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人間と共生する細菌と寄生虫

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こんにちは
この写真何だか分かりますか?

そうなんです。これサナダムシの写真です。という事で今日は人間に寄生する微生物のことを考えてみたので、ご紹介します。

さてサナダムシをお腹の中に飼っていたことで有名な藤田 紘一郎教授。藤田先生は寄生虫、細菌、ウィルス等との共生は可能で、本来身体にいるはずのない他の動物から人体の中に入ることで悪影響を及ぼすことになるといいます。つまり、元々人間に規制するタイプのものであれば宿主を殺すことで自分も死んでしまうので、そんな愚かなことは本来しないはずなので、逆に体を守ってくれるといいます。

また以前、こちらでも811フルータリアンダイエットのグラハム博士のカンジダ菌に対する考え方を少し紹介しましたが、再度博士のカンジダへの考え方をご紹介してみます。
グラハム博士はカンジダは過剰な血糖を食べてくれるとても身体に良い生き物なのです。それをむやみに化学物質である抗生剤などを使って駆除すると、身体はどうなるでしょうか?すい臓と副腎で血糖レベルを正常に戻すことが出来なかった時の最後の安全弁であるカンジダが居なくなってしまうのですよ?最後の保険であるアッシー君が居ないのと同じです。モテモテのあなたなら、それがどんなに心細いかお分かりかと思いますが・・私は因みに若い頃モテなかったのでここまで理解するのにかなり時間がかかり、ミュータンス菌が虫歯、カンジダ菌や歯周病菌が歯周病の原因だと、最近まで信じていましたが、今はそうじゃないかもしれないと、軌道修正を図っていますが・・


グラハム博士8:1:1フルータリアンダイエット(訳文引用)

■ 果物とカンジタ
カンジタの問題は、おそらく他のどの健康管理の分野よりも間違った情報で一杯になっている。そこにはあまりにも解除しておくべき誤解があるため、カンジタの本当の姿を描き出すには、少しばかり解明が必要になる。カンジタは、菌(イースト)の一種であり、人間の血の中に自然に発生する有機体である。本来あるべくして血液の中に存在しているのだ。この微生物は糖をエサにしている。血液の中には常に糖があるため(糖尿病患者が糖の値を検査するとき、実際には血液中の糖の量をモニターしている)、カンジタにとってエサがなくなることはない。

カンジタは過剰な血糖を食べている
血液中のカンジタのコロニーの大きさ(人口)は、このエサの供給と直結している。血糖のレベルが正常なままであれば、血液中に住んでいるカンジタのコロニーの規模も正常なままである。我々が食べた糖は、血液を去って、身体の細胞へと分配・利用され、過剰な菌(イースト)はすぐに死滅する。これがあるべき姿だ。

だが、血糖のレベルが上昇すると、過剰な糖分を食べてカンジタは急速に増殖(繁栄)する。その過程が終わり、血糖のレベルが正常に戻ると、カンジタの数も元に戻る。この盛衰は人間の正常な生理の一環として起きており、何ら健康問題や不快な症状を起こすものではない。脂肪の多い食事によって脂肪のレベルが慢性的に高いままになると、糖が血流に残留し、身体の18 兆の細胞に食糧供給するのではなく、カンジタの大コロニーにエサを与えることになる。燃料に飢えた細胞は、エネルギーを代謝することができなくなる。そして、人は体調が優れず、疲れ切った感じになる。

血糖レベルの上昇が意味することを理解しておくのが大事だ。身体が正常な血糖レベルを再確立できないのであれば、危険な状況ということだ。血糖を元通りに下げるメカニズムとして唯一残っているのがカンジタである。血液中のカンジタという微生物は、本当は生命を救う有機体であり、間違っても撲滅したいなどと思ってはいけない。カンジタは、膵臓と副腎では血糖レベルを正常に戻すことができないときの安全弁(バックアップ・システム)として機能している。

我々は自らカンジタを生み出している
これまで述べてきたように、大部分の人は、一日を通じて食事の度に、膵臓と副腎が常に疲労しするような状況を作り出している。だから、実際に生活習慣を変えない限り、カンジタの問題が人々を悩ますのは当たり前である。カンジタの大発生はあなたに警鐘を鳴らしている。あなたの身体システムが糖尿病に急速に近づいていることを警告しているのだ。脂肪の摂取を劇的に削減すれば健康になるが、そうでなければ深刻な健康状態になることを示している。

ここでもまた、主流の考え方であれ、新しい(オルタナティブの)考え方であれ、健康の分野の人々が通常行っているアドバイスはひどく的外れの傾向がある。症状だけを理解して、根底にある原因(脂肪)を理解せず、果物を含むすべての糖を避けるようにとアドバイスする。しかし、果物の摂取がカンジタの問題を引き起こしているのではなく、果物を避けても本当の問題の解決にはならない。確かに、脂肪の過剰摂取によってカンジタの苦境に陥ってしまったならば、甘い果物を食べれば更に問題が悪化すると思うのも無理からぬことではある。

だが、果物を排除しても、問題の原因は除去されず、症状が消えるだけである。血液中に過剰な脂肪があると、たとえわずかな量の糖であっても(摂取源が何かを問わず)、異常に高い血糖レベルをもたらすことになる。さらに言えば、血糖を下げようと意識的に努力して成功すればするほど、疲労を感じることになる。血糖の問題を抑えてカンジタを排除しようとしても、必ず失敗する。だからこそ、何年もカンジタと戦いながら、永続的な成果を得られない人がごまんと存在するのである。我々が食べる炭水化物、脂肪、タンパク質のすべては単糖(グルコース)に変換されるが、糖が細胞の燃料として利用されるべきものであることを考えると、このサイクルから脱出する道は、糖を食べる量を減らすことではなく、脂肪を食べる量を減らすことになる。脂肪のレベルが下がれば、糖の処理と分配が再開され、カンジタ菌も減ることになる。もはやエサになる過剰な糖分がないからだ。

カンジタという微生物は、非常に短命である。カンジタに悩んでいるならば、大部分のケースでは、低脂肪の食事を遵守するだけで、ほんの数日の内にカンジタの問題が完全に消えていることに気付くだろう。もちろん、依然として、膵臓と副腎の疲労の問題が残っていて、それの解決が必要なこともあるだろう。健康は、健康な生き方によってしか実現できない。

(訳文引用終了)

寄生虫や菌との共生は、地球上の生命循環に不可欠
http://eco.nikkeibp.co.jp/style/eco/interview/080215_fujita02/index1.html

――前回、寄生虫と人間の共生についてお話を聞きました。素晴らしいことだと思いますが、中には人間にとって悪さをする寄生虫も存在するのではないでしょうか?

藤田 紘一郎 教授(以下、敬称略):  おっしゃる通り、確かに存在します。ただし、ここで皆さんにきちんと理解していただきたいのは、人間に寄生して活動する寄生虫は本来、「人間の身体を大切にする」ということです。

例えば、私は15年間、サナダ虫を(お腹の中に)“飼って”いました。サナダムシは私の身体の中で卵を産み、生き続けているわけです。もし、そのサナダムシが何らかの影響を私に与えることで、宿主である私を殺してしまったとしましょう。そうしたら、必然的にサナダムシも死んでしまいます。ですから、サナダムシはそんなことは絶対にしないのです。

様々な菌も同じです。こういう言い方は極端かもしれませんが、彼らは決して自分たちにとって不利益となるようなバカなことをしません。ですから、人間との共生が可能なのです。

怖いのは、他の動物に寄生するはずの寄生虫やばい菌が人体に入ることです。いま世界的な問題となっている鳥インフルエンザウイルスは、カモに寄生してカモの体を守っていました。カモに寄生している間は、“悪いこと”はしません。

ところが、これがニワトリに寄生したとたん、害を及ぼしました。そして人体に入ると、もっと危ない存在となります。

一時、話題となったエボラ出血熱ウイルスをご存じかと思います。人間に感染した場合の致死率は、50%から90%ときわめて高い、恐ろしいウイルスです。しかし、このウイルスはアフリカにおいてミドリザルを“守って”いたのです。

このように寄生虫や菌には、対象となる人間や動物に対して敵と味方があるのです。こうした事実をメッセージとして、より多くの人々に理解してもらうよう投げ続けていきたいと思っています。

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