ママは歯育係8(前歯の隙間が気になる)
開業時代にお子さんの歯並び相談で
とても多かったのが・・・
Q;上の前歯の間が開いているけど大丈夫ですか?
というご質問です。
答えを先に言うと、ほとんどの場合には
大丈夫ですし、むしろ
多少隙間があったほうが歯並びが
きれいに並ぶ可能性が高いです💖
今日はその理由についてシェアします♪
さて以下は10歳2ヶ月のお子さんのお口の
中の状態です。上の前歯が4本生え変わって
しばらくたった所です。
(上の前歯が生え揃うのは大体9歳前後です)
そして以下がその1年後の状態です。
前歯の隣の犬歯と第1小臼歯が生え始めました。
乳歯の犬歯よりも永久歯の犬歯の方が
平均で2.5mm位歯の幅が大きいので
少しずつ前歯の隙間が詰まってきています。
そして更に1年後の12歳。
前歯の隙間が開いている時期は
Ugly ducking faceの時期
(みにくいアヒルの子)と
呼ばれています♪
白鳥の様に美しい歯並びになるためには
前歯の多少の隙間は歓迎すべきものです💖
しかしながら、例外的に
過剰歯と言って規格外の
余分な歯があったり正中の
小帯の異常な緊張があって
前歯が異常に開いてしまっている
ケースも中にはあります。
また時間がある時に
正中過剰歯の影響などについて
シェア出来ればと思います✨
フッ素の裏事情などを知った直後は
自分が今までやってきたことを
全て否定的に捉えていました。
でも、最近そんな自分と
やっと折り合いがついて
こうして皆様の質問に
答えさせて頂くことに
喜びを感じております💖
いつも記事をお読みいただき
ありがとうございます(^^)
それでは素敵な日曜日の午後をお過ごしくださいませ!
*この記事では個人的な臨床経験に
基づいた一般的な視点から書いております。
他にも治療の選択肢はあると思われます。
記事の内容に記載された方法が
「唯一の方法ではないこと」
「個人的なアドバイスではないこと」等を
ご理解いただけると幸いです。
また分からない事がございましたら
かかりつけの歯医者さんにご相談下さいませ。