究や「マイナス1歳からはじめるむし歯予防」というコンセプトは、“むし歯は感染症”であることに着目した結果生まれました。
 例えば感染症のひとつとしてエイズ(HIV)があります。すでにエイズにかかっているお母さんは子どもが生まれる前から治療を始めるでしょう。むし歯も同じです。感染症という面からむし歯という疾患を考えた場合、当然、生まれる前からお母さんに予防治療をすることが、子どもの健康のためになります。私たちの生活のなかにはたくさんの感染症がありますが、何か問題が起こる前に対処することが大切です。

編集部:仲井先生の母子伝播予防の研究について
      患者さんに伝えるときのポイントは何だと思われますか?

ミルグロム教授:

 妊娠する以前の女性やお母さんたちに、「あなたが健康であれば、生まれてくる子どもも健康でいられるんですよ。私達は、その方法をぜひ共有したいんです」と伝えてはいかがでしょうか。
 これまでどこの歯科医院でも聞いたことがない話なので、患者さんは驚かれるかもしれません。でも、これは歯科医師や歯科衛生士にとっても新しい情報です。「私達の診療室は、この考え方をスタンダードなものにするために新しいことに取り組んでいるモデル医院なんですよ」と伝えれば、患者さんは興味を持ってくれるのではないでしょうか。

編集部:今回、患者さんのためにつくられた仲井先生の書籍は、
      新しいコンセプトを伝えるためにどのように役立つと思われますか?

ミルグロム教授:

 歯科医院を訪れたそれぞれの女性が、1回の会話で物事を理解するのは難しいことです。この書籍をお渡しすれば、家に帰ってじっくり読むことができますし、旦那さんにも共有することができます。それが大きなメリットです。
 どの国でもどの文化でも、子どもを持つことはすばらしいこと。この本は、その人生の大事な時期に必要なツールだと言えます。
 私ならこの本を渡すときに、これは将来生まれてくるお子さんのための心からのお祝いだと伝えます。
 この書籍は、“ラクに楽しくできるむし歯予防”がテーマですから、子育てが得意じゃない人が読んでも役立つものだと思います。
 お子さんのためであれば、タバコにしても飲酒にしてもやめるきっかけになるでしょう。これはむし歯予防も同じです。この書籍は、子どもが生まれる前からむし歯予防を始めることが、結果的に自分のためにもなることを知らせる材料にもなります。

後編に続く…


(転載終了)

これをみて、皆さんどう思われますか!

何故って・・・

キシリトールは遺伝子組み換え食品なんですよ!

私は子供たちを実験台にしないで!!!と、思いました。

こちらは以前歯科専売の100%キシリトールガムのメーカーからキシリトールの原材料に対する問い合わせに回答を頂いた時の文書です。


Download
歯科専売100%キシリトールガムの原材料について
IMG.pdf
Adobe Acrobat ドキュメント [409.6 KB]
ダウンロード だけど覚えていて欲しいこととしては、これは何もキシリトールに限った話ではなく現在市場に出回っているエリスリトール等の糖アルコール類、ブドウ糖異性化糖、アスパルテームやスクラロース等の甘味料の殆どが遺伝子組み換え食物で作られています。遺伝子組み換えとうもろこしやじゃがいもははBT(バチルス・チューリンゲンシス)を始めとした殺虫剤を作物自体が産生するように遺伝子操作されています。この殺虫剤を産生するように遺伝子操作された幾つかの作物は、免疫応答を誘発すること事が動物実験では確かめられています。またモンサントのラットのトウモロコシの研究は訴訟により公にされ、免疫系に関係した3つのタイプの血球細胞、(好塩基球、リンパ球、白血球の総数)が著しく上昇することが明らかにされているんです。

と、言うことは「マイナス1歳からの虫歯予防」なんて言って妊婦さんに定期的に食べさせたら胎児にどんな影響が有るか分からないですよね。推奨してる先生は全て分かっていて、キシリトールを食べるように推奨していますか?それとも知らない?

去年の9月にフランスのカーン大学でされた遺伝子組み換えコーンの安全性に関する実験が有ります。それによるとオスで50%以上メスで実に70%以上のマウスに腫瘍が出来たという恐ろしい研究結果が出ています。




また、アメリカで遺伝子組み換え食品の運動家で知られるジェフリースミス氏は、妊婦さんに遺伝子組み換え食品を食べさせてはいけないと警告しています。

お願いです! 良識ある歯医者さん! これ以上子供たちを実験台にしないで下さい!
そして皆様命をないがしろにする様な行為をストップさせる為にも是非情報を拡散してください!
歯科医療従事者であれば、患者さんを守りたいと思いませんか??
患者さんに配布できるような資料を下記にご用意しました。

http://www.friends-dc.jp/キシリトールは遺伝子組換食品/
また遺伝子組み換え食品の発がん性についての研究結果や遺伝子組み換え食品を原材料にしているメーカーと商品名の一部をリストにし、プリントアウト出来るようにしました。

ご自由にご活用ください。

隠れ遺伝子組み換え食品.docx
Microsoftワード文書 [527.3 KB]
ダウンロード




大体キシリトールの大ヒットのマーケティングにより仕掛けられただけなんですから。
(個人的には開いた口がふさがらない情報でした・・)

キシリトールは短期間に「歯に良い」と、多くの国民に知れ渡って2000億円を超えるガムの市場を生み出しました。今や4万5千件もの歯科医院でキシリトールは販売されているそうです。いったいこれにはどんな仕掛けが有ったのでしょうか?

そのマーケティング戦略について、キシリトールの販売をしているダニスコジャパン株式会社の藤田 康人氏が語っているHPが有ったのでご紹介します。

藤田氏は味の素を辞めてダニスコジャパンの日本オフィスを設立しています。そこで、ガムメーカーにキシリトールを採用してもらう為に頑張ったようです。でもキシリトールは原価が高く中々メーカーに採用してはもらえなかったそうです。「それは困ったな、どうしたらいいですか」と聞いた所、「きっと君には出来ないと思うけど、自分達ガムメーカーが何もしなくても日本中の9割の国民がキシリトールの名前を知っている、キシリトールの効果効能を知っている、歯医者さんもキシリトールを薦める、こういう状況を作ってきたら出してもいいよ」と言われたそうなのです。

そこで藤田さんたちは、5年かけてPRを行ったそうです。例えば、歯医者さんにキシリトールを薦めてもらおうと、歯科向けのガムを作りました。これは儲からないそうですが、日本の歯医者さんの四分の一ぐらいがガムを売ってくれると、非常に高い宣伝効果があり、現在日本の歯医者さんで、4万5千軒ぐらい売ってるんで、5億人から6億人が専門家からフェイストゥフェイスで啓蒙活動を行っている計算になります。

私「え!歯医者は啓蒙活動に使われている道具だったんですね。。(汗)」
対談相手の関谷氏も「それなら信頼しますよね。」と、言っています。

藤田氏はこう続けます。「薬事法の関係もあって、直接メディアに情報発信出来ないので、歯医者さんの団体など第三者機関というのを作りました。ただこれは通常の学術団体と違い、いわゆるNPOみたいな団体です。それから歯科専門のコンサルティング会社、さらにPR会社を使っていくのです。」(中略)例えば雑誌で言うと、敢えて素材の効能を訴求する為に学術意見広告として第三者機関でバイイングしちゃうんです。原稿の中で、特定の商品をイメージしていない段階だと効能を出しても薬事法の規定外なのでOK。で、次に商品の純広が偶然出る、と(笑)。

私「まぁ!そんなからくりと抜け道を使っているのね~。頭の良い人は違うわね~・・でも私達消費者もそんな事にもう騙されないんだから・・皆さんも大丈夫ですよね!」

それから「キシリトールってこういうもので、こんなストーリーだったら消費者が魅力に思ってくれるんじゃないか」という様々な仮説を作ったそうです。それを何度も何度も篩いにかけていきながらモディファイしていって、これならOKっていうのがまず出来きたそうです。(中略)最後はやはり歯科専用ガムを売っている歯医者さんに「先生、どうなんですか? テレビでやっているキシリトール」と聞くと「あれはいいんだよ」と答える場面を作る。実は偶然ではなくて我々が想定したパッケージとしてこれをやる。

私「え!キシリトールのストーリーって作られたものなの?しかも、歯科医院の会話まで想定の範囲・・またしても載せられてないかい?もう吃驚~」

また藤田氏はこのマーケティングの戦略をマルチウインと呼んででいます。「ウインウインの関係と良く言われますが、我々のやり方で言うとウインウインウインウインウインぐらいなんですね。ウインが5つ6つ出てくるということで、これをマルチウインということにしようと考えました。」

私「きっとこの中に消費者は含まれて無いでしょうね。健康被害の可能性についてまだ未知数の遺伝子組み換え作物が原材料なんだから・・結局消費者だけが敗者になるっていう公算が高そうです。そんなの嫌ですよね!これをお読みの歯科医の先生!キシリトールガムの販売は止めませんか?患者さんの健康の為にね・・。」

本文は下記のリンクからお読みくださいね。

キシリトールとキットカットのブレイク。
その裏側とは?


ダニスコジャパン株式会社 
マーケティング・ディレクター 
藤田康人氏

マーケティング・コミュニケーション・ユニットMUSB
クリエイティブ戦略家 
関橋英作氏
http://p.tl/QbX4


それから最後に船瀬 俊介さんの動画を貼り付けておきます。蠍の毒が組み込まれているキャベツ、鳥の遺伝子から恐竜の遺伝子を取り出し、ジュラシックパークさながらの遺伝子操作をしているなどの情報を載せた新刊が出たそうです。やっぱり映画で起きてることって、現実なんですね。f^^;

モンスター食品が世界を食いつくす!イースト・ブレス刊 船瀬俊介
http://www.youtube.com/watch?v=wuxgAInALD0

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日常使いからロングツーリングまで真価に触れるまたとない機会へご応募ください。

無添加の歯磨き粉からワクチン献金雑感

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こんにちは

先日アメリカのポートランドで水道水へのフッ素添加に対しての住民投票で、反対派が圧勝しましたね。公にフッ素の水道水が拒否されたのは個人的にはとても良い兆候だと思いました。http://www.naturalnews.com/040465_water_fluoridation_Portland_ballot_measure.html

そしてこちらはとても個人的な話題ですがこちらの動画に対してこんなコメントを頂きました♪
 

自然派志向の歯科医師です。むし歯予防に使われるのは正確にはフ­ッ素ではなくフッ化物と呼ばれています。素人の方は混同しないで­冷静になって下さい。現在、水道水へのフッ化物添加は日本ではま­だほとんど行われていないはずです。彼らは歯磨剤(歯磨きペース­トなど)へのフッ化物添加もIQの低下などを引き起こすと考えて­いるのでしょうか?フッ化物の入った歯磨剤や洗口液の虫歯予防効­果は強力です。もし歯磨剤への使用も含めフッ化物の使用をすべて­中止すれば、日本では昔のようにお口の中に虫歯が沢山できるよう­になるはずです。虫歯を修復するためには、やむを得ず高分子化合­物や金属がお口の中に入るようになりますが、彼らはそれは安全と­して受け入れるのでしょうか?



フッ素が身体に良いか?虫歯予防になるか?決めるのは専門家の言う事を鵜呑みにせずに、ご自身で判断して頂きたいと思います。でもね、本当の専門家って言うのは、私はフッ素毒警告サイトhttp://members.jcom.home.ne.jp/tomura/の村上 徹先生の様な方を言うんだと思います。この先生にも是非村上先生のHPを見て頂きたいと思います。でも難しいかもしれませんね(汗)


まあそれは置いとくとして、こうしたコメントを頂くって言う事は、私も「もっと仕事をせい~」という神からのお告げなのかな?と、考えてアメリカのフッ素警告団体から出している「フッ素についての10の真実について」のリールレットの翻訳を始めました。歯科医院に行ってフッ素を塗りましょうって、言われた時にこういう情報も有るけど一度調べて下さいね?なんていう気軽な感じでお使い頂けたら幸いです。でもまだ完成していないんで、今日は途中経過をご報告~。切ったり貼ったりの地道な作業なもんで、また終了したらお知らせします。

因みに私は(血液型はO型)結構アバウトです。だからこういう作業はどっちかというと苦手なの~(苦笑)でも冒頭のコメントの先生からエネルギーを頂けたので頑張っています
先生コメントありがとうね!
こういう批判を頂いた時に、読むとほっとするありがたいブログはこちらからどうぞ^^

小さな町の小さなお寺のお坊さんのブログ
批判・ダメ出しをされても
http://ameblo.jp/jishoji2525/entry-11521961057.html

フッ素についての10の真実

フッ素についての10の真実1.docx
Microsoftワード文書 [2.0 MB]
ダウンロード



このリーフレットの動画編はこちら。

それから医院でも歯磨き粉は使った方が良いと言うご質問を良く受けるのですが、基本的には人間の本来の食性に有った食事をしている限り虫歯にはならないと思うので、歯磨き粉はおろか、歯磨きもいらないと思います。ただ、完全なローフードの「果物・葉食性」の食事って言うのは難しいだろうから、それ以外の物を食べるようであれば、やはり歯磨きはした方が良いとおもいますので、其の時に使う歯磨き粉は天然由来の物が良いと思います。

あとは、良く重曹はどうですか?というご質問も良く受けますが、個人的にはベーキングパウダーにはアルミニウムが入っている可能性があるし、重層も化学物質で毒性に関するの規定http://www.takasugi-seiyaku.co.jp/prdt/img/pdf/MSDS_048.pdf#search='%E7%82%AD%E9%85%B8%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0+%E6%AF%92%E6%80%A7'
もある毒物には違いないので使ってはいません。それで、今までフッ素も入っていない、キシリトールなどの甘味料も入っていない(遺伝子組み換え作物が原材料)、発がん物質のラウリル酸Naも入っていない等の条件をクリアする歯磨きってなかなか無かったので、自信を持ってお勧め出来なかったのですが、オーガニックで天然由来で食品として認可を受けている安全な歯磨き粉を見つけたのでご紹介しておきます。

こちらのサイトから購入できるそうです。医院に置く歯磨き粉もこちらに変える予定です。

天然素材オーガニック歯磨き粉

 http://n-styleshop.jp/nstyle/9.3/49966/-/mother_catalog_num.35527/

と、いっても私はこの業者さんの回しものでは有りませんよ~(笑)子宮頸がんワクチンの安全性を審査する委員会の先生方の様に、お金は頂いていません。と言う訳で、最後にこんなニュースをご紹介。これじゃワクチンの安全性を公平な立場で評価することは難しいよね~f^^;

厚労省ワクチン評価4委員 製薬会社から寄付金

(2013422) 【北陸中日新聞】【朝刊】【その他】

厚労省「問題ない」 「利益相反」指摘する声も

 予防ワクチンの効果について議論する厚生労働省の「ワクチン評価に関する小委員会」(委員長・岡部信彦国立感染症研究所感染症情報センター長=当時)の複数の委員らが、評価対象のワクチンを製造している製薬会社から寄付金などを受け取っていたことが分かった。厚労省などは「金額も公開しており、問題はない」としているが、「利益相反」を指摘する声が上がっている。

【関連記事】 ワクチン 評価 委員の医師と製薬会社 不透明な関係 

 委員である医師らが同省に申告した資料によると、資金を受け取っていたのは6委員のうち4人。提供していたのは、子宮頸(けい)がんワクチンを製造するグラクソ・スミスクラインとMSD(いずれも本社・東京)、同じくインフルエンザ菌b型(ヒブ)の武田薬品工業(同大阪市)、小児用肺炎球菌のファイザー(同東京)など。

 申告は金額について(1)50万円以下(2)50万円超~500万円以下(3)500万円超のいずれかにチェックを入れる方式。大半が50万円以下だったが、MSDから岩本愛吉・東大医科学研教授、武田薬品から宮崎千明・福岡市立西部療育センター長が「50万円超~500万円以下」の資金を受領したとしている。

 小委員会は2010年8月~11年3月に開かれ、この3ワクチンを含む9ワクチンについて議論した。いずれも「接種促進が望ましい」という結論に至り、同省予防接種部会に報告された。3ワクチンは今月から、予防接種法に基づいて国が接種を勧奨し、全額公費負担となる定期接種扱いになっている。

(転載終了)

子宮頸がんワクチン評価委員への献金について詳しくはオールドボーイさんのブログからどうぞ
http://ameblo.jp/mother-teresa/entry-11535086381.html


「フッ素にNO」と歯医者に伝えましょう!草の根運動参加へのご招待♪

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こんにちは

関東はもう早くも入梅しましたね。今日も一日はっきりしないお天気ですが、如何お過ごしでしょうか?

さて、お待たせしました!(え!、誰も待っていないって・・笑)

先日ご紹介したフッ素警告orgから出している、「フッ素についての10の真実」の翻訳が終わりました。こちらはフッ素の問題点について最新の情報をまとめた資料になっております。
これは何も私が作った資料でなく、原文の巻末を見ていただくとお分かりいただけると思いますが、本当に沢山の資料を元に監修されています。宜しければ、歯医者さんに行く前にプリントアウトしてお持ちになっていただき、もしフッ素を塗りましょうと言われたなら、先生にこの資料を見て頂く。なんていう感じで気軽に使って頂けると嬉しいです。
(Wordの2010以降じゃないと上手く開けないかもしれませんf^^;)

今や弁護士協会さんの方でもフッ素の害について深く理解し、厚生労働省に集団フッ素洗口・塗布の中止を求める意見書を出して下さっています。恐らく多くの方がフッ素の害や無効性には気づいてきているのですが、フッ素塗布を推奨している当の歯科医療従事者や保健センターの衛生士さん等は、恐らく全く気付いていない場合が多いかもしれません。基本的に医療従事者は患者さんに不利なことをしたいなんて、これっぽっちも思っていない方が殆どだとおもうので、患者さんや子供たちの為にと思って一生懸命仕事をしている方も多いでしょう。だからこんな資料を見せられたら反発し、怒り出すか全く見てもらえない可能性も有るかもしれません。だけど一度聞いてダメでも次に同じことを聞けば、その方にも理解してもらえる可能性が有るかもしれませんよね。だから、「フッ素はNO」という声を上げ、諦めずに地道に伝える努力をして行きませんか?結局今ここで私達大人が行動しなければ、その付けを払うのは次の世代ですから。

先日4歳のお子さんを連れてあるお母様が、県境を超えて当院を受診して下さいました。お子様は化学物質の過敏症で、除草剤、建物の建材に反応してアレルギー反応を起こし具合が悪くなってしまうそうです。しかしながら、お子さんが入園する園では毎年春先になると、園庭の雑草に除草剤(ラウンドアップ)をまくことが慣例となっていました。それを聞いたお母様は園に除草剤の散布をやめてもらうように要請しましたが、園としてはこれは市で決まっていることなので、変えることは出来ないと断られてしまったそうです。

そうなると、そのお子さんは園庭で遊ぶことが出来なくなってしまいます。ですから、そのお母様はご主人にも協力してもらい市の担当部署に門前払いを何度も受けながら、必要な資料を山のように揃え頻回に足を運んだそうです。そこで市では話が通らないと分かると、県の方にも話を持っていったとも。そして最終的には、県の方に理解してもらい、市のシックスクールに関する新たな取り組みの一環として、除草剤をまかない方針に変更してもらったばかりでなく、条例の整備の確約まで取り付けることが出来たそうです。

「一市民に力が無いっていうのは単なる思い込みです。今、大人が行動しないことで子供が犠牲になっていることは山ほどあります。知ろうとしないこと、行動しないことは罪です。」というのはそのお母様の言葉です。行動し実行されている方からの言葉はとても説得力が有りますよね。自分もそれを聞いて「もっと何か出来ることが有るんじゃないか?」と、思いました。「一市民に力が無いというのは思い込み」いつも心に刻み込んでおきたい言葉ですね。

フッ素についての10の真実

フッ素についての10の真実1.docx
Microsoftワード文書 [4.4 MB]
ダウンロード

原文のサイト
http://www.fluoridealert.org/uploads/10facts.pdf


日弁連から集団フッ素洗口・塗布の中止を求める意見書が出されています

このサイトから、日本弁護士連合会が出している集団フッ素洗口・塗布の中止を求める意見書がダウンロードできます!http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/110121.pdf

 

では良い午後をお過ごしくださいませ♪

色々な健康法があるものですね!

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おはようございます♪

ネットで調べ物をしていたらとても面白いページが有りました。

こちらのページで、サイトのタイトルは「食べない生き方」http://inedia.jp/pythagoras.htmlと、ありますが、様々な方が提唱している主に食事療法に関する方法を人名別の索引で整理してくれています。これを見ると、本当に色んな方が色んな事を提唱しているものだと、感心します。
しかも、言っていることが全くと言っていほど正反対な事もしばしば。

例えばゲルソン療法のページではこんな具合に解説されています。

(転載開始)

マックス・ゲルソン博士は、ドイツ出身の内科医で、ゲルソン療法の創始者です。

マックス・ゲルソン博士は、医学生時代に重い偏頭痛に悩まされていました。
それを見かねた下宿の中年女性が何か経験的な知恵があっての事だったのか、
果物・野菜ジュースを作ってくれ、それだけで三日間過ごすように言ったそうです。
すると、悩みの偏頭痛がただちに治ったそうです。
この経験から、マックス・ゲルソン博士は、動物性の脂肪や蛋白質など、
不消化のものが頭痛などの症状を起こすと考えるようになりました。

やがて、結核の専門医になったマックス・ゲルソン博士は、
この経験と推論を治療にいかし、結核患者に食事療法を勧めてみました。
動物性の脂肪やたんぱく質や塩分を厳密に制限し、
大量多種類の新鮮な生の果物や野菜を摂るように指導したところ、
マックス・ゲルソン博士の狙い通りに結核が改善される事が分かりました。
この食事療法を約500人の結核患者に指導した結果、98%が治癒しました。
結核患者の半数が亡くなっていた時代としては驚くべき治癒率です。

そこで今度は癌患者への指導も始めました。
すると、マックス・ゲルソン博士が考案した食事療法で、
多くの末期癌患者に対して改善・治癒する例が次々と出てきたのです。
こうして、癌の食事療法として確立されたのがゲルソン療法です。
患者の中には、ノーベル平和賞受賞者であるアルバート・シュバイツァー博士もいます。

ゲルソン療法の根本理念は、癌を全身の栄養障害、代謝障害がもたらす病気と定義づけ、
食事療法によって、人間に本来備わっている免疫力を高めて治癒しようとするものです。
癌の腫瘍は癌の症状であって、癌という病気そのものではありません。
癌とは、癌細胞や腫瘍を生み出すような体全体の栄養代謝の乱れなのです。
そして、癌とはすべての病気の中で最もひどく栄養代謝の乱れた病気なのです。
動物性食品に偏った高脂肪、高たんぱくの食事をしていれば、ヴィタミン、ミネラル、
酵素などが不足し、体の様々な代謝に異常をきたして癌をも引き起こします。
従って、体全体の栄養代謝を正せば、癌は自然に消滅する訳です。

私たちの細胞は、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、リンの四つの電解質が
お互いに一定の割合で保たれる事によって、正常に代謝が営まれています。
癌細胞とは、もともと細胞外の電解質であるナトリウムが細胞内に入り込み、
本来は細胞内の電解質であるカリウムが細胞外に出た一種の浮腫状態にあります。

無塩食は、細胞内外のナトリウムとカリウムのバランスを正常に保つために必要な事です。
私たちの体は、外部にナトリウム、内部にカリウムが多い状態でバランスが取られていますが、
塩分の摂取が多くなるとこのミネラル・バランスが崩れ、細胞の代謝がうまくいかなくなります。
このナトリウムとカリウムのバランスは、ミトコンドリアで作り出される活動エネルギーによって
コントロールされており、ナトリウム過多の状態はミトコンドリア系の働きにも負担を与えます。

厳格な無塩食を実践すると、体に蓄積されたナトリウム、塩素、余分な水分を追い出し、
癌細胞が分裂・増殖するのを防ぎます。
無塩食を長期間続けても、患者の胃酸のpH値は正常であり、食欲が落ちる事もありません。
無塩食を始めるとすぐに体の発汗が抑制されて、
体内のナトリウムが必要以上に奪われないように
恒常性を維持するメカニズムが人間にはあるのです。
勿論、塩は体に必要なミネラル分ではありますが、
海藻類、魚介類にもゼロコンマ数パーセントの塩分が含まれています。
一日に必要な塩分は2~3gとされていますが、この程度の分量は既に食材に含まれているのです。

ゲルソン療法は、基本的に複合炭水化物と野菜を中心とした高ヴィタミン、高ミネラルの食事です。
ヴィタミンは必須微量栄養素で、補酵素として細胞内代謝に欠かせないものです。
ミネラルも必須微量栄養素として、血液中や細胞内の多種類の酵素の活性基として欠かせません。

人間にとって最も重要な電化製品は炊飯器ではなくジューサーです。
ゲルソン療法において、絶対に外せないのが、大量多種類の野菜ジュースの摂取です。
博士は「この世の中で一番完璧な水は、果物や野菜から得られる水である」と述べています。
生の果物や野菜には、消化酵素が豊富に含まれているので、
消化のためのエネルギーを体内で作る必要があまりありません。
ジュースによって、ヴィタミン、ミネラル、酵素など、治癒に必要な栄養や水分が補給できます。
新鮮な果物や野菜による搾りたての生ジュースは、非常に吸収されやすいのです。
生の果物や野菜をそのまま食べるよりも生ジュースを飮んだ方が、
体内における吸収率が高く、果物や野菜の栄養素を効率よく摂取できます。
ジュースにした場合でも水溶性の繊維は残っているので、腸内浄化の働きはしています。

果物や野菜には、ファイトケミカルという抗癌作用のある物質が含まれています。
人参にはアルファカロテンやベータカロテンなど様々なカロテン類が含まれています。
特に、アルファカロテンは、ベータカロテンの二倍の抗癌作用があります。

人参ジュースは、他のジュースと混ぜないで単独で飲む必要があります。
人参には、ヴィタミンCを破壊するアスコルキナーゼという酵素が含まれているので、
他の果物、野菜と一緒にジューサーにかけるとそれらのヴィタミンCが壊れてしまいます。
どうしても他のジュースと混ぜる場合は、レモン汁を数滴垂らします。
すると酸性になり、ヴィタミンC破壊酵素が働かなくなるので、
他のジュースと混ぜてもヴィタミンCは破壊されません。

ゲルソン療法では油脂類を制限するためにオリーヴ油やアヴォカドでさえ禁じられているのですが、
亜麻仁油だけを唯一の例外的脂肪として癌患者に勧めていました。
癌を抑制する唯一の脂肪として、α-リノレン酸があります。
これは「第三の脂肪」と呼ばれているのですが、
このα-リノレン酸を最も豊富に含んでいるのが、亜麻仁油なのです。

ゲルソン療法のメソッド

  • 無塩食にする。
  • 動物性脂肪を制限する。
  • 動物性蛋白質を制限する。
  • 糖分を制限する。
  • 生の果物野菜ジュースを1日13回飲む。
  • 生の亜麻仁油を1日15cc飲む。

マックス・ゲルソン博士は、アメリカ医師会から医師免許剥奪の脅迫を受けています。
さらに『500人の完全治癒の記録』を発表する直前に急死しています。
孫のハワード・ストレイアス氏によるとマックス・ゲルソン博士は暗殺されたそうです。
実行したのは、新しく雇われた女性秘書です。
彼女はマックス・ゲルソン博士にヒ素を盛ったのです。
彼女に暗殺をやらせたのは、某石油メジャーの総本山です。
食事で癌を治されたら、膨大な抗癌剤利権が侵されます。
そこで、彼らはマックス・ゲルソン博士に向けて刺客を放ったのです。

(転載終了)

そして、日本でのサプリメントブームの火付け役くとも言われる三石巌先生のページではこんな具合。

(転載開始)
三石巌先生は、東京都出身の物理学者です。
東京大学理学部物理学科、同工学部大学院卒業後、
日大、慶大、武蔵大、津田塾大、清泉女子大の教授を歴任しておられました。
現在のサプリメント・ブームの火付け役とも言われています。

私たちの体の中では、細胞が休む事なく新旧交換を続けています。
それが順調に行われれば、全身を覆ったケロイドさえ回復します。
病遺伝子があっても、抑制遺伝子が正常に働いていれば病気になる事はありません。
そういう生体の合目的性を支えているのは、食品から摂取する蛋白質です。
それも、体が必要とするアミノ酸を含んだ良質蛋白でなければいけません。
また、体内で蛋白質を作るためには大量のヴィタミンが必要になります。
さらに忘れてはならないのは、スカベンジャーによる活性酸素除去です。
高蛋白、メガヴィタミン、スカベンジャーは、病気予防の三種の神器だと言えます。

脳は1000億個の細胞を持つと言われていますが、
胎児期にはこの何倍もの数の脳細胞が作られ、
機能の低いものは捨てられてしまいます。
これは、脳が高性能の細胞だけを動員する仕組みになっている事を意味します。
要するに、私たち人間は、誕生の時点ではみんな等しく最高の脳を持っているという事なのです。
ならば、その後の学習と栄養が賢い脳とそうでない脳を分ける事になります。

私たち人間は元を辿れば一個の受精卵です。
そして、その核の中に遺伝情報の担い手であるDNAがあります。
これは父方と母方の合作によるものです。

私たちが両親から受け継いだものはDNAだけです。
遺伝子は蛋白質の構造の設計図です。
蛋白質こそが人体を構成する第一の栄養素なのです。

蛋白質は20種類のアミノ酸を並べて繋いだ物質です。
20種類のアミノ酸のうち一つでも欠けると蛋白質は作れません。

卵は母乳に匹敵する完全栄養食品です。
卵の栄養的価値の第一は、DNAの指令により呼び出されるアミノ酸群のうち、
必須アミノ酸のすべてを供給できる点にあります。
卵はプロテインスコア100という蛋白質を持っているのです。
単品でプロテインスコア100となる食品は卵と蜆だけです。

卵の長所は、すべての必須アミノ酸が基準量を上回っている点にあります。
他の蛋白質食品に共通して不足している含硫アミノ酸を充分に持っている点は特筆に値します。
他の食品と組み合わせて摂った時、相手の食品に不足するアミノ酸を補う事によって、
その食事の蛋白レヴェルが上昇するのです。

蛋白質食品と言えば、肉、魚、牛乳、大豆などが思い浮かびますが、
いずれも含硫アミノ酸の含有量という点で卵には及びません。
けれども、卵を食卓に一品加える事によって欠点がカヴァーされます。

最近、無農薬や有機栽培の農産物を求める消費者が増えています。
それはそれで結構な事ですが、あまりにも無農薬野菜をありがたがるあまり、
一般的な農産物が悪者であるかのようなイメージを持つ人がいる事は残念です。

確かに有機栽培では、化学合成農薬も化学合成肥料も使いません。
しかし、農薬を使って栽培した野菜が、果たして本当に危険なのでしょうか。
日本の農薬は、長期にわたる厳しい試験を経て高い安全基準をクリアしたものだけが登録され、
生産者も厳格な使用基準を守って使用しています。
日本で消費される99%以上の農産物が、農薬を使って栽培されたものですが、
それはこうした安全基準を遵守しているからこその実績なのです。

三石巌先生は、行き過ぎたオーガニック信仰に警鐘を鳴らしていました。
害虫にさらされた農産物には、自分の体を守るためにある種の蛋白質を作り出すものがあります。
一部のアレルギーを持つ人がそれを食べると発作を起こす危険性がある事も報告されており、
必ずしも、無農薬=安全とは言い切れないのです。
農薬を使わないと土壌の中に細菌が増えます。
細菌は空気中の窒素を使って硝酸を作ります。
硝酸は作物に入り込んで亜硝酸になります。
その作物を食べた人の体内では、アミンと亜硝酸が反応して発癌物質に変身するのです。
こうした仕組みを知っている人は決して少なくないし、そういう人は絶対に有機野菜を食べません。
野菜など、便利なスーパーで売っているものを買ってくればよいのです。

わざわざ無農薬有機野菜を注文して取り寄せるという面倒な事までして体に悪いものを食べるのは、
愚の骨頂です。

三石巌先生は、野菜を全く食べていなかったそうです。
野菜を食べる必要性は特にないからです。
食物繊維が必要なら、オリゴ糖を摂ればいいのです。
食物繊維は腸内細菌の餌になりますが、
腸内細菌には有害菌と有用菌があり、オリゴ糖は前者に嫌われます。
オリゴ糖は沢庵や牛蒡の食物繊維を摂るよりも有効なのです。

三石巌先生は、鉛中毒による重度の糖尿病を患っていました。
空腹時の血糖値が276というのだからかなりの重症です。
インスリンの注射量は1日30単位で、これを2回に分けて行っていたそうです。
糖尿病の恐い点は、SODの糖化によって血管や組織が障害を受け、
腎症、網膜症、神経障害、動脈硬化などの合併症を引き起こしてしまう事です。
そのため、糖尿病患者の平均寿命は10年縮まるという統計があります。
ところが、三石巌先生の場合は反対に寿命が延びています。
しかも、糖尿病であるにも関わらず、糖をあまり制限していなかったそうです。
寧ろ、グルメ志向で、会席料理やフランス料理のフルコースが好物だったそうです。
お腹一杯食べる事も珍しくなかったそうです。
糖尿病の合併症の多くは活性酸素が原因です。
従って、活性酸素の除去を徹底する事で、合併症の多くを防げるという訳です。
三石巌先生は、ヴィタミンA、B2、C、Eなどをたっぷり摂っていたそうです。
これらのヴィタミンはどれもスカベンジャーとしての効果があります。
血糖値が高いという事は、ブドウ糖の血中濃度が高いという事です。
糖尿病患者の場合、過剰供給されたブドウ糖は脳に行きます。
他の組織はブドウ糖の受け入れを拒むからです。
これは脳にとって非常にありがたい事です。
ブドウ糖は脳のエネルギー源となるからです。

三石巌先生は、60歳の時に医者に白内障と診断され、
「放っておけば失明の危険がある」と宣告されました。
そこで、三石巌先生は自分で白内障を治してやろうと決心し、分子栄養学の研究を始め、
自ら注射を打ってヴィタミンCの摂取を試みるようになりました。
その結果、高蛋白の食事とヴィタミンCの大量補給によって見事に白内障を完治させ、
その後も視力を失う事なく、失明どころか楽譜を見てオルガン弾き、スキーを楽しみ、
亡くなる直前まで本を執筆し、95歳という長寿を全うされました。

(転載終了)

三石 巌先生の理論で、興味深いと思ったのは、赤字の部分。先にあげたゲルソン療法とは対極とは思える様な健康法を提唱しています。ゲルソン療法では、オーガニックの野菜を中心にした使い厳格な食事指導推奨していますが、三石先生は野菜は農薬を使ったものが安全と言います。しかもご自身は野菜を殆ど食べずに長寿を全うした。
(確かに農薬を使った従来の農法と比較して現在有機栽培と言われている方法が安全か?と、言われると私もそれには疑問が有ります。
過去記事の有機栽培って本当に安全?http://ameblo.jp/friends-dc/entry-11444640398.html


ここで、ゲルソン療法と三石式を比べても殆ど意味のないことだと私もわかっていますが、こんな一見対局に思える様な理論でも、こうして提唱者の死後も名前が残って一定の評価をされているって、一体どういうことでしょうね?

世の中には本当に様々な健康法や食事療法が溢れています。しかもその元祖提唱者の方は本当に正しい方法と信じて疑わない。何故か?それはやはり、その方法で一定の成果が上がったからでしょうね。と、なるといわいる食事療法等というのは、この3次元的な世界での事象ですが、心のあり方、考え方またその他(この表現が適切かどうか分かりませんが)、何らかのエネルギー体の非物質的なものの影響の方が実は健康に大きく影響して上位に来るんじゃないか?と言うように思えてなりません。やっぱり信じるものは救われるんでしょうね(笑)


それでは、素敵な日曜日をお過ごし下さいね。

解剖学から紐解く人本来の食性

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こんにちは

 

今日は解剖学から人の食性を紐解いている記事をご紹介します♪


人は菜食に生まれついている
我々の身体の解剖学的な特徴が一番の証拠だ!

http://michaelbluejay.com/veg/natural.html

 

人が殆ど或いはもっぱら菜食をするのが食性に合っているという正当な証拠は、我々の身体の解剖に有ります。

 

私たちの身体はその他の菜食動物と最も類似して、肉食や雑食の動物とは異なります。人が雑食だと主張する人は、特に犬歯の形態を根拠にあげますが、実際の根拠がどうなっているか見てみましょう。以下にまとめています。

 

最初にこの記事を書いたのは数年前ですが、それからミルトン・ミルス博士が食性と解剖学に関する素晴らしい研究を発表されました。まずその研究の要点をまとめた表を見てみましょう。

                                                                                                                                                                                                                                         
  肉食動物 雑食動物 菜食動物
顔の筋肉 筋肉少なく大きく開口 筋肉少ない よく発達 よく発達
顎のタイプ 角度は狭い 角度は狭い 角度は広い 角度は広い
顎関節の位置 臼歯と同じ平面上 臼歯と同じ平面上 臼歯の平面より上 臼歯の平面より上
顎の動き 剪断運動、側方運動小 剪断運動、側方運動小 剪断運動無、側方前後運動 剪断運動無、側方前後運動
主要な顎筋肉 側頭筋 側頭筋 咬筋、翼突筋 咬筋、翼突筋
開口量vs頭大 大きい 大きい 小さい 小さい
切歯 短く尖っている 短く尖っている 広く、扁平、シャベル状 広く、扁平、シャベル状
犬歯 長く鋭くカーブしてる 長く鋭くカーブしてる 寸胴短or長い(護衛)or無 寸胴で短い
臼歯 鋭くギザギザ、刀状 鋭い刀状and/or平坦 咬頭有平坦VS複雑な表面 臼歯の咬頭有平坦
咀嚼 噛まないで丸呑み 丸呑みor単純押潰し よく咀嚼する必要性有 よく咀嚼する必要性有
唾液 消化酵素を含まない 消化酵素を含まない 消化酵素アミラーゼ 消化酵素アミラーゼ
胃の形態 1つ 1つ 1つor複数 1つ
胃のPH(食後) ≦PH1 ≦PH1 PH4-5 PH4-5
小腸の長さ 体長の3-6倍 体長の4-6倍 体長の10-12倍 体長の10-11倍
大腸 1つ、短く平滑 1つ、短く平滑 長く複合構造、小嚢有 長く小嚢を有する
肝臓 ビタミンAの解毒能有 ビタミンAの解毒能有 ビタミンAの解毒能無 ビタミンAの解毒能無
腎臓 極度に濃縮された尿 極度に濃縮された尿 中等度に濃縮された尿 中等度に濃縮された尿
尖った爪 尖った爪 扁平な爪or蹄 扁平な爪

この記事の要約

・解剖学的な特徴から我々はほぼ菜食をするのが食性に合っています。私が批判している様にその他の結論に結び付けている様な理論は圧倒的な解剖学的な証拠を全く無視しているだけです。(彼等は間違った根拠を使い、論争中の原始人食等ですが、彼等は解剖学的な証拠をかいつまんだだけで、一方圧倒的な証拠は無視しています。)

 

・殆どの菜食動物は昆虫などのほんの少しの量の非植物食しか食べません。(意図的にたべるか、うっかり口にするかどちらかです。)あたかも彼らがいくつかの点で理論を確立したかのようですが、この記事に関する、この殆ど植物以外のものは食べないと言う事に関する批判は全くありません。菜食主義の動物が本の少量の非植物食を摂取するというのは、彼らが雑食に

分類されるという意味では有りませんし、それで人間が植物食と非植物食を混合して食べるのに適しているという理論を正当化する事にもなりません。

 

・雑食は菜食半分動物食半分と言う意味では有りません。多くの私への批評はチンパンジーは雑食だとかんがえていますが、彼らの食事の95~99%は植物で、その他の殆どはシロアリを食べていると考えています。もし人間が雑食性で有れば、解剖学的な証拠も同様に雑食性を示すでしょうが、我々の解剖学的な特徴はもっぱら菜食する種と同じなのです。

 

・我々に最も近いその他の霊長類はほぼ菜食の食事をします。

 

・我々が肉を食べる事が出来るので、雑食だと主張するのは馬鹿げた考え方です。

我々が段ボールを食べる事が出来るというのと、それは同じです。食べる事の出来る能力に注目すれば、殆ど全ての市販されているキャットフードは植物性の原材料を使っているので、猫も雑食になります。(ラベルと見てみて下さい)誰も猫が植物性の材料を食べられるからと言って、雑食だと議論したりしません。それなのに、人間に関してはそこを論点にして熱心に議論してきます。

 

・我々のいわゆる犬歯は名ばかりの犬歯です。

他の菜食動物(ゴリラや馬やカバ)やほぼ菜食のチンパンジーは我々と比べてとても大きな犬歯を持っています。

 

・少なくとも400万年前の我々の祖先はほぼ菜食の食事をしていました。(source <http://www.drmcdougall.com/misc/2008nl/dec/fav5.htm> , article #5)

 

・動物の中で菜食の動物は寿命が長く、人間も確かにその部類に入ります。(もちろんこれは現代医学が発達する前もそうでした。)

 

・私達は他の菜食の動物と同じくらいの睡眠時間で、肉食や雑食の動物よりも短いです。

 

・窒息死の原因で一番多い食べ物は肉です。本当の肉食や雑食動物であればそんな問題は起きないでしょう。

 

・肉食への移行が人の脳が発達させるきっかけとなったという考え方を裏付けする証拠は競合理論(これは調理するようになったからとも言えるトリックです。)しかなく、これも解剖学が私たちに教えてくれるものとは符合しません。

 

以上が要点です。この記事はやたら長かったので、今日は前半部分で興味分かかった所をご紹介します。

まず歯の犬歯の形態に関してJohn A. McDougall博士の意見のご紹介です。

 

我々の歯列は肉を引き裂き、咀嚼することでなく穀物、果実、野菜を食べることで進化して来ました。云わいる我々の犬歯は本物の肉食動物の鋭い犬歯とは全く異質のものです。私は毎年一万人以上の歯科医師や衛生士や口腔の専門家に講義を行ってきましたが、いつも猫や犬に似た鋭い犬歯を持っている人が居るのであれば見せてくれるように問いかけていました。私は未だに、そのように鋭く尖った犬歯をもつ最初の症例を待ちわびています。 

 

 

もしこの観察に基づく真実に対して異論があるようであれば、いますぐ鏡を見てみて下さい。前歯のアーチのコーナーにある4隅に「犬歯」は有るでしょう-でもそれは本当の肉食動物の鋭くとがってギザギザした犬歯とは似つかない形態でしょう-あなたの犬歯は短く、寸胴で、平坦な咬頭(もしくはせいぜいちょっと丸みを帯びている位でしょう)。それに其の歯は本当の本当の犬歯の様には機能しないでしょう。今まで誰かが敢えて其の犬歯でステーキを引きちぎり咀嚼しているのを見た事が有りますか?私は無いですね。肉食の動物の下顎は横方向にはほんの少ししか動かず、強力で安定的な力強い咀嚼が出来るように、開口時には固定されているんです。他の菜食動物の様に我々の顎は前後、左右、上下方向に動かす事が出来るので、植物食材を咬み切り、平坦な臼歯ですりつぶし消化しやすい形にする事が出来るのです。

つまり私達の犬歯の形態、顎の付いている位置、筋肉の発達具合、顎の運動方向どれをとっても肉食動物の解剖学的特徴とは似ても似つかないものだと言う事が出来ますね。

 
それから、この記事。

ビタミンB12物語の終焉

私は冗談でなく反対意見へ対抗する為、「物語の終焉」という見出しを付けました。ビタミンB12は植物食からは検出できないので、現代の菜食主義者はサプリメントを飲むべきで、菜食は不健康だと反対論者はいいます。でもここで、この反対論が如何に矛盾しているか示しましょう。

1、ビタミンB12ha動物から作られたものでなく、細菌から作られたものです。それは動物性食品から検出できますが、動物が細菌の温床になっているからです。それは殆どの種族の糞便からも検出できます。歴史的に菜食主義者がB12を摂取するのは、環境が汚れていたのでとても容易でした。植物が土壌から引き抜かれて、よく洗わなければ、それは細菌に汚染されているので、ビタミンB12が含まれます。

2、B12は水が消毒される以前には、湖の中でも検出されました。

3、菜食動物は菜食だけを食べているわけでなく、彼らは少量の非植物食も摂取しているのを思い出してください。例えば、チンパンジーの1~5%の食事は植物でなく、通常はビタミンB12をたまたま含んだシロアリのようなものを摂取しています。

4、糞便に汚染された環境ではビタミンB12が供給される事が分かっています。でも、多くの菜食動物が自分自身の糞便を実際に食べることは知られていません。前史の人間も同じ様な習慣を持っていたでしょう。(人の糞便にもB12が検出されます。)

5、年齢とともにB12の吸収能力は減少するので、食品栄養ボードは五〇歳以上の全ての人は、菜食主義者に限らず、B12を多く含んだ食品を食べるか、B12のサプリメントを飲むべきだと言います。

細菌によって産生されるたった一つのビタミンを理由にして、我々の体が大量の肉を食べるようにデザインされているという考え方をするのはとても早急な考え方です。

どのイベントでも、現代の菜食主義者はB12のサプリメントを摂取するべきだという事に異論はありませんし、少なくとも毎週推奨されています。FDAはB12について間違った検査を義務付けしているので、植物性の食べ物では信頼のおける供給源は無いし、ニュートリション・ファクトに載っている殆どの発酵食品(テンベの様な)は実際にはB12は含まれていません。


うーんどうやら、ビタミンB12物語も何だがFDAが絡んだ、プロパガンダの様ですね!詳しくは、こちらの論文に載っているようです。

http://ajcn.nutrition.org/content/48/3/852.full.pdf+html


では本日はこの辺りで失礼いたします。

 

 

外園式では「生き餌」と「死に餌」!

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こんばんは♪

今日はゲルソン療法のワークショップHEALTH FFREEDOM http://www.kudamono.or.jp/engei/0906/09_06.html に行ってきました。
それでゲルソン療法について記事を書こうと思ったのですが、それについてはHSTの氏家京子さんのHPにショッピングガイド等も含めて詳しく載っていますし、著書を読んで頂ければ、ご理解頂けると思いますので、そちらをご覧下さい。でも、コーヒー浣腸について等はまた時間のある時に書いてみたいとは思っています。

で、今日はワークショップの雑談で伺った東京都品川区西品川のフルーツ・クリニック外園診療所の外園久芳先生のエピソードが面白かったのでご紹介します♪

氏家さんは以前外園先生がどの様にして患者さんに食事指導をしているかとても興味があったので、外園先生にお伺いしたそうです。そうしたら、「患者さんとの食事会に一緒に行くかい?」と、誘われ食事会に同行したそうです。行った先は食べ放題の肉のハナマサ!生の果物と野菜の摂取を推奨する外園先生が主催する食事会がなぜ焼肉屋???と、「?」が一杯になったそうです。でも、食べ放題のサラダバーに並んでいる生野菜とフルーツを見てすぐ理由が分かったそうです。

そうなんです。サラリーマンがランチに来て気兼ねなくサラダをお腹いっぱいに食べられるのは、バイキング形式に限るということで、その場のチョイスとなっていたんですね。ただ、やっぱり焼肉屋さんですから、肉を注文しないわけには行かないということで、通常ならとても厚く切って出されるステーキを特別注文で、その1/5位の薄さにスライスしてもらい、参加者とそれをシェアしていたそうです。

また当時氏家さんはゲルソン療法を学び始めていたので、外園先生にゲルソン療法も生の野菜と果物を中心とした食事療法であることを伝えた所、外園先生は「海外にも私と同じ様な考えをされている方がいらっしゃるんですね。」と、嬉しそうにされていたそうです。今でこそナチュラルハイジーン等の普及でローフードのイメージはとてもおしゃれなものになっていますが、その先駆者とも言える外園先生はローフードと加熱食の事を「生き餌」と「死に餌」と表現していたそうです。う~ん、とてもわかり易いでは無いですか!今度から私もそっちの表現を使ってみようかしら(笑)

こちらのサイトは少し前にもご紹介しましたが、外園式の紹介も有ったので、一部転載しておきます。

(転載開始)

外園式とはhttp://inedia.jp/hokazono.html

外園久芳先生は、東京都品川区西品川のフルーツ・クリニック外園診療所の所長です。

外園式の基本は、果物、生野菜、全粒穀物、刺身です。
森の中で生活していた人類の祖先の食事を実践すれば、
生の果物と野菜に含まれる酵素がインスリンの生産を促し、
現代の生活習慣病である糖尿病は治るというのです。

初期の人類において、果物の役割は中性脂肪の蓄積が第一義でした。
果糖はブドウ糖より急速に代謝されるという特徴があります。
果糖は肝臓での脂肪合成酵素群の発現を促進させる作用も持っており、
急速に代謝される事と合わせて、とても中性脂肪に変わり易いのです。
中性脂肪の蓄積は、飢餓に対する唯一の防衛策だったに違いありません。

果物の糖質は、果糖を主成分に、ショ糖、ブドウ糖、糖アルコールなどから構成されています。
それぞれの糖の比率は果物の種類によって異なりますが、
これらの糖質のうち果糖は10%くらいしかブドウ糖に変わらず、
残りの90%は果糖のまま吸収されます。
果糖は単体であれば、肝臓で中性脂肪トリグリセドに代謝されるので、
血糖値をほとんど上昇させず、インスリンの追加分泌もほとんどありません。
摂り過ぎれば高トリグリセド血症になる事もありますが、
果物に含まれる程度の量であれば、問題になる事はまずないです。
従って、果物の糖質のうち約半分が果糖だと仮定すれば、
穀物の糖質に比べれば血糖値を上昇させにくいと言えます。
しかし、同じ果物でもドライフルーツやシロップ漬けは糖質含有量が多いので食べてはいけません。

どんな糖質も単糖類からできています。
単糖類というのは、糖質の最小単位の事です。
ブドウ糖や果糖は、単糖類です。
ブドウ糖や果糖が二個繋がると二糖類になります。
ショ糖は、ブドウ糖一個と果糖一個が繋がったものです。
二糖類の他にも、繋がっている単糖類の数によって、
三糖類、四糖類、五糖類、六糖類があります。
単糖類が7~10個以上繋がると多糖類になります。
糖質には様々な種類がありますが、私たちの体は単糖類しか吸収できません。
単糖類以外の糖質が入った食事をした場合、
体は自分でつくった消化酵素を使って、それらの糖質を単糖類にまで分解しているのです。

未熟な果物には、消化しなければ吸収できない糖質が沢山含まれています。
しかし、時間の経過と共に、果物に含まれている自己消化酵素が、
それらの糖質を少しずつ分解していってくれるのです。
その結果、果物が熟す頃には、消化可能な糖質のほとんどが、
ブドウ糖、果糖、ショ糖になっているという訳です。
ブドウ糖と果糖はどちらも単糖類ですので、全く消化する必要がありません。
ショ糖もブドウ糖一個と果糖一個が繋がったものですから、
結合部分を一ヶ所切断するだけで簡単に消化できてしまいます。
つまり、熟した果物の中の糖質は、既にそのほとんどが消化されているという事です。
果物の成分の中で最も多いのは、全く消化する必要のない水分で、それ以外の大部分は糖質です。
その糖質でさえも、食べる前にほとんどが消化されている訳です。

果物は、消化に体のエネルギーを消耗する事がない唯一の食べ物であり、
同時に単糖類という優れたエネルギー源を最も効率的に与えてくれます。
野菜にも糖質は沢山含まれていますが、そのほとんどは多糖類で、
単糖類や二糖類は少ししかありません。
私たち人間は、野菜に含まれている多糖類を全く消化する事ができません。
私たちが野菜から充分な単糖類を摂取するためには、
非常に多くの量を食べなければならないのです。

果物を食べると、体が冷えるとか、血糖値が上がるとか、
糖尿病になるなどと思われがちですが、そのような事はありません。
果物はいくら沢山糖を含んでいても、食物繊維と一緒に入っているため、
果物を食べても、血糖値が急激に上がるような事にはならないのです。
むしろ、果物を食べる事によって、血糖値をバランスよく保つ事ができるようになります。
というのも、果物の中に含まれている果糖やブドウ糖などの糖分は、
生の果物自身に含まれている酵素によってすべて分解されているからです。
生の果物を食べれば食べるほど、必要な量の酵素をそれ自身が補ってくれるので、
人間の消化酵素で分解する必要はなく、体内酵素が欠乏するような事はないのです。

果物は、食物酵素が豊富に含まれた理想的な食品です。
ヴィタミンC、ミネラル、ファイトケミカルも多分に含まれていますし、
少量ですが、良質な脂質やたんぱく質を分解したアミノ酸も含まれ、
私たち人間の体に必要な栄養素のほとんどが含まれています。
果物に含まれる果糖やブドウ糖は、最も分子の小さい単糖なので消化に負担をかけません。
特に果糖は緩やかに吸収される糖分なので、インスリンの分泌をほとんど必要としません。

外園久芳先生は、果物と血糖値の相関を調べるために、ある実験を思いつきました。
糖尿病の検査をする時、ブドウ糖75グラムを飲んで、血糖の上がり方を見ますが、
ブドウ糖の代わりに果物でやってみたらどうだろうと考えられたのです。
果物が肥満や糖尿病の原因になるなら血糖値は上がり、そうでないなら数値は低いはずです。

実験の方法は、まず空腹時の血糖値を測定し、すぐにブドウ糖75グラムを飲んでもらいます。
一時間後、再び採血し、さらに二時間後にもう一度採血して、計三回の血糖値の変化を調べます。
別の日に空腹時の血糖値を測り、直後にブドウ糖75グラム相当の糖分を含む量の果物を食べます。
そして一時間後、さらに二時間後と採血して血糖値の変化を調べます。
糖分量が同じなのだから、同じような数値が出そうなものですが、
そうだとすると、ブドウ糖と同じくらいの弊害があるという事になります。
また、もっと高い数値ならば、それ以上に問題がある事になりますが、
低ければ、果物が肥満や糖尿病の原因になるとは言えない事になります。

実験の結果、誰もが果物を食べた時の方が確実に下がっている事が分かりました。
特に血糖値が異常に高い人ほどその下がり方が極端です。
逆に血糖値が低い人が果物を食べると血糖値が上がります。
この事から果物が血糖値を適度に保つ調整機能を持っていると考えられます。

人類の種の起源は、熱帯地方であると言われています。
しかし、人口が爆発的に増加した結果、移住を余儀なくされ、
生息地を熱帯から温帯、寒帯へと拡散を始めるようになりました。
しかし、解剖学的、生理学的には、人類が熱帯起源の動物である事に変わりはありません。
従って、私たち人類の体に適した食べ物は、
種の発生当時に住んでいた熱帯で産出される果物なのです。

具体的にどのような果物が良いのでしょうか。
外園久芳先生は、果物の中でも、南国産のバナナ、パイナップル、
キウイフルーツ、ライチなどが糖尿病には良いと考えておられます。
果物の産地の年間平均気温が高く、日照時間が長いほど、
光合成の能力が高いから生命の活性が高いと考えられるからです。
北半球で収穫される葡萄は、高血糖の人は摂取しない方が良いでしょう。
高血糖の人が葡萄を食べると、他の果物に比べて血糖値が上がるという試験結果が出ています。 気温の低い地方の果物、生野菜は生命の活性が低い事が原因と考えられています。

外園式果物療法は、ナチュラル・ハイジーンにも通じるものがあります。 

(転載終了)

それから、果物って実に誤解の多い食べ物で、太るとか糖尿病に良くないとか色んな罪をきせられていませんか?その辺りの誤解を解き、東大病院のHPの訂正をしてもらったというエピソードを書いた記事が有ったのでご紹介します。私も果物に対する誤解が解けて欲しいなと、心から願っている一人です!

(転載開始) 

342 果物の誤解http://www.kudamono.or.jp/engei/0906/09_06.html

香川短期大学名誉学長  北川博敏
 前回、お医者さんが「果物は糖を含んでいるので食べると生活習慣病になるから食べないようにしなさい」と間違ったことをよく話すのは困ったことだと書きました。これは果糖が血液の中性脂肪やコレステロール値を高くした、というネズミを使った実験があって、それが広く伝えられたからです。しかし、この実験は体重とほぼ同じ量の果糖を毎日食べさせています。誰が考えても、そんなことは現実には不可能なことです。しかし、実験の詳細な内容は知らずに、果糖が血液の脂肪の値を高くしたことだけが一人歩きしているのです。


東京の大病院のホームページ
 東京都のある大病院のホームページに以下のことが記載されていたそうです。
 (1)糖尿病の食事
 果物はビタミンや食物繊維が豊富ですが、果糖を含むため血糖を早く上昇させます。最近の果物は糖度が高く、血糖の上昇や血液中の中性脂肪の増加をまねく場合があるので食べ過ぎに注意しましょう。
 (2)高脂血症の食事
 砂糖や果糖などの糖類の摂りすぎは、トリグリセリド(中性脂肪)を増加させます。砂糖、菓子類、嗜好飲料、果物は控えましょう。
 (3)肥満症の食事
 果物は炭水化物を多く含んでいます。食べ過ぎに気をつけましょう。

 

中央果実基金協会の指摘
 これを見つけた中央果実生産出荷安定基金協会(中央果実基金協会)は、病院に対して次のように指摘したそうです。
 (1)果糖は糖類の中でも血糖値を上げにくい糖(血糖の上昇度を示すGI値はブドウ糖の100に比べ果糖は19)なので、「果糖が血糖を早く上昇させる」は間違い。また、果物は果糖のほかブドウ糖やショ糖を含んでいるが、吸収を緩慢にする水溶性食物繊維が多いので血糖を上げにくい食品(GI値はフランスパンの95に対して果物は40前後)である。(北川 注:GI値とはグリセミック・インデックスのことで、血糖上昇指数と訳されています。ブドウ糖を100として、食物を食べた後で血糖値が上がる速度の比較。数値が低いほど血糖値を上げる作用が遅い)
 (2)最近の果物の糖度は以前に比べ1.2度程度高くなっているが、2度は果物100g(ミカン1個)で8kcalに過ぎず、中性脂肪の増加や血糖の上昇をまねくものではない。
 (3)中性脂肪を増加させるのはカロリーの摂りすぎであるが、果物はほとんど水分でカロリーの高い脂肪を含まず、また、糖質も1.2割程度で、100g 当たりのカロリーは菓子類の10分の1程度と少ない。また、豊富に含まれる食物繊維が膨らみ、満腹感をもたらすのでとりすぎの心配もないダイエット食品である。

 

病院が改訂したホームページ
 このような中央果実基金協会の指摘に対し、病院は以下のように改定しました。
 (1)糖尿病の食事
 果物はビタミンや食物繊維が豊富ですが、ブドウ糖、果糖、砂糖といった糖分も含まれています。血糖の上昇をおさえるために1日の適量を目安にして、食べ過ぎには注意しましょう。
 (2)高脂血症の食事
 糖分のとりすぎは、トリグリセリド(中性脂肪)を増加させます。砂糖、菓子類、嗜好飲料は控えましょう。また、果物にも糖分は含まれていますが、ビタミンや食物繊維が豊富であるという点では優れています。1日の適量を目安にとりましょう。
 (3)肥満症の食事
 どうしても空腹を我慢できない場合は、甘い菓子類よりは、果物を食べることをおすすめします。果物は水分や食物繊維が豊富なのでエネルギー量が少なくても満足感が得られます。ただし、量的には1日当たりの果物摂取の目安量の範囲内にしてください。

 皆さん、果実基金が指摘する前と後では病院のホームページの果物に対する考えが大きく変わったのにお気づきと思います。本当は、生活習慣病、がんの予防のためにもっと積極的に果物を食べましょうと書くべきですが、まあ、やむを得ません。
 なお、1日の適量を目安にして食べ過ぎに注意しましょうと書いていますが、幾ら果物がよくても食べ過ぎは良くない事です。しかし、実際に食べ過ぎになるほど果物を食べる人はいません。政府の1日の摂取目標は毎日「200g」です。日本で毎日200gを食べている人は非常に少ないのです。
 日本では、このような誤解をしている人が多いのです。とくに病院関係者に多いのが困りものです。皆さんも、医者が果物は糖分が多いので健康によくないとか、病院のホームページなどで果物を誤解している場合は、この記事を見せてあげてください。
 果実基金協会は果物の消費を増やすためにパンフレットを作ったり、講演会を開催したりしていますが、このような病院のホームページなどにも目を光らせて果物が正しく評価されるように監視しています。

 

グリセミック・インデックス(GI値)
 グリセミック・インデックスについては以前から書こうと思っていたのですが、表にはしていませんでした。果実基金協会の指摘のなかで、私の注として書きましたが、食物を食べると消化・吸収されて血液の糖濃度が高くなります。その度合いをブドウ糖を100として比較したもので、血糖上昇指数と訳されています。
 この表をみると、果物は糖を含んでいますが、血糖上昇は他の食物に較べて遅いことがよくお分かりになると思います。

グリセミック・インデックス(血糖の上昇指数)

100ブドウ糖
90-99フランスパン
80-89コーンフレイク
70-79フレンチフライ、マッシュドポテト、ポップコーン、精白パン、白米ご飯
60-69ショ糖、大麦パン、カレーライス、アイスクリーム、サツマイモ、胚芽米ご飯
50-59パインアップル、キウイ、バナナ、カキ、オレンジジュース、そば、うどん
40-49ブドウ、モモ、オレンジ、イチゴ、メロン、リンゴジュース、ニンジン
30-39プラム、リンゴ、西洋ナシ、ヨーグルト
20-29牛乳、グレープフルーツ、サクランボ
10-19果糖、大豆、きのこ、海藻、緑黄色野菜

  (転載終了)

果物月報 Vol.55 No.6 より

         


血液観察法とノニ果実

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 こんにちは
今日は先日データを取った私自身の血液観察(ブラッド・モルフィオロジー)のデータを御紹介します。この血液観察ですが、生きた血液を観察する方法はよくテレビなどでもドドロドロ、サラサラ血の判定等で報道されますので、広く認知されていると思いますが、血液を凝固させて観察する方法は、あまり広く知られていないと思います。

下記のデータは上から1番目3番目は2013/05/16日に採取したもの。2番目と4番目は2013/06/06日に採取したものです。このうち1番目の11~15までの図及び、2番目の11~16までが暗視野を使った生体の血液観察法(ライブ・ブラッド・モルフィオロジー)で、それは血液を指先の末梢血管から一滴ランセットを穿刺し、20秒間放置後8段階に分けてスライドグラスに塗抹乾燥させてから観察したデータとなっています。

こうした血液観察法では、赤血球、白血球、血小板を始めとした細胞の状態を始めとして様々な情報が得られます。しかしながら、病院で行われている血液検査とは違い数値で正常と異常の判定をするものでは有りませんし、まだ一般に広く普及している様な検査方法では有りません。
しかしながら、この検査方法は自分の血液を患者自身の目で見る事が出来、視覚から自分の状態を確認する事が可能なので、とても理解しやすく優れた検査方法なのではないかと思います。
詳しくは米国で暗視野顕微鏡の第一人者のジェイムズ・R・プリビテラ先生の著書「沈黙の血栓」をお読みください。

私自身のデータの簡単な解説をさせて頂くと、この5/16日と6/6の食生活を始めとした生活習慣で変わった事は、高い抗AGE力を有し健康増進の効果が有ると言われる、イリドイドを多く含むノニジュースとノニ茶を多く摂取していた所です。(友人に教えて頂きました。)

まず1番目の12図と2番目の12図を比較すると、軽く連鎖していた赤血球が離れています。「連鎖形成」は、血中酸素量が低下している時にみられ、疲労感、息切れ、消化不良、浮腫、皮膚の温度低下などの症状に繋がるそうです。健康な場合は赤血球は末端の毛細血管まで達し、全身の細胞に酸素を届け二酸化炭素を持ちかえりますが、連鎖形成の状態ではうまく酸素を運ぶ事が出来ず、二酸化炭素も細胞内に留まる事になり、疲労が蓄積します。(沈黙の血栓より)

次に1番目の19番の右側の方に濃い褐色の層と薄い灰色の半透明の層(抗酸化物質VC等の層ですが、自分の場合果実を中心に食事をしているせいか、この層は通常より厚く見えているそうです。)の間にクリームをサンドしたような感じでごく薄く周りの層よりも透明度が高く見える部分が有るのですが、確認頂けるでしょうか?これは何らかの化学物質が蓄積している可能性を現わしている様ですが、2番目の20番の図ではこのクリームをサンドした様な層は消失しています。また1番目の20番と2番目の21番は同じ層の同部位を比較していますが、前者で黒く観察された部分は後者では無くなり、色が赤く正常像に近づいています。


 


 また、3枚目は最初のデータですが、全体的に黒っぽい色で凝固していて、炎症ホールと呼ばれる状態が観察出来ます。沈殿層の内部に行けば行くほど、体内の内部の状態を反映しているそうですが、この場合肝臓や生殖器などの状態を反映するという層は見るからに正常像とはかけ離れています。しかし4枚目の2回目ので^ータでは、全体的にみて、赤色になり、明らかに改善が認められます。どうやらこの3週間位の間にデトックスが進んだ様です。

これでどこかの臓器が具体的に良くなったとか症状が改善したわけでないですが、指先の末梢血から採取した、たった一滴の血液からこの様な情報が読み取れ、宇宙のような世界が広がっているっていうのは本当に驚くべきことですね。こうした顕微鏡検査はセルフケアで家庭の医学として普及するのが私は一番いいのではないかと思っています。

  
 どうやらこのノニと言う植物から作られたノニジュースは健康効果が高そうですが、個人的には人は本来の食性「果実・葉食生活」をしていれば、健康でいられるし、余計な薬やサプリメントは基本的には必要ないと思っています。しかしながら1942年以降日本の農業でも農薬、化学肥料を使うようになって、土壌の細菌は殺菌され土壌の栄養は損なわれました。私達の身体が食べ物から作られる様に、作物は土壌の栄養が作られます。不健康な土壌から作られた作物を食べて私達が健康でいるのは中々難しい注文です。だからこうした薬用成分が含まれた植物の力を利用して、健康維持増進に役立てるという考え方も良いと思います。

また、本音を語らせてもらえば、中々食生活を始めとした生活習慣を改めると言うのは大部分の人にとって困難だったりします。なにを隠そう家の主人はお酒を良く召し上がられます・・(汗)だけど、それを横で見ている家族は何とかお酒の量を減らさせようと毎日怒涛の忠告!
また油っぽい物が好きなのでこれに対しても食生活を改めるようにとまたまた怒涛の忠告とこの先待っているかもしれない恐怖に対する情報提供!
しかしながら、これ程空しく意味が無い事に自分のパワーを使うのはこのノニジュースの効果を確認して止める事にしました。今度からは怒涛の忠告と恐怖を煽る情報提供の代わりにコップ一杯のノニジュースをテーブルに置くだけです!これで自分のパワーがセーブされますね♪

「医師である私の命を救ってくれた植物ノニ」を書かれた橋爪 勝医師が書籍の中でノニの事はこんな風に書いていらっしゃいます。

みなさんは「アダプトゲン」という言葉を耳にしたことは有りますか。アダプトゲンとは簡単に言えば、身体の一部ではなく全体の機能を高める事によって健康に寄与するもので、昔からその効力と安全性が認識されており、人々が長きにわたって治療に用いてきた物です。

ハーブや漢方、インドのアーユルヴェーダなどで使われてきたものが、具体的な例としてあげられるでしょう。アダプトゲンに関する研究が始まったのは、1940年代の後半といわれていますが、その存在と認識のはじまりは古代インドや中国、今から数千年前までさかのぼるのです。

この定義からするとノニもアダプトゲンの一つであると言えます。しかも、ノニはアダプトゲンの中でもトップクラス、王であるといってもいいと私は思います。私が考えるアダプトゲンとしてのノニの特徴をあげてみます。
①副作用が無く、過剰摂取しても無害
②ひとつの症状では無く、様々なものに効果を出す
③身体のバランスを保ち、機能を正常化する
④阻害や抑制でなく、プラスの方向性に導く
⑤原因がわからないものや効果的な治療法が無いものに使える

たった一つの存在でこれだけ万能かつ安全に効果をもたらすものは有るでしょうか。おなじ効果を薬で得るとしたら、いったいどれだけ薬を飲まなければならないでしょう、薬を何種類飲んでも、これらはかないません。ここにノニのすごさがあります。私自身、大病をわずらったとき、ノニに出会って命を救われました。ノニというサプリメントの潜在能力に感服し、西洋医学以外にもすぐれた力をもつものが存在するということを医師として初めて実感しました。


我が家でももう少しモルモット(旦那)に飲ませて、また血液検査でもしてみようと思います。


果物の冤罪を晴らそう(果物と虫歯♪)①

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こんにちは

今日は「果物と虫歯予防」あるいは「果物は虫歯になるか?」という、極めて歯科的な話題について考察してみたいと思います。一般的には、酸蝕症という言葉があるように、果物のPHは低いので、長時間歯を果汁に浸漬しておくとエナメル質は脱灰して溶けてしまいますし、果物は虫歯になると言うのが一般常識になっていると思います。

果物のPHを調べよう
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/busshitsu/kajitsuPH/index.html

また果物の種類によってどの位歯が溶けやすいかの実験もあり、こちらの論文の概論ではこんな事が書いてあります。


(引用開始)


5種類の違った果物によるエナメル質侵蝕度の違い
http://www.researchgate.net/publication/20517167_The_degree_of_enamel_erosion_by_five_different_kinds_of_fruit

SR グロブラー、PJ セネカル、TJコッツェ
臨床予防歯学11(5)23-8
情報源パブメド

概論
違った種類の酸、酸の比率、その他異なった化学物質の構成物で出来ている異なる種類の果物のエナメル質の酸蝕の度合いを説明しました。この研究の目的は40分間でどの位エナメル質の侵食が異なった果物によって進むかを調べる事です。統計的に優位な違いが、アプリコット、グレープ、グァバ、リンゴ、オレンジの間で観察されました。6分間でのエナメル質の侵食の度合いのおおきさは、アプリコット、グレープ・グアバ、リンゴ・オレンジの順になりました。その後40分作用させると、侵食度合いは大きい順にグレープ、アプリコット、グアバ、リンゴ、オレンジの順になりました。エナメル質の侵食具合は市販のフルーツジュースで実験した時には、生の果実を搾った果汁よりも5~8倍高い侵食具合になりました。エナメル質の侵食度合いは果実によって異なりますが、それは複数の要因、例えば、PH、,量、比率、有機酸の種類やその他の果物の化学成分等によります。


(翻訳終了)



確かに果物のPHは殆どが酸性ですし、永久歯が溶解し始める臨界PHは5.5なので、果汁に長時間浸漬しておけば当然歯は溶解してしまうと思われます。しかしながら、この実験はあくまでも試験管の中での話で、人の口の中では果汁のみに歯が40分いや6分でも浸漬される様な事はまず有り得ません。また実際には唾液で果汁は薄められるでしょうから、PHは早期に上昇するでしょう。また、果物の中にはスチルベン、フラボノイド、プロアントシアニジン等のポリフェノールが含まれていてそれが、虫歯予防を始めとした口腔内の疾患に有効で口腔内の健康に役立つと言う根拠を示した論文も数多く有るのです。



(引用開始)

植物のポリフェノールと口腔内の健康:昔からあるフィトケミカルを新分野で活用
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22376030

Varoni EM, Lodi G, Sardella A, Carrassi A, Iriti M.
Dipartimento di Produzione Vegetale, Universita degli Studi di Milano, Milan, Italy

概論

果実や植物に多く含まれるポリフェノールががん、慢性の退行性病変、炎症性病変から守ってくれるような重要な役割をしているにもかかわらず、口腔内の健康に関してはそれ程重要視されてきませんでした。口腔内の疾患の治療予防にポリフェノールが果たす役割については多くの研究がなされ確かめられてきましたが、それでもそれは試験管内での実験でしたので、生体では同じ結果になるとは言えませんし、動物実験や臨床実験での研究は不足しています。
我々の調べたところによれば、口腔内の健康とポリフェノールについて考察し発表された研究はたった2つでした。しかしながらそれも完全に解明されていない多くのポリフェノールを含んだ混合物で、ホールの植物の抽出物の役割の可能性を考察しているものでは有りませんでした。今回の研究での我々の主な目的は、現在わかっている(1965年1月~2011年3月までの文献調査をしました)口腔の健康に対する植物抽出物のポリフェノールの影響を評価し考察することです。我々は、グレープ、ベリー、お茶、ココア、コーヒー、ぎんばいか、カモミール、ハチミツ/プロポリス、アロエの抽出物と3つの主なポリフェノール(スチルベン、フラボノイド、プロアントシアニジン)についてのデータを得ました。虫歯、歯肉炎、歯周病、カンジダ症、口内炎、口腔粘膜炎、扁平苔癬、白板症、口腔がんに対する効果の調査が有りました。それらのデータは、無作為化臨床検査という観点からは十分な根拠を示していませんでした。しかしながら、口腔内のよく見られる(虫歯、歯周病、カンジダ症)や口腔癌の予防などにも対するポリフェノールの興味深い効果を示した研究で、臨床試験の前段階としては素晴らしい出発ポイントを提供してくれています。

(概論の翻訳終了)


この文献によれば、(本文は有料なのでまだ読んでいませんご了承ください・・・)臨床検査はまだなされてはいないが、基礎研究では果物に含まれるポリフェノールが虫歯、歯周病、カンジダ症、口腔がんなどに効くという結果が出ているということです。と、言うことはやはり果物は虫歯になるどころか、「虫歯を防ぐ成分を含んでいる」と、言えますよね。それでさらに文献調査をした所、ビタミンCの血中濃度が高い人ほど、歯垢がつきにくいというデータを下記の論文で発見しました。果物にはビタミンCが当然多く含まれていますから、「果物摂取でVCの血球濃度が高くなると、歯垢の形成を阻害し虫歯予防になる」という仮説が成り立ちます。



(引用開始)

目に見えない歯ブラシ:どうして歯ブラシをしなくても歯垢が付きにくい人がいるのだろうか?
http://www.doctoryourself.com/toothbrush.html
by E. Cheraskin, M.D., D.M.D.
Park Tower 904/906, 2717 Highland Avenue South, Birmingham, AL 35205-1725.
(Reprinted with permission from the Journal of Orthomolecular Medicine Vol. 8, No. 3, 1993)

(一部抜粋翻訳)

セカンドオピニオン
歯ブラシの頻度と口腔内の衛生状態には統計学上優位な相関関係 (r = -0.265, p <0.01)がありましたが、これでは完全でなく何か他の要因が関わっている可能性を示しました。それで、
ビタミンやミネラルの影響は人間のシステムの全身の臓器や組織の細胞に及んでいますし、それは口腔内も例外では有りません。食事や栄養と口腔内の疾患の感受性とのあいだにはどんな関係があるのでしょうか?言い換えると「ビタミンの状態を変えると口腔内の歯垢の付着状況を変えることが出来るか?」という疑問が湧きます。我々のアスコルビン酸に関しての個人的な経験はかなり多岐に渡ります。それで、この実験の目的は「通常の歯ブラシの習慣を変えずにアスコルビン酸と口腔内の衛生状態にどんな相関関係があるか?」を調べる事です。

図3ではアスコルビン酸の血中濃度のレベルをX軸に取っています。200人の被験者を3つのグループに分けました。68人はアスコルビン酸の血中濃度が0.0-0.4までの最も低いレベルにありました。67人はVCのレベルが0.8-1.3で高い状態に有りました。平均のプラークスコアは縦軸に示してあります。3つの貴重な情報が得られました。

1つめは、アスコルビン酸の血中濃度が最も低いグループのプラークスコアが一番高かった。
2つめは、アスコルビン酸の血中濃度が最も高いグループのプラークスコアが一番低かった。
3つめは、統計的にアスコルビン酸とプラークスコアの関係は優位(r -0.210, p <0.01)で、歯ブラシの頻度と口腔内の衛生状態だけでは不完全であることが明らかになりました。

それゆえにこれらのデータはとても限られているものではありますが、ビタミンCと歯垢の付着の間には歯ブラシの習慣を度外視した場合にも相関関係があることがわかりました。

最近の生態学上の考察
この実験結果の観察は、実際にはまだ一連の仮想の分析では有ります。現実の世界では人々は歯ブラシをするか全くしない、アスコルビン酸を摂取するか全くしないという風に分けることは出来ません。それでトータルのプラークスコアの結果がどの位ブラッシングの頻度もしくはアスコルビン酸の摂取に依存するかを調べてみました。

図4では日々の歯ブラシの頻度を横軸にプラークスコアの平均を縦軸に取っています。加えて、200人の被験者は2つのサブグループの分けられました。100人のアスコルビン酸の血中濃度が0.6mg%以下の低いグループと、0.6mg%以上の高いグループです。何点かの正当性のある推敲です。
低いアスコルビン酸のグループでは明らかに逆の相関関係が見られました。つまり、これはおどくべきことでは有りませんが、歯ブラシの頻度が上がるほど、プラークスコアは低かった。(0.87)これは既に図2に示してあります。統計的にこれは (r = -0.337, p < 0.01)確認されてもいます。一方、興味深いのは比較的良いレベルのアスコルビン酸濃度のグループのデータでは、プラッシングの頻度はそれ程重要では無かったこと事です。統計的な重要性の欠如により強調されました。(r = -0.164, p > 0.05)

図4でプラークスコアとビタミンCの血中濃度とブラッシングの頻度の関係は歯ブラシに加えてアスコルビン酸の濃度が高いと歯ブラシの頻度が高かっただけに比べるとよりプラークスコアが低かったという事が分かります。

これらのことが、ある人たちが他の人に比べて歯ブラシの必要性が低いといういう、よく知られた事実を説明しているかもしれません。

(一部抜粋翻訳終了)



アスコルビン酸の血中濃度が高ければ、ブラッシングの頻度に関わらすプラークスコアが低い!ビタミンCが豊富な果物を食べるとVC濃度が上がると思いますが、それが体の内側から作用して見えない歯ブラシとなっている可能性があるという事です。という事でビタミンCやフラボノイドが豊富な果物が虫歯になるというのは、私は冤罪だと考えています。

果物中に豊富に含まれるフラボノイドが歯垢の形成をどうやって妨げているかの詳細を実験している論文が有ったので、また、次回虫歯の原因になるという無実の罪を着せられている果物の罪を晴らしていきたいと思います。

個人的には私達は類人猿の遺伝子と95%一致しています。ですから、彼らの食性と私たちの食性は同じだと考えています。野生の類人猿には虫歯は有りませんよね。と、なると私達人間も食性に合った食べ物を摂取することで、虫歯が予防できるというように考えるのがとても自然な事だと私は信じています。

「本来の食性を取り戻して虫歯のない社会を!」
おっと、これはどこかのコマーシャルで聞いたことが有りますよね(笑)

それから、食性と虫歯の関係について何かヒントが得られないかと、潜在意識に問合せをしていたところコウモリを調べてみたらどうか?と言う解答を得たので、ネットで検索したらこんな論文が有りました。


蝙蝠の論文


https://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&aq=&oq=why+frugivorous+bats+salivaryPH+and+buffering+capacity+are+lower+than+insectivorous+bats&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4DAJP_jaJP310JP220&q=why+frugivorous+bats+salivaryPH+and+buffering+capacity+are+lower+than+insectivorous+bats&gs_l=hp....0.0.2.5092469...........0.HoB45NDnL3I


この論文では野生のコウモリには果実を主食にする種と食虫性の種が居ますが、これらの唾液のPHと緩衝能を計測しまとめていて、食虫性のコウモリより果実性のコウモリの方が唾液のPH、緩衝能ともに低いというという結果が出されています。またその理由として、「解剖学的に唾液腺の形態や機能が違うんじゃないか?」とか、「果物には有害な菌が虫よりも多くいるために、その殺菌をする為にPHや緩衝能が低い唾液を分泌するように適応してきたんじゃないか?」などという考察がなされています。

個人的にはこれを読んで、恐らく果物のPHが低いので唾液のPHも低くなったが、しかしながら果物中のVCやフラボノイドが虫歯を予防してくれるので、虫歯になることはないのでは無いかと思いました。でも食虫性の人はあまりいないと思うので、コウモリのデータを人間に当てはめる訳には行きませんよね。いずれにしろこの本当の理由については謎です。一体本当の理由は何なんでしょうか?恐らく考えてもわからないので、またまた潜在意識に問い合わせしてみたいと思います。だけど、この理由についてお分かりの方がいらしたら是非私にこっそり教えてくださいね!でも別にこっそりじゃなくても大丈夫でした♪


それから、食虫性で思い出しましたが、食糧危機を救うために虫を食料の供給源にしていこうという考え方が世の中に有る様ですね。でも、どうしてこんな複雑な事を考えなくてはいけないんでしょうか?虫を育てるためには飼料になる植物が要ります。だったら植物を直接人間が食べた方がどう考えてもエネルギー効率的にも、環境的にも良いような気がします。いずれにしろ、虫を主食にするなんて考えたくも無いですね・・。だけど、そうなったらこのコウモリくんたちと同じ様な生理的な変化が私達人間にも起きるのでしょうか?う~ん興味はつきませんね!




(朝日新聞デジタルより転載)

食糧危機克服へ「虫を食べよう」 国連専門機関が報告

 【ローマ=石田博士】人口爆発に対応し、世界の食糧危機を克服するための一手は「虫を食べること」だ――。国連食糧農業機関(FAO、本部ローマ)は15日までに、「昆虫食」の将来性に関する初の報告書をまとめた。

 「食べられる昆虫――食糧安全保障のための未来の資源」と題された報告書は、昆虫を「たんぱく質や脂肪、ビタミン食物繊維などが豊富で、健康的な食用資源」と高く評価した。アジアやアフリカなど、いま世界では20億人以上が虫を食べており、1900種以上が食用とされているという。内訳はカブトムシなどの甲虫(こうちゅう、31%)、イモムシ(18%)、アリやハチ(14%)、バッタやコオロギ(13%)などだ。

 いま食べられている虫はほとんどが野生で捕られたものだが、報告書は虫を育てる「畜虫業」の可能性に言及。虫1キロを得るには平均で2キロのえさで済み、1キロの牛肉を得るのに必要なえさ8キロに対し、4分の1で済むという。

 畜産業は、大豆やトウモロコシなど大量のえさを必要とし、水や広い土地も欠かせない。家畜の呼気に含まれるメタンも、環境破壊の要因と懸念されている。これに対し、「畜虫業」はより環境に優しい産業になる。小規模で経営できるので、新興国貧困層にとっては食糧不足を防ぐだけでなく、家計収入にもなるとみている。

 報告書は課題として、虫を食べる文化のない西洋各国などで「抵抗感」を打ち消す広報や教育の必要性を挙げた。また法整備も必要だと指摘した。衛生環境向上のため、食べ物をつくったり調理したりする場では虫を駆除するよう、多くの国で定められているためだ。

(転載終了)


それでは素敵な木曜日をお過ごし下さいね。





 

果物の冤罪を晴らそう②(果物と虫歯菌の活動抑制)

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こんにちは

今日も前回の続きで果物が虫歯になるという冤罪を晴らしていきたいと思います。早速ですが、こちらの熊本大学の研究チームが行なったフラボノイドの虫歯予防効果の可能性を調べた論文をご紹介します。(日本でされた実験なので、日本語で書かれたものが有るはずだと思い検索しましたが、なぜか英語で書かれたものしか無かったので、英文を和訳してご紹介します。何かお気づきの点が有りましたら、ご指摘くださいね。)

この実験では次の6つのフラボノイドの虫歯の原因菌ストレプトコッカス・ミュータンスが不溶性のグルカン(歯の表面に付着する歯垢のとっかかりになります。)を形成するときに必要なデキストランスクラーゼという酵素の活性阻害効果について調べています。各フラボノイドの特徴については以下のウィキペディアのサイトをご覧下さい。

クェルセチン

クェルセチン[1](またはクエルセチンケルセチン: quercetin)は、フラボノイドの一種で、配糖体ルチンクエルシトリンなど)または遊離した形で柑橘類タマネギソバをはじめ多くの植物に含まれる。黄色い色素で、古くから染料としても用いられてきた。

ヘスペリジン

ヘスペリジン
(Hesperidin) は、温州みかんはっさくダイダイなどの果皮および薄皮に多く含まれるフラバノン配糖体フラボノイド)である。ポリフェノールの一種。陳皮の主成分。ビタミンPと呼ばれるビタミン様物質の一部。ギリシア神話ニュンペーヘスペリデスから名付けられた。ヘスペリジンは植物の防御に関与していると考えられている。In vitroの実験では抗酸化物質として働く[1]

ルチン

ルチン(Rutin、ルトサイドケルセチン-3-ルチノシドとも)は、薬草などとして用いられていたミカン科ヘンルーダ Ruta graveolensから発見された柑橘フラボノイド配糖体の一種[1]タデ科ソバダイオウ属植物の葉および葉柄アスパラガスなどに含まれている。その他、ブラジルfava d'antaの木の果実、エンジュ英語版の花、果物や果皮(特にオレンジグレープフルーツレモンライムといった柑橘類)、クワの実、トネリコの実、クランベリーといったベリーにも含まれている。化合物名は、単離されたヘンルーダの学名 Ruta graveolensから来ている。

クリシンクリシン
クリシンは天然のフラボノイドでトケイソウから抽出出来ます。蜂の巣にも少量含まれ、ヒラタケ、カモミール、ソリザヤノキ、インディアン・トランペットフラワーなどに含まれることが報告されています。

ヘスペレチン
生体フラボノイドの一種です。ヘスペレチンは構造の一部に糖を持っているので水溶性です。
摂取すると無糖体を放出します。柑橘系の果実に含まれます。


ナリンゲニン
フラボノイドの一種です。ナリンゲニンは体内で健康に寄与する生体活性効果を持ち、抗酸化物質、フリーラジカル・スカベンジャー、抗炎症物質、炭水化物の代謝促進物質、免疫活性物質として働きます。グレープフルーツに多く含まれるフラボノイドです。

今回ご紹介する論文で使われたフラボノイドはいずれも、柑橘系の果実を中心に含まれているものです。それでは和訳がちょっと読みにくいところも有りますが、論文をご紹介します。(論文中の図は省略してあります。情報元のリンク先でご確認ください。)

<!--[endif]-->
フラボノイドは虫歯の予防になるかもしれない
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bbb1961/48/8/48_8_2143/_pdf

Masayoshi Iio, Masaru Uyeda,*
Takefumi Iwanami** and
Yoshikatsu Nakagawa* *
Faculty of Life Sciences,
KumamotoWomen's University, Kumamoto862, Japan
*Faculty of Pharmaceutical Sciences,
KumamotoUniversity, Kumamoto862, Japan
** Tokyo Research Laboratory,
Calpis Food Industry Co., Ltd.,
Shibuya-ku, Tokyo 150, Japan
Received February 20, 1984

フラボノイドは抗炎症効果、ガン発育抑制効果を含めて、幾つかの興味深い生物学的、生理学的な効果が有ります。様々な情報源より、フラボノイドの酵素の活性に対する作動スペクトラムを得ることが出来ました。文献を研究した過程で、フラボノイドはグリオキサラーぜ、キサンチンオキシダーゼ、α-グルコシダーゼの働きを抑制するという情報を得ました。α-グルコシダーゼについての情報が、糖の代謝に関係する酵素のフラボノイドの効果を示していましたので、今回の研究の目的とも一致していました。我々はターゲットとして、デキストランスクラーゼを選択し、人の口腔内の歯垢の中に常在する多くのストレプトコッカス・ミュータンス菌が付着性のグルカンの形成を阻害し、精製されたデキストランスクラーゼがフラボノイドにより阻害された事を発見しました。

フラボノイドは市場に出ているものを使いました。
クェルセチン、ヘスペリジン、ルチン、クリシン、ヘスペレチン、ナリンゲニンです。ハイドロキシアパタイトの結晶に付着したSM菌より培養分離したデキストリンスクラーゼを使いクェルセチンとナリンゲニンのその活動性に対する影響について調べました。現在の研究ではデキストランスクラーぜはα-1,3リッチの不溶性のグルカン(DS-I)を産生し、一方でα-1,6リッチの水溶性グルカン(DS-S)も産生する事が分かっています。デキストランスクラーゼの活性はソモギとネルソン法で反応液中のショ糖から分解された果糖の量を定量することで計測しました。反応液には、1.0mlあたり0.2Mのリン酸塩緩衝液が含まれ、PH6.0で、1.0ml中に0.5Mのスクロースが含まれ、1.8mlの水と0.2mlの酵素溶解液も加えられました。10mMジメチルスルホキシド中のフラボノイド溶液は0、5、20、40μlの量加えられました。溶液は37°Cで培養されました。この反応は1.0mlの0、2Nの水酸化ナトリウムを加えて終了させました。

表Ⅰを見ていただくと分かる様に、クェルセチンとナリンゲニンは不溶性のグルカン(DS-I)を水溶性のグルカン(DS-S)よりも高い率で抑制しました。フラボノイドによるデキストランスクラーゼのこうした抑制のパターンには実は意味が有ります。DS-Ⅰは不溶性のα-1,3リッチのグルカンですが、付着性のグルカン化合物を形成する上で重要な役割を担っています。一方、DS-Sはその形成後に起こる2次的な反応なのです。DS-Iに対するクェルセチンの抑制反応には、容量ー反応相関は有りませんでした。デキストランスクラーゼの完全な阻害は多くの抑制剤で検査しましたが観察することは出来ませんでした。抑制率は最大でも70%でした。ですからクェルセチンによるDS-Iの抑制は溶液中に15μg溶解させた時の反応がほぼ最大と同程度でした。クェルセチンが今回の実験では最大に強力な抑制剤と考えることが出来、それは低濃度でも効力が有りました。
(中略)

同様にストレプトコッカス・ミュータンス菌の付着性のグルカンの形成抑制効果を試験管の中で実験しました。被験者から採取された歯垢が培地の中で培養され、ショ糖とフラボノイドの混合液を含む培地に移され37℃で培養されました。試験管の表面についた不溶性のグルカンは2Nの水酸化ナトリウムで分解され、フェノール硫酸法により計測されました。実験結果は表の通り示されています。各値は計測を2度行って出した平均値です。

この計測ではクェンセチンは強力にグルカンの形成を阻害しました。ナリンゲニン、ヘスペレチン、クリシンの抑制効果は部分的な抑制効果が見られ、ルチンとヘスペリジンには抑制効果が見られませんでした。この結果はこちらの研究を代表してナンバ先生に加熱したSM菌の株と加工していないデキストランスクラーゼを用意し幾種類かのフラボノイドが同じ様にう蝕予防の可能性を示した実験とともに報告していただきます。お茶のフラボノイドの混合液は加工した飴やガムに混ぜると口臭を抑制することが発見されました。お茶から抽出したフラボノイドの混合液の安全性は発がん性、突然変異原性の点からも確かめられています。それゆえこの様な食品は虫歯予防のもう一つの選択肢として加えられていく可能性が有ります。


(論文翻訳終了)

というわけで、ご紹介した論文ではクェルセチンがポリフェノールの中でも強力な虫歯予防効果が有ると言えそうです。そこで、クェルセチンが虫歯予防に使われているかどうか調べてみました。そうしたらサプリメントとして利用されている商品を発見しました。商品の紹介サイトにも虫歯予防に良いと書いてあります。また、ビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が良くなるというサイトも発見しました。

でも、何かがおかしいと思いませんか?


何故って、わざわざ単一の成分を抽出してさらにそれを、他のビタミンと一緒に摂取した方が効くと言ってまた別のサプリを加えて服用する。そんな事わざわざしなくてもフルーツ丸ごと美味しくいただけば良いとは思いませんか?果実は神様からの贈り物です。その中には人間に必要な栄養素がぎっしり詰まっています。虫歯予防の成分だってです。

前回から虫歯の犯人であるという冤罪を着せられた果物の弁護をしてきましたが、如何でしょうか?これで果物の冤罪は晴れましたでしょうか?これにて果物裁判虫歯編閉廷ですが、その前に今回の判決文です。

「果物を食べて虫歯予防をしましょう!虫歯のない社会を!」

という訳で虫歯予防は果物がやってくれるので歯科医院の淘汰はますます進みますね。(汗)
次の職考えなくっちゃ(笑)


この裁判結果判例に加えておいてくださいね♪

それでは素敵なフライデー・アフタヌーンをお過ごし下さいね。


クェルセチンサプリのサイトのおまけです♪

(転載開始)

優れた抗菌作用・抗酸化で用途が広がるタマネギ外皮抽出物http://www.e-expo.net/materials/016239/0015/
    

タマネギの外皮に含まれるケルセチン・ケルセチン配糖体・プロトカテキュ酸を特許製法により高濃度抽出したパウダーです。

・有効成分が高濃度なので配合量を抑えられ、他の成分との組み合わせが容易
・安心の国産タマネギ100%使用

【多彩な用途に使用可能】
◎ アンチエイジングサプリ
◎ 生活習慣病予防サプリ
◎ 尿路感染症予防サプリ
◎ 口腔ケアサプリ
◎ 食品の防腐剤
◎ 天然由来の着色料

*その他、化粧品やハンドソープ、日焼け止め製品に使用可能


【効能に対する試験資料が充実】
◎ ミュータンス菌(虫歯・歯周病原因菌)に対する抗菌効果試験
◎ アクネ菌(にきび原因菌)に対する抗菌効果試験
◎ 黄色ブドウ球菌に対する抗菌効果試験
◎ O-157や大腸菌、サルモネラ菌、赤痢菌、セラチア菌への除菌効果試験
◎ 紫外線防御作用試験
◎ 抗酸化活性試験
◎ 急性毒性等安全性に関する各種試験


(転載終了)

こちらのサイトにはクェルセチンとビタミンCを一緒に摂取した方がいい理由について書いてあります。http://www.natumedica.com/free.asp?shopcd=17304&temp=lp/quercetin/index.html

酸-アルカリ食品分類は無意味(by行政)でも本当かな?

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こんにちは

今日は京都府の自治体のHPで「アルカリ食品が身体によい?」というタイトルのサイトを見かけたのでご紹介します。そのサイトの説明では酸性食品・アルカリ性食品の理論は100年ほど前の時代に生まれたもので今日の栄養学や医学の見解から見ると、特に意味もなく種々の食品を酸性やアルカリ性に区別することもナンセンスだとしています。また、「アルカリ性だから体によい」などと、うたっているメーカーがあるとすれば、まずいいかげんなものと疑ってかかるのが賢明でしょう。とも、言っています。そこで、これが本当かどうか検証したいと思います。

それでは、まず京都府のHPをご覧下さい

アルカリ食品が体によい?
http://www.pref.kyoto.jp/shohise/15400088.html

Q) 「アルカリ食品で健康に」「○○で血液がアルカリ性に」などということを聞きますが本当なんでしょうか

レモン汁は酸性?レモンはアルカリ性?

 酸性・アルカリ性を表すには、一般にpH(ピーエイチまたはペーハー)という単位が使われます。
 pHは0~14まであり、7が中性、7より小さいときは酸性、7より大きいときはアルカリ性です。
 pHはpH計やリトマス紙で調べることができます。
 胃液のpHは1.4、レモン汁は2~3、ビールは4.5、血液は7.4、海水は8.3です。

意味のない酸性食品・アルカリ食品の区別

 ところが、酸性のレモンは酸性食品でなく、アルカリ食品です。
 酸性食品・アルカリ食品は、pH計などで直接測ったものでなく、その食品を燃やして残った灰を水に溶かした液を滴定という方法で酸性度、アルカリ度を表したものです。
 この分類では、米や肉、魚などは酸性食品で、野菜、果物、海草、大豆などはアルカリ食品ということになります。

 しかし、この理論は今から百年ほど前の、ミネラルやビタミンの働きもわからなかった時代に生まれたもので、今日の栄養学や医学の見解では、人の健康にとって特に意味があるわけでなく種々の食品を酸性やアルカリ性に区別することも意味のないこととされています。

食べ物で血液がよりアルカリ性に傾くことはない

 正常な人の血液は、pH7.4±0.05の弱アルカリ性です。運動をすると筋肉に酸ができるので、一時的に血液は酸性に傾きますが、すぐもとに戻ります。
 人の体には、常に同じ状態に保とうという機能があり、血液を弱アルカリ性に保つために、血液成分、呼吸、腎臓などが巧みに働いています。
 極端な酸性食品ばかり、アルカリ食品ばかりを10日間摂った実験の結果でも、その血液のpHはほぼ正常範囲内でした。

血液が正常状態よりアルカリに傾くのはむしろ病気

 それでも、血液が正常よりアルカリ性に傾くと健康になるのでしょうか。
 答えはノーです。このような状態はアルカロージスとよばれ、動悸、息切れ、吐き気、手足のしびれがおこってきます。
 血液のpHが6.8~7.6の範囲を出ると生存すら不可能といわれています。
 「アルカリ性だから体によい」などとうたっているメーカーがあるとすれば、まずいいかげんなものと疑ってかかるのが賢明でしょう。

 特定の食品だけに頼るのでなく、いろいろな食品をバランスよく食べるのが、健康な食生活の基本といえるでしょう。

(転載終了)


ここで確かに、血液のPHの変動はアシドーシス、アルカローシスと呼ばれわずかでもPHが変動するとその影響が中枢神経にまで及び、昏睡や時に死に至るような重篤な症状を引き起こします。しかしながら、体内からミネラルを補充したり、尿中に余分なミネラルを排出することで、血液や体液のPH懸命に保とうと身体は働くので、骨や歯等のリン酸カルシウム塩の豊富な組織やミネラルの排出に関わる腎臓などは食品の影響を受けます。


ですから血液のPHに変化がないからといって、その食品の分類には意味がないと決めるのはちょっと早急な結論では無いでしょうか?実際にウィキペディアによれば、WHOでも2002年には動物性たんぱく質による酸性の負荷は、骨粗鬆症の発症に関してカルシウム摂取量よりも重要な要因ではないかと報告しているし、[24]2007年にWHOは、タンパク質中の含硫アミノ酸メチオニンシステインの酸が骨のカルシウムを流出させるため骨の健康に影響を与えるため、カリウムを含む野菜や果物のアルカリ化の効果が少ないときカルシウムを損失させるため骨密度を低下させると報告したという記述が有ります[25]

その根拠となった疫学調査の研究の概論だけですが翻訳してみました。



(翻訳開始)


尿のPHは食品の酸性食品の肉またはアルカリ性食品の果実や野菜の摂取に影響される
(ヨーロピアン・プロスペクティブ・インベスティゲーションが実施したガンと栄養のノーフォーク住民での研究調査より)http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18042305?dopt=Abstract
Welch AA, Mulligan A, Bingham SA, Khaw KT.

Source

Department of Public Health and Primary Care, University of Cambridge, Strangeways Site, Wort's Causeway, Cambridge CB1 8RN, UK. ailsa.welch@phpc.cam.ac.uk
概論

酸性の食品がより骨の健康に有害である根拠が有ります。より正確に酸ーアルカリのバランスを測定する方法、(酸ーアルカリバランスを反映した尿のPHを容易に計測できます。)が、存在するにもかかわらず、一般的には、食習慣はPHには影響しないとされてきました。この研究では、尿のPHと食品の酸ーアルカリ度(潜在的な腎臓の酸負荷PRAL値)の関係とその食品グループ(果物と野菜、肉、シリアルと乳製品)の調査をしました。
イギリスのノーフォークに在住する39-78歳までの男女22034人の普段の尿のサンプルと、ヨーロピアン・プロスペクティブ・インベスティゲーションが実施したガンと栄養のノーフォークFFQ調査からの食事の摂取で研究は行われました。補助研究として、普段の尿と24時間の尿のサンプルと7日間の食事の日誌を付けてもらいそれをFFQのデータと比較しました。
肉の消費が少なく果実や野菜の摂取が多いアルカリ度が高い食事(低PARL値)の方が、年齢、BMI、運動、喫煙の習慣、グルコース、ケトン、尿蛋白成分を除去したあと、高血圧の診断を受けているか、利尿剤を使っているかなどのその他の要素で補正する前の結果で、より尿のアルカリ度が高くなりました。補助研究の中で、24時間の尿と7日間の日誌の強い相関関係が有りました。
結論、果物や野菜が多く肉の摂取が少ないアルカリ性の高い食事ほどより尿のPHがアルカリ性になることが類似した大規模調査でわかりました。尿のPHは食事の酸ーアルカリ度に影響される事を今後は個別に果物や野菜の消費の変化を観察して更なる調査で確認する必要が有ります。

(翻訳終了) 

如何でしょうか?確かに血液は食事の酸ーアルカリ度には影響されないかもしれません。でも、尿のPHは影響を受けているということは、体内では何らかの生化学反応が起きていると言って間違いないでしょう。

また、
ウィキペディアによれば、「日本の栄養学から食品の酸度アルカリ度の主張が無くなって久しく、1990年前後に臨床実験や実験の引用を行わないまま、体液を酸性にすることはなく病気の予防にも関係がないために無意味な分類だとされた。2008年にも山口県栄養士会は否定的な見解を示している。ただし、これらの否定論は後述するように科学的方法にのっとっていないため、判断の合理性には疑問が示される。2010年時の
管理栄養士の国家試験を目標とした教科書である『新しい臨床栄養学』の5版には、酸性食品とアルカリ性食品を分類している[13]。」と、いう記述があり、否定派の方が科学的な根拠が薄いとしています。

個人的には、食事の酸ーアルカリ度が健康に大いに関係していると考えています。また、行政だろうと、研究者だろうと、WHOだろうと、お医者さんだろうと他の人の言うことは鵜呑みにしないようにしています。それでは真実を知るためにはどうしたら良いのでしょうか?答は簡単です。ある傾向を持った食事を一定期間試して、自分の体の反応を見れば良いんです。

因みに私は糖質制限ダイエット、マクロビダイエット、果実・葉食中心食をそれぞれ6ヶ月以上試して血液検査や体調を通して調べてみました。その結果糖質制限とマクロビの時には指先の関節(リウマチの指標が特に血液検査で出ていた訳では有りません。)が、腫れ上がって痛くて曲げられなくなっていたのが、果実・葉食中心食にしたらすっかり良くなり跡形も無く治りました。お陰で、もう少し歯科診療が出来そうです。私の場合には動物性タンパク質中心の糖質制限ダイエットや玄米などの穀物中心のマクロビ等では体が酸性になり、指先の関節等に不具合が出ていたのでは無いかと思います。

どんな食事が良いかに関しては誰でも一人臨床実験が簡単に出来ます。国民皆科学者になって、自分で検証すれば他の人の意見に惑わされることは無いですよね。但し、私は検証してみるなら、アルカリ性食品中心の果実・葉食生活をお勧めします。その理由は以下の記事をお読みいただくと更に明らかになるかもしれません。




(翻訳開始)

食べ物や飲み物が血液を酸性にしたりアルカリ性にしたりするというのは本当でしょうか?
http://drbenkim.com/ph-body-blood-foods-acid-alkaline.htm


世間ではこんな定説がありますが、実はこれは本当では有りません。


血液のPHは複雑な緩衝能を調整するシステムによって常時PH7の精製水よりも少しだけアルカリ性のPH7.357.45の範囲におさまるように維持されています。もし血液のPHが7.35以下になってしまったら、それはアシドーシスと呼ばれる状態で、中枢神経の抑制を引き起こします。血液のPHが7以下になる様な重篤なアシドーシスでは、昏睡や死に至ります。

もし血液のPHが7.45以上になったら、アルカローシスと呼ばれる状態です。重篤なアルカローシスも死に至りますが、こちらの起こるメカニズムはアシドーシスとは違います。アルカローシスは体内の全ての神経が過敏になり過度の興奮状態になり、しばしば筋肉のスパズム、緊張状態、てんかんを引き起こします。てんかんを起こすと重度の場合は死に至ります。

息をしたり日々の活動を行ったりしても、身体は血液のPHを7.35~7.45の間に保ちますので、食事が影響して血液のPHが大きく変動する事は有りません。

それでは身体をアルカリにしておいた方が良いと言う定説は何処から出てくるのでしょうか?それに過度に酸性に傾くと骨粗鬆症になったり腎結石になったり、その他の好ましくない健康への影響はなぜ起こるのでしょうか?

答えは次の人間の生理的な原則を理解する事で見つかります。それでは体液のPHと酸ーアルカリのバランスを我々の身体がどうやって調整しているかの原則を見てみましょう。

PH
は液体が酸性かアルカリ性かをみる指標です。我々の健康を見る時に、体液を大きく2つのカテゴリーに分類します。


1、細胞内液、これはすべての細胞の中にみられます。細胞内液はよくサイトゾルといわれ、体内の体液の全容量の2/3を占めます。

2、細胞外液、これは細胞外に見られる液体です。細胞外液はさらに次の2つに分類されます。

・血漿:血液を作っている液体
・間質液:これは組織の至る空隙を満たしています。間質液は、目、リンパ系、関節、神経系、循環器、呼吸器、腹腔の保護膜の間に見られます。


細胞の機能が正しく働く為に血液のPHは7.35~7.45に維持されなくてはなりません。なぜ細胞は健康で居る為には血液のPHをその範囲で維持するかについての理由はこの記事の主旨を外れてしまいますが、最も大切な理由は身体が機能する為には幾何学的な形を維持する必要があり、身体のタンパク質の3次元的なバランスは血液のPHの僅かな変化でも影響を受けてしまうからです。

PH
の尺度は0~14まで、PH7が中性だと考えられています。7以下のPHの液体は例えばレモンジュース、コーヒー等で、それは酸性です。人の血液やマグネシア乳のPH7以上でアリカリ性です。

PH
の尺度では隣り合う数字では10倍もPHが違います。つまりPH6の液体は7の液体に比べて10倍酸性で、5のPHの液体は100倍も精製水よりも酸性度が高いです。殆どの炭酸水、ポップソーダなどのPHは3で、精製水よりも10000倍酸性です。次回ポップソーダ缶を飲む前にはこの事を思い出して下さい。

食べ物や飲み物を摂取する時栄養の同化と消化の最終産物が酸-アルカリの形成に影響し、時に最終産物は酸性灰、アルカリ性灰と呼ばれます。細胞は継続的にエネルギーを産生していて、多数の酸が産生され体液に放出されてもいます。これらの酸は毎日身体の代謝活動で作られ、避ける事は出来ません。身体が生存の為のエネルギーを作り続ける限り、酸は作られ続け供給されます。

体液のPHのバランスを日々崩す主要なものとして、摂取した食品や液体からのの酸-アルカリ産生物と通常の代謝活動を通して産生される酸の2つの力があります。幸運な事に、身体はいつでもこれらの力に対抗して血液外の体液のPHを7.35~7.45に維持する主要な3つのメカニズムを持っています。

其のメカニズムとは、

1、緩衝システム
・炭酸ー重炭酸塩緩衝系
・たんぱく質緩衝系
・リン酸塩緩衝系

2、二酸化炭素の呼気

3、腎臓を介して水素イオンの消失

今回の投稿ではシステムそれぞれについて詳しくは解説しませんが、日々食事や代謝から産生される酸に対してこれらのシステムが働く事によって、血液外の体液のPHを7.35~7.45の範囲に保っているという事を覚えておいて下さい。

世間で血液をアルカリ性にしておくと良いと言うのは、身体のシステムに効果的なアルカリ性の物質をもたらす食べ物を沢山摂った方が良いと言う意味です。アルカリ性の食品の摂取を進める理由は大部分の精製された小麦粉や白砂糖を使った様な加工食品は、酸を産生し身体のシステムに負担がかかるからです。何年もその様な酸を産生するような食品を食べ続けると緩衝する身体のシステムが疲弊し、ある時そのシステムが維持できなくなり、健康を損なう様になります。

例えば、リン酸塩緩衝システムは強力な酸を中和する為に体内の異なったリン酸塩のイオンを使います。リン酸塩緩衝系で使われる約85%のリン酸塩イオンは、歯や骨を構成する構造物のリン酸カルシウム塩から使われます。もし体液が常に大量の酸を産生する食べ物や飲み物にさらされていると、身体は食べ物が産生した酸を中和しようとして、リン酸塩緩衝系に骨からリン酸カルシウム塩を引き出して供給します。時間をかけて、徐々に歯や骨の構造物は弱くなります。

沢山のリン酸カルシウム塩が引き出されると、カルシウムの量も増加するので、泌尿生殖器系経由でそれを排出しようとするため、それで、主に酸を産生する食事をしていると、カルシウムが多くなるので、腎結石ができ大きくなってしまうリスクが高まるのです。

これは緩衝系のシステムを酷使するとどんな健康問題が起きてくる可能性があるかについてのほんの一例に過ぎません。代謝活動から産生された酸を毎日いつでも中和しようと、緩衝系は働いていますので、緩衝系に不必要な負担をかけない食事をする様に心がけることが最善の方法でしょう。

通常の食品の酸ーアルカリ産生の影響

一般的に言って殆どの野菜や果実は身体の体液にアルカリ性の物質を形成する効果が有ります。

殆どの穀物、動物性食品、高度に加工された食品は身体の体液に酸性の物質を形成する効果が有ります。

健康の為には質の良い栄養素の濃い食品が役に立ち、アルカリと酸の形成効果のある食品の比率の理想は、アルカリ形成効果のある食品を酸性効果のある食品よりも多く摂取すると、正味の酸ーアルカリ形成効果で血液のPHを僅かにアルカリにする事が出来ます。

以下に消化と同化の過程で身体の体液にアルカリ形成効果のある食品と酸性効果のある食品をリストアップします。

中等度~強度のアルカリ形成効果のある食品

スイカ
レモン
メロン
セロリ
ライム
マンゴー
ハニーデュー
パパイア
パセリ
海藻
甘い、種無しぶどう
クレソン
アスパラガス
キウィ

パイナップル
レーズン
野菜ジュース
リンゴ
アプリコット
アルアルファ
アボガド
バナナ
にんにく
しょうが

ネクタリン
グレープフルーツ
オレンジ
ほとんどのハーブ
えんどう豆
レタス
ブロッコリー
きゅうり



中等度~強度の酸形成効果のある食品

アルコール
ソフトドリンク(ポップソーダ)
タバコ
コーヒー
精白糖
精製塩
人工甘味料
抗生物質(その他の殆どの薬)
精製粉製品(パスタも含む)
魚介類
精製酢
大麦
殆どの箱詰めシリアル
チーズ
殆どの豆
肉類
殆どのパン類

ここに記載した酸ーアルカリ食品が全てでは有りません。

もしあなたが穀物、精製粉製品、動物性食品等を主に摂取し、コーヒー、ソーダ、牛乳等を流し込んでいるようであれば新鮮な野菜と果物から食品や飲料を選んで置き換えてみることで、あなたの健康はきっと増進するでしょう。

体をアルカリ性にするという単一の目的の為に「アルカリ水」や栄養補助食品は一切必要ない理由を説明するのがこの記事を書いた主な目的です。身体は体液を僅かにアルカリ性に保つように厳密にデザインされています。

理想的なのは新鮮な野菜や果物を食事の中心にして、貴方の食欲が求めるその他の栄養が濃い食品をほんの少しの量食べることで、体がその習慣を受け入れてくれるでしょう。

この考え方がよく誤解を生むこの健康の話題を明瞭にする事を願っています。


(翻訳終了)


 


如何でしたでしょうか?この食事の酸ーアルカリ度を考慮することこそ、私は健康への鍵なんじゃないかと考えています。

気づいた点として、この酸ーアルカリは情報源によって若干データが異なるようで、コーヒーがアルカリ性だというデータも有りました。またゲルソン療法ではコーヒーはカリウムが豊富な食品だという事もコーヒー浣腸にコーヒーを使っている理由のひとつになっていました。そういう訳でコーヒーについては私も様々な意見があって、健康に良いのかそうでないのかを決めかねている食品の一つです。是非その辺りは皆様にもご検証いただきたいのですが、実はコーヒー中のカフェインは致死量が決まっている程の毒なんですよね。また、コーヒーはローストして加熱してあるので、そういう観点から見ればローフードでは無いですよね。

80:10:10フルータリアンダイエットのグラハム博士もコーヒーに関しては次のような否定的な記述をしていました。

◆ローダイエットではコーヒーを飲む事が出来ますか?

コーヒー豆がローストされるともはやそれはローフードでは有りません。カフェインの致死量は約10gで、それは約70杯分のコーヒーに相当します。カフェインはとても強力な薬剤で、たった3杯のコーヒー中のカフェインでもオリンピックのアスリートたちのドーピング検査では不適格と見なされます。

 多くの人々は毎日致死量の1/10の量のカフェインを摂取しています。一日に30杯以上のコーヒーを飲んでいた患者さんが居ました。彼の健康は損なわれていましたが、夜通し行っていた有害な習慣を止めたら健康を取り戻しました。

 さらにカフェインは体内のペプシンの量を減らします。ペプシンはタンパク質の消化に使われます。皮肉なことに多くのアメリカ人の標準的な食事をしコーヒーを飲む人たちは、毎日もっと十分なタンパク質を摂取するべきだとしてローフードダイエットを批判しますが、その一方彼らは日々カフェインを摂取しもっと摂取すべきだと主張するタンパク質の吸収を妨げているのです。カフェインは体内の水分、カルシウム、カリウム、マンガン、ビタミンB群を使い果たします。カフェインはコーヒーの中に見つかった多くの有害物質のうちの一つに過ぎないのです。



それでは長くなりましたが、今日はこのこの辺りで失礼いたします。
素敵な木曜日をお過ごし下さい!

 

 

「奇跡のりんご」も良いけど「いのちの林檎」もよろしくね!

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こんにちは

今日はブログからご縁がつながり、「いのちの林檎」のプロデューサーの馬場 民子氏から映画のリーフレットをいただきましたので皆様にもご紹介をいたします。こちらの映画は来る7月13日(土)から新宿武蔵野館で、劇場公開されます。現在ちょうど木村秋則さんの半生を描いた「奇跡のりんご」が劇場公開されていますが、この「いのちの林檎」もまた、木村 秋則氏と深いつながりを持った映画です。

いのちの林檎公式ホームページ

いのちの林檎とは

◇重症の化学物質過敏症では、水が一滴も飲めなくなる時がある
早苗さんも、かつて水が一滴も飲めなくなり、三日も四日も水分が取れなくなり危険な状態になりました。母道子さんは、北里病院の専門医に電話して、どうしたらいいかたずねました。
「浄水器を替えなさい」としか言われず、浄水器を替えましたが、水は飲めませんでした。
そして母道子さんは自然食品屋さんに片っ端から電話をかけ「一滴も水が飲めない娘の口に入るものはありませんか?」とたずねました。そして十何軒目のお店で「うちに無肥料無農薬の林檎があるから、それを試してみたらどうですか」と言われ、その林檎を求めました。
その林檎が、木村秋則さんの林檎だったのです。早苗さんは、木村さんの林檎の水分で命を繋ぐことが出来ました。正にいのちの林檎と言えると思います。
 
   
 
いのちの林檎を何故作ったか

◇監督 藤澤 勇夫さんの言葉
日本人は、今回の震災でやっと放射能の恐ろしさに気づきました。しかし身近な化学物質の怖さにまだ気付いていません。原発からの放射能を逃れ環境難民となった人達同様、映画の主人公の早苗さんも化学物質から逃れて環境難民となって逃げまくります。その様子は、化学物質との戦争のようだと僕は感じました。

早苗さんに初めて会ったのは2007年の1月でした。横浜の大きなショッピングモールの7階の駐車場。海に面した吹きさらしで空気の良さそうな所でした。会って2分もしないうちに、早苗さんが急にうずくまってしまったのです。「キーキーィっ!」という鋭い悲鳴が聞こえるので鳥が迷い込んで来たのかと思ってあたりを見回しました。まさか早苗さんの声とは気が付きませんでした。早苗さんの苦しむ姿を見て「こんな事がホントにあってもいいのだろうか」と胸に痛みが走りました。化学物質過敏症の恐ろしさを感じ、こんなことが起こってはいけない、こんな恐ろしい現実をみんなに知って欲しいという気持ちが映画を作らせたのだと思います。

早苗さんにとって一分一秒が化学物質との闘いです。その闘いとともに生きて、どんなにつらくても「私は生きるんだ」という早苗さんの明るさを描きたいと思いました。

こんなに怖い映画はない。こんなに美しい映画もない。
僕はそんな映画を作りたかった。

◇プロデューサー馬場 民子さんのことば

重症のCS(化学物質過敏症)の方の症状には、3つの大きな症状があります。一つは突然、昏睡。すーと微量の化学物質を吸っただけで深い眠りに陥ってしまいます。二つ目は硬直、まるで木のように固まって、足が一歩も踏み出せなくなって全身が固まって身動きできなくなります。三つ目は、脱力。へなへなへなと全身から力が抜けてへたり込み、動けなくなります。

最初、カメラを向けた時、早苗さんはカメラに反応しました。それなのに、そんな症状全てを撮影していいから、一人でも多くの人にCS(化学物質過敏症)のことを知って欲しい。と言いました。昨今、プライバシーや個人情報のなんたらかんたらで、ドキュメンタリーが作りににくくなっています。それもまた、片手落ちのような気がします。
電磁波や化学物質の氾濫する中、身近に危険が有る事を、少しでも知って欲しいと思います。

  

◇早苗さんの直筆のメッセージ

とても可愛らしくて素敵な字に最初見た時に思わず息を飲みました♪ 
 
 
  

(おまけ)


昨今ミツバチの大量死が日本を含めて世界中で報告されているが、ミツバチ大量死はネオニコチノイド系の農薬が原因だとする論文が金沢大学から発表されています。
 

「ミツバチ大量死はネオニコ系農薬と強い相関」、金沢大学の教授らが論文発表


3月5日(火)11時22分配信 3月5日(火)11時22分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130305-00000301-alterna-soci

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「ミツバチ大量死はネオニコ系農薬と強い相関」、金沢大学の教授らが論文発表
成蜂数の経過日数による変化。スタークルメイトの高濃度溶液をS-high、中濃度溶液をS-middle、低濃度溶液をS-low、ダントツの高濃度溶液をD-high、中濃度溶をD-middle、低濃度溶液をD-lowと表す

ミツバチの大量死が日本を含めて世界中で報告されるなか、金沢大学理工研究域自然システム学系の山田敏郎教授らの研究チームが「ネオニコチノイド(ネオニコ)系農薬がミツバチ大量死と強い相関関係がある」との論文をこのほど発表した。ネオニコ系農薬はフランスなどで2006年から使用禁止になっているが、日本でもその使用の是非が問われることになりそうだ。

ネオニコ系農薬は主に殺虫剤として、コメ、果樹、野菜などの栽培に使われるほか、森林や公園などの松枯れ予防、家庭用の殺虫剤やシロアリ駆除などにも使用される。他の農薬と比べて使用量が少なくて済むので、特別栽培農産物に使われることもある。

研究チームは2010年から、ミツバチに及ぼす影響を調査するため、ネオニコ系農薬の長期投与実験を行い、成蜂や蜂児数の変化および農薬摂取量を追跡した。その結果、蜂崩壊症候群(CCD)の状態を経て消滅に至ることを初めて明らかにした。

続きはこちらから
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130305-00000301-alterna-soci



また農薬の影響は世代を超えて影響を残します。今起こっている事は孫の世代まで影響してしまうのです。

農薬にさらされた影響は3世代後まで続く、米大学がラットで実験http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2879544/8987064

では良い週末をお過ごしくださいませ!

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