こんにちは
今日は狂牛病の原因とされているプリオンとエンダーレイン博士が発見したエンドビオント(体内共生微生物)の関係について面白い話が有ったのでご紹介します。
いまから100年前にエンダーレイン博士の発見したエンドビオントは1997年にノーベル賞を受賞したプルシナーのプリオンの概念に一致するのではないかという内容の記事です。そもそも現代医学では血液中は無菌であると言っていますが、実はそれは真実から程遠いところに有るのでは無いかと、私は考えています。エンダーレイン博士の考え方を受け入れていけば医学の世界はまさにひっくり返ることになるかもしれませんね。というよりも正しい食生活を送っていれば、お医者さんにかかったり、薬を飲んだり必要はなくなりますからね。
体内環境を整えてセルフケアする事が、一番の医療費の削減につながると私は信じています。
血液中のプリオンと体内共生微生物
http://www.livebloodtraining.com/main/page_lectures__articles_prion__endobiont_in_live_blood.html
エンダーレイン博士のエンドビオントとプルシナーのプリオン
エンダーレイン教授は生体血液観察とも呼ばれる暗視野での顕微鏡技術を使って血液の観察を行いました。その観察方法は血液分析医によって使われている染色されている死んだ細胞でなく生きている血液を観察するという事を意味しています。
例えば細菌は染色されたサンプルでは死んだ物体ですが、生きた暗視野では活発に動いてみえます。シンプロシットは小さな粒子で明視野では観察することが出来ません。エンダーレインは教授は暗視野で生きた血液観察をし、これらの粒子が他の形態へと変化する事をはっきりと確認しました。彼はこれらの粒子と形を変えたものの名前に頭を悩ませました。当時の信頼性のある医学書のどこにもその記述はありませんでした。それで、彼は自分でギリシャ語から語源をとって血液学の教科書のどこにも載っていない名前を作り出しました。
そのとても基本的な粒子は他の発育した全ての形態の基礎になりますが、それを「エンドビオント」と呼びました。それはギリシャ語の「エンドバイオス」からとってきました。(エンドは内側という意味で、バイオスは生きているという意味です。)エンドビオントは「培地或いは動物や人の臓器や腸の中の生きた微生物と同義語です。これらの関係性はシンビオテック(エンドシンビオテック)もしくはダメージ(エンドパラシティズム)と言う事が出来ます。
エンダーレインの定義した「エンドビオント」:植物由来のタンパク質粒子は、人間を含めて全ての哺乳類の中に発見できます。この粒子は細胞の内外を調整する効果を持っています。不健康な環境に変化すると、病気をもたらす病的なエンドビオントへの発達を促します。これらの粒子と赤血球を培養したところこの植物株由来のタンパク質性の粒子は毛カビ由来であると彼は結論づけました。
タンパク質の定義は約200のアミノ酸の鎖で、その分子の大きさは暗視野顕微鏡や電子位相差顕微鏡でさえも観察することは出来ません。これらのタンパク質粒子の何百万個ものコングロマリットの塊のみが、暗視野顕微鏡で観察が出来ます。エンダーレイン教授はこれらを「プロティト」、「シンプロティト」、「マクロシンプロティト」と呼びました。暗視野での活発な動きは物理学で言う各分子の跳躍運動とされているブラウン運動が観察されます。「プロティト」「シンプロチィト」、「マクロシンプロtィト」はよく暗視野顕微鏡下でカイロミクロンと間違えられます。(食品由来の微細な脂肪の粒子)ですから、暗視野顕微鏡の検査は空腹時の血液サンプルを観察するのが望ましいのです。
エンダーレイン博士の「エンドビオント」は彼の教えに従えば暗視野顕微鏡下のみで観察することができますが、従来の医学の分野では認められていません。
でも状況が一変したのは、1996年に起きた狂牛病の大流行の時でした。狂牛病に汚染された牛肉を食べることでクロイツフェルト・ヤコブ病 に罹患すると説明されました。この為にイギリスの全ての家畜牛が殺され焼却処分されました。従来の科学では、病気の原因となるウィルス、バクテリア、真菌、寄生虫などを単離する事は出来ませんでした。この騒ぎを鎮静化し答えを出すために従来の科学はプルシナーの数十年に及ぶ研究と病気の原因が「プリオン」であるという発見をついに認めました。1997年にかれはノーベル生理学・医学賞を受賞しました。スゥエーデンのカロリンスキー・インスティテュートの授賞式で、彼は「プリオンが病気の原因であるというヒントは遥か昔に探求されていて今回のものが唯一のものでは無いでしょう。」と言いました。
そう、それはまさにエンダーレイン博士が発見した「エンドビオント」のことじゃないでしょうか?
この質問に答える為にプルシナー博士の「プリオン」の定義は、核酸によってモディファイされた不活化された抵抗性のある「小さな蛋白質性の感染粒子」です。既知の感染性の媒介物と違いプリオンは核酸を持たず単純なタンパク質です。更に、プリオンの遺伝子の表現形は人を含めた全ての哺乳類で見つかっています。プルシナーの研究で、通常の環境下ではプリオンは無害ですが、それらは有害な構造へと変態する能力を持っていることが明らかにされています。
プルシナーの「プリオン」とエンダーレインの「エンドビオント」が同じタンパク質性の粒子だと言う事を表現しているかどうかつきとめる為にアインシュタインになる必要は有りません。もしそれが狂牛病の恐怖とそれによる人への感染でないとしたら、従来の科学は未だにプルシナーの発見した「プリオン」を何十年もそうしてきたようにあざ笑うでしょう。ノーベル賞のスゥエーデンのカロリンスカ・インスティテュートは、「プルシナーはプリオンをよく知られている、細菌、ウィルス、真菌、寄生虫等の感染の媒介物の一つに加えました。」と、言いました。もし狂牛病の流行が60年前に起こっていたら、エンダーレインの「エンドビオント」がプリオンの代わりに専門用語として認められていたかもしれません。
エンダーレインは不健康な環境に変化する事がエンドビオントが病原性を持つように発達する原因だと言いました。現在我々は細胞外液の酸塩基バランスが阻害されることがそれらの環境的な変化であると知っています。「腐ったりんご効果」はまたタンパク質性の粒子を構造的に変化させ他のものにもそれは波及するのです。
エンダーレインの研究で、通常のステージのプロティトは、病原性のあるステージに発達したものを減らして、良性の形態のものにリセットする事が分かっています。彼は「アイソパシー・レメディー」と呼ばれるものを異なった真菌の株のエンドビオント(プリオン)形態のものから作りました。
プリシナー・インスティテュートとそのほかの世界中の研究者達の最近の研究によって、2型糖尿病、パーキンソン病、アルツハイマー病、モーター・ニューロン病等はプリオンに関連した疾患であることが分かっています。ですから、エンダーレインの「アイソパシー・レメディー」は、これらの疾患の治療には理想的な治療薬です。問題は、これらのレメディーにはプリオンやエンドピオントなどのような悪者が含まれていないので「腐ったりんご効果」やそもそも病気を進行させるという保証が何処にもないことです。
今日「セーナナム・セラピー」のレメディーは学術的に認められていて、下記のサイトで見ることが出来ます。
http://www.quackwatch.org/01QuackeryRelatedTopics/sanum.htm
参考文献
(1) Stanley B. Prusiner – Prion Biology and Diseases
(2) http://www.sciencedaily.com/releases/2007/04/070430102021.htm
(3) http://www.universityofcalifornia.edu/news/article/9140
(翻訳終了)
プリオンとエンドビオントの関係如何でしょうか?私は「そうだったの!!」ってとても驚いたのですが、そんな所に反応するのは自分だけ?という気もしています。でも、このエンダーレイン博士の本は本当に面白かったです。