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戸塚ヨットスクール

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おはようございます♪


今日からまた一週間が始まりましたね。皆様は今どんな気持ちですか?新しい一週間の始まりにワクワクしていますか?それとも逆にブルーになっていますか?大人であれば今どんな状況におかれてどんな事をやっているかは、全て私たち自身の思考や選択の結果ですよね。でも子供であればそうとは言い切れない所に親の責任の重大さを感じます。

子育ては本当に難しい。これほど自分の思い通りにならない事って今まで経験した事有りませんでした。(おっと!思い通りにさせようなんて言う考え自体がそもそもおかしいので、それが当たり前なのかもしれませんが。)最近は、自分達が親より偉いと思っている子供に手を焼いています。犬でも家族の中で順位をつけ、自分より下の人のいう事は聞かないって言いますよね。あんな感じです。親の威厳なんて有ったもんじゃない。でもこうした状況が不健全なのは百も承知なのですが、一旦そうなるとどうして良いか根本的な解決策も特に見つからずにいました。

しかしながら先日友人から戸塚ヨットスクールの校長先生の幼児教育が東京で有るから行ってみませんか?と、セミナーの案内状を貰いました。戸塚校長のお話は、先日の「体罰を科学する」と言うセミナーで一度伺いましたが、なんだかさわりだけで終わってしまってもっと聞いてみたいと思っていたので喜んで出かけました。

戸塚校長とのワンショット

まずお会いしてみて驚いたのは、終始ニコニコしている戸塚校長の温和な雰囲気です。恐らく多くの方がマスコミに作り上げられた戸塚校長のイメージを持っていらっしゃると思います。私もそうでした。ですから、校長のもつその雰囲気にまずびっくりしました。そして、幼児教育に対する熱意が半端じゃない。また日本の将来を本気で案じていらっしゃいます。将来的に国を造り、護るのは子供たち。だから子供たちをしっかり育て上げるのが私たちのなすべき仕事だと熱く語っていらっしゃいました。戸塚ヨットスクールでは夏休み等に、3歳~12歳の子供たちを対象に1週間程度のジュニアヨット合宿を開催しています。

(戸塚校長は本能を鍛えるのにはなるべく早い時期から教育を行うのに越した事は無いと考えていらっしゃるので、家の息子が8歳だと言ったら「遅い!」とちょっとがっかりされていました。)

そしてこの戸塚ジュニアヨットスクールの合宿の目的は、以下のとおり。

「進歩の能力を身に着けさせること。」
本能を鍛える事により高い人間性を創る事が出来ます。本能を開発し鍛える事が出来るのは小学校低学年まで。それで一生が決まります。戸塚ヨットスクールでは子供の本能を鍛え人間力を培う能力を子供につけさせることを長い経験により獲得し、また高い効果を上げています。

(家の長男もまだ3年生なので、まだ間に合うかしら?今年の夏休みには是非合宿に送り込み本能と進歩する能力を鍛えて貰いたいと思っています。)

戸塚校長はセミナーの中で、儒教の「小児を教うるには、まず安詳恭敬ならしむるを様子」(小学)という言葉を出されていました。儒教に書いてある教育論は、今の馬鹿げた教育論に較べて非常に科学的だそうです。その理由は性善説で出来ているからで、今の教育論が性悪説で出来ているから、非科学的だという事を忘れてはならないそうです。

安詳恭啓の安は安定、詳は一生懸命。安定すれば一生懸命になれる。それをウィンドサーフィンのトレーニングを通じて体感させてやるそうです。実際にウィンドサーフィンでトレーニングしている3歳児のビデオを見せてもらいましたが、何度もバランスが取れず海に落ちては「もう帰る~!」と、ギャ--ギャー泣きわめいていた子供が不思議な事に、ボードの上で、一瞬バランスが取れた瞬間はパッと前を向きピタッと泣き止む。これが静的な安定。これが出来てくると行動等も安定しやがて精神的にも安定するという実例を見せて頂きました。。

またその実例を見せながらここが恐怖を乗り越えた瞬間であると、戸塚校長は語ります。今世間では登校拒否や道を外れた子供を立ち直らせる為にカウンセリングなんかが流行っているが、「いくら口で言ったって肉体的な行動なしに精神が安定する訳がない。」と、戸塚校長は言い切ります。子供は肉体を使って恐怖を乗り越えて初めて進歩する能力が付き、精神も安定する。数多くの子供たちを立ち直らせ実績を挙げている戸塚校長の話には説得力が有ります。私はこの理論が大いに気に入りましたし、その通りだと思います。真理はいつだってシンプルなものです。

また恭啓は進歩のモチベーションを作るそうです。つまり子供は大人の行いをみて、自分の能力が劣っている事を悟ります。そして、子供も正しく自分を顧みる事が出来れば、自分の価値を上げようと進歩しようとします。進歩の能力は幸福や希望と同様に人間にとってとても重要な能力です。進歩しようという意欲がない人間の一生はつまらない人生になるでしょうと、戸塚校長は熱く語ります。

進歩の能力は本能の中にあるので、その本能を幼少時に出来るだけ高めておけば幸福で希望に満ちた人生が送れるそうです。幼少時に進歩の能力が育たないと、子供は驕惰に壊了してしまうそうです。つまり怠け者になってしまう。これが多くの今の子供たちの姿です。(う~ん、笑えない・・よっぽど3S政策がうまく行っているのでしょう。)

また戸塚校長は男女の子育ての役割分担について論語の言葉を出してこう語ります。

「小を忍ばざれば大謀乱る」

子供の今に焦点をあてて可愛がるのは、女の性質だが、男は子供の将来を見据えて子供に接しなければならない。しかしながら、今の日本にはこれが出来る男が居なくなってきているようです。

勿論我が家も自分が一番偉いと子供が思っている位ですから例外ではないでしょう。でも本物の男を見ずに育った男の子はやっぱり男には成りきれないだろうな。きっと・・。だって本物を見た事がないのですから。でも、男みたいに強い女は沢山目にしていたりして・・(笑)

戸塚ヨットスクールの映画の予告編です。


戸塚ヨットスクールのHPより

「青少年の問題行動は、脳幹の機能低下により引き起こされる」
―――脳幹論



私はオリンピックで通用するような一流のヨットマンを育てたくて、
戸塚ヨットスクールを作りました。 1977年のことです。

当初集まったのは、ごく普通の子供達です。

あるとき、そこに一人の登校拒否児が紛れ込み、
短期間の訓練で登校拒否が直ってしまいました。

以来、私とスクールの運命は変わりました。

噂を聞きつけ、登校拒否、非行、家庭内暴力の子などが
全国から続々と入校するようになったのです。

しかし、当時は「なぜヨットで問題児が直るのか」 という理由が、
私にもよくわかりませんでした。

その後、いわゆる”戸塚ヨットスクール事件”が起きて、
私はコーチたちとともに逮捕され、3年間の勾留を余儀なくされました。

この長い勾留生活のおかげで、それまでスクールで起こっていた様々な事象
(顔の表情が良くなる、姿勢が良くなる、感情が安定する、
アトピーが治る等々)を解明することができました。

すなわち―――

「青少年の問題行動は、脳幹の機能低下により引き起こされる」

―――という、脳幹論を確立できたのです。 

”脳幹”とは、文字通り脳全体を支える幹の部分に相当します。
生命を司る、最も原始的な脳です。

現代っ子は、この大事な脳幹を刺激されないままに成長しています。
そのため生命力が弱くなり、アトピーなどの現代病になります。
また、弱い精神力ゆえに教育荒廃の原因となる問題行動へと走ります


逆に、この脳幹を強くすれば、人間が生まれながらに持っている
「種族保存の本能」にかなう行動をとるようになります。

その正しい行動が「子供らしい子供」をつくり、正しい人間性の土台となっていくわけです。ヨットやウィンドサーフィンは、そうした訓練を安全に行うための手段にすぎません。

「自分の子を自立させたい」と本当の親なら思うはずです。
手元においてペットのように可愛がるだけでは、親失格。

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