【鬼滅の刃と無条件の愛】
今までアニメには目もくれなかった長女が
先日鬼滅の刃の映画を見に行って
「面白かった」と、なんとも珍しいことを言って・・・
普段長女とはNetflix などのドラマの趣味も
結構一致していて 「何か面白いドラマある?」と
良く訊きあっている仲です。
で、彼女がアニメの続きの映画まで見に行った
なんて言うんだから相当面白いのかも?と思いつつ。
でも「鬼滅の刃」って言うタイトルからして
「桃太郎に毛が生えたようなもんだろう?」と、
半分期待せずに観始めたら・・・
その面白さに引き込まれてこの週末に
アニメの全26話を制覇しました(笑)
で、何が面白かったって?
1、まず主人公の炭治郎君の人物設定が最高
彼は無条件の愛を知っている人として描かれています。(自説ですが・・・)
彼が鬼殺隊に入ったのは鬼にされてしまった妹禰豆子を
人間に戻すために鬼と接触してその方法を聞き出すためで、
彼の心の根底には鬼に対する憎悪の炎が、
燃え上がっている様には描かれていません。
それは柱の胡蝶しのぶが炭治郎に
笑顔の裏に隠された鬼に対する強い憎悪を見抜かれ、
「君は心が綺麗ですね。
そう 私
怒ってるんですよ
炭治郎君
ずっと
ずっ——と怒ってますよ」
こう答えたことからも分かります。
炭治郎は醜い鬼の姿の裏に隠された
本当の姿を見ようと常に心がけています。
だからこそ鬼達も首を取られ最後の時を迎えた時に
彼らの醜い姿の裏に隠された人間性が出てきて
炭治郎に心を開きその哀しい思いを吐き出し
プラーナとなって昇天していきます。
鬼の首を取るという多少荒っぽいやり方ではありますが、
どの鬼も最後は救われて楽になっていきます。
ある鬼は偽鬼家族のDVから
ある鬼は売れない小説家の踏みにじられたプライドから
ある鬼は両親を殺してしまった罪悪感から
炭治郎は鬼がどんなに醜い姿をしていてもその裏に
隠された神聖さを見抜く素晴らしい神童です。
心が綺麗で鬼を見かけで判断せずその裏に隠された
本当の姿を見抜く炭治郎君になんとも心が打たれました
そしてどうして炭治郎君がこんなにも
太陽の様に周りを明るく照らすことが出来るのか?
それは・・・
そろそろ母のお風呂の介助に行かなくては・・・
また時間が有る時に記事更新します(^^)
それでは素敵な日曜日をお過ごし下さいませ