こんにちは
医院のスタッフのお母様が、ベーチエット病で難病指定を受けていらっしゃって、薬を多剤投与されているので、減薬したいとの相談を受けました。薬剤の情報提供書を見せていただきました。
以下が薬剤提供書です。
ご本人は病気の進行が怖いし、薬の減薬したいとお医者さんに言ったら、「死にたいのか?」と言われたため、中々薬を止めることが出来ないそうです。
しかしながら、この指示書をみて「あれ?」と思ったのは、喘息持ちでテオフィリンが処方されていながらNSAIDSの消炎鎮痛剤が一緒に処方されていた事です。NSAIDSは喘息発作を誘発する危険性が有るので、喘息の患者さんには慎重に投与した方がいい事は今では広く一般にも知れ渡っています。
このケースでは3年以上に渡りテォフィリンとNSAIDSが一緒に投薬されています。NSAIDSが最初に投薬されるきっかけは患者さんも忘れてしまっている程で、現在は何処か痛みがあって困っているわけでは無いとのことでした。数ヶ月前からは、娘さんであるスタッフも気づき、解熱鎮痛剤のロキソニンの服用は中止しています。
痛みなどの症状がある訳でもないのに、3年以上も喘息の患者さんにNSAIDSのロキソニンが投薬されていたのですが、これってちょっとおかしくないですか?何の目的もない投薬で重症な喘息発作の副作用等が起こったらどうするのでしょうか?
勿論医療機関ではそんな事気にもかけていないことでしょう。なんたって、大学病院での処方ですからね♪それにベーチエット病は難病指定を受けていますから、投薬が増えても患者さんの負担金は増えませんし。
喘息をお持ちの方は解熱鎮痛剤(NSAIDS)の服用には慎重になったほうがいいと言うリーフレットはこちらからご覧下さいね。
アスピリン喘息、解熱鎮痛薬喘息、アスピリン不耐喘息、
NSAIDs 過敏喘息、鎮痛剤喘息症候群
患者の皆さまへ
http://www.info.pmda.go.jp/juutoku_ippan/file/jfm0611008_ippan.pdf
それにしても、自分の命はやっぱり自分で守るしか有りませんよね。一度慢性疾患で投薬が病院でルーティン化されたら、それを変更されることはあまり期待できないかもしれません。
私の母は内科で糖尿病の気があると言われ、血糖値を低下させる薬を服用していましたが、血液検査をしてHa1cを見たらなんと正常値の範囲に入っていました。食事に気を付けて自助努力をした結果だと思います。それでも内科の先生は「薬が効いた。ここで止めたらまた戻る」と言って、投薬は続けられています。私が幾らこの薬は飲まなくていいと言っても、右から左です。(トホホ)母くらいの年齢の人って「お医者さんは神さまだ~」って思っているんですよね。
でも、この例で分かるようにお医者さんは患者さんの命のことを考えてくれているかどうかは、怪しいものですよ。因みに、スタッフのお母様に関しては、更に不必要な薬を服用しなくていいように、減塩でナトリウム・カリウムバランスを取り、むくみを抑えること。骨からのカルシウムの流出は薬で抑えるのではなく、酸性の食べ物を減らし食事で抑えること。デトックスを行うこと。
等を組み合わせて、健康を取り戻して頂けないかと作戦会議をしています。
それでは良い午後をお過ごし下さい♪
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お医者様は神様です(by実家の母)
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